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第七話「狙われた翼 後編」
第一章「惜別」・②
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「だ、ダメだ‼ ティータ‼」
必死に呼びかけるが・・・聞こえている様子は、ない。
次なる「獲物」を捉えた大鎌が、無情にも振り上げられる。
「ハネムシ・・・! バカヤローッ‼ おめぇの敵は一本角じゃねぇだろうが‼」
カノンの叫びも虚しく、白い死神と化したティータがクロへと突進していく。
先程の光線のダメージがあまりにも大きかったのか、クロは身動き一つ取れない様子だ。
・・・・・・打つ手が・・・ない。
頭が真っ白になりかけた、その時───
<ギュロロロロ───ロロロッ⁉>
突如として・・・ティータの動きが、止まった。
六つの脚をじたばたと動かし、もがく素振りを見せるが、前にも後ろにも進めずにいる。
「何が・・・起こったんだ・・・?」
突然の出来事に、頭の中が疑問符で埋め尽くされる。
すんでのところで、ティータが自我を取り戻したのだろうか・・・
そう思いたかったが、「何か」から逃れようとするように全身を振り乱す姿は、その想像を許さない。
『───まったく・・・手のかかるお客さんだなぁ』
そこで、頭の中に声が響いた。
視界の縁からオレンジ色の光が差してくる。
「シルフィ・・・!」
暖かな光の源──シルフィの胸にある結晶から、菱形とXの字を組み合わせたような紋章が浮かび上がっていた。
表情はいつになく鋭く、キッとティータを睨んでいる。
視線を追うと、ティータの胴体に、オレンジ色をした半透明の四角錐──「柱」のようなものが刺さっているのに気が付いた。
ティータの動きを止めていたのは、あの「柱」だったんだ!
「ありがとう・・・! クロを助けてくれて・・・!」
『・・・・・・ボクも、クロの傷つく姿が見たいワケじゃないからね』
ぶっきらぼうにそう言いながら、顔を背ける。
・・・のと同時に、彼女のこめかみに汗が流れているのが見えてしまった。
クロが深海で戦った時と同じく・・・今のシルフィは、かなり限界まで力を使っているんだ・・・。
<ギュロロロロロオオオォォォォッッッ‼>
ティータは苦悶の叫びを上げながら身を捩り続けるが、「柱」はびくともしない。
身体を貫いてはいるものの、血も出ていないし、あくまで動きを止めるだけのものらしい。
「なんだかわかんねーけど・・・ハネムシのヤツ、止まったのか・・・?」
状況が理解できていないカノンも、少し緊張を緩めたようだ。
・・・ひとまず、クロの事が心配だ。
話しかけるのが憚られるけど、クロを擬人態の姿に戻してもらうべく、シルフィに声をかけようとして───
<ギュロロロロ・・・・・・ッ!>
ティータが振り回していた真っ赤な大鎌の先が・・・ほんの少し、「柱」に触れる。
──すると、次の瞬間───「柱」は、オレンジ色の粒子になって霧散した。
「なッ・・・⁉」
楔を取り去ったティータは、次の攻撃を警戒してか、素早くその場から飛び退く。
『「概念切断」・・・やっぱりあの紋様は「世界樹の根」か・・・・・・』
シルフィの顔がみるみる険しくなり、声色は別人のように冷たくなる。
『───少し、本気を出さなきゃいけないみたいだね』
ぽつりと呟くと、シルフィの胸の結晶から放たれる光が、俄に輝きを増した。
その直後、球体の外──周囲を警戒して左右へ視線を走らせるティータの・・・頭上。
夜空の一角に、突如として巨大なオレンジ色の「柱」が無数に生み出されていく。
『・・・・・・しばらく、じっとしてなよ』
シルフィが、掲げた右の掌を振り下ろす。
無数の「柱」はその動きに合わせて、まるで磁石に吸い寄せられるかのように、上空からティータへと殺到していった。
<ギュロロロロロロオオオオォォォォッッッ‼>
オレンジ色の雨は、勢いそのまま突き刺さり・・・
