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第十二話「黒の記憶」
第二章「邪悪なる狩人」・④
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※ ※ ※
『──隊長っ! 新たな高エネルギー反応です! このパターンは──』
「大丈夫だ。・・・見えている」
松戸少尉の報告を途中で遮り・・・ネイビーの装甲を着込んだ巨体に目を向ける。
<グルルルルルルルル・・・ッ‼>
いつもと同じく、唐突に空中から出現したNo.007は、侵入者を威嚇する番犬のように喉を鳴らし──
倒れ伏したNo.009を背にして、No.020に相対するように構えた。
ヤツは間違いなく、No.009を守るために出てきたのだろう。
「・・・・・・」
先程、No.009が、崩落した橋を自らの身体で支え、人命を救助するような──その真意は判らないが──行為に及んだのは、純粋な驚きだった。
「ケダモノの気まぐれと一蹴するのは・・・あまりにも恥知らず、か・・・」
今まさに毒に苦しめられながらも、体の上の車を落とさないよう耐えているNo.009──
以前、この私に向かって「肩を並べられる日が来て欲しい」などとのたまったNo.011──
そして・・・不服にも、直接的に数度、私自身が助けられてしまった、No.007───
「ヤツらは本当に・・・人類の味方をするつもりなのか・・・・・・?」
「ジャガーノートを味方として、こちらの戦力として扱う」──
以前、マクスウェル中尉からそれに類する提案をされた事もあったが・・・あくまで私は、この考えには徹底的に否定の立場を貫くつもりだ。
人類が、自らの意思で生き抜く事を放棄した時──待っているのは、緩やかな「死」のみ。
他者に種としての運命を委ねる愚行を、私は許す訳にはいかない。
・・・ただ、もし・・・もしも──
「依存」ではなく・・・「共闘」出来る可能性があるのなら──
『──隊長! 遅れて申し訳ございません! あと3分ほどで現着します!』
「・・・ッ!」
そこまで考えて・・・左耳に届いたマクスウェル中尉の声に、一瞬で現実に引き戻される。
・・・有事に考え事など、いよいよ私も焼きが回ったか・・・・・・
意識を入れ替えて、指示を飛ばした。
「了解だ。近付きすぎると荷降ろしの時に無防備になる。少し距離を取って接舷しろ!」
『アイ・マムッ!』
言いつつ・・・「その必要はないかも知れないが」とも感じる。
<ギイィィィシャアァァハハハハハッ‼>
No.007が現れた途端・・・No.020は、明らかに様子が変わったのだ。
理解不能な超常の生物ながら、えらくNo.007に執心しているのが伝わってくる。
「あの二体には・・・何か因縁でもあるのか・・・?」
・・・まぁ、それは考えても詮無き事か、と思い直し、アクセルを回した。
No.009とNo.020が好き勝手に動き回るせいで、さっきから右往左往させられっ放しだ。
睨み合う両者を右に見ながら走っていると、新たに通信が入る。
『──こちら警備課第一班の石見です。間もなく現着します。隊長、ご指示を』
待ちわびた声と共に、南の空に黒い機影が二つ見えた。
No.020の位置は・・・多少だが、高架橋から離れているな。
「松戸少尉! 避難ルートの最適化及び通知は?」
『はいっ! 180秒前に算出と付近一帯への割り込みも完了してますっ!』
「よし・・・警備課第一班・第二班は、最適化した避難ルートに従い、民間人の誘導及び救助に当たれ! ただし、決してNo.020には近づくな! ・・・少尉! 後の指示は任せるぞ!」
『あっ、アイ・マムッ!』
警備課を統括する石見班長は、実直で冷静な人物だ。
私が下手に口出しするよりも、現場を見ながら松戸少尉と連携してもらった方が効率がいいだろう。
「その分、私は私の仕事をしなければ──なっ!」
言いつつ・・・二体のジャガーノートの様子を一望でき、かつ遮蔽物が少なく開けた場所を見つけ、そこで停車した。
もうすぐ、<モビィ・ディックⅡ>と<アルミラージ・タンク>が到着する。
それまでは、いつでも動ける状態のまま、ヤツらの戦いを観察するのが、私のすべき事だろう。
<ギシシシシシッ‼ シャアアァァァハハハハッ‼>
そこで、No.020に動きがあった。触腕を数本伸ばし、No.007へと殺到させる。
対するNo.007は──左腕を前に出しながら、半身になって一歩退がった。
・・・相手に向かって正中線を晒さないようにするのは、武道の心得だ。
まさか学習する機会もあるまいし・・・本能でそれを判っているとでも言うのか・・・?
