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03 九州の脅威編

標的は”あかぎ” 精液便所に堕ちる三つのすぼまり

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03
 
 豊後、府内城。
 「皆さん、此度はまことにご苦労様でした」
 長身で金髪碧眼の修道女風の美人が、透き通った声で臣下の者たちをねぎらう。
 大友家当主、大友宗麟である。
 「恐れながら、ねぎらいのお言葉を頂く資格が我らにはございません。
 戦略目標であった博多の制圧に失敗したのですから」
 あかね色の長い髪をポニーテールとした、豊かな胸の膨らみが目を引く女性武将が苦々しげに返答する。
 勇将、髙橋紹運である。
 博多を陥落させるという結果を出せなかった自分たちには叱責こと相応しいと考えているようだ。
 「でも、あなたたちの頑張りは聞いています。
 神兵とまで言われるじえいたいと渡り合ったのですから、それは誇っていいと思いますが?」
 よく言って鷹揚、悪く言って呑気な宗麟は作戦の失敗を咎める気は全くないようだ。
 「いえ、頑張ったのだから勘弁して欲しいというのは子供のかけっこや水練の理屈です。
 戦であるならば、成功か失敗か、零か百かです。
 そして、我らはしくじったのです」
 長い黒髪を姫カットにした気の強そうな美少女が、真剣な顔で反論する。
 “護国の新星”とあだ名される若き武将、立花宗茂である。
 立花道雪の養子であり、髙橋紹運の妹でもある
 「わが娘の言うとおりです。
 問題なのは結果です。
 宗麟様、過程や頑張りを評価するのはおやめ下さい。
 子供ではないのですから。
 それは本人のためになりません」
 黒髪の美女、立花道雪が補足する。
 「道雪がそう言うなら…。
 とにかく、今後のことを考えなければなりませんね。
 毛利と自衛隊が隊伍を整えて本格的に攻めてくれば、博多を制圧するどころではありませんからね」
 宗麟は真面目な顔になる。
 話題を変えたのは、彼女なりの誠意だ。
 「それについてですが、間諜に毛利とじえいたいの動向を探らせたところ、面白いことがわかりました」
 道雪が口を開く。
 「どのようなことでしょう?」
 宗麟が興味を示す。
 「どうやら、彼らの船や鉄の鳥、鉄の車は特殊な燃料で動いているそうです。
 それは長防や九州では補給が効かない。
 そのために越後の上杉と協定を結び、融通してもらっているようなのです」
 道雪が簡潔に説明していく。
 「彼らが積極的にわが大友を攻撃してこないのは、燃料に余裕がないからという可能性もある?」
 頭の回転の速い宗麟は、先回りをして聞く。
 「希望的観測は危険ですが、可能性はあるかと。
 さらに言えば、越後から燃料が届かなければ、じえいたいは戦いを続けられない可能性もあります」
 道雪は慎重に言葉を選びながら返答する。
 「そこでです。
 越後から燃料を輸送する彼らの戦船を攻撃する作戦、この紹運にお任せ下さい」
 「しかし…。彼らの巨大な戦船に勝てましょうか?」
 作戦の承認を求める紹運に、宗麟は疑いの言葉を向けずにはいられなかった。
 自衛隊の艦は、宗麟も遠目にだが見たことがある。
 怖ろしく巨大で早かった。まるで島が一つ移動しているようでさえあった。
 「じえいたいとて鬼や妖怪に非ず、人です。
 策はありますとも」
 紹運は自信ありげに微笑む。
 「わかりました。
 説明をお願いします」
 宗麟は作戦を認可する前提で説明を受けていく。
 彼女にも危機感はあった。
 九州から大内と毛利を叩き出し、あわよくば博多の貿易の利権を奪い取るつもりで戦端を開いた。が、毛利と自衛隊に抵抗に阻まれて一番肝心な博多の制圧がなっていない。
 (このまま得るものがなく終わるわけにはいかないし、反撃されるのはもっと困る)
 自衛隊を無力化できるならそれに越したことはないのだ。

