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第十話「運命の宿敵 後編」
第三章 「雷王対雷王‼ 誇りをかけた戦い‼」・⑦
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※ ※ ※
『お姉さま・・・その・・・何と言いましょうか・・・本気でやるんですの・・・・・・?』
「・・・・・・あぁ。これしか手はない」
1分も経たないうちに三度も聞かれた質問に、呆れながら同じ答えを返しつつ・・・
至近距離で争い合う二体のジャガーノートに目をやった。
・・・やはり、じりじりとガラジンガーが圧されている。もはや一刻の猶予もない。
『で、ですがそのっ! 私のかわいいアクロートちゃんが・・・‼』
胡桃? ・・・あぁ、サラが自分の開発した機械に付けている愛称か・・・・・・
「ウダウダ言うな! 後で直せばいいだろう!」
しびれを切らしてそう叫んでから、オープンチャンネルに指示を飛ばす。
「ハウンド3! 一旦停車しろ! 今から──<ファフニール>の車体に乗る!」
『『えぇっ⁉』』
当然、正気を疑われるが・・・説明は、この後出来る時間でする事にしよう。
「案ずるな! さっきやってみせただろう!」
疑問を呈される前に二の句を潰し、<ヘルハウンド>の車体を加速させる。
静止した<ファフニール>へと向かい──先程と同じ要領でコックピットブロックに乗り上げてから、車上を伝って左のユニットへ移り、そこで降車した。
そして、慣れてしまった手際で「メイザー・ブラスター」を組み上げながら、真後ろにいる二人に向かってマイク越しに作戦を伝える。
「先程ガラジンガーに放ったメイザー兵器を、ここで使用する。砂の上では足場が悪くて使えないんでな・・・っと・・・カルガー少尉、射角が取れない! 50メートル後退!」
『・・・・・・へっ? あっ、アイ・マム‼』
・・・今のは、「話は聞いていたが理解が出来なかった」という類の反応だろうな。
『いやはや。マスターの発想と行動力にはいつも驚かされます』
「余計な事を言ってないでとっとと準備・・・しろっ!」
『了解しました。メイザー粒子、充填開始──』
移動による振動が収まったのと同時に、テリオの皮肉を受け流しつつ、砲身を担架アーム目掛けて下ろした。
・・・と、そこで、サラの潜めた声が右耳に届く。
『その・・・えと・・・お姉さま? よろしければですね、今からでも私が<ヘルハウンド>の制御プログラムを書き直してですね! ついでに路面状況の分析もすぐに私が───』
『両輪ロック──』
『あぁっ‼ テリオっっ‼ ちょっと待っ───』
『──固定装置セット』
サラが何か言いかけた所で、発射シークエンスに従ったテリオにより、<ヘルハウンド>の車体右側から杭のようなモノが飛び出し──<ファフニール>の機体に突き刺さった。
『いやぁああああっ⁉ アクロートちゃんの美しいボディに穴がぁぁああっ‼』
事前に穴を開けても問題ない場所を聞いておいたというのに・・・うるさいヤツだ・・・・・・
「やかましいぞサラ! いい加減に子離れしないか!」
『その子は今日が初陣ですのよぉっ⁉』
ぎゃあぎゃあと喚き散らすサラを無視して、再びヘルメットの左側に手を当てる。
「グプタ少尉、修正した制御プログラムを私に送ってくれ。出来る限り誤差をなくしたい」
足場は確保できたものの・・・発射時の衝撃で機体が揺れて、照準がブレる可能性が高い──
それを見越しての要請だったが、少尉の声はどうにも自信なさげだった。
『・・・で、ですが! これはその・・・急拵えの粗悪なもので・・・・・・』
「期待をかけてもらえるのは嬉しいが、これ以上迷惑をかける事があったら・・・」と、口にはしないものの、声色で伝わってくる。
・・・だが、勘違いしてもらっては困るな。
「君の腕前は、不肖の妹のお墨付きだ。自信を持て、少尉」
これは偽りなく──彼の腕を買っての提案だった。
あのサラを一度は出し抜いた程なのだ。間違いはあるまい。
『・・・! はっ、はいっ‼』
明るい返事とともに送られてきたデータを、すぐさまテリオに転送する。
既に、発射体制はほとんど整っていた。
『最終セーフティ、解除──マスター・・・上に5度、左に3度修正です』
「・・・・・・保持してるこっちの身にもなれ」
「撃てます」の代わりに指示された微調整を目分量でこなし・・・一つ、息を吐く。
そして、グリップを強く握り直し──引き金を引いた。