思わず首をかしげた所で、別の生き物のように動く紫色の触腕のうちの一本が、No.007の左腕に巻き付く。
先手を取った事に、No.020は嗤い声を上げるが───
<グオオォォォォッ‼>
既に、鋼鉄の体表には、血管を思わせる赤い模様が生じていた。
No.007の持つ規格外の高熱を象徴するそれが、みるみるうちに左腕へと収束していくと──
突然、パン‼と大きな音を立てて、触腕の先端が破裂した。
・・・信じられない事だが・・・おそらく、内部の水分が一瞬で蒸発したのだろう。
改めて、No.007の唯一にして最大の武器の恐ろしさを思い知る。
<オオオオオオオオォォォォッッ‼>
次いで、雄叫びを上げながら──ヤツは熱した状態の左腕を、地面に突き刺す。
足元のアスファルトへ瞬時に熱を移すと・・・そのまま、No.020に向かって左腕を大きく振るった。
同時に、灼熱の弾丸と化した瓦礫が、散弾銃のように放たれる。
<ギイイィィィイイシャアアアアァァッ⁉>
先程は空中で凄まじいスピードを見せたNo.020だったが、咄嗟にあの速度を出す事は出来ないらしい。
赤熱したアスファルトの奔流は、黒い外殻へとめり込み、体組織を焼き焦がして白煙を立ち昇らせ・・・その巨体を退かせた。
『──マスター。一帯のスキャンが完了致しました。逃げ遅れた民間人はいません』
そこで、右耳にテリオの声が届き・・・同時に、<サンダーバード>のプロペラが唸る音が近づいて来ているのに気が付く。
「よし・・・これで心配事が一つ減ったな」
No.009とNo.020が戦っている最中に、付近の建物に逃げ遅れた者が居ないか、<サンダーバード>を使ってテリオに探らせておいたのだ。
松戸少尉の使う観測用ドローンでは、完全に無人かどうかまでは確かめられないからな。
一仕事終えた<サンダーバード>は、地面へ着陸すると・・・
鳥が翼を休めるように、4基のプロペラを跳ね上げるようにして収納し、スリープモードへと移行した。
<ギイイィィィシャアァァアハハハハハッッ‼>
「いつでも動かせるようにしておけ」と、テリオへ指示した所で──何度聴いても不快な嗤い声が、再び周囲の空気を震わせる。
・・・見れば、ほんの少し目を逸らしていた間に、一部が炭化していたはずの黒い外殻が、すっかり元通りになっている。
「あの能力・・・本当に厄介だな・・・・・・」
No.009との戦いで見せた、No.020の「超再生能力」───
先程テリオが提示した、「キャビテーションによって負っているはずの傷がない」・・・という疑問の答えでもあり、目下、ヤツを殲滅する上で最大の障壁と成り得る課題だ。
その上、かつてNo.002と交戦した際にも見た、体内の水分を噴射する事で高速移動する芸当まで見せている。
海中を航行するために使用していただろうと予想はしていたものの・・・まさか、地上で使う事で、短時間とは言え空中戦までやってのけるとは、さすがに想定外だった。
ついでに、たった今No.009を苦しめているのは、以前No.006がNo.007に対して使用した生物毒だろう。
「・・・認めたくはないが、No.020はやはり・・・No.002とNo.006が一つになった生命体・・・という事か・・・・・・」
あのジャガーノートは、いったい何者なのか・・・考えるだけで、目眩がしてくる。
「だが、それでも──ヤツを倒す。必ずだ・・・!」
そんな弱気を抑え込もうと、自分に言い聞かせるように呟いた。
『勿論です。なにせ、まだマスターは横浜の街を回りきれていないですものね』
すかさず届いた冗談も、今は少しだけ有り難く感じる。
「・・・そうだな。まだ・・・この街を壊される訳にはいかないな」
薄く笑って返し、再びNo.020を睨んだ。
どんな挙動も見逃さず・・・ヤツを倒すヒントを、見つけるんだ・・・!
