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グラン・セリオス
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揚陸艇で王都の入口付近に着陸し門の所へ行くと凄まじい闘気を放ったクロスセイバーを持ったケット・シーが立っていた。
「お前は賢者の弟子か?…」
闘気を放ってはいるが何かを伺っているのは何故だと見ていると
「雄也様に何か御用ですか?毛玉」
するとケット・シーは顔が引き攣り少し怒っていた。
「ほぉ、小娘…ドラゴニュート風情が!私に歯向かうとはいい度胸じゃないか…」
するとアイリスも負けじと
「さっきからにゃーにゃーうるさいですよ…毛玉さん…貴方の国を滅ぼしたドラゴンを黒龍をお忘れですかな?」
この時のアイリスの顔は非常に歪み切っており、敵でさえ怒りを覚えるほどである。
「暗黒竜ヴィルヘルム!!貴様!死んだはずではなかったのか?!」
アイリスはねっとり笑みを浮かべて
「私があの程度の魔法兵器で殺られると思って?お嬢ちゃん…あ!!そうそう1匹だけ威勢のいいガキが降りましたわね?貴方は豹人族かしら?」
実はアイリスは龍神の力を魔力で抑えている為、ドラゴニュート程度の魔力にしか見えないのだ。
「私を豹人族と一緒にするな!私は猫精霊族だ!」
するとアイリスは
「あらごめんなさい、猫ちゃん!」
するとケット・シーが
「この技を見て驚くが良い!攻守攻武グラン・セリオス !」
アイリスは度肝を抜かれてしまった必死に教えたセリオス派生の一つであるアタックを使いこなす術師を見るのは初めて出会ったからだ。そして師匠が
「アイリス!気を抜くなよ!」
するとアイリスはニカッと笑い
「中々やりますわね…だ・け・ど!本物は違うわよ…武は我が経験!守は最大の武器!攻守攻武!グランド・セリオス!」
するとケット・シーが
「ほぉ~、グランドクラスか…少しはやる様だな!そこまで見せて貰ったからにはこちらから名乗らないとな…我が名は小国ドランシルバニア皇国諜報部隊隊長シャルロ・マルケンだ!さぁ、私は名乗ったぞ!」
するとアイリスは
「我が名は暗黒竜ヴィルヘルム改め!龍神 アイリス・ヴィルヘルム!我に恐怖するがいいこの魔王様の温情を忘れた裏切り共め!!」
するとシャルロ・マルケンがものすごい笑みを浮かべて
「裏切りったのではない!これは主の決定なのだ!行くぞ!相手にとって不足無し!久しぶりに全力が出せそうだ!」
アイリスは神格化を一時的に解放した。
「おしゃべりは良くなわよ!」
巨神の大剣(タイタン)を両手持ちしてアイリスから仕掛けた。すかさず防御に入るシャルロ
「何てパワーだ!?並のドラゴニュートでは無いな!」
シャルロも負けじと太刀で受け流した。アイリスは大剣の勢いを制御して連続攻撃して隙を与えないようにしていた。猛攻に耐えかねたシャルロは
(クソ!このままだと押される!仕方ない暗器を使うか…)
そして見えないように暗器を射出した
(刺さった!!即効性のある神経毒だ!!あいつ死んだな!!)
アイリスは毒耐性が高い為全く毒が効かないが毒はある物質へと変換される。それは紛れもないアドレナリンに置き換わるため極度の闘争モードに入るその時のアイリスは顔が歪む。
「ねぇねぇ!もっとちょうだい!」
「こ、こいつ化け物か!!エンシェントドラゴンを1分で殺す毒だぞ!!」
アイリスは気分が毒で高まっていた。
「こんな気持ちはいつぶりかしらね?ああ、思い出した勇者を相手にした時かしらね…あの子は強いのか弱いのかわからなかったけどね…久しぶりに楽しめそうね!そうでしょ?元グリーンペレス帝国第二王女シャルロン・リーズシャット様…ちなみに聞くけど龍剣は騎士団長さんでしょ?この国を回しているのは貴方よね?まぁ、龍剣も転生者だしねそこら辺は察するわ…それとその模造神器に腹が立ってきたわ!我が父の誇りを模造するなど貴様ら下等種族などに汚されては一族の名折れですわね!グランセリオスモード英雄 龍王刀グランシオ、精霊剣ドライアド、終焉剣ギルガメッシュ、武神剣アテナ、煉獄剣フレイア、神霊刀八重桜、我に集え!」
アイリスの周りに全ての属性を備えた魔法陣が現れ、そこから武器が召喚されアイリスの頭に精霊のコアが集まり、さらにその上には女神の輝石が生成されて初代精霊王の王冠に宝石たちがはまって行き、アイリスの頭に装着された瞬間が目の色が黄緑に変わり周りに剣達が回転していた。
《聖器剣聖グラン・セリオス!》
シャルロは目を疑った目の前にかつての護衛騎士ににた雰囲気を纏う精霊騎士がたっていた。
「なんて…神々しい存在感だ!」
するとアイリス?が喋り始めた。
「久しぶりに人間界に来たが昔と変わらないな…む!?ソナタは我が君!シャルロン様覚えていらっしゃいますか?聖騎士ドラン、精霊国ドランシルバニア皇国を」
するとシャルロは
「お前は聖騎士ドラン・シルバニアなのか?」
そして騎士は膝まづいて
「2代目精霊王ドラン・シルバニア改め、シャルロ様の護衛騎士ドランであります…」
その言葉を聞いた瞬間シャルロの握っていたクロスセイバーが地面に落ちた
「ドラン生きていたのですね…ヴァルハラ戦線で私を逃がす為の囮となって戦ってくれたのですね…あそこでお前も死ねば良かったのにな!」
するとシャルロの魔力から黒い魔力が染み出してきた
「我が名はアルタイル!!原初の聖剣に原初の魔剣だ!シャルロを助けたければ私を倒すのだな!小さき精霊王よ!」
「やはり見立て通りか…アイリス少しきついかもしれないですよ!」
(分かって無かったら関わらないっつの!サポートは任せなさい!)