発せられた一条の光線は、予期していた足場の揺れによって下に振れるが・・・
それも含めて計算通り、狙った場所に命中する。──ガラカータナの、「右手首」に。
<ギャオ・・・オオォ・・・?>
振動で縦に振られていたメイザー光線は、その貫通力で以て鎌の付け根を焼き切っていた。
煙を立てながら・・・巨大な鎌が丸ごとぼとり、と落ちる。
その衝撃で砂埃が舞った後・・・ヤツが、吼えた。
<ギャオオオオオオオオオオオオオオオォォオオオッッッ⁉>
ガラカータナの「悲鳴」を真近に受けて、鼓膜が割れそうになる。
「クッ・・・! ハウンド3ッ! 急速後退ッ‼」
指示を飛ばして、すかさずその場でしゃがむ。
機体から伝わる激しい振動に耐えながら砲身の分解をしつつ・・・ジャガーノートたちに目を向けた。
・・・本心では、こちらにほとんど害のないガラカータナを撃つのは気乗りしないのだが──
ガラジンガーの本来の頭は地表近くにあるせいで、砂煙によるメイザー光線の威力減衰が懸念され狙えず・・・逆にガラカータナの頭部を狙撃すると、次は脅威の去ったガラジンガーがすぐさまこちらを襲ってくる可能性があった。
故に──この場におけるベストな選択肢は、ガラカータナを生かさず殺さずその勢いを削ぐのみに留め、ジャガーノート同士の戦いを長引かせる事だと判断したのだ。
──そしてどうやら、その目論見は上手く行ってくれたらしい。
<ギャオオォォォオオオォォオオオッッ‼>
自慢の武器を失くしたのが余程堪えたと見えるガラカータナは、叫びながら後ずさる。
<ルシャアアアアアアアアァァッッ‼>
すると、相対する敵の動揺を悟って、ガラジンガーが攻め込むように前進した。
血生臭い戦いの趨勢が決しようとしていた、その時───
『隊長っ‼ お待たせしました! 救助完了です‼』
待ちに待った言葉が、オープンチャンネルに飛び込んできた。
「よし・・・! 総員脱出だッ‼ 殿は私が務める!」
分解が終わった「メイザー・ブラスター」をリアボックスに戻し、再びシートに跨って・・・
走行中の<ファフニール>の機上から飛び降りた。
そこでちょうど、柵山少尉たちがぐったりとした運転手を<グルトップ>に担ぎ込むのが見えた。
どうにか間に合ったな・・・と、胸をなでおろした所で──
<ルシャアアアアアアアアアアアアアァァッッ‼>
ガラジンガーが咆哮と共に、「下の頭」でガラカータナの足に噛み付いた。
<ギャギャ・・・ッ! ギャオオオロロロロロッッ‼>
ガラカータナは必死に左腕の鞭を振り回して対抗するが──
次いでガラジンガーの「上の頭」が、鳥が餌を啄むかのように鋭い突きを放ち、鱗に覆われた皮膚に大穴を穿つ。
足を取られ、上半身を強く圧された事で、ガラカータナは背中から地面に倒された。
砂の海に衝撃が走り、大時化が訪れ・・・・・・そして───
<シャアアアアアアアアアアァァァッッッ‼>
ガラジンガーの口吻から先端を斬られた舌が伸びると、ガラカータナの足に絡みついた。
すると、同時にその根元──「下の頭」の両頬に、大きく亀裂が入る。
「ッ! まさか・・・ッ‼」
昆虫の脚のような部分が寄り集まって形成されていたガラジンガーの口吻が、その全ての可動域を広げた事で──
開かれた口の幅は、ガラカータナの肩幅よりも大きくなっていたのだ。
<ギャギャギャギャアアアアアアアッッ‼>
両目を潰され、自分の身に起きている事が判らずとも・・・
待ち受ける運命を本能的に悟ったのか、ガラカータナは死に物狂いの抵抗を試みる。
・・・しかし最早、今のヤツに出来る事は少なかった。
<ギャオオオオオォォォオォォオオオ────>
そして・・・爪先、脚部、胴体・・・そして頭と・・・巨大な怪獣が丸ごと一体、ガラジンガーの体内に消えていくのを・・・私は見た。
先程体液を発射していた正面の部分は・・・やはり、「胃袋」だったのだ。
オレンジ色の胃壁越しに、足から呑まれてしまったために逆さ吊りになったガラカータナが、うっすらと透けて見える。
・・・敗者とは言え、思わず同情してしまう程に残酷な仕打ちだった。
「・・・・・・・・・」
我々が場を乱さなければ、この戦いを制していたのはガラカータナの方だっただろう。
普段は、無辜の人々を守るためにジャガーノートと戦うのが我々の使命だが──
今日ばかりは、土足で他人の家を荒らしてしまったような・・・そんな気まずさが残った。
<ルシャアアアアアアアアアアアアアアァァッッ‼>
