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03 家の危機ですって?
夜這いなど十年早い!
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01
「あなた、こんなことしてただですむと思っているんですの?」
イレーヌは目の前にいる美貌の魔道士をにらみつける。
「ただですまないのは覚悟の上ですとも。
イレーヌ様」
そう返したヴァンサンの目は正気ではなかった。
(よりによってヤンデレ化してしまうなんて)
イレーヌは舌打ちする。
イレーヌは両手両脚をヴァンサンが放った魔法陣に拘束され、貼り付けのような状態で動くことができない。
つまり、抵抗することは不可能と言うことだ。
始まりは、先だってのヴァンサンによる事情聴取の直後。
ヴァンサンがイレーヌに交際を申し込んできたことだった。
もともと気にはなっていたが、パザフでの活躍を聞いて惚れてしまったのだという。
イレーヌは今度こそ曖昧な返事はせず、丁重にお断りすることにした。
フリードリヒに続いて、成り行きと欲望に負けたことからリュックとまでフラグを立ててしまったのだ。
これ以上攻略対象とフラグを立てるのはなんとしても避けたい。
というか、悪役令嬢であるはずの自分が逆ハーレムを形成しつつあるとはどうしたことか。
自分が破滅しないためには、予定通り主人公であるエクレールと攻略対象全員が結ばれてもらわないといけないのだ。
だが、ここでイレーヌの優柔不断さと我が身可愛さが災いする。
どうしても、“あなたなんか好きじゃない”と言えなかったのだ。
まあ、実際ヴァンサンの女と見まがう美貌には目を奪われるものがあったし、気さくで純粋な性格にも好感さえ抱いていた。
それがまずかった。
“あなたのことは尊敬しているが”“気持ちは嬉しいけれど”と、下手に気を持たせるような言い方をしてしまったために、ヴァンサンは諦めがつかなくなってしまったらしい。
あの手この手で押せばイレーヌがなびくのではないかと思い込み始めてしまう。
そして、ついにイレーヌの寝所に魔法を用いて忍び込むという暴挙に出てしまう。
21世紀の日本なら完全にストーカー行為だが、この国にそんな概念はない。
女は男にしたがっていればいいという考えがまだ支配的なのだ。
「ヴァンサン。魔法を使った性犯罪は重罪だとご存じでしょうね?」
「くどいようですが、覚悟の上です」
そう言ったヴァンサンの目は濁り、光がなかった。
イレーヌは恐怖する。彼は本気だ。犯罪者になるのもいとわないと思っている。
「あなた狂ったの?
あなたは司法官でしょう!こんなことしていいわけがない!
女一人のことで全部失うんですのよ!?
仕事も地位も、名誉も全部!」
「いりません!仕事も地位も名誉も!」
大きな声で混ぜ返された言葉に、イレーヌは愕然とする。
ちなみに、部屋にはヴァンサンの結界が張られていて、どれだけ騒ごうと外に音が伝わることはない。
ヴァンサンは狂気を宿した表情で続ける。
「自分を狂わせたのはあなたです。
見下げ果てたやつと思ってもらってけっこう。
後で通報されてもかまいません。司法官の恥と罵っていただいてもいい。
あなたをせめて一度だけでも自分のものにできるなら」
イレーヌは悟った。
ヴァンサンはすでに狂気に支配されている。
(こんなことならもっと強い言葉で拒絶しておけば…)
激しい後悔がわき上がってくる。
彼をはっきりと突き放さず、曖昧な断り方をしていた結果がこれだと気づいたからだ。
「やめて…やめなさい!」
「何を言っても無駄です。
イレーヌ様は自分のものだ」
ヴァンサンはイレーヌの寝間着の前のボタンをひとつずつ外していく。
就寝用のブラをずらしてしまい、美しい胸のふくらみを露わにする。
「ああ…だめだめ…!こんなこと…」
「気持ちいいですか、イレーヌ様」
ヴァンサンの触れ方は驚くほど優しかった。
さわりと膨らみの表面を撫で、繊細で器用そうな指がゆっくりと揉みしだいていく。
(やだ…気持ち良くならないで…こんなことされて…)
こんな状況なのに、イレーヌの女の部分はじゅんと熱くなり、潤い始めていた。
性欲が強く、根っこのところでビッチであるイレーヌはこれから手込めにされるというのに感じていたのだ。
(なんとかしないと…!
