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コンビニエンス・コリアン・ストア

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 以前、緑のリュウさんを書いたのだが、今回はその続編である。まだ読まれていない方は、まずそちらを読んでから本回を読まれることをお勧めします。


 緑のリュウさんが居なくなってしまったあとも、職場の近くのコンビニは人が入れ替わり立ち替わり。漏れなく全員恐らく韓国人女性。そして、全員美形。おい。どうなってるんだこのコンビニは。職場は別にコリアンタウンある訳じゃないんだぞ。下町だぞ。
 リュウさんのあとはブルーネイルのリさん。リさんの鮮やかブルーネイル初めて見た時は、青という色はここまで食欲を削ぐものなのかと感心した物だ。ルックスはというと、滝沢カレンにそっくりだった。一瞬モニタリングかと思ってカメラを探したくらい。メイクで痩せてるんだろうけど本当にそっくり。
 リさんは入って1ヶ月もしないうちにリーダーになっていた。サバサバ系クール女子で仕事が出来たんだと思う。それか、ただ他に人が居なかっただけかもしれないけど。
 リさんは一年弱は居ただろうか。リュウさんの時のように打ち解けることはなかったが、そら滝沢カレンにそっくりですから目の保養になっていた。毎日の楽しみですらあった。

 リさんのあとは茶髪ショートのパクさん。パクさんはというと、昔僕が好きだったマッチングアプリの子に似ていた。髪型が。そこかい。
 パクさんはリさん以上に仕事が出来た。先読みして対応が出来る素晴らしい方だった。僕がレジに商品を持っていく時には、既に箸やスプーン、フォークが的確に準備されており、袋を使わずに持ち帰る僕の為に、持ちやすいように積んでおいてくれる。感動ものだった。
 そして、パクさんはリュウさん、リさんに負けず劣らず美形だった。日本人寄りの美人って感じかな。リュウさんほど打ち解けることは出来なかったが、最後の方はニコッと笑い掛けてくれるようになっていた。
 結局のところ、僕は韓国人女性に弱いのかもしれない。辿々しい言葉と相まって愛おしく思えてしまうのよね。

 そして僕は今、二代目リュウさんと対峙している。(言い方よw)二代目リュウさんはいつも一生懸命でニコニコしている。今までのクールビューティー系韓国美人達と違い、お店のマスコットキャラクターみたいな存在だ。ペコちゃんとかカーネルサンダースみたいな。
 僕は毎日おにぎりとカップのお味噌汁を買うのだが、セルフレジを操作している隙に、カップのお味噌汁の上におにぎりを積み上げて、上手くいくとドヤっとする。それを見た僕がグーサインを出し、リュウさんがケラケラ笑う。

 リュウさんどうだろう。おにぎり積み上げネタで、一緒にキングオブコントに出ないかい。うん。お笑いを舐めすぎだね。すいません。





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