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第四話「蘇る伝説」
第二章「復活の雷王‼ 古代からの目覚め‼」・⑥
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※ ※ ※
「──ゲホッ! ゲホッ! ・・・た、隊長・・・っ! 隊長・・・っ⁉」
ようやく揺れが収まった「ガラム坑」の内部──
柵山が咳き込みながら瞼を開くと、目の前の通路だった空間は、落石で完全に塞がれていた。
ヘルメットの内蔵マイクに呼びかけるが、茜からの応答はなかった。
「くっ・・・アンタたち・・・ケガは・・・あっ・・・⁉」
柵山と同じく、No.005を迎え撃つため<グルトップ>から降りて先頭に立っていたネイトも、落ち着きを取り戻し、振り返る。
──そこには、落石によって、機関銃ごと車体を潰された二台の<グルトップ>があった。
「ッ‼ なんて事・・・! アンタたち! 返事しなさい!」
慌ててネイトが<グルトップ>へ駆け寄る。
その取り乱し様を見て、柵山も潰された車体に気付き、救出のために背中を追いかけた。
「・・・うぅ・・・ぐっ・・・! す、すみません・・・ネイト隊長・・・・・・!」
ネイトの声が聴こえ、<グルトップ>の中から次々に声が上がった。
「バカっ! ・・・命拾いしただけ良いと思いなさい・・・!」
ネイトの声が、ほんの少し、涙の気配を含む。
車の状態に比べて、五人の隊員たちの命に別状はなかった──が、しかし。
「・・・全員、その傷じゃ任務続行は無理ね」
ネイトが断じる。全員意識はあるが、揺れと車体越しの衝撃で、全身に打撲を負っていた。
「し、しかしネイト隊長──」
「これは命令よ! 一度通信ポイントまで帰投しなさい。付いてこられても足手まといだわ」
平時と変わらない態度ではあるが、彼女はより一層強い口調で命令する。
「「「「「・・・アイ・マム」」」」」
誰よりもこの任務を成し遂げたいはずの彼女の決断に、隊員たちは口を噤むしかなかった。
ネイトは<グルトップ>の車内から、潰されていなかった「自分の荷物」を取り出して、腰の後ろに提げる。
道が塞がってしまった以上、目的地までは別のルートを探すしかない。
「・・・ここからは、私一人で──」
「何言ってるんですかブルドッグ大尉・・・一人じゃないですよ」
言いながら、柵山が一歩進み出る。
自分と同じように、<グルトップ>から武器を取り出し始めたのを見て、再びネイトの頭に血が上った。
「アンタ・・・頭打ったみたいね? 聴こえなかったの⁉ 隊長の私が帰れと命令したのよ‼」
「・・・僕が隊長から受けた命令は「任務を果たせ」です。だから僕はそれに従う」
「~~~ッ‼ 自分が無事なら、ハウンドを助けるのが先でしょう‼」
「現状の装備では即時の救出は不可能・・・ついでに、任務の秘匿性を考えるとすぐに増援を呼ぶのも難しい・・・それなら、洞窟内で隊長のところまで迂回出来るルートを探る方が建設的でしょう。ついでに、ウィーナー大尉の任務を手伝いながら、ね」
烈火の如く怒るネイトと対照的に、柵山の思考は落ち着いていた。
「・・・・・・フンッ。ほんっと生意気な豚ね・・・」
その様子を見て、ネイトも頭が冷える。
ヘルメットのライトを点け、出発の準備を済ませた。
「・・・・・・素直じゃないブルドッグだなぁ」
文句を肯定と受け取って、日本語で皮肉を返しつつ、柵山も同様にライトを点灯した。
「ちょっと! また日本語でバカにしたでしょう! それくらいわかるんだから!」
「はいはい。しましたしました。とにかく先を急ぎましょう」
一貫してキレやすいネイトと違って、柵山の思考は既に任務に集中していた。
「特殊編成部隊」並びに、茜の救出──任務は増えてしまったが、しかし・・・
「チッ! ・・・アンタ、本当にハウンドの事は後回しでいいの?」