その真芯で巨大な蝶の全身を捉え、地上へ引きずり下ろす。
標本にしては多すぎる針が、両の翼や体だけでなく、長大な左腕の鎌をも地面に縫い付けてしまった。
ティータは恐ろしい叫び声を上げながら戒めを破ろうと暴れるが、「柱」は頑として動かず、今度こそ完全に白磁の巨体を抑え込んでいる。
『・・・・・・ふぅ。・・・とりあえず、これで一安心かな・・・・・・』
シルフィは肩で息をしているのを誤魔化すように、薄く笑ってみせた。
いつもの飄々とした表情はどこへやら、顔には明らかな焦燥が見て取れる。
・・・・・・こんなにも余裕のない彼女を、初めて見たかもしれない。
『・・・そんな顔しないでよハヤト。・・・みんな無事・・・だったんだからさ』
シルフィはティータへ右手を掲げたまま、空いた左手をクロの方へ向ける。
すると、球体の外でネイビーの巨体が光の粒子に変わった。粒子の奔流は球体の中へと戻り、見慣れた「擬人態」の姿を形作る。
「クロ・・・っ!」
慌てて両腕を伸ばして、クロの肢体を抱きとめた。
咄嗟の事ながら、きちんと僕の腕にもバリアを張ってくれていたようで、真っ赤になった身体から熱が伝わって来る事はない。
「ハァ・・・ハァ・・・ハヤト・・・さん・・・ごめんな・・・さい・・・」
「無理しないで! ・・・・・・もう、大丈夫・・・大丈夫だから・・・・・・!」
・・・一体、何が「大丈夫」なのか・・・・・・
咄嗟に吐いた言葉の空虚さが、自分の胸を刺す。
「・・・・・・クソッ」
後ろで、カノンが吐き捨てたのが聞こえた。
「みんな無事だった」・・・そうシルフィは言ったし、確かにみんな無事だったけど・・・
今のカノンの胸中は、痛い程に判る。判ってしまう。
───何も出来なかった、見ている事しか出来なかったという、「無力感」。
「・・・・・・」
本来、僕に出来るのは、「見届ける事」だけのはずだ。
どれだけクロが傷ついても、最後まで彼女の戦いから、覚悟から、目を逸らさない事。
「ひとりじゃない」と約束した、無力な僕に出来る、唯一の事。
『・・・・・・ハヤト?』
・・・そうだと判っていても・・・それでも今は、ただただ悔しかった。
ぐっと噛み締めた奥歯が、痛い。
<ギュロロロロオオォォッッッ‼ ギュロロロロオオオオオォォッッッ‼>
球体の外では、断末魔のような・・・怨嗟を含んだ叫び声が、無人の島に響き続けている。
────僕らは、負けた。どうしようもなく、敗北したんだ。
※ ※ ※
─── 大気圏外 地表より上空600キロ地点 ───
<クキカカカカカカ・・・・・・>
無人の宇宙空間を飛ぶ偵察衛星に、その見えざる鉄の悪魔・ザムルアトラは取り付いていた。
先の戦いで損なわれた金属の肢体は、既にスペースデブリを吸収し再生している。
しかし、内蔵されている縮退炉「アトラナ・ハイゼ」は、二度の荷電粒子砲の使用によってほとんどのエネルギーを使い果たしてしまっていた。
さらに、粒子加速を行うための光籠結晶も耐久限界が近く、荷電粒子砲の使用限度は残すところあと一度。
任務の達成は困難であると、電子頭脳が再三の計算結果を導き出すが、「宇宙に存在するあらゆる未確認物質の収集」を目的とするこの機械は、「困難」を「不可能」とは断じない。
秒速7キロで地球を周回する偵察衛星に有線ハッキングを仕掛け、目の前の惑星の情報を改めて収集、任務達成のためのシミュレーションに組み込んでいく───
と、そこで、地上より放送衛星へ向かって発せられた電波の一つを、体表を変化させた簡易アンテナが捉えた。
『新たに発見された、この蝶のようなジャガーノートは、果たして我々人類の味方なのでしょうか? こちらが、サイクラーノ島で撮影された映像です!』
受信した映像には、狙う標的が、赤い体毛の生物と触れ合う姿が収められていた。
標的がわざわざ守った「生物」───
そして、その生物の身体に生えた赤い「宝石」───
それは、悪魔にとっての光明であった。
<クキキキ・・・・・・! キキキキキ・・・・・・ッ!>
