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第1章
<第1章までの登場人物紹介>
しおりを挟む登場人物が増えてよく分からなくなった読者様の参考までに。
<主要人物>
■セシル
12歳の女の子。銀髪で金の瞳。幻影のペンダントで、現在は黒髪。聖女ミーナの孫。幼いころから剣術や体術、魔法を祖母に教わり体得する。聖女の血筋の力を得るも具体的な能力は本人もまだわからない。精霊に愛されている。成り行きで少年の振りをしている。
■ケント
本名は蕪木剣斗(かぶらぎけんと)。25才。黒髪黒目。セシルとチームを組んでいる。実は日本人。王都で勇者召喚に巻き込まれてこの世界に来てしまった。
『闘神の加護』というチートスキル持ち。武器は大剣を使う。視覚、聴覚、嗅覚、力、素早さは常人の域を超える。魔力を持たず魔法を使えない。
■ミーナ
47才。元聖女。銀の髪に金の瞳。30年前、自由を求め、王族との結婚から逃げて、現在は魔の森で孫のセシルと暮らしている。武術・魔法に長け、精霊術も使いこなす。
■リーゼ
ミーナの娘でセシルの母。セシルの父と出会い、結婚し、セシルを出産。セシルが2歳の時に夫とともに事故にあい、この世を去る。聖女の力があったかどうかは不明。
<精霊たち>
■シフ
風の精霊。面倒見がいい。
■サラ
火の精霊。悪戯好きでやんちゃ。
■ディー
水の精霊。変な訛りがある。
■ノーム
土の精霊。いつものんびりしている。
<ザイルの町の人々>
■ソフィー
10才。ザイルの町の貧民街の女の子。薬草を採りに森の奥に入ってしまって魔物に襲われているところをセシルに助けられた。父親のベンノと住んでいる。セシルが大好き。お父さん思いの優しい子。
■ベンノ
30代くらい。ソフィーの父親。優しそうでがっちりしている。建築関係の仕事をしている。仕事中に高所から落下し大怪我を負うが、セシルの治癒魔法で助けられる。
■レーナ
20代くらい。ザイルの冒険者ギルドの受付嬢。
■デニス
30代くらい。スキンヘッド。解体部の男性ギルド員。
<レーフェンの町の人々>
■マルコ
30代後半くらい。薬師。レーフェンの町で『神樹の雫』という薬屋を開いており、薬を作成と販売を手掛けている。アルマの父親。ザイルの町でセシルとケントに護衛の依頼をする。
■アルマ
13才。薬師マルコの娘。ちょっと高慢だが面倒見がよい。セシルを弟のように思っている。
<ヘルスフェルトの町の人々>
■ギード
42才。Dランク冒険者。体術を使う格闘家。いわゆるガチムチ体型で無口。愛想がないように見えるが実は割と人懐こい。ケント、カミラとともに龍神の遺跡へミアの救出に向かった。
■ビアンカ
20代の金髪美女。Dランク冒険者。魔法使い。オーク討伐の時、ケントを自分たちのパーティに誘ってくれた。その後、町の近くのダンジョンで負傷する。ヘルズフェルトに実家があり、自我を失ったミアを預かってもらっている。
■ミア
18才。猫獣人の少女。Dランク冒険者。弓使い。意外に怪力である。正確に的を射抜く。町の近くのダンジョンで負傷し、龍神の遺跡へ転移させられる。そのときの怪我が原因で現在は自失状態である。貧乳を気にしている。
■カミラ
20代女性。冒険者。治癒士。ランクは不明。茶色の長い髪で眼鏡をかけている。転移魔法陣が使える。ダンジョンで負傷したビアンカとギードを治療してくれた。その後ミアの救出に協力してくれた。クールだがなんだかんだで困った人は放っておけない。
<ヴァルブルク王国>
■エメリヒ
ヴァルブルク王国の神官。勇者召喚を行った。勇者ではなかったケントを始末しようとし、失敗する。逃亡したケントを王国の脅威とし、追っ手を差し向ける。
■結城渉(ゆうきわたる)
17才。日本では高校生だった。ヴァルブルク王国によってケントとともに召喚された勇者。元の世界では受験勉強で疲れていたため、この世界を受け入れている。『聖神の加護』と『虹の祝福』を持っている。
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