すると精霊王が
「良い機会なので私がサポート致しますよ…」
言いながら外に押し出された
「ちょっと反則何じゃないの!もぉ~!雄也の刀使って見るかな…」
テレパシーを使い、雄也に話しかけた
(雄也!紅兎貸して)
(何に使う?)
(魔王3人分の邪神剣倒す)
(分かった…その代わり桜こっちで面倒見るからな!)
(そんな訳で桜、雄也のところに行ってらっしゃい!)
《あんまりですよォ~~~!》
「それじゃコトちゃんよろしくね!封印解除4解装モードアイリス解放値90%
すると紅兎が
(レベル4は危険だぞ!アイリスは君の為の封印なのだぞ…)
「乗り気じゃないの?アイリスちゃん悲しいなぁ…何のために神格化したと思ってるの?ごちゃごちゃ言わない!」
(はぁ~分かった妾の負けじゃ!好きにせい…4階層封印解除割合90%
解放リミッター90%セット
《封印リリースモデルジークフリート&クリームヒルト》
【聖魔剣バルムンク】解放)
(中々強い子ね…勇者の剣達が霞のようね…だけどやってみせるどうか力を貸してください!)
「具現化!聖魔剣バルムンク!!ムクロの意思ここで潰す!お母様が貴方を止めれなかったけど私が止めて見せる!!行きますわよ!!宰相アルタイル!!」
冒険者を仕向けてセシルを怒らせたのは紛れもなくこの宰相アルタイル!魔王事件は全てこいつが現況であり黒幕絶対に
息の根を止めなければならない。
「お母様とお父様の仇ここで晴らします!」
次回「聖と魔が交わるとき」
「お前は賢者の弟子か?…」
闘気を放ってはいるが何かを伺っているのは何故だと見ていると
「雄也様に何か御用ですか?毛玉」
するとケット・シーは顔が引き攣り少し怒っていた。
「ほぉ、小娘…ドラゴニュート風情が!私に歯向かうとはいい度胸じゃないか…」
するとアイリスも負けじと
「さっきからにゃーにゃーうるさいですよ…毛玉さん…貴方の国を滅ぼしたドラゴンを黒龍をお忘れですかな?」
この時のアイリスの顔は非常に歪み切っており、敵でさえ怒りを覚えるほどである。
「暗黒竜ヴィルヘルム!!貴様!死んだはずではなかったのか?!」
アイリスはねっとり笑みを浮かべて
「私があの程度の魔法兵器で殺られると思って?お嬢ちゃん…あ!!そうそう1匹だけ威勢のいいガキが降りましたわね?貴方は豹人族かしら?」
実はアイリスは龍神の力を魔力で抑えている為、ドラゴニュート程度の魔力にしか見えないのだ。
「私を豹人族と一緒にするな!私は猫精霊族だ!」
するとアイリスは
「あらごめんなさい、猫ちゃん!」
するとケット・シーが
「この技を見て驚くが良い!攻守攻武グラン・セリオス !」
アイリスは度肝を抜かれてしまった必死に教えたセリオス派生の一つであるアタックを使いこなす術師を見るのは初めて出会ったからだ。そして師匠が
「アイリス!気を抜くなよ!」
するとアイリスはニカッと笑い
「中々やりますわね…だ・け・ど!本物は違うわよ…武は我が経験!守は最大の武器!攻守攻武!グランド・セリオス!」
するとケット・シーが
「ほぉ~、グランドクラスか…少しはやる様だな!そこまで見せて貰ったからにはこちらから名乗らないとな…我が名は小国ドランシルバニア皇国諜報部隊隊長シャルロ・マルケンだ!さぁ、私は名乗ったぞ!」
するとアイリスは
「我が名は暗黒竜ヴィルヘルム改め!龍神 アイリス・ヴィルヘルム!我に恐怖するがいいこの魔王様の温情を忘れた裏切り共め!!」
するとシャルロ・マルケンがものすごい笑みを浮かべて
「裏切りったのではない!これは主の決定なのだ!行くぞ!相手にとって不足無し!久しぶりに全力が出せそうだ!」
アイリスは神格化を一時的に解放した。
「おしゃべりは良くなわよ!」
巨神の大剣(タイタン)を両手持ちしてアイリスから仕掛けた。すかさず防御に入るシャルロ
「何てパワーだ!?並のドラゴニュートでは無いな!」
シャルロも負けじと太刀で受け流した。アイリスは大剣の勢いを制御して連続攻撃して隙を与えないようにしていた。猛攻に耐えかねたシャルロは
(クソ!このままだと押される!仕方ない暗器を使うか…)
そして見えないように暗器を射出した
(刺さった!!即効性のある神経毒だ!!あいつ死んだな!!)