このままヴァンサンに犯されたら…きっと彼のものになってしまう…)
貴族であっても、望まない性交は強姦であり犯罪だ。ただし、強姦されたがわが明確に“無理やり犯された”と主張した場合だ。
イレーヌは、ビッチで意志の弱い自分は、一度セックスをされてしまったら身も心もヴァンサンを受け入れてしまうと予測がついた。
たとえ最初がレイプだろうと、ずるずると身体を許してしまう。その後ヴァンサンに対して毅然とした態度を取る自信がなかった。
恐らくはそのまま破滅フラグにまっしぐらだろう。
「イレーヌ様、感じているんですね?
パンツがぐっしょりですよ」
濁った目でそういうヴァンサンの言葉に、イレーヌは消えてしまいたくなる。
普通の女であれば、魔法で手足を拘束されて無理やり胸を愛撫されながら感じてしまうことなどないだろう。
「脚もきれいですね…」
ヴァンサンがつーっと指先で脚を撫でていく。
(そうだ)
そこでイレーヌは閃くものがあった。いちかばちか、試して見る価値はある。
「ヴァンサン、後で覚えていなさい。あなたなんかに屈するものですか。
ただ、せめてパンツは脱がせてくれないかしら?
お気に入りなの。破かれたりしたらたまらないから」
「わかりました」
言葉で抵抗するのが健気だとばかりに微笑んで、ヴァンサンはイレーヌのパンツに手をかけ下ろしていく。
(今です!)
ヴァンサンの手が、両脚の魔法陣にかかった瞬間、イレーヌは地面を蹴る。
彼女は賭けに勝った。
パンツを脚から抜くためには、一時的に魔法陣の拘束を解除する必要があったらしい。
片足ずつ意地悪く解除されてまたはめられればそこまでだった。が、油断していたヴァンサンは両脚の拘束を一度に解除してしまったのだ。
「ふん!」
「ぐお!」
完全なまぐれだった。もう一度やってみろと言われても無理だったろう。
映画“アナコンダ”でジョン・ボイトが見せた技を真似ただけだ。
イレーヌの白くしなやかだが鍛えられた両脚は、ヴァンサンの首に巻き付いて三角締めを極めていたのだ。
「絞め殺されたくなければ、魔法陣を解除なさい!」
首を絞められて声を出すこともできないヴァンサンは、イレーヌに危険がないよう魔法陣を低い位置まで下げて解除する。
イレーヌはヴァンサンをこのまま絞め殺してやろうかと一瞬考えた。
(なんでもがかないの?)
だが、ヴァンサンが全く抵抗しないのを見て考えを変える。
首を絞められた人間は通常はげしくもがき、相手に爪を立てて抵抗する。
だが、ヴァンサンはイレーヌに殺されるなら本望とでも思っているかのように無抵抗で、身体から力を抜いていた。
(冗談じゃない)
それでは返ってヤンデレに堕ちたヴァンサンを楽にしてやることになる。
「よくもやってくれましたわね?」
イレーヌは三角締めを解除すると、ヴァンサンの美しいアッシュブロンドの髪を掴む。そして、顎に思いきり膝蹴りをお見舞いする。
「ぐふ!」
猛烈な衝撃に頭蓋骨を揺さぶられ、ヴァンサンは伸びてしまう。
「さて、どうしてくれようか」
官憲に通報する程度では、イレーヌの腹の虫が治まらなかった。
ヴァンサンに、死なない程度に苦痛と屈辱を与えてやらなければ。
「あなた、こんなことしてただですむと思っているんですの?」
イレーヌは目の前にいる美貌の魔道士をにらみつける。
「ただですまないのは覚悟の上ですとも。
イレーヌ様」
そう返したヴァンサンの目は正気ではなかった。
(よりによってヤンデレ化してしまうなんて)
イレーヌは舌打ちする。
イレーヌは両手両脚をヴァンサンが放った魔法陣に拘束され、貼り付けのような状態で動くことができない。
つまり、抵抗することは不可能と言うことだ。
始まりは、先だってのヴァンサンによる事情聴取の直後。
ヴァンサンがイレーヌに交際を申し込んできたことだった。
もともと気にはなっていたが、パザフでの活躍を聞いて惚れてしまったのだという。
イレーヌは今度こそ曖昧な返事はせず、丁重にお断りすることにした。
フリードリヒに続いて、成り行きと欲望に負けたことからリュックとまでフラグを立ててしまったのだ。
これ以上攻略対象とフラグを立てるのはなんとしても避けたい。