笑うような、不気味な駆動音が鉄の身体の隙間から漏れる。
悪魔を乗せた偵察衛星はその高度をどんどんと下げ、地表へと向かって行った。
必死に呼びかけるが・・・聞こえている様子は、ない。
次なる「獲物」を捉えた大鎌が、無情にも振り上げられる。
「ハネムシ・・・! バカヤローッ‼ おめぇの敵は一本角じゃねぇだろうが‼」
カノンの叫びも虚しく、白い死神と化したティータがクロへと突進していく。
先程の光線のダメージがあまりにも大きかったのか、クロは身動き一つ取れない様子だ。
・・・・・・打つ手が・・・ない。
頭が真っ白になりかけた、その時───
<ギュロロロロ───ロロロッ⁉>
突如として・・・ティータの動きが、止まった。
六つの脚をじたばたと動かし、もがく素振りを見せるが、前にも後ろにも進めずにいる。
「何が・・・起こったんだ・・・?」
突然の出来事に、頭の中が疑問符で埋め尽くされる。
すんでのところで、ティータが自我を取り戻したのだろうか・・・
そう思いたかったが、「何か」から逃れようとするように全身を振り乱す姿は、その想像を許さない。
『───まったく・・・手のかかるお客さんだなぁ』
そこで、頭の中に声が響いた。
視界の縁からオレンジ色の光が差してくる。
「シルフィ・・・!」
暖かな光の源──シルフィの胸にある結晶から、菱形とXの字を組み合わせたような紋章が浮かび上がっていた。
表情はいつになく鋭く、キッとティータを睨んでいる。
視線を追うと、ティータの胴体に、オレンジ色をした半透明の四角錐──「柱」のようなものが刺さっているのに気が付いた。
ティータの動きを止めていたのは、あの「柱」だったんだ!
「ありがとう・・・! クロを助けてくれて・・・!」
『・・・・・・ボクも、クロの傷つく姿が見たいワケじゃないからね』
ぶっきらぼうにそう言いながら、顔を背ける。
・・・のと同時に、彼女のこめかみに汗が流れているのが見えてしまった。
クロが深海で戦った時と同じく・・・今のシルフィは、かなり限界まで力を使っているんだ・・・。
<ギュロロロロロオオオォォォォッッッ‼>
ティータは苦悶の叫びを上げながら身を捩り続けるが、「柱」はびくともしない。
身体を貫いてはいるものの、血も出ていないし、あくまで動きを止めるだけのものらしい。
「なんだかわかんねーけど・・・ハネムシのヤツ、止まったのか・・・?」
状況が理解できていないカノンも、少し緊張を緩めたようだ。
・・・ひとまず、クロの事が心配だ。
話しかけるのが憚られるけど、クロを擬人態の姿に戻してもらうべく、シルフィに声をかけようとして───
<ギュロロロロ・・・・・・ッ!>
ティータが振り回していた真っ赤な大鎌の先が・・・ほんの少し、「柱」に触れる。
──すると、次の瞬間───「柱」は、オレンジ色の粒子になって霧散した。
「なッ・・・⁉」
楔を取り去ったティータは、次の攻撃を警戒してか、素早くその場から飛び退く。
『「概念切断」・・・やっぱりあの紋様は「世界樹の根」か・・・・・・』
シルフィの顔がみるみる険しくなり、声色は別人のように冷たくなる。
『───少し、本気を出さなきゃいけないみたいだね』
ぽつりと呟くと、シルフィの胸の結晶から放たれる光が、俄に輝きを増した。
その直後、球体の外──周囲を警戒して左右へ視線を走らせるティータの・・・頭上。
夜空の一角に、突如として巨大なオレンジ色の「柱」が無数に生み出されていく。
『・・・・・・しばらく、じっとしてなよ』
シルフィが、掲げた右の掌を振り下ろす。
無数の「柱」はその動きに合わせて、まるで磁石に吸い寄せられるかのように、上空からティータへと殺到していった。
<ギュロロロロロロオオオオォォォォッッッ‼>
オレンジ色の雨は、勢いそのまま突き刺さり・・・
その真芯で巨大な蝶の全身を捉え、地上へ引きずり下ろす。
標本にしては多すぎる針が、両の翼や体だけでなく、長大な左腕の鎌をも地面に縫い付けてしまった。