<ギシシシシシシッ───>
決意を新たにした所で、No.020がまたしても不可解な行動に出る。
胴体後方から生えている、二股に分かれた太い触腕──ともすれば「尻尾」に見えるそれを、地中へと突き入れたのだ。
・・・確か、先程も同じような事をしていたな・・・?
その時は、No.009が救命活動に走ったために、予定していた行動を切り替えたように見えたが・・・
まさか、No,007の真似をしようという訳でもあるまい。
何が起きてもすぐに動けるよう、ハンドルを強く握った、その瞬間──
No.020は、俄に大口を開け・・・No.007に向かって、口腔内から「水」を噴射し始めた。
<グオォ──ッ⁉ オオオオオオオオォォォォッ‼>
咄嗟に身を翻し、回避しようとしたNo.007だったが──その寸前で、何かに気付いた素振りを見せると・・・
むしろ両腕を広げるようにして、攻撃を受け止めた。
血迷ったのか⁉ と、思わず罵倒を浴びせかけたくなって・・・ようやく私も気付く。
ヤツの背後には──未だ避難途中の車が残る、大黒ジャンクションがあったのだ。
『──隊長っ! 新たな高エネルギー反応です! このパターンは──』
「大丈夫だ。・・・見えている」
松戸少尉の報告を途中で遮り・・・ネイビーの装甲を着込んだ巨体に目を向ける。
<グルルルルルルルル・・・ッ‼>
いつもと同じく、唐突に空中から出現したNo.007は、侵入者を威嚇する番犬のように喉を鳴らし──
倒れ伏したNo.009を背にして、No.020に相対するように構えた。
ヤツは間違いなく、No.009を守るために出てきたのだろう。
「・・・・・・」
先程、No.009が、崩落した橋を自らの身体で支え、人命を救助するような──その真意は判らないが──行為に及んだのは、純粋な驚きだった。
「ケダモノの気まぐれと一蹴するのは・・・あまりにも恥知らず、か・・・」
今まさに毒に苦しめられながらも、体の上の車を落とさないよう耐えているNo.009──
以前、この私に向かって「肩を並べられる日が来て欲しい」などとのたまったNo.011──
そして・・・不服にも、直接的に数度、私自身が助けられてしまった、No.007───
「ヤツらは本当に・・・人類の味方をするつもりなのか・・・・・・?」
「ジャガーノートを味方として、こちらの戦力として扱う」──
以前、マクスウェル中尉からそれに類する提案をされた事もあったが・・・あくまで私は、この考えには徹底的に否定の立場を貫くつもりだ。
人類が、自らの意思で生き抜く事を放棄した時──待っているのは、緩やかな「死」のみ。
他者に種としての運命を委ねる愚行を、私は許す訳にはいかない。
・・・ただ、もし・・・もしも──
「依存」ではなく・・・「共闘」出来る可能性があるのなら──
『──隊長! 遅れて申し訳ございません! あと3分ほどで現着します!』
「・・・ッ!」
そこまで考えて・・・左耳に届いたマクスウェル中尉の声に、一瞬で現実に引き戻される。
・・・有事に考え事など、いよいよ私も焼きが回ったか・・・・・・
意識を入れ替えて、指示を飛ばした。
「了解だ。近付きすぎると荷降ろしの時に無防備になる。少し距離を取って接舷しろ!」
『アイ・マムッ!』
言いつつ・・・「その必要はないかも知れないが」とも感じる。
<ギイィィィシャアァァハハハハハッ‼>
No.007が現れた途端・・・No.020は、明らかに様子が変わったのだ。