 かくして、越後から燃料を満載して一路北九州を目指す護衛艦“あかぎ”に対する攻撃が決定されたのである。

 ところ変わってこちらは備中の山中。
 「義隆様、隆豊殿、本当にいいんですね?
 ここから先は絶対に引き返せませんよ?」
 隆元は念を押す。
 隆元の横にいる霧島は、何も言わず腕組みをしているだけだ。
 「もとより、引き返すつもりなんて最初からないよ。
 うちが頼んだことや」
 「私もです。自分だけのうのうとしていたいとは思わない。
 義隆様と晴賢殿が地獄に堕ちるなら、私も一緒です」
 長い栗毛の高貴な感じの美人と、同じくらい長い赤い髪と白い肌が特徴の美人が応える。
 大内義隆と、その側近冷泉隆豊だ。
 「義隆様…隆豊…」
 傍らの黒髪の美女が、悲しそうな顔をする。
 陶晴賢だった。
 洗脳と調教を繰り返されてほとんど正常な思考を失っているが、わずかに残った正気の部分で彼女は悲しみを感じていた。

 隆元は、晴賢をいよいよ本格的に壊すことに決めた。男たちの精液便所とすることにしたのだ。
 だが、その時になって、義隆と隆豊が、晴賢を精液便所とするなら自分たちも一緒にと申し出てきたのだ。
 例え淫らなことしか考えられない白く美しい牝に堕ちても、晴賢のことを義隆は心から愛していた。
 「晴賢が男たちの精液便所になっているのに、知らん顔していることなんてうちにはできんのよ」
 また、隆豊も、愛してやまない主と一蓮托生と譲らなかった。
 「私は義隆様とどこまでも一緒です。
 例え行く先が無間地獄であったとしても」
 二人の申出を聞いた隆元は当初困惑したが、不意に面白いことを思いついていた。
 まあ、これから完全に壊れてもらう予定の晴賢にとっては、さらに辛く屈辱的な結果になるかも知れなかったが。
 義隆と隆豊に関しても、そこまで言うならやぶさかではないがどうせなら徹底的に恥ずかしく屈辱的な形で精液便所になってもらおうと考えたのだ。