アイリスは毒耐性が高い為全く毒が効かないが毒はある物質へと変換される。それは紛れもないアドレナリンに置き換わるため極度の闘争モードに入るその時のアイリスは顔が歪む。
「ねぇねぇ!もっとちょうだい!」
「こ、こいつ化け物か!!エンシェントドラゴンを1分で殺す毒だぞ!!」
アイリスは気分が毒で高まっていた。
「こんな気持ちはいつぶりかしらね?ああ、思い出した勇者を相手にした時かしらね…あの子は強いのか弱いのかわからなかったけどね…久しぶりに楽しめそうね!そうでしょ?元グリーンペレス帝国第二王女シャルロン・リーズシャット様…ちなみに聞くけど龍剣は騎士団長さんでしょ?この国を回しているのは貴方よね?まぁ、龍剣も転生者だしねそこら辺は察するわ…それとその模造神器に腹が立ってきたわ!我が父の誇りを模造するなど貴様ら下等種族などに汚されては一族の名折れですわね!グランセリオスモード英雄 龍王刀グランシオ、精霊剣ドライアド、終焉剣ギルガメッシュ、武神剣アテナ、煉獄剣フレイア、神霊刀八重桜、我に集え!」
アイリスの周りに全ての属性を備えた魔法陣が現れ、そこから武器が召喚されアイリスの頭に精霊のコアが集まり、さらにその上には女神の輝石が生成されて初代精霊王の王冠に宝石たちがはまって行き、アイリスの頭に装着された瞬間が目の色が黄緑に変わり周りに剣達が回転していた。
《聖器剣聖グラン・セリオス!》
シャルロは目を疑った目の前にかつての護衛騎士ににた雰囲気を纏う精霊騎士がたっていた。
「なんて…神々しい存在感だ!」
するとアイリス?が喋り始めた。
「久しぶりに人間界に来たが昔と変わらないな…む!?ソナタは我が君!シャルロン様覚えていらっしゃいますか?聖騎士ドラン、精霊国ドランシルバニア皇国を」
するとシャルロは
「お前は聖騎士ドラン・シルバニアなのか?」
そして騎士は膝まづいて
「2代目精霊王ドラン・シルバニア改め、シャルロ様の護衛騎士ドランであります…」
その言葉を聞いた瞬間シャルロの握っていたクロスセイバーが地面に落ちた
「ドラン生きていたのですね…ヴァルハラ戦線で私を逃がす為の囮となって戦ってくれたのですね…あそこでお前も死ねば良かったのにな!」
するとシャルロの魔力から黒い魔力が染み出してきた
「我が名はアルタイル!!原初の聖剣に原初の魔剣だ!シャルロを助けたければ私を倒すのだな!小さき精霊王よ!」
「やはり見立て通りか…アイリス少しきついかもしれないですよ!」
(分かって無かったら関わらないっつの!サポートは任せなさい!)
すると精霊王が
「良い機会なので私がサポート致しますよ…」
言いながら外に押し出された
「ちょっと反則何じゃないの!もぉ~!雄也の刀使って見るかな…」
テレパシーを使い、雄也に話しかけた
(雄也!紅兎貸して)
(何に使う?)
(魔王3人分の邪神剣倒す)
(分かった…その代わり桜こっちで面倒見るからな!)
(そんな訳で桜、雄也のところに行ってらっしゃい!)
《あんまりですよォ~~~!》
「それじゃコトちゃんよろしくね!封印解除4解装モードアイリス解放値90%
すると紅兎が
(レベル4は危険だぞ!アイリスは君の為の封印なのだぞ…)
「乗り気じゃないの?アイリスちゃん悲しいなぁ…何のために神格化したと思ってるの?ごちゃごちゃ言わない!」
(はぁ~分かった妾の負けじゃ!好きにせい…4階層封印解除割合90%
解放リミッター90%セット
《封印リリースモデルジークフリート&クリームヒルト》
【聖魔剣バルムンク】解放)
(中々強い子ね…勇者の剣達が霞のようね…だけどやってみせるどうか力を貸してください!)
「具現化!聖魔剣バルムンク!!ムクロの意思ここで潰す!お母様が貴方を止めれなかったけど私が止めて見せる!!行きますわよ!!宰相アルタイル!!」
冒険者を仕向けてセシルを怒らせたのは紛れもなくこの宰相アルタイル!魔王事件は全てこいつが現況であり黒幕絶対に
息の根を止めなければならない。
「お母様とお父様の仇ここで晴らします!」
次回「聖と魔が交わるとき」
応援ありがとうございます!
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