「・・・あの人は・・・殺しても死にませんよ。一ヶ月も一緒にいれば、それくらいわかります」
口に出したのは、強がりではなかった。
彼は自分以上に、茜の事を信じていた。
前任とは違い・・・どんな窮地であっても諦めず、決して投げ出そうとせず──
死力を尽くして戦う、自分たちの隊長の事を。
「桐生隊長が、こんなところで死ぬわけない。だから・・・僕は、僕の任務を果たします」
その目には、既に覚悟が宿っていた。
任務を最後までやり遂げんとする、覚悟が。
「・・・それくらい、私だって知ってるわよ! だいたい私はハウンドと1年一緒にいたし! アンタとは年季が違うんだから!」
「えっ? そうなんですか?」
元から知り合いなのは二人の様子を見て察していた柵山だったが、初めて知る情報に思わず聞き返してしまう。
しばしの沈黙の後、ネイトが「しまった」という顔をした。
「・・・・・・今のは少尉には早い機密だったわね・・・忘れなさい」
耳を赤くして目を逸らし、ネイトが呟いた。
「・・・アイ・マム」
「~~~~~ッ‼ 行くわよッ‼」
失敗を誤魔化すように声を張り上げ、ずかずかと着た道を戻る。
溜息を吐きつつ、柵山がその後に続いて、歩き出した。
※ ※ ※
「わぁっ! 流れ星だ!」
──夢を、見ている。いつもの夢だ。
「ねぇ知ってる? 流れ星って、隕石なんだよ!」
『へぇ、そうなの』
「夜空の星って、ずーっと昔の光が届いてるんだよ!」
『へぇ、そうなの』
夢を見ている自覚はあっても、この世界に僕の意識が干渉する事は出来ない。
十年もの間・・・風に揺れる髪の毛の、なびき方一つ足りとも変わる事はなかった。
──そう。ついこの前までは。
「ちょっとハヤト! その話、前にも聞いたわよ!」
少女の声が、夢を見る僕の耳にも届く。
そして、夢の中の僕が、返事をする──
「「アカネちゃん」には確かに話したけど・・・」
──そう。最初はノイズがかかって聞こえなかった声が──
アカネさんと「ともだち」になったあの後から、変わったのだ。
「ハヤトの話にはバリエーションがないのよね! いっつも星の話ばっかだし」
「あはは・・・ごめんねアカネちゃん・・・」
「男ならすぐ謝らないっ!」
彼女が、今朝会ったアカネさんと同一人物なのかは、正直わからない。
僕の脳が都合よくアカネさんの名前を当てはめているだけなのかも知れない。
・・・・・・でも───
「もうっ! ハヤトにはしっかりしてもらわないと困るんだからっ! 私の・・・その・・・」
「私の・・・なに・・・?」
「なっ、何でもないったら!」
お転婆なところは今でこそ鳴りを潜めているが、この子はきっと──アカネさんだ。
・・・アカネさん本人には否定されてしまったけど・・・やっぱり、この夢には何かある。
正確な記憶かどうかはともかく──僕の失くしてしまった記憶の手がかりが、必ずここにあると、どこかで確信している。
「・・・この星のどれかが、お母さんなのかな」
「・・・そうね。きっとそうよ」
幼い僕の弱音にも、「アカネちゃん」は優しく返してくれる。
この時僕は十二歳のはずだから・・・彼女は十四歳。
年齢の割に言動が少し幼く見えたけど、年上らしい振る舞いも見せてくれていたんだな、と頬が緩んだ感覚がした。
『お母さんに、会いたい?』
そこで、僕らの会話を黙って聞いていた「女性」が、再び口を開く。
「アカネちゃん」が加わって、その正体がわかっても──
この女性については、いまだに誰なのか検討もつかない。
そして、ここからはいつもと同じ流れだ。
「うん。会いたい──会いたいよ」
『そのためなら、何でもする?』
「うん! もう一度・・・お母さんに会えるなら!」
・・・いつか、アカネさんに会って夢が変わったように・・・誰かに会って、この女性の正体が判る日も来るのだろうか──
淡い希望を抱きながら、夢の終わりを感じていた。
『そう。それじゃあ、目を閉じて──』
言われるがまま、瞼が下りていく。真っ暗な視界の中で──目が覚めるのを待って──
