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シャルロッテ再び!

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「よっと、妖精の羽はスゲーな。」
とはしゃいでいると紅兎が
「早く行きましょ!」
「焦るなって」
すると変な魔力を感知したと同時に視線を感じる。
「白瑛アイビス!魔力方向スキャン」
(エラーコード発生。リンク出来ません。と言うのは冗談です。)
「コイツ!まぁ、無事で良かった。」
(魔力スキャン完了!魔力反応は魔王シャルロッテです。)
「何!?アイツにしては魔力が弱い…」
俺は白瑛に器を与えた。そしてシャルロッテの所に送った。
「アイビス、シャルロッテを助けてこい。過度な魔力流出しているかもしれない。頼んだぞ。」
するとアイビスは
「わかりました~いってきまーす♪」
一瞬で消えてシャルロッテの元へ向かった。
「紅兎、今はアイビスに任せよう。」
すると何も言わずに頷いた。すると魔弾が飛んできた。すると紅兎が弾丸を切った。そしてすかさず、防御魔法展開して防いだ。
「ち!見つかった…ガントレットオン!こい!ダンテ!」
黒と赤の禍々しいロング銃身のリボルバーが出てきたそして予備弾一式と予備回転弾倉が出てきた。そして弾を装填して狙撃地点に紫電弾を撃ち込んだ。
「雄也強すぎ!クロ、焔頼んだよ。私は雄也の相手を頼んだよ!」
「分かりました!行くよ焔!」
「はい!お姉ちゃん」
「全く…はっ!この気配は…紅兎」
前に鞘に刀を収めたまんまの紅兎が立っていた。
「待ちなさい。黒狐、焔」
その目には戦いの意思しか感じられなかった。
「紅兎!行かせて!」
「はぁ…貴方は昔から変わりませんね。ですが、ここを通りたければ私を倒して下さい。」
そう言って刀を構えた、そして
「夜月一ノ型八咫烏」
20連の突きと同時に3方向から斬撃が飛んでくる。すかさず打ち消した。
「幻影焔」
魔力が全くない!?純粋な剣術だけで技を繰り出せるのか?
「半分あってて半分間違いです。魔力は主から直接吹き込んで頂いて少しずつ消費しています。」
長くなるなこの戦い。その頃アイビスは
「あ!シャルロッテさん」
シャルロッテは
「雄也の銃か、こんな所で何をしてるんだ。雄也の所に戻れ!」
するとアイビスはニッコリ微笑んで
「シャルロッテさんは本音を貸すのが下手ですね。ふふ」
「気づいてたのか…化け物だな…」
そしてアイビスはシャルロッテの腹につき立っている剣を見て
「それ!封魔剣アヌビスですよね?痛くないですか?」
するとシャルロッテは鼻で笑って
「俺は死にかけ何だ…ほっとけ…がはっ!げほげほ」
そしてアイビスは何も言わずに剣を引き抜いた。そして魔弾を放って封魔剣アヌビスを壊した。
「シャルロッテさん無事ですか?」
全くアイツの所の子は強いな…
「大丈夫に見えるか?」
「いいえ全く」
するとシャルロッテは異変に気づいた
そしてアイビスに
「伏せろ!アイビス!」
魔砲が飛んできた。
「くそ!大丈夫か?!アイビス」
「あ、あの手をどけて貰っていいですか?」
「わ、悪い。」
炎王め!!魔王の首に噛み付くとは
「ヘルブラスター!!」
放った後に魔力切れでその場に倒れてしまった。するとアイビスがガンドを出して魔法弾を込めて
「起源魔法ダークエクスブラスター」
そして足元に雄也がいつも使ってる煙幕を投げて目くらましをしてからその場を離れた。
そしてアイリス、シャル、ルイがいる所に連れていった。最初にアイリスは物凄く警戒をして剣を構えた。
「シャルロッテ!何しに現れた。」
するとシャルロッテは
「辞めてくれ…雄也の妻よ。今の俺のLvは600だ。お前には勝てんよ。もとより魔力がない」
そして決着が着いてそうそうにリアと雄也と黒狐と焔と紅兎が歩いてきた。すると雄也がシャルロッテを見て
「ボロボロだな!魔王様よー」
そしてアイビスが
「雄也さん!この人は今魔王でなくサキュバスです!」
一同唖然した何故ならシャルロッテは永久女体化と言う変な術をかけられていた。
「そういう事だ…黒髪の可愛いサキュバスだ。」
すると雄也が
「気持ち悪い事言うな!」
するとシャルロッテが深刻そうな顔をして
「雄也、炎王には気をつけろ。あいつはLv10000だ。」
「何言ってんだお前?」
え、もしかして限界突破って言うやつ?うぁ、チートじゃん。とか考えているうちにシャルロッテが目の前にいた。
「サキュバスなんで精力ください。」
あの禁忌を使うことにした。
「ブラックハント精力付与。よし、アイビス面倒はお前が見てやれよ」
「あ、あたしですか?!」
「そうだ。」
一応ステータス見ておくか
「シャルロッテのステータスオープン」
(シャルロッテ・シュバイン    レベル99/9999
種族サキュバスクイーン職業:剣聖
固有スキル剣姫
このスキルは剣の魔力を纏って使うことができる。)
「お前いつからサキュバスの長になったんだ?」
「性質を変えられたんだ。だから今は女の子何だよ…だから今の服がきつくてしかた無いんだ。」
「どことは言わんが服はある。ルイと俺以外で似合う服に着替えさせてきてあげてくれ。」
するとみんな膝ずいて
「「御意」」
そこからは女性陣による着せ替えが始まった。俺はルイを膝に乗せて世界樹の観測所で景色を眺めていた。

次回「サキュバスだからって舐めるなよ!」

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