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第十話「運命の宿敵 後編」
第一章「獰猛なる紫の雷王‼ 恐怖の地上侵攻作戦‼」・⑦
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・・・それから私は、周りの方々に急かされるまま、必死に走っていました。
道の先を照らすはずのライトが、皆さんのヘルメットごと小刻みに上下して、いまいち意味を為さなくなり・・・何度も転びかけながら・・・とにかく、洞窟の奥へ奥へと進みましたわ。
その時は・・・暑くて湿度も高くて、酸素も足りなかったせいなのか、どこかふわふわとして、現実感がありませんでした。
疲れた身体を後ろから押されるように無理やり動かしていただけで・・・正直、何が起こっているのかも判らないような状態でした。
そして、いよいよ私の足に限界が来た所で──ようやく、開けた場所に辿り着いたんです。
・・・辿り着いたのですが・・・・・・
<ビ──ッ‼ ビ──ッ‼ ビ──ッ‼>
迎え撃つ準備をする暇もなく、再び、警告音が鳴り響きました。
「クソッ! うるせぇな‼ 次は一体なん───」
耐えかねて、先頭に立っていた隊員の方が悪態を吐いた所で・・・
ふと、その声が途切れました。
「・・・? どうした?」
気付けば、ライトの灯りも消えていて、どこにも姿が見当たらなくなっていたのです。
何が起きたのか誰も判らず、全員が統率なく周囲を手当り次第に照らしていると・・・
くちゃ、くちゃ・・・と、何かを咀嚼する音が聴こえて来ました。
「な、なんだ・・・あれは・・・ッ‼」
音の発生源を誰かが照らして──それは、初めて私達の前に姿を現しました。
・・・あの醜悪な姿は・・・・・・三年経った今でも、未だに夢に見ます。
黒光りする頭蓋と爪、頬まで裂けた口、その端から伝わる涎と、血と・・・
こちらをぎょろりと見据える──あの黄色く大きな目玉───
<ガアアアッ‼ ガアアアアッッ‼>
後に、No.005・・・ガラムと呼ばれるジャガーノートは、先頭に立っていた隊員の屍を足蹴にして・・・その肉を食らっていたのです。
「うわああぁぁぁああッッ‼」
仲間が殺されて気が動転してしまったのか・・・それとも、生存本能ゆえなのか・・・
隊列の中央付近にいらっしゃった方が、指示も仰がずにガラムへ発砲しました。
ですが・・・まともに狙いも付けずに撃っただけでしたので──
弾丸は、すぐに回避行動に移ったガラムには当たらず、地面に臥せったままの死体を踊らせただけでした。
「ああぁッ⁉ ご、ごめ──」
「まだ生きているかも知れないのに」──そう思っての謝罪だったのでしょうが・・・
それを言い切る前に、暗闇の中から振るわれた獰猛な爪が、その方の左腕に突き刺さりました。
「がッ・・・・・・⁉」
「クソッ‼」
咄嗟にジャグジット中尉が一歩進み出て、ガラムを勢いよく蹴り飛ばしました。
しかし、当然ながら致命傷には至らず・・・再びガラムは暗闇に身を隠しましたわ。
「全員固まれ! 円状に展開して全周警戒だ‼ ・・・おい! こいつの止血を‼」
中尉は即座に指示を出しましたが・・・隊の皆さんの動きは悪く、各々がきょろきょろと辺りを見回すので精一杯の様子でした。
「・・・私の後ろに」
ですが・・・お姉さまだけは、私をかばって立ちながら──
周囲の探索には加わろうとせず、来た道の方へ視線を向けていらっしゃいました。
この時の私は半ばパニック状態で、うろ覚えの所も多いのですが・・・「この人はなぜ私を守ろうとしているのだろう」と、そんな間の抜けた事を考えていた事だけは覚えています。
「! あそこに・・・クソッ! ダメだ! 素早いぞ‼」
一方、統率の取れていない隊員たちは、たった一匹のガラムに翻弄されっ放しでした。