そして・・・ガラジンガーが上げた勝利の雄叫びを、背中越しに聴きながら・・・・・・
私達は、ヤツの巣を後にするのだった───
『お姉さま・・・その・・・何と言いましょうか・・・本気でやるんですの・・・・・・?』
「・・・・・・あぁ。これしか手はない」
1分も経たないうちに三度も聞かれた質問に、呆れながら同じ答えを返しつつ・・・
至近距離で争い合う二体のジャガーノートに目をやった。
・・・やはり、じりじりとガラジンガーが圧されている。もはや一刻の猶予もない。
『で、ですがそのっ! 私のかわいいアクロートちゃんが・・・‼』
胡桃? ・・・あぁ、サラが自分の開発した機械に付けている愛称か・・・・・・
「ウダウダ言うな! 後で直せばいいだろう!」
しびれを切らしてそう叫んでから、オープンチャンネルに指示を飛ばす。
「ハウンド3! 一旦停車しろ! 今から──<ファフニール>の車体に乗る!」
『『えぇっ⁉』』
当然、正気を疑われるが・・・説明は、この後出来る時間でする事にしよう。
「案ずるな! さっきやってみせただろう!」
疑問を呈される前に二の句を潰し、<ヘルハウンド>の車体を加速させる。
静止した<ファフニール>へと向かい──先程と同じ要領でコックピットブロックに乗り上げてから、車上を伝って左のユニットへ移り、そこで降車した。
そして、慣れてしまった手際で「メイザー・ブラスター」を組み上げながら、真後ろにいる二人に向かってマイク越しに作戦を伝える。
「先程ガラジンガーに放ったメイザー兵器を、ここで使用する。砂の上では足場が悪くて使えないんでな・・・っと・・・カルガー少尉、射角が取れない! 50メートル後退!」
『・・・・・・へっ? あっ、アイ・マム‼』
・・・今のは、「話は聞いていたが理解が出来なかった」という類の反応だろうな。
『いやはや。マスターの発想と行動力にはいつも驚かされます』
「余計な事を言ってないでとっとと準備・・・しろっ!」
『了解しました。メイザー粒子、充填開始──』
移動による振動が収まったのと同時に、テリオの皮肉を受け流しつつ、砲身を担架アーム目掛けて下ろした。
・・・と、そこで、サラの潜めた声が右耳に届く。
『その・・・えと・・・お姉さま? よろしければですね、今からでも私が<ヘルハウンド>の制御プログラムを書き直してですね! ついでに路面状況の分析もすぐに私が───』
『両輪ロック──』
『あぁっ‼ テリオっっ‼ ちょっと待っ───』
『──固定装置セット』
サラが何か言いかけた所で、発射シークエンスに従ったテリオにより、<ヘルハウンド>の車体右側から杭のようなモノが飛び出し──<ファフニール>の機体に突き刺さった。
『いやぁああああっ⁉ アクロートちゃんの美しいボディに穴がぁぁああっ‼』
事前に穴を開けても問題ない場所を聞いておいたというのに・・・うるさいヤツだ・・・・・・
「やかましいぞサラ! いい加減に子離れしないか!」
『その子は今日が初陣ですのよぉっ⁉』
ぎゃあぎゃあと喚き散らすサラを無視して、再びヘルメットの左側に手を当てる。
「グプタ少尉、修正した制御プログラムを私に送ってくれ。出来る限り誤差をなくしたい」
足場は確保できたものの・・・発射時の衝撃で機体が揺れて、照準がブレる可能性が高い──
それを見越しての要請だったが、少尉の声はどうにも自信なさげだった。
『・・・で、ですが! これはその・・・急拵えの粗悪なもので・・・・・・』
「期待をかけてもらえるのは嬉しいが、これ以上迷惑をかける事があったら・・・」と、口にはしないものの、声色で伝わってくる。
・・・だが、勘違いしてもらっては困るな。
「君の腕前は、不肖の妹のお墨付きだ。自信を持て、少尉」
これは偽りなく──彼の腕を買っての提案だった。
あのサラを一度は出し抜いた程なのだ。間違いはあるまい。
『・・・! はっ、はいっ‼』
明るい返事とともに送られてきたデータを、すぐさまテリオに転送する。
既に、発射体制はほとんど整っていた。
『最終セーフティ、解除──マスター・・・上に5度、左に3度修正です』
「・・・・・・保持してるこっちの身にもなれ」
「撃てます」の代わりに指示された微調整を目分量でこなし・・・一つ、息を吐く。
そして、グリップを強く握り直し──引き金を引いた。
発せられた一条の光線は、予期していた足場の揺れによって下に振れるが・・・
それも含めて計算通り、狙った場所に命中する。──ガラカータナの、「右手首」に。
<ギャオ・・・オオォ・・・?>