理解不能な超常の生物ながら、えらくNo.007に執心しているのが伝わってくる。
「あの二体には・・・何か因縁でもあるのか・・・?」
・・・まぁ、それは考えても詮無き事か、と思い直し、アクセルを回した。
No.009とNo.020が好き勝手に動き回るせいで、さっきから右往左往させられっ放しだ。
睨み合う両者を右に見ながら走っていると、新たに通信が入る。
『──こちら警備課第一班の石見です。間もなく現着します。隊長、ご指示を』
待ちわびた声と共に、南の空に黒い機影が二つ見えた。
No.020の位置は・・・多少だが、高架橋から離れているな。
「松戸少尉! 避難ルートの最適化及び通知は?」
『はいっ! 180秒前に算出と付近一帯への割り込みも完了してますっ!』
「よし・・・警備課第一班・第二班は、最適化した避難ルートに従い、民間人の誘導及び救助に当たれ! ただし、決してNo.020には近づくな! ・・・少尉! 後の指示は任せるぞ!」
『あっ、アイ・マムッ!』
警備課を統括する石見班長は、実直で冷静な人物だ。
私が下手に口出しするよりも、現場を見ながら松戸少尉と連携してもらった方が効率がいいだろう。
「その分、私は私の仕事をしなければ──なっ!」
言いつつ・・・二体のジャガーノートの様子を一望でき、かつ遮蔽物が少なく開けた場所を見つけ、そこで停車した。
もうすぐ、<モビィ・ディックⅡ>と<アルミラージ・タンク>が到着する。
それまでは、いつでも動ける状態のまま、ヤツらの戦いを観察するのが、私のすべき事だろう。
<ギシシシシシッ‼ シャアアァァァハハハハッ‼>
そこで、No.020に動きがあった。触腕を数本伸ばし、No.007へと殺到させる。
対するNo.007は──左腕を前に出しながら、半身になって一歩退がった。
・・・相手に向かって正中線を晒さないようにするのは、武道の心得だ。
まさか学習する機会もあるまいし・・・本能でそれを判っているとでも言うのか・・・?
思わず首をかしげた所で、別の生き物のように動く紫色の触腕のうちの一本が、No.007の左腕に巻き付く。
先手を取った事に、No.020は嗤い声を上げるが───
<グオオォォォォッ‼>
既に、鋼鉄の体表には、血管を思わせる赤い模様が生じていた。
No.007の持つ規格外の高熱を象徴するそれが、みるみるうちに左腕へと収束していくと──
突然、パン‼と大きな音を立てて、触腕の先端が破裂した。
・・・信じられない事だが・・・おそらく、内部の水分が一瞬で蒸発したのだろう。
改めて、No.007の唯一にして最大の武器の恐ろしさを思い知る。
<オオオオオオオオォォォォッッ‼>
次いで、雄叫びを上げながら──ヤツは熱した状態の左腕を、地面に突き刺す。
足元のアスファルトへ瞬時に熱を移すと・・・そのまま、No.020に向かって左腕を大きく振るった。
同時に、灼熱の弾丸と化した瓦礫が、散弾銃のように放たれる。
<ギイイィィィイイシャアアアアァァッ⁉>
先程は空中で凄まじいスピードを見せたNo.020だったが、咄嗟にあの速度を出す事は出来ないらしい。
赤熱したアスファルトの奔流は、黒い外殻へとめり込み、体組織を焼き焦がして白煙を立ち昇らせ・・・その巨体を退かせた。
『──マスター。一帯のスキャンが完了致しました。逃げ遅れた民間人はいません』
そこで、右耳にテリオの声が届き・・・同時に、<サンダーバード>のプロペラが唸る音が近づいて来ているのに気が付く。
「よし・・・これで心配事が一つ減ったな」