『こんな所で・・・死ぬわけには・・・・・・ハヤ・・・ト・・・・・・』
「───アカネさんッッ‼」
「──ゲホッ! ゲホッ! ・・・た、隊長・・・っ! 隊長・・・っ⁉」
ようやく揺れが収まった「ガラム坑」の内部──
柵山が咳き込みながら瞼を開くと、目の前の通路だった空間は、落石で完全に塞がれていた。
ヘルメットの内蔵マイクに呼びかけるが、茜からの応答はなかった。
「くっ・・・アンタたち・・・ケガは・・・あっ・・・⁉」
柵山と同じく、No.005を迎え撃つため<グルトップ>から降りて先頭に立っていたネイトも、落ち着きを取り戻し、振り返る。
──そこには、落石によって、機関銃ごと車体を潰された二台の<グルトップ>があった。
「ッ‼ なんて事・・・! アンタたち! 返事しなさい!」
慌ててネイトが<グルトップ>へ駆け寄る。
その取り乱し様を見て、柵山も潰された車体に気付き、救出のために背中を追いかけた。
「・・・うぅ・・・ぐっ・・・! す、すみません・・・ネイト隊長・・・・・・!」
ネイトの声が聴こえ、<グルトップ>の中から次々に声が上がった。
「バカっ! ・・・命拾いしただけ良いと思いなさい・・・!」
ネイトの声が、ほんの少し、涙の気配を含む。
車の状態に比べて、五人の隊員たちの命に別状はなかった──が、しかし。
「・・・全員、その傷じゃ任務続行は無理ね」
ネイトが断じる。全員意識はあるが、揺れと車体越しの衝撃で、全身に打撲を負っていた。
「し、しかしネイト隊長──」
「これは命令よ! 一度通信ポイントまで帰投しなさい。付いてこられても足手まといだわ」
平時と変わらない態度ではあるが、彼女はより一層強い口調で命令する。
「「「「「・・・アイ・マム」」」」」
誰よりもこの任務を成し遂げたいはずの彼女の決断に、隊員たちは口を噤むしかなかった。
ネイトは<グルトップ>の車内から、潰されていなかった「自分の荷物」を取り出して、腰の後ろに提げる。
道が塞がってしまった以上、目的地までは別のルートを探すしかない。
「・・・ここからは、私一人で──」
「何言ってるんですかブルドッグ大尉・・・一人じゃないですよ」
言いながら、柵山が一歩進み出る。
自分と同じように、<グルトップ>から武器を取り出し始めたのを見て、再びネイトの頭に血が上った。
「アンタ・・・頭打ったみたいね? 聴こえなかったの⁉ 隊長の私が帰れと命令したのよ‼」
「・・・僕が隊長から受けた命令は「任務を果たせ」です。だから僕はそれに従う」
「~~~ッ‼ 自分が無事なら、ハウンドを助けるのが先でしょう‼」
「現状の装備では即時の救出は不可能・・・ついでに、任務の秘匿性を考えるとすぐに増援を呼ぶのも難しい・・・それなら、洞窟内で隊長のところまで迂回出来るルートを探る方が建設的でしょう。ついでに、ウィーナー大尉の任務を手伝いながら、ね」
烈火の如く怒るネイトと対照的に、柵山の思考は落ち着いていた。
「・・・・・・フンッ。ほんっと生意気な豚ね・・・」
その様子を見て、ネイトも頭が冷える。
ヘルメットのライトを点け、出発の準備を済ませた。
「・・・・・・素直じゃないブルドッグだなぁ」
文句を肯定と受け取って、日本語で皮肉を返しつつ、柵山も同様にライトを点灯した。
「ちょっと! また日本語でバカにしたでしょう! それくらいわかるんだから!」
「はいはい。しましたしました。とにかく先を急ぎましょう」
一貫してキレやすいネイトと違って、柵山の思考は既に任務に集中していた。
「特殊編成部隊」並びに、茜の救出──任務は増えてしまったが、しかし・・・
「チッ! ・・・アンタ、本当にハウンドの事は後回しでいいの?」
「・・・あの人は・・・殺しても死にませんよ。一ヶ月も一緒にいれば、それくらいわかります」
口に出したのは、強がりではなかった。
彼は自分以上に、茜の事を信じていた。
前任とは違い・・・どんな窮地であっても諦めず、決して投げ出そうとせず──