想定外の戦闘、未知の敵、仲間を殺された焦り、戦いづらい環境・・・様々な要因が、彼らを冷静ではいられなくさせていたのです。
そして───
「・・・チッ! やはり来たか・・・ッ!」
この空間の入り口を睨んでいたお姉さまが、舌打ち混じりにそう零されました。
「隊長! おそらくこれはヤツらの作戦です! このままでは挟み撃ちにされます!」
全員に聴こえるように、お姉さまは大声で叫ばれて──
そこでようやく、全員が気付いたのです。
・・・狡猾な敵の罠にかかっていた事に。
「なんて事だ・・・! ・・・もう一度言うぞ! 総員、陣形を組めッ‼」
ジャグジット中尉の再度の指示で、ようやく不格好ながらも陣形が完成し・・・
広い空間の全体が、ぼんやりとではありますが把握出来るようになりました。
そして、ようやく捕捉されたガラムは、我々の行く先──空間の出口に、陣取っていました。
お姉さまの読み通り、ガラムたちは私たちを挟み撃ちにしようとしていたのです。
「よし! ヤツを撃てっ‼」
即座に、中尉は発砲を命じました。
計3丁の小銃が、小型の恐竜目掛けて放たれ・・・その弾のうちのいくつかが、頭蓋と爪に弾かれ、火花を散らしたのです。
「銃弾が効かねぇだとぉッ⁉」
・・・勿論、効かない訳ではありません。事実、肩や腹には弾丸が命中していたのですが・・・
その程度のダメージでは、あのトカゲは止まりませんでした。いくら小型とは言え、あれもまた高エネルギーを体内に宿す怪物──ジャガーノートなのです。
目の前の敵のタフネスに圧倒され、攻勢は一気に弱まりました。
その隙をついて、ガラムは隊列に向かって突進し、飛びかかろうとして──
<ガアアアァ──ッ⁉>
その直前、太腿を撃ち抜かれて体勢を崩し・・・そのまま地面に頭から突っ込んだのです。
撃ったのは──お姉さまでした。
「・・・隊長。この後はいかがいたしますか」
腰を抜かした隊員たちに目もくれず、お姉さまは中尉に問いかけられました。
「そ、そうだな・・・想定外の事態だし、どうにか撤退を・・・・・・」
ですがそこで、高エネルギーのセンサーを見ていた方が声を上げたのです。
「たっ・・・! 大変です! 反応が・・・増えてます‼ さっきまで3つしかなかったのに! い、今は・・・8・・・! 8匹がここに向かって来ています‼」
───等しく全員が、息を呑みました。
最早、残された選択肢は・・・開いている方の道へ進む事しかなかったのです。
<ガアァ──ッ‼ ガアアァ───ッ‼>
立ち上がれずに悶えながら叫ぶガラムと、弔う事も出来ない隊員の方の遺体を残して・・・・・・私たちは再び走り出しました。
私は隊の前方に行くように言われ、急かされるままに足を動かしていましたが・・・
焦りと疲労と悪路のせいで、全員のスピードにバラ付きが出始めてしまい、隊列を維持出来ているとは言えない状態になっていました。
・・・そして、あっという間に、ガラムたちは私たちのすぐ背後まで迫っていたのです。
道幅はまたしても狭くなっており・・・迎え撃つ算段も立てられず、途方に暮れようとしていたその時──偶然にも、道の先が三方に分かれていたのが見えました。
「っ! 全員、灯りを消せ!」
そこで、ジャグジットさんは賭けに出られました。
一か八か、こちらを見失ってくれればと・・・光源を無くし暗闇に紛れる事で、やり過ごせるかも知れないと・・・そう考えたのでしょう。
───今となっては常識ですが、ガラムは僅かな光があれば暗闇でも難なく進む事が出来ますし、一番頼りにしているのは目ではなく耳です。
・・・ですがこの時は、そんな事を想像する余裕すら、私達にはなかったのです・・・
そして、全員が走りながら慌ててライトを消し・・・右端の道へと入っていく最中──
「・・・! お、お前! 何か光ってるぞ‼」
通信機を背負った方を指差し、誰かが叫びました。勿論、通信機の光の事ではありません。