No.009とNo.020が戦っている最中に、付近の建物に逃げ遅れた者が居ないか、<サンダーバード>を使ってテリオに探らせておいたのだ。
松戸少尉の使う観測用ドローンでは、完全に無人かどうかまでは確かめられないからな。
一仕事終えた<サンダーバード>は、地面へ着陸すると・・・
鳥が翼を休めるように、4基のプロペラを跳ね上げるようにして収納し、スリープモードへと移行した。
<ギイイィィィシャアァァアハハハハハッッ‼>
「いつでも動かせるようにしておけ」と、テリオへ指示した所で──何度聴いても不快な嗤い声が、再び周囲の空気を震わせる。
・・・見れば、ほんの少し目を逸らしていた間に、一部が炭化していたはずの黒い外殻が、すっかり元通りになっている。
「あの能力・・・本当に厄介だな・・・・・・」
No.009との戦いで見せた、No.020の「超再生能力」───
先程テリオが提示した、「キャビテーションによって負っているはずの傷がない」・・・という疑問の答えでもあり、目下、ヤツを殲滅する上で最大の障壁と成り得る課題だ。
その上、かつてNo.002と交戦した際にも見た、体内の水分を噴射する事で高速移動する芸当まで見せている。
海中を航行するために使用していただろうと予想はしていたものの・・・まさか、地上で使う事で、短時間とは言え空中戦までやってのけるとは、さすがに想定外だった。
ついでに、たった今No.009を苦しめているのは、以前No.006がNo.007に対して使用した生物毒だろう。
「・・・認めたくはないが、No.020はやはり・・・No.002とNo.006が一つになった生命体・・・という事か・・・・・・」
あのジャガーノートは、いったい何者なのか・・・考えるだけで、目眩がしてくる。
「だが、それでも──ヤツを倒す。必ずだ・・・!」
そんな弱気を抑え込もうと、自分に言い聞かせるように呟いた。
『勿論です。なにせ、まだマスターは横浜の街を回りきれていないですものね』
すかさず届いた冗談も、今は少しだけ有り難く感じる。
「・・・そうだな。まだ・・・この街を壊される訳にはいかないな」
薄く笑って返し、再びNo.020を睨んだ。
どんな挙動も見逃さず・・・ヤツを倒すヒントを、見つけるんだ・・・!
<ギシシシシシシッ───>
決意を新たにした所で、No.020がまたしても不可解な行動に出る。
胴体後方から生えている、二股に分かれた太い触腕──ともすれば「尻尾」に見えるそれを、地中へと突き入れたのだ。
・・・確か、先程も同じような事をしていたな・・・?
その時は、No.009が救命活動に走ったために、予定していた行動を切り替えたように見えたが・・・
まさか、No,007の真似をしようという訳でもあるまい。
何が起きてもすぐに動けるよう、ハンドルを強く握った、その瞬間──
No.020は、俄に大口を開け・・・No.007に向かって、口腔内から「水」を噴射し始めた。
<グオォ──ッ⁉ オオオオオオオオォォォォッ‼>
咄嗟に身を翻し、回避しようとしたNo.007だったが──その寸前で、何かに気付いた素振りを見せると・・・
むしろ両腕を広げるようにして、攻撃を受け止めた。
血迷ったのか⁉ と、思わず罵倒を浴びせかけたくなって・・・ようやく私も気付く。
ヤツの背後には──未だ避難途中の車が残る、大黒ジャンクションがあったのだ。
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