死力を尽くして戦う、自分たちの隊長の事を。
「桐生隊長が、こんなところで死ぬわけない。だから・・・僕は、僕の任務を果たします」
その目には、既に覚悟が宿っていた。
任務を最後までやり遂げんとする、覚悟が。
「・・・それくらい、私だって知ってるわよ! だいたい私はハウンドと1年一緒にいたし! アンタとは年季が違うんだから!」
「えっ? そうなんですか?」
元から知り合いなのは二人の様子を見て察していた柵山だったが、初めて知る情報に思わず聞き返してしまう。
しばしの沈黙の後、ネイトが「しまった」という顔をした。
「・・・・・・今のは少尉には早い機密だったわね・・・忘れなさい」
耳を赤くして目を逸らし、ネイトが呟いた。
「・・・アイ・マム」
「~~~~~ッ‼ 行くわよッ‼」
失敗を誤魔化すように声を張り上げ、ずかずかと着た道を戻る。
溜息を吐きつつ、柵山がその後に続いて、歩き出した。
※ ※ ※
「わぁっ! 流れ星だ!」
──夢を、見ている。いつもの夢だ。
「ねぇ知ってる? 流れ星って、隕石なんだよ!」
『へぇ、そうなの』
「夜空の星って、ずーっと昔の光が届いてるんだよ!」
『へぇ、そうなの』
夢を見ている自覚はあっても、この世界に僕の意識が干渉する事は出来ない。
十年もの間・・・風に揺れる髪の毛の、なびき方一つ足りとも変わる事はなかった。
──そう。ついこの前までは。
「ちょっとハヤト! その話、前にも聞いたわよ!」
少女の声が、夢を見る僕の耳にも届く。
そして、夢の中の僕が、返事をする──
「「アカネちゃん」には確かに話したけど・・・」
──そう。最初はノイズがかかって聞こえなかった声が──
アカネさんと「ともだち」になったあの後から、変わったのだ。
「ハヤトの話にはバリエーションがないのよね! いっつも星の話ばっかだし」
「あはは・・・ごめんねアカネちゃん・・・」
「男ならすぐ謝らないっ!」
彼女が、今朝会ったアカネさんと同一人物なのかは、正直わからない。
僕の脳が都合よくアカネさんの名前を当てはめているだけなのかも知れない。
・・・・・・でも───
「もうっ! ハヤトにはしっかりしてもらわないと困るんだからっ! 私の・・・その・・・」
「私の・・・なに・・・?」
「なっ、何でもないったら!」
お転婆なところは今でこそ鳴りを潜めているが、この子はきっと──アカネさんだ。
・・・アカネさん本人には否定されてしまったけど・・・やっぱり、この夢には何かある。
正確な記憶かどうかはともかく──僕の失くしてしまった記憶の手がかりが、必ずここにあると、どこかで確信している。
「・・・この星のどれかが、お母さんなのかな」
「・・・そうね。きっとそうよ」
幼い僕の弱音にも、「アカネちゃん」は優しく返してくれる。
この時僕は十二歳のはずだから・・・彼女は十四歳。
年齢の割に言動が少し幼く見えたけど、年上らしい振る舞いも見せてくれていたんだな、と頬が緩んだ感覚がした。
『お母さんに、会いたい?』
そこで、僕らの会話を黙って聞いていた「女性」が、再び口を開く。
「アカネちゃん」が加わって、その正体がわかっても──
この女性については、いまだに誰なのか検討もつかない。
そして、ここからはいつもと同じ流れだ。
「うん。会いたい──会いたいよ」
『そのためなら、何でもする?』
「うん! もう一度・・・お母さんに会えるなら!」
・・・いつか、アカネさんに会って夢が変わったように・・・誰かに会って、この女性の正体が判る日も来るのだろうか──
淡い希望を抱きながら、夢の終わりを感じていた。
『そう。それじゃあ、目を閉じて──』
言われるがまま、瞼が下りていく。真っ暗な視界の中で──目が覚めるのを待って──
『こんな所で・・・死ぬわけには・・・・・・ハヤ・・・ト・・・・・・』
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