74 / 80
第13章 宿る愛
62話
しおりを挟む
百花は要領を得ず聞き返すのだった。
「ちょっ、ツグツグ、誰から逃げるんだよ?全部終わったんだよ?」
「私から、離れてください。先ほどから制御が、効かなく、なってきて、いるのです!」
「戦いが終わったからって、変な冗談やめてよ」
ツグミがゆっくりと一歩踏み出すと、目つきが変わり、髪が深紅に染まりだす。月詠が剣を抜いて声を上げる。
「これは神格化!?いかん!構えよ!」
近くにいた悠に、ツグミが斬りかかる。即座に反応するも、
「片腕で、なんて力だ・・・!」
人間を凌ぐ力を持つツグミだが、それ以上の何かが上乗せされている様だった。急いで百花と司も加勢するが、状況が飲み込めない以上、仲間を斬ることは到底出来ず、攻撃を防ぐことだけで精一杯だった。
刀と刀が激しくぶつかり合う音が響く中、慶介はイナホを背負いその場から離れた。それを守るよう、香南芽が警戒しつつ、手塚達にも離れるよう警告する。
「イ・ナホ。ツグ・ミ・・」
ヒルコはその場で二人の名を呼ぶ。だが、誰もそれに気づく余地が無かった。
斐瀬里は月詠をかばうようにしながら、
「月詠様!これは一体何が?」
「あの娘は、この国において明神として祀られた。それからは言わば、現人神の状態にあったのだ」
「現人神!?」
「生きながらにして、人でもあり神である状態。しかし、あの娘の場合は違う。人と違い、魂は不完全で、そして、それが入る器にまだ余白があり、神の感情を司る御霊も入りやすい状態にあった。それも不均衡に」
「八幡さんが神様になったのはわかりますけど、なぜ私達に刃をむけるのです!?」
「ああ、ここからは推測に過ぎないが。姉上の回復計画の過程で、この戦いを見ていた者達が大勢いた。この厄災の原因である、ヒルコが何者かという疑念に対し、同じ機械の体を持ったあの娘、ツグミを、つまり継海大明神の怒りに触れ、その祟りがこの厄災を招いたとでも噂したのであろう。たかが噂、しかしながら数が集まれば、それは信仰に等しい。条件としては十分過ぎた。その証拠に、今あの娘は祟り神として自我を失っている」
「何か元に戻す方法は!?」
「今の人々がどう認識しているかわからぬが、祟り神には古くから贄を差し出すか、そのものを討ち倒すか・・・」
「つまり、私達の中で、誰かが犠牲に・・・と?」
「あの神が、一人の命で済ませるのならな・・・・」
三人がツグミと応戦する中、ヒルコは月詠を見るのをやめると、立ち上がろうとしていた。
月詠は険しい表情で考えを巡らせると、再び話し始める。
「万に一つ、今この時、その信仰が止むか、あり方が変われば、可能性はなくはない」
「それはつまり、人々の意識を変えるって事ですよね?どうやって・・・」
答えに詰まる二人の間に沈黙が流れると、月詠はツグミの足元を見ながら、
「これは一時しのぎではあるが、金毘羅刀の力を以って、あの娘の影を斬れ。負の縁を断つ力で、少しは猶予が生まれるであろう」
それを聞いた斐瀬里はツグミの方へ走り出し、応戦する三人の後ろで、ツグミから伸びる影を斬った。するとツグミの動きが止まったが、数秒後には再び暴れ始めた。斐瀬里は、
「八幡さんの影を斬り続けて!人々の誤った負の感情から、一時的に切り離すことが出来るの!」
悠も隙を見てツグミの背後を取り、地面に伸びるツグミの影を斬った。
「ちっ、確かに一時しのぎにはなるが、根本的な解決策がないと埒が明かないぞ!」
「天照様の回復用に、八幡さんの見ている光景が送られているはず、影を斬り続けながら人々に呼びかけるしかない!」
再び傑の端末などに、中継装置の映像が断続的に流れ始める。
「一体何が起こっているんだ?ツグミは何故動かない?」
すると仲間たちの声が聞こえてくる。
「これを見ている皆さん、この大厄災は継海大明神も尾上さんの発明も関係ありません!誤解なんです!」
斐瀬里たちは何度も何度も呼びかけている。
「どういうことだ?」
