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なんでもいい

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 皆様いつもエッセイ「なんでもいい」を読んでいただきありがとうございます。本エッセイ投稿開始当時は、まず一年休まず書き続けることを目標としておりました。それが日頃応援してくださる皆様のお陰で、この度100回を迎える運びとなりました。
 区切りとして、丁度いいタイミングですので、本エッセイは今回を最終回としようと心に決めておりましたが、一つ書き残したことに気付きましたので、次回を最終回とさせていただきます。よく小説なんかである、後書きに添えられたアフターストーリーみたいな感じで思っていただければと思います。

 さて、ここまで読んでいただいた方々は薄々勘付かれているかと思いますが、本エッセイは過去の出来事が多く登場する作品でした。ちょっと嬉しかったり、ちょっと寂しかったり、ちょっと甘酸っぱかったり。他人から見たら”なんでもいい”ことでも、自分にとっては大きな出来事だったり。そんな物語の連なりが日常だったり。きっと皆さんにもそんなことがあるんじゃないか。そんなコンセプトで書き始めたエッセイでした。(途中エアジョーダン買って浮かれてブログみたいになってしまったのは反省です。はい。)
 あとは、私の昔話で「自分の時はこうだったなぁ!」とか「こんなことあったよな!」なんて、ちょっとでもご自身の経験や体験を思い出してくれたら本望です。どんな想い出でもいい。なんでもいい。いつか皆んなで昔話大会したいね。お酒でも飲みながらさ。

 ちなみに、次回作につきましては別のサイトでの投稿に切り替えようか真剣に悩んでいます。(詳しい人教えて。笑)
 どうしても本サイトだとファンタジーや転生もの色が強いので、畑違いな気がしていまして。
 次回作は『さよならPretender』のような短編小説を考えております。作品自体はもう既に着手しており、年内にはお届けを開始出来るかと思います。お楽しみに。

 改めて100週間(101週間)もの長い間お付き合いいただきありがとうございました。感謝感謝です。
 さて、次回の最終回。私が書き残したことはどんなことだったのか。乞うご期待。それでは皆様。榊 海獺(らっこ)でした。








『なんでもいい』
作:榊 海獺(さかき らっこ)


〈Profile〉
榊 海獺(さかき らっこ)
一九九○年生まれ、東京都出身。
会社員、作家志望、エッセイスト。
二○二一年よりアルファポリス内で作品を投稿中。『なんでもいい』『さよならPretender』『Assort-アソート-』
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