 隆元が陸自に頼んで出してもらったヘリで、三人は備中の里山を訪れていた。
 「この辺でええか…」
 「ええ…」
 「早めに済ませましょう」
 これから二度と引き返せない痴虐と淫蕩の道に堕ちるというのに、義隆ら三人にためらいはなかった。
 三人とも服を脱ぎ、三者三様の美しい裸をさらす。
 そして、並んでがに股になり、女の部分を“くぱぁ”と拡げる。
 「ああ…出ちゃう…」
 「こんなかっこう…恥ずかし…」
 「だめだめ、我慢できない…!」
 三人はほぼ同時に立ちションを始める。
 三条の黄色い飛沫がきらきらと日の光に輝きながらほとばしる。
 目当てのものはすぐにやってきた。
 三日排便を我慢していい感じで便秘になっている三人の女の体臭と、黄色い飛沫のにおいを彼らが見逃すことはない。
 この地域に住まう妖怪、不浄吸である。ちょうど三匹いる。
 なんとも形容しがたい不定形の姿をしている。
 便秘をした女の、溜まった汚いものが大好物だ。
 義隆たち三人は、不浄吸いに尻を向け尻肉を両手で拡げる。いわゆる“ア○ルくぱぁ”のかっこうになる。
 不浄吸たちは触手状に細長く体を伸ばし、ゆっくりと三つの美しい尻に近づいていく。
 不浄吸いに溜まった汚いものをすすられることは、恥ずかしい以外には特に実害はない。この周辺では、不浄吸に尻の穴をあえて捧げることで便秘解消をする習慣さえある。
 不浄吸のがわも、女が抵抗しないなら手荒なことはしないのだ。
 「あああ…!入って来るう…!」
 「やだ…変な感じ…」
 「ケツ穴…拡がっちゃう…やん!」
 義隆は、不定形の触手がじんわりと尻の穴のすぼまりを押し広げて侵入して来る感触に、全身を強ばらせる。
 だが、触手が入り込んでくるのを止めることは叶わない。
 触手の先端が腸の奥に届くと、分泌物が勢いよく注入される。
 「ああああーーー…。中で出されてる…」
 じゅわっと中で拡がっていく感触は、男の射精を思わせる。
 義隆は恥ずかしさと汚辱感に、上気した頬をさらに赤く染めた。
 「ああん…何か入って来る…」
 「すごおい…気持ちいい…」
 隆豊と晴賢も状況は同じようだった。
 耳まで真っ赤になりながらもうっとりしている。
 「ああ…気持ちいい…お尻が気持ちいいよお…」
 義隆は、尻の穴と腸が急に熱くなり、驚くほど敏感になって行くのを感じる。最初は異物感しかなかったのに、すぐに触手が腸の中で蠢く感触が心地よく感じるようになって行く。
 不浄吸の分泌物の媚薬成分が効いてきたのだ。
 義隆は脚から力が抜けて、地面に四つん這いになってしまう。
 「ああ…あああ…」
 「こんなの初めて…!はあん!」
 隆豊と晴賢も同じらしく、上気した顔をうっとりと緩ませている。
 「ああ…!?」
 だが、しばらくすると義隆のお腹の奥から怖ろしい感覚がこみ上げてくる。
 (やだ…すごくウ○チがしたくなって…)
 三日排便を我慢して、お腹がずんと重いだけだった感覚が一転、腸が激しく蠢いて、荒々しい便意となって駆け上がって来たのだ。
 「ああ!やだやだ…!ウ○チ…出ちゃうう!」
 義隆が便意を催したのを見計らったように、触手がものすごい力で腸の奥をすすり始める。
 腸に溜まった汚いものが、ものすごい勢いで吸い出されていく。
 「だめえ…恥ずかしいいいい…。いやあ…!」
 義隆は今になって耐えられないほど恥ずかしくなっていた。
 大きな塊がずるりずるりと出て行くのがわかる。自分の意思に関係なく排泄する感覚は、女として耐えがたい汚辱感と恥ずかしさ、そして屈辱だった。
 「ああああーーー…!ウ○チ…出るう…!」
 「出ちゃってる…出ちゃう…きもひいい…!」
 横に目を向ければ、恥ずかしさで涙を流している隆豊と、すでに壊れているために強制排便さえ快感になっている晴賢。対照的だった。
 二人の美しい尻から、ずぶずぶと大きな塊が吸い出されているのが端からもはっきりわかる。
 信じられないほどおぞましく卑猥で、そして淫らで美しい光景だった。
 「だめだめ…イきそう…!ウ○チ…気持ちいい…!
 あっああああああああああっ…!」
 触手が腸の中で蠢く感触と、溜まった汚いものが吸い出されて尻の穴を押し広げる感覚に、ついに義隆は排便しながらの絶頂に達していた。
 一度汚いものを漏らしながらの絶頂に達してしまうと、もう体が止まらなかった。
 お腹の中がすっかり空っぽになるまで、義隆は数え切れないほど絶頂を迎え続けた。
 「あああん…!気持ちいい…きもひいいのお…」
 「もっと吸ってえ…私の汚いウ○チ…全部吸い出してえ…」
 隆豊と晴賢も、排便の快感にうっとりとだらしない顔をしていた。
 “二度と引き返せない”
 隆元がそう言っていたのが、義隆には痛烈に実感できた。
 こんな倒錯と快感を知ってしまったら、確かに絶対戻ることなどできないだろう。
 「はあ…はあ…はあ…。
 気持ち…良かった…」
 便秘で溜まった汚いものをすっかり吸い出してしまい、不浄吸が尻の穴からずるりと抜けて去って行く。
 だが、あまりにも強烈で甘美で倒錯した快感に虚脱してしまった義隆たち三人は、地面に突っ伏したまましばらく動くことができなかった。