というか、悪役令嬢であるはずの自分が逆ハーレムを形成しつつあるとはどうしたことか。
自分が破滅しないためには、予定通り主人公であるエクレールと攻略対象全員が結ばれてもらわないといけないのだ。
だが、ここでイレーヌの優柔不断さと我が身可愛さが災いする。
どうしても、“あなたなんか好きじゃない”と言えなかったのだ。
まあ、実際ヴァンサンの女と見まがう美貌には目を奪われるものがあったし、気さくで純粋な性格にも好感さえ抱いていた。
それがまずかった。
“あなたのことは尊敬しているが”“気持ちは嬉しいけれど”と、下手に気を持たせるような言い方をしてしまったために、ヴァンサンは諦めがつかなくなってしまったらしい。
あの手この手で押せばイレーヌがなびくのではないかと思い込み始めてしまう。
そして、ついにイレーヌの寝所に魔法を用いて忍び込むという暴挙に出てしまう。
21世紀の日本なら完全にストーカー行為だが、この国にそんな概念はない。
女は男にしたがっていればいいという考えがまだ支配的なのだ。
「ヴァンサン。魔法を使った性犯罪は重罪だとご存じでしょうね?」
「くどいようですが、覚悟の上です」
そう言ったヴァンサンの目は濁り、光がなかった。
イレーヌは恐怖する。彼は本気だ。犯罪者になるのもいとわないと思っている。
「あなた狂ったの?
あなたは司法官でしょう!こんなことしていいわけがない!
女一人のことで全部失うんですのよ!?
仕事も地位も、名誉も全部!」
「いりません!仕事も地位も名誉も!」
大きな声で混ぜ返された言葉に、イレーヌは愕然とする。
ちなみに、部屋にはヴァンサンの結界が張られていて、どれだけ騒ごうと外に音が伝わることはない。
ヴァンサンは狂気を宿した表情で続ける。
「自分を狂わせたのはあなたです。
見下げ果てたやつと思ってもらってけっこう。
後で通報されてもかまいません。司法官の恥と罵っていただいてもいい。
あなたをせめて一度だけでも自分のものにできるなら」
イレーヌは悟った。
ヴァンサンはすでに狂気に支配されている。
(こんなことならもっと強い言葉で拒絶しておけば…)
激しい後悔がわき上がってくる。
彼をはっきりと突き放さず、曖昧な断り方をしていた結果がこれだと気づいたからだ。
「やめて…やめなさい!」
「何を言っても無駄です。
イレーヌ様は自分のものだ」
ヴァンサンはイレーヌの寝間着の前のボタンをひとつずつ外していく。
就寝用のブラをずらしてしまい、美しい胸のふくらみを露わにする。
「ああ…だめだめ…!こんなこと…」
「気持ちいいですか、イレーヌ様」
ヴァンサンの触れ方は驚くほど優しかった。
さわりと膨らみの表面を撫で、繊細で器用そうな指がゆっくりと揉みしだいていく。
(やだ…気持ち良くならないで…こんなことされて…)
こんな状況なのに、イレーヌの女の部分はじゅんと熱くなり、潤い始めていた。
性欲が強く、根っこのところでビッチであるイレーヌはこれから手込めにされるというのに感じていたのだ。
(なんとかしないと…!
このままヴァンサンに犯されたら…きっと彼のものになってしまう…)
貴族であっても、望まない性交は強姦であり犯罪だ。ただし、強姦されたがわが明確に“無理やり犯された”と主張した場合だ。
イレーヌは、ビッチで意志の弱い自分は、一度セックスをされてしまったら身も心もヴァンサンを受け入れてしまうと予測がついた。
たとえ最初がレイプだろうと、ずるずると身体を許してしまう。その後ヴァンサンに対して毅然とした態度を取る自信がなかった。
恐らくはそのまま破滅フラグにまっしぐらだろう。
「イレーヌ様、感じているんですね?
パンツがぐっしょりですよ」
濁った目でそういうヴァンサンの言葉に、イレーヌは消えてしまいたくなる。
普通の女であれば、魔法で手足を拘束されて無理やり胸を愛撫されながら感じてしまうことなどないだろう。
「脚もきれいですね…」
ヴァンサンがつーっと指先で脚を撫でていく。
(そうだ)
そこでイレーヌは閃くものがあった。いちかばちか、試して見る価値はある。
「ヴァンサン、後で覚えていなさい。あなたなんかに屈するものですか。
ただ、