ティータは恐ろしい叫び声を上げながら戒めを破ろうと暴れるが、「柱」は頑として動かず、今度こそ完全に白磁の巨体を抑え込んでいる。
『・・・・・・ふぅ。・・・とりあえず、これで一安心かな・・・・・・』
シルフィは肩で息をしているのを誤魔化すように、薄く笑ってみせた。
いつもの飄々とした表情はどこへやら、顔には明らかな焦燥が見て取れる。
・・・・・・こんなにも余裕のない彼女を、初めて見たかもしれない。
『・・・そんな顔しないでよハヤト。・・・みんな無事・・・だったんだからさ』
シルフィはティータへ右手を掲げたまま、空いた左手をクロの方へ向ける。
すると、球体の外でネイビーの巨体が光の粒子に変わった。粒子の奔流は球体の中へと戻り、見慣れた「擬人態」の姿を形作る。
「クロ・・・っ!」
慌てて両腕を伸ばして、クロの肢体を抱きとめた。
咄嗟の事ながら、きちんと僕の腕にもバリアを張ってくれていたようで、真っ赤になった身体から熱が伝わって来る事はない。
「ハァ・・・ハァ・・・ハヤト・・・さん・・・ごめんな・・・さい・・・」
「無理しないで! ・・・・・・もう、大丈夫・・・大丈夫だから・・・・・・!」
・・・一体、何が「大丈夫」なのか・・・・・・
咄嗟に吐いた言葉の空虚さが、自分の胸を刺す。
「・・・・・・クソッ」
後ろで、カノンが吐き捨てたのが聞こえた。
「みんな無事だった」・・・そうシルフィは言ったし、確かにみんな無事だったけど・・・
今のカノンの胸中は、痛い程に判る。判ってしまう。
───何も出来なかった、見ている事しか出来なかったという、「無力感」。
「・・・・・・」
本来、僕に出来るのは、「見届ける事」だけのはずだ。
どれだけクロが傷ついても、最後まで彼女の戦いから、覚悟から、目を逸らさない事。
「ひとりじゃない」と約束した、無力な僕に出来る、唯一の事。
『・・・・・・ハヤト?』
・・・そうだと判っていても・・・それでも今は、ただただ悔しかった。
ぐっと噛み締めた奥歯が、痛い。
<ギュロロロロオオォォッッッ‼ ギュロロロロオオオオオォォッッッ‼>
球体の外では、断末魔のような・・・怨嗟を含んだ叫び声が、無人の島に響き続けている。
────僕らは、負けた。どうしようもなく、敗北したんだ。
※ ※ ※
─── 大気圏外 地表より上空600キロ地点 ───
<クキカカカカカカ・・・・・・>
無人の宇宙空間を飛ぶ偵察衛星に、その見えざる鉄の悪魔・ザムルアトラは取り付いていた。
先の戦いで損なわれた金属の肢体は、既にスペースデブリを吸収し再生している。
しかし、内蔵されている縮退炉「アトラナ・ハイゼ」は、二度の荷電粒子砲の使用によってほとんどのエネルギーを使い果たしてしまっていた。
さらに、粒子加速を行うための光籠結晶も耐久限界が近く、荷電粒子砲の使用限度は残すところあと一度。
任務の達成は困難であると、電子頭脳が再三の計算結果を導き出すが、「宇宙に存在するあらゆる未確認物質の収集」を目的とするこの機械は、「困難」を「不可能」とは断じない。
秒速7キロで地球を周回する偵察衛星に有線ハッキングを仕掛け、目の前の惑星の情報を改めて収集、任務達成のためのシミュレーションに組み込んでいく───
と、そこで、地上より放送衛星へ向かって発せられた電波の一つを、体表を変化させた簡易アンテナが捉えた。
『新たに発見された、この蝶のようなジャガーノートは、果たして我々人類の味方なのでしょうか? こちらが、サイクラーノ島で撮影された映像です!』
受信した映像には、狙う標的が、赤い体毛の生物と触れ合う姿が収められていた。
標的がわざわざ守った「生物」───
そして、その生物の身体に生えた赤い「宝石」───
それは、悪魔にとっての光明であった。
<クキキキ・・・・・・! キキキキキ・・・・・・ッ!>
笑うような、不気味な駆動音が鉄の身体の隙間から漏れる。
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