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44 おやすみのちゅう(裏) アドル
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『膝抱っこは、おやすみのちゅうの基本だし。』
そう言ったら、クルリと目を回したジュノ。
~~ちょっと考えれば、ないって思うよね。
ああ、なんてちょろくて可愛いんだ。
このチョロさは、あの令嬢達が守ってくれたんだな。
害鳥を阻む霞網のように。
睡る真珠を抱く貝のように。
あの令嬢達は、ジュノ本人に気付かれないように、見守って来たんだな。
ありがたさと愛しさできゅんとする。
たまらずにその体を愛撫する。
俺の腕の中にすっぽり収まる体は、良い匂いがする。
このまま貪りたいという、衝動に耐える。
手が滑っていく。
ジュノの鎖骨。
脇腹。
うん、しっとりと指に吸い付いて気持ちいい。
そして胸の飾り。
そっと指で転がすと、くっと息を呑む気配がして、腰が揺れた。
ああ、感じてくれてる。
本当は舌で転がしたい。
どこもかしこも舐めて、トロトロに甘やかしたい。
でも、今無理にそうしたら、確実に心は手に入らなくなる。
だから俺は耐える。
ひたすら耐える。
こんな苦行が待ってるなんて、思ってもいなかった。
とにかく膝抱っこまでたどり着いた。
恥ずかしさで強張っている体を抱き締める。
この抱っこに早く慣れてくれ。
もう俺は爆発寸前だ。
たったの三擦り半で、天国に行っちゃう自信がある。
脚の上に柔らかな双丘が乗ってる。
どんな拷問だ!
コレを揉み扱きたい。
撫でまくりたい。
そんな煩悩を気力で抑え込む。
かと言って、閨係を呼ぶとか。
右手で自家発電しようとかは、絶対無い!
もうコレは、ジュノの為の専用だ。
予約済みの物だ。
まず膝抱っこに慣れる。
そして触りっこに慣れる。
その計画の進む鈍さに、もう青息吐息だ。
騎士棟で体力を搾り取り。
執務室で気力を使い果たす。
そうやってそっちに血が回らないようにするのは、もう、そろそろ限界だ。
愛してる。
大好きだ。
頼む、俺に振り向いてくれ。
そう言ったら、クルリと目を回したジュノ。
~~ちょっと考えれば、ないって思うよね。
ああ、なんてちょろくて可愛いんだ。
このチョロさは、あの令嬢達が守ってくれたんだな。
害鳥を阻む霞網のように。
睡る真珠を抱く貝のように。
あの令嬢達は、ジュノ本人に気付かれないように、見守って来たんだな。
ありがたさと愛しさできゅんとする。
たまらずにその体を愛撫する。
俺の腕の中にすっぽり収まる体は、良い匂いがする。
このまま貪りたいという、衝動に耐える。
手が滑っていく。
ジュノの鎖骨。
脇腹。
うん、しっとりと指に吸い付いて気持ちいい。
そして胸の飾り。
そっと指で転がすと、くっと息を呑む気配がして、腰が揺れた。
ああ、感じてくれてる。
本当は舌で転がしたい。
どこもかしこも舐めて、トロトロに甘やかしたい。
でも、今無理にそうしたら、確実に心は手に入らなくなる。
だから俺は耐える。
ひたすら耐える。
こんな苦行が待ってるなんて、思ってもいなかった。
とにかく膝抱っこまでたどり着いた。
恥ずかしさで強張っている体を抱き締める。
この抱っこに早く慣れてくれ。
もう俺は爆発寸前だ。
たったの三擦り半で、天国に行っちゃう自信がある。
脚の上に柔らかな双丘が乗ってる。
どんな拷問だ!
コレを揉み扱きたい。
撫でまくりたい。
そんな煩悩を気力で抑え込む。
かと言って、閨係を呼ぶとか。
右手で自家発電しようとかは、絶対無い!
もうコレは、ジュノの為の専用だ。
予約済みの物だ。
まず膝抱っこに慣れる。
そして触りっこに慣れる。
その計画の進む鈍さに、もう青息吐息だ。
騎士棟で体力を搾り取り。
執務室で気力を使い果たす。
そうやってそっちに血が回らないようにするのは、もう、そろそろ限界だ。
愛してる。
大好きだ。
頼む、俺に振り向いてくれ。
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