ここに来るまでの何処かで、内壁に擦ってしまったのでしょう・・・迷彩服に──青白く光るコケが・・・付着していたのです。
完全な暗闇の中では、その微かな灯りすら、存在を報せるには充分でした。
道の先を照らすはずのライトが、皆さんのヘルメットごと小刻みに上下して、いまいち意味を為さなくなり・・・何度も転びかけながら・・・とにかく、洞窟の奥へ奥へと進みましたわ。
その時は・・・暑くて湿度も高くて、酸素も足りなかったせいなのか、どこかふわふわとして、現実感がありませんでした。
疲れた身体を後ろから押されるように無理やり動かしていただけで・・・正直、何が起こっているのかも判らないような状態でした。
そして、いよいよ私の足に限界が来た所で──ようやく、開けた場所に辿り着いたんです。
・・・辿り着いたのですが・・・・・・
<ビ──ッ‼ ビ──ッ‼ ビ──ッ‼>
迎え撃つ準備をする暇もなく、再び、警告音が鳴り響きました。
「クソッ! うるせぇな‼ 次は一体なん───」
耐えかねて、先頭に立っていた隊員の方が悪態を吐いた所で・・・
ふと、その声が途切れました。
「・・・? どうした?」
気付けば、ライトの灯りも消えていて、どこにも姿が見当たらなくなっていたのです。
何が起きたのか誰も判らず、全員が統率なく周囲を手当り次第に照らしていると・・・
くちゃ、くちゃ・・・と、何かを咀嚼する音が聴こえて来ました。
「な、なんだ・・・あれは・・・ッ‼」
音の発生源を誰かが照らして──それは、初めて私達の前に姿を現しました。
・・・あの醜悪な姿は・・・・・・三年経った今でも、未だに夢に見ます。
黒光りする頭蓋と爪、頬まで裂けた口、その端から伝わる涎と、血と・・・
こちらをぎょろりと見据える──あの黄色く大きな目玉───
<ガアアアッ‼ ガアアアアッッ‼>
後に、No.005・・・ガラムと呼ばれるジャガーノートは、先頭に立っていた隊員の屍を足蹴にして・・・その肉を食らっていたのです。
「うわああぁぁぁああッッ‼」
仲間が殺されて気が動転してしまったのか・・・それとも、生存本能ゆえなのか・・・
隊列の中央付近にいらっしゃった方が、指示も仰がずにガラムへ発砲しました。
ですが・・・まともに狙いも付けずに撃っただけでしたので──
弾丸は、すぐに回避行動に移ったガラムには当たらず、地面に臥せったままの死体を踊らせただけでした。
「ああぁッ⁉ ご、ごめ──」
「まだ生きているかも知れないのに」──そう思っての謝罪だったのでしょうが・・・
それを言い切る前に、暗闇の中から振るわれた獰猛な爪が、その方の左腕に突き刺さりました。
「がッ・・・・・・⁉」
「クソッ‼」
咄嗟にジャグジット中尉が一歩進み出て、ガラムを勢いよく蹴り飛ばしました。
しかし、当然ながら致命傷には至らず・・・再びガラムは暗闇に身を隠しましたわ。
「全員固まれ! 円状に展開して全周警戒だ‼ ・・・おい! こいつの止血を‼」
中尉は即座に指示を出しましたが・・・隊の皆さんの動きは悪く、各々がきょろきょろと辺りを見回すので精一杯の様子でした。
「・・・私の後ろに」
ですが・・・お姉さまだけは、私をかばって立ちながら──
周囲の探索には加わろうとせず、来た道の方へ視線を向けていらっしゃいました。
この時の私は半ばパニック状態で、うろ覚えの所も多いのですが・・・「この人はなぜ私を守ろうとしているのだろう」と、そんな間の抜けた事を考えていた事だけは覚えています。
「! あそこに・・・クソッ! ダメだ! 素早いぞ‼」
一方、統率の取れていない隊員たちは、たった一匹のガラムに翻弄されっ放しでした。
想定外の戦闘、未知の敵、仲間を殺された焦り、戦いづらい環境・・・様々な要因が、彼らを冷静ではいられなくさせていたのです。
そして───
「・・・チッ! やはり来たか・・・ッ!」
この空間の入り口を睨んでいたお姉さまが、舌打ち混じりにそう零されました。