傑はツグミに何かがあったことは察したが、現地で何が起きているかは分からず見守るしかなかった。その時、ある通信を受信する。
「ん?これは試作機の・・・。まさか!?」
「イナホ、ツグミ・・アアー」
「ヒルコ、なのか・・・?」
「タス・ケル。アイシ・テ、クレタ」
「ヒルコ!一体何が起きている!」
「ツタエテ。アリガトウ、ヲ」
「一体何を・・・・!」
ツグミの見ている景色には、いつもより早い朝焼けが昇りつつある。その視界の傍からヒルコがゆっくりと不器用な動作で歩いてくるのが見えた。
慶介の背中でまだ弱っているイナホはガンホルダーの軽さに気づく。
「いけない!私の八咫射弩が・・・!水蛭子之神を止めて!」
ヒルコのその手には、イナホの八咫射弩が握られ、何かの力を発現し始めた。それに気づいた悠は叫ぶ。
「まさか!まだ悪意が残っていたのか!」
「違うの!」
イナホは叫び、慶介の背から落ち、ヒルコへ駆け寄ろうと藻掻いた。必死に体を起こそうとするが、その身は言う事を聞いてくれない。
「ヒルコが・・・、ヒルコがぁ!だめだよ・・・・!!」
ヒルコは、涙を流す彼女を一度だけ見ると、これまでとは違い力強い声を上げた。
「ワレハ、ヒルコ!スベテノ、ヤクサイ、ト、オオクノ、イノチ、ウバッタ、アシキカミ!」
次の瞬間、ヒルコはツグミ達に向け八咫射弩の引き金を引いた。悠達は思わず身構え目を閉じたが、薄っすらと目蓋の隙間から見えた光景に目を疑った。
眩しい朝焼けに包まれながら、全てを灰燼に帰す業火を発現させ、ヒルコは自らの体を焼いたのだ。僅かな灰だけが空に舞い、跡には焦げた地面しかなかった。
イナホは這って来ると、無心で焼けた土をかき集めていた。その泣き崩れる声をかき消すかのように、各地では何も知らない人々から、歓声が上がる。
映像に映るヒルコを包む朝焼けは、天照の偉大な力の象徴と重なり、恰も、その威光により焼き払われたように人々に記憶されただろう。
悪神ヒルコ。討ち滅ぼされた神の名は、瞬く間に人々の間に広まった。同時にツグミへの誤解は解け始めたようだった。
端末の映像が正常に動き出すのを傑は確認する。山陰を朝日が照らし始める。歓声に沸く人々の中で、傑だけは沈黙していた。あの子供が描いた絵を取り出し、じっとそれを見つめると、形容しがたい喪失感と安堵感が体を満たすのを感じていた。
「ちょっ、ツグツグ、誰から逃げるんだよ?全部終わったんだよ?」
「私から、離れてください。先ほどから制御が、効かなく、なってきて、いるのです!」
「戦いが終わったからって、変な冗談やめてよ」
ツグミがゆっくりと一歩踏み出すと、目つきが変わり、髪が深紅に染まりだす。月詠が剣を抜いて声を上げる。
「これは神格化!?いかん!構えよ!」
近くにいた悠に、ツグミが斬りかかる。即座に反応するも、
「片腕で、なんて力だ・・・!」
人間を凌ぐ力を持つツグミだが、それ以上の何かが上乗せされている様だった。急いで百花と司も加勢するが、状況が飲み込めない以上、仲間を斬ることは到底出来ず、攻撃を防ぐことだけで精一杯だった。
刀と刀が激しくぶつかり合う音が響く中、慶介はイナホを背負いその場から離れた。それを守るよう、香南芽が警戒しつつ、手塚達にも離れるよう警告する。
「イ・ナホ。ツグ・ミ・・」
ヒルコはその場で二人の名を呼ぶ。だが、誰もそれに気づく余地が無かった。
斐瀬里は月詠をかばうようにしながら、
「月詠様!これは一体何が?」
「あの娘は、この国において明神として祀られた。それからは言わば、現人神の状態にあったのだ」
「現人神!?」
「生きながらにして、人でもあり神である状態。しかし、あの娘の場合は違う。人と違い、魂は不完全で、そして、それが入る器にまだ余白があり、神の感情を司る御霊も入りやすい状態にあった。それも不均衡に」
「八幡さんが神様になったのはわかりますけど、なぜ私達に刃をむけるのです!?」