振動で縦に振られていたメイザー光線は、その貫通力で以て鎌の付け根を焼き切っていた。
煙を立てながら・・・巨大な鎌が丸ごとぼとり、と落ちる。
その衝撃で砂埃が舞った後・・・ヤツが、吼えた。
<ギャオオオオオオオオオオオオオオオォォオオオッッッ⁉>
ガラカータナの「悲鳴」を真近に受けて、鼓膜が割れそうになる。
「クッ・・・! ハウンド3ッ! 急速後退ッ‼」
指示を飛ばして、すかさずその場でしゃがむ。
機体から伝わる激しい振動に耐えながら砲身の分解をしつつ・・・ジャガーノートたちに目を向けた。
・・・本心では、こちらにほとんど害のないガラカータナを撃つのは気乗りしないのだが──
ガラジンガーの本来の頭は地表近くにあるせいで、砂煙によるメイザー光線の威力減衰が懸念され狙えず・・・逆にガラカータナの頭部を狙撃すると、次は脅威の去ったガラジンガーがすぐさまこちらを襲ってくる可能性があった。
故に──この場におけるベストな選択肢は、ガラカータナを生かさず殺さずその勢いを削ぐのみに留め、ジャガーノート同士の戦いを長引かせる事だと判断したのだ。
──そしてどうやら、その目論見は上手く行ってくれたらしい。
<ギャオオォォォオオオォォオオオッッ‼>
自慢の武器を失くしたのが余程堪えたと見えるガラカータナは、叫びながら後ずさる。
<ルシャアアアアアアアアァァッッ‼>
すると、相対する敵の動揺を悟って、ガラジンガーが攻め込むように前進した。
血生臭い戦いの趨勢が決しようとしていた、その時───
『隊長っ‼ お待たせしました! 救助完了です‼』
待ちに待った言葉が、オープンチャンネルに飛び込んできた。
「よし・・・! 総員脱出だッ‼ 殿は私が務める!」
分解が終わった「メイザー・ブラスター」をリアボックスに戻し、再びシートに跨って・・・
走行中の<ファフニール>の機上から飛び降りた。
そこでちょうど、柵山少尉たちがぐったりとした運転手を<グルトップ>に担ぎ込むのが見えた。
どうにか間に合ったな・・・と、胸をなでおろした所で──
<ルシャアアアアアアアアアアアアアァァッッ‼>
ガラジンガーが咆哮と共に、「下の頭」でガラカータナの足に噛み付いた。
<ギャギャ・・・ッ! ギャオオオロロロロロッッ‼>
ガラカータナは必死に左腕の鞭を振り回して対抗するが──
次いでガラジンガーの「上の頭」が、鳥が餌を啄むかのように鋭い突きを放ち、鱗に覆われた皮膚に大穴を穿つ。
足を取られ、上半身を強く圧された事で、ガラカータナは背中から地面に倒された。
砂の海に衝撃が走り、大時化が訪れ・・・・・・そして───
<シャアアアアアアアアアアァァァッッッ‼>
ガラジンガーの口吻から先端を斬られた舌が伸びると、ガラカータナの足に絡みついた。
すると、同時にその根元──「下の頭」の両頬に、大きく亀裂が入る。
「ッ! まさか・・・ッ‼」
昆虫の脚のような部分が寄り集まって形成されていたガラジンガーの口吻が、その全ての可動域を広げた事で──
開かれた口の幅は、ガラカータナの肩幅よりも大きくなっていたのだ。
<ギャギャギャギャアアアアアアアッッ‼>
両目を潰され、自分の身に起きている事が判らずとも・・・
待ち受ける運命を本能的に悟ったのか、ガラカータナは死に物狂いの抵抗を試みる。
・・・しかし最早、今のヤツに出来る事は少なかった。
<ギャオオオオオォォォオォォオオオ────>
そして・・・爪先、脚部、胴体・・・そして頭と・・・巨大な怪獣が丸ごと一体、ガラジンガーの体内に消えていくのを・・・私は見た。
先程体液を発射していた正面の部分は・・・やはり、「胃袋」だったのだ。
オレンジ色の胃壁越しに、足から呑まれてしまったために逆さ吊りになったガラカータナが、うっすらと透けて見える。
・・・敗者とは言え、思わず同情してしまう程に残酷な仕打ちだった。
「・・・・・・・・・」
我々が場を乱さなければ、この戦いを制していたのはガラカータナの方だっただろう。
普段は、無辜の人々を守るためにジャガーノートと戦うのが我々の使命だが──
今日ばかりは、土足で他人の家を荒らしてしまったような・・・そんな気まずさが残った。
<ルシャアアアアアアアアアアアアアアァァッッ‼>
そして・・・ガラジンガーが上げた勝利の雄叫びを、背中越しに聴きながら・・・・・・
私達は、ヤツの巣を後にするのだった───
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