「隊長! おそらくこれはヤツらの作戦です! このままでは挟み撃ちにされます!」
全員に聴こえるように、お姉さまは大声で叫ばれて──
そこでようやく、全員が気付いたのです。
・・・狡猾な敵の罠にかかっていた事に。
「なんて事だ・・・! ・・・もう一度言うぞ! 総員、陣形を組めッ‼」
ジャグジット中尉の再度の指示で、ようやく不格好ながらも陣形が完成し・・・
広い空間の全体が、ぼんやりとではありますが把握出来るようになりました。
そして、ようやく捕捉されたガラムは、我々の行く先──空間の出口に、陣取っていました。
お姉さまの読み通り、ガラムたちは私たちを挟み撃ちにしようとしていたのです。
「よし! ヤツを撃てっ‼」
即座に、中尉は発砲を命じました。
計3丁の小銃が、小型の恐竜目掛けて放たれ・・・その弾のうちのいくつかが、頭蓋と爪に弾かれ、火花を散らしたのです。
「銃弾が効かねぇだとぉッ⁉」
・・・勿論、効かない訳ではありません。事実、肩や腹には弾丸が命中していたのですが・・・
その程度のダメージでは、あのトカゲは止まりませんでした。いくら小型とは言え、あれもまた高エネルギーを体内に宿す怪物──ジャガーノートなのです。
目の前の敵のタフネスに圧倒され、攻勢は一気に弱まりました。
その隙をついて、ガラムは隊列に向かって突進し、飛びかかろうとして──
<ガアアアァ──ッ⁉>
その直前、太腿を撃ち抜かれて体勢を崩し・・・そのまま地面に頭から突っ込んだのです。
撃ったのは──お姉さまでした。
「・・・隊長。この後はいかがいたしますか」
腰を抜かした隊員たちに目もくれず、お姉さまは中尉に問いかけられました。
「そ、そうだな・・・想定外の事態だし、どうにか撤退を・・・・・・」
ですがそこで、高エネルギーのセンサーを見ていた方が声を上げたのです。
「たっ・・・! 大変です! 反応が・・・増えてます‼ さっきまで3つしかなかったのに! い、今は・・・8・・・! 8匹がここに向かって来ています‼」
───等しく全員が、息を呑みました。
最早、残された選択肢は・・・開いている方の道へ進む事しかなかったのです。
<ガアァ──ッ‼ ガアアァ───ッ‼>
立ち上がれずに悶えながら叫ぶガラムと、弔う事も出来ない隊員の方の遺体を残して・・・・・・私たちは再び走り出しました。
私は隊の前方に行くように言われ、急かされるままに足を動かしていましたが・・・
焦りと疲労と悪路のせいで、全員のスピードにバラ付きが出始めてしまい、隊列を維持出来ているとは言えない状態になっていました。
・・・そして、あっという間に、ガラムたちは私たちのすぐ背後まで迫っていたのです。
道幅はまたしても狭くなっており・・・迎え撃つ算段も立てられず、途方に暮れようとしていたその時──偶然にも、道の先が三方に分かれていたのが見えました。
「っ! 全員、灯りを消せ!」
そこで、ジャグジットさんは賭けに出られました。
一か八か、こちらを見失ってくれればと・・・光源を無くし暗闇に紛れる事で、やり過ごせるかも知れないと・・・そう考えたのでしょう。
───今となっては常識ですが、ガラムは僅かな光があれば暗闇でも難なく進む事が出来ますし、一番頼りにしているのは目ではなく耳です。
・・・ですがこの時は、そんな事を想像する余裕すら、私達にはなかったのです・・・
そして、全員が走りながら慌ててライトを消し・・・右端の道へと入っていく最中──
「・・・! お、お前! 何か光ってるぞ‼」
通信機を背負った方を指差し、誰かが叫びました。勿論、通信機の光の事ではありません。
ここに来るまでの何処かで、内壁に擦ってしまったのでしょう・・・迷彩服に──青白く光るコケが・・・付着していたのです。
完全な暗闇の中では、その微かな灯りすら、存在を報せるには充分でした。
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