「ああ、ここからは推測に過ぎないが。姉上の回復計画の過程で、この戦いを見ていた者達が大勢いた。この厄災の原因である、ヒルコが何者かという疑念に対し、同じ機械の体を持ったあの娘、ツグミを、つまり継海大明神の怒りに触れ、その祟りがこの厄災を招いたとでも噂したのであろう。たかが噂、しかしながら数が集まれば、それは信仰に等しい。条件としては十分過ぎた。その証拠に、今あの娘は祟り神として自我を失っている」
「何か元に戻す方法は!?」
「今の人々がどう認識しているかわからぬが、祟り神には古くから贄を差し出すか、そのものを討ち倒すか・・・」
「つまり、私達の中で、誰かが犠牲に・・・と?」
「あの神が、一人の命で済ませるのならな・・・・」
三人がツグミと応戦する中、ヒルコは月詠を見るのをやめると、立ち上がろうとしていた。
月詠は険しい表情で考えを巡らせると、再び話し始める。
「万に一つ、今この時、その信仰が止むか、あり方が変われば、可能性はなくはない」
「それはつまり、人々の意識を変えるって事ですよね?どうやって・・・」
答えに詰まる二人の間に沈黙が流れると、月詠はツグミの足元を見ながら、
「これは一時しのぎではあるが、金毘羅刀の力を以って、あの娘の影を斬れ。負の縁を断つ力で、少しは猶予が生まれるであろう」
それを聞いた斐瀬里はツグミの方へ走り出し、応戦する三人の後ろで、ツグミから伸びる影を斬った。するとツグミの動きが止まったが、数秒後には再び暴れ始めた。斐瀬里は、
「八幡さんの影を斬り続けて!人々の誤った負の感情から、一時的に切り離すことが出来るの!」
悠も隙を見てツグミの背後を取り、地面に伸びるツグミの影を斬った。
「ちっ、確かに一時しのぎにはなるが、根本的な解決策がないと埒が明かないぞ!」
「天照様の回復用に、八幡さんの見ている光景が送られているはず、影を斬り続けながら人々に呼びかけるしかない!」
再び傑の端末などに、中継装置の映像が断続的に流れ始める。
「一体何が起こっているんだ?ツグミは何故動かない?」
すると仲間たちの声が聞こえてくる。
「これを見ている皆さん、この大厄災は継海大明神も尾上さんの発明も関係ありません!誤解なんです!」
斐瀬里たちは何度も何度も呼びかけている。
「どういうことだ?」
傑はツグミに何かがあったことは察したが、現地で何が起きているかは分からず見守るしかなかった。その時、ある通信を受信する。
「ん?これは試作機の・・・。まさか!?」
「イナホ、ツグミ・・アアー」
「ヒルコ、なのか・・・?」
「タス・ケル。アイシ・テ、クレタ」
「ヒルコ!一体何が起きている!」
「ツタエテ。アリガトウ、ヲ」
「一体何を・・・・!」
ツグミの見ている景色には、いつもより早い朝焼けが昇りつつある。その視界の傍からヒルコがゆっくりと不器用な動作で歩いてくるのが見えた。
慶介の背中でまだ弱っているイナホはガンホルダーの軽さに気づく。
「いけない!私の八咫射弩が・・・!水蛭子之神を止めて!」
ヒルコのその手には、イナホの八咫射弩が握られ、何かの力を発現し始めた。それに気づいた悠は叫ぶ。
「まさか!まだ悪意が残っていたのか!」
「違うの!」
イナホは叫び、慶介の背から落ち、ヒルコへ駆け寄ろうと藻掻いた。必死に体を起こそうとするが、その身は言う事を聞いてくれない。
「ヒルコが・・・、ヒルコがぁ!だめだよ・・・・!!」
ヒルコは、涙を流す彼女を一度だけ見ると、これまでとは違い力強い声を上げた。
「ワレハ、ヒルコ!スベテノ、ヤクサイ、ト、オオクノ、イノチ、ウバッタ、アシキカミ!」
次の瞬間、ヒルコはツグミ達に向け八咫射弩の引き金を引いた。悠達は思わず身構え目を閉じたが、薄っすらと目蓋の隙間から見えた光景に目を疑った。
眩しい朝焼けに包まれながら、全てを灰燼に帰す業火を発現させ、ヒルコは自らの体を焼いたのだ。僅かな灰だけが空に舞い、跡には焦げた地面しかなかった。