 ヘリに寄りかかっていた霧島は、義隆たち三人が山を下りてくるのに気づいた。
 「戻りました…」
 「おかえり」
 三人とも、顔を赤くして若干内また気味でお腹を手でさすっている。
 「義隆さま、貴豊殿、ふーちゃん。お腹の中はちゃんときれいになった?」
 隆元が素敵な笑顔で問う。
 三人はさらに真っ赤になりながらうなずく。
 (やりすぎな気がしてきたよ)
 霧島は、隆元のことが少し怖くなり始めた。
 「じゃあ、お三方ともお尻出して」
 隆元の言葉に、三人も、霧島も「え?」と凍り付く。
 「どうせ精液便所になってもらうケツ穴だけど、どうせなら初物は勇馬にご賞味頂こうよ」
 三人の表情がぱあっと明るくなる。
 ア〇ルとはいえ、誰とも知れない男に処女を捧げるよりは、憎からず思っている勇馬に捧げたい。そういうことらしい。
 「ああ、勇馬殿に初めてを捧げられるなんて…」
 「勇馬殿、私のお尻の穴を女にしてください」
 「備後守(霧島)殿…汚いケツ穴だが…」
 三人とも、着物の腰巻を挙げて美味しそうな尻を露わにする。
 中腰になってがに股の下品な姿勢になり、そろって手で尻肉を拡げて紫のすぼまりをさらす。
 「さあ勇馬。初物のケツま〇こ、召し上がれ」
 「あ…ああ…」
 三つの白く美味しそうな尻が並ぶ姿に、霧島の理性は麻痺していく。
 これほど美しい女三人を、処女のままア○ルの方を先に経験させてしまう。その倒錯も、ぞくぞくとする。
 ボタンを外してジッパーを下ろし、迷彩服のズボンとパンツを下ろす。
 荒々しく屹立したものを、まずは義隆の尻の穴にあてがい、ゆっくりと埋め込んでいく。
 厳かな倒錯した肉の饗宴の始まりだった。
 「おお…おおおおおうううっ!ケツ穴が気持ちいいの!」
 「だめだめ!イっちゃうっ!ウ〇チの穴でイっちゃうのおっ!」
 「すごい…!やん!ケツま〇こが気持ちいいのお…!」
 理性を手放した霧島は、性器と化した三人の排泄の場所を思う存分堪能した。
 義隆たちも、排泄する場所でセックスをする官能に打ち震える。
 霧島は一度果てただけでは収まらず、何度も三人のすぼまりを貪る。
 義隆たちも、初めてのア〇ルセックスであるにも関わらず、何度も達してしまう。
 「うふふ。精液便所三つ。出来上がり」
 事後、傍らで見ていた隆元が妖艶に微笑む。
 「勇馬、女は自分の初めてを捧げた男を愛さずにはいられない。
 この先何人もの男にケツ穴を犯されても、彼女たちの心はずっと勇馬のものだよ」
 隆元が耳元で囁いた言葉に、霧島は恐怖しつつも激しく興奮していた。
 女は処女を捧げた男を愛するようになるという。たとえア〇ルでも例外ではないかも知れない。
 (彼女たちのア〇ルは、この先精液便所にされるが、俺を愛し続ける?)
 霧島は倒錯した興奮を感じていた。
 義隆、隆豊、晴賢が、尻の穴を犯されてよがり泣く変態尻奴隷に堕ちても、心は自分のもの。
 それは、霧島に倒錯した優越感と征服感をもたらしたのだった。

 かくして、義隆ら三人をア〇ル精液便所とする準備は整う。
 (こんな素敵な精液便所、一人でも多くの殿方に味わって頂かなくては。
 まあ、使い物にならないように注意しないとだけど)
 隆元の狂気と倒錯は、留まるところを知らなかった。
 晴賢には愛憎入り混じった感情を抱いている。
 義隆と隆豊は、どうせなら徹底して辱め、貶めてみたいと思う。
 隆元は、性器と化した三人のア〇ルをどのように精液便所にするか、思案していた。

 日本海、筑前沖。
 「大将無茶だ!こんな中で攻めるんですかい!?」
 「何を言うか、奇襲には絶好の日よりじゃないか!
 この雨風では、じえいたいの戦船も我らが見えんだろう?」
 商船に偽装した軍船の集団を率いる高橋紹運は、豪快に宣言する。
 古来、雨風に紛れた奇襲が、彼我の戦力差をひっくり返して勝利をもたらした事例は枚挙にいとまがない。
 紹運は奇襲という点に関しては自信を持っていた。
 自衛隊の戦船は、浅瀬の多い海域に達して微速前進を続けている。これなら、自分たちの船でも近づけるはずだ。
 その後は内部に潜り込んで火をかける。
 自衛隊が採用している燃料が何であれ、可燃物であることに変わりはない。油をまいて火をかければ、船そのものを炎上させることも可能だろう。
 
 ヘリコプター搭載護衛艦”あかぎ”への、低気圧に紛れた夜襲が実行されようとしていた。
 

 
 
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