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自分で絵を描いてみたい人が見るやつ

結論・デッサンは必要

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 デッサン必要だよ。凡人にはね。

 かく言う私も、その凡人に属している。
 実際、美術系の高校に入学した地点では、画力だけで言うなら、下の上くらいだったと思う。
 小さい頃なんて、星のカービィくらいしか描いた事なかったし(笑)
 それでも、私が得た結果を先に言えば、三年目くらいには、学年でも上位の方にはいた。

 とにかくほぼ毎日、1日2,3時間は授業でデッサン描かされた。
 とりあえず続ければ、はある。と断言したいところだが・・・・

 経験上、例外もある、という現実も伝えておきたい。


 それは、「本当に何の考えも無く描き続けている人」は伸びないって事。


 実際、在学中三年間で、成長がほぼ無かった生徒が数人いた。
入学当初、彼らは私より上手かったはずなんだ。
 今になってふり返ると、彼らには、共通して見られる特徴があった。それは、

 「自分の課題に気づけない。」という点。


 自分を含め、大体のクラスメイトは、デッサン中に、
「ここをどうしたらいいですか?」と教師に助言を仰ぐものなんだ。

 しかし、伸びない彼らはそれをしない。
 教師から改善点を指摘されても、それをなぜか実行しない。

 《自分が直すべき点》が分からないのは、経験の少ない人になら、誰にでも起こり得るのはわかる。

 つまり彼らは、

 《自分の直したい点》が見えていない。もしくは、言語化出来ていない。
という事だろう。


 改めて、伸びない人の共通点を言い直すとすれば、
 「自分はこうしたい。こう成りたい。」
が、無いってことかもしれない。

 逆を言えば、
 「自分で課題を見つけて、解決策を模索できる人」なら、
デッサンに限らず、放って置いても伸びるって思うんだ。


 絵描きたい人。デッサンはやっておいて損は無し!ですよ。

 ま、あくまで、個人の感想ですってやつなんだけども。
 興味とやる気が出たら、次回もよろしく。
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