イナホは這って来ると、無心で焼けた土をかき集めていた。その泣き崩れる声をかき消すかのように、各地では何も知らない人々から、歓声が上がる。
映像に映るヒルコを包む朝焼けは、天照の偉大な力の象徴と重なり、恰も、その威光により焼き払われたように人々に記憶されただろう。
悪神ヒルコ。討ち滅ぼされた神の名は、瞬く間に人々の間に広まった。同時にツグミへの誤解は解け始めたようだった。
端末の映像が正常に動き出すのを傑は確認する。山陰を朝日が照らし始める。歓声に沸く人々の中で、傑だけは沈黙していた。あの子供が描いた絵を取り出し、じっとそれを見つめると、形容しがたい喪失感と安堵感が体を満たすのを感じていた。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
―異質― 激突の編/日本国の〝隊〟 その異世界を掻き回す重金奏――
EPIC
SF
日本国の戦闘団、護衛隊群、そして戦闘機と飛行場基地。続々異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
大規模な演習の最中に異常現象に巻き込まれ、未知なる世界へと飛ばされてしまった、日本国陸隊の有事官〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟と、各職種混成の約1個中隊。
そこは、剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する世界であった。
そんな世界で手探りでの調査に乗り出した日本国隊。時に異世界の人々と交流し、時に救い、時には脅威となる存在と苛烈な戦いを繰り広げ、潜り抜けて来た。
そんな彼らの元へ、陸隊の戦闘団。海隊の護衛艦船。航空隊の戦闘機から果ては航空基地までもが、続々と転移合流して来る。
そしてそれを狙い図ったかのように、異世界の各地で不穏な動きが見え始める。
果たして日本国隊は、そして異世界はいかなる道をたどるのか。
未知なる地で、日本国隊と、未知なる力が激突する――
注意事項(1 当お話は第2部となります。ですがここから読み始めても差して支障は無いかと思います、きっと、たぶん、メイビー。
注意事項(2 このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
注意事項(3 部隊単位で続々転移して来る形式の転移物となります。
注意事項(4 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。かなりなんでも有りです。
注意事項(5 小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
Another World〜自衛隊 まだ見ぬ世界へ〜
華厳 秋
ファンタジー
───2025年1月1日
この日、日本国は大きな歴史の転換点を迎えた。
札幌、渋谷、博多の3箇所に突如として『異界への門』──アナザーゲート──が出現した。
渋谷に現れた『門』から、異界の軍勢が押し寄せ、無抵抗の民間人を虐殺。緊急出動した自衛隊が到着した頃には、敵軍の姿はもうなく、スクランブル交差点は無惨に殺された民間人の亡骸と血で赤く染まっていた。
この緊急事態に、日本政府は『門』内部を調査するべく自衛隊を『異界』──アナザーワールド──へと派遣する事となった。
一方地球では、日本の急激な軍備拡大や『異界』内部の資源を巡って、極東での緊張感は日に日に増して行く。
そして、自衛隊は国や国民の安全のため『門』内外問わず奮闘するのであった。
この作品は、小説家になろう様カクヨム様にも投稿しています。
この作品はフィクションです。
実在する国、団体、人物とは関係ありません。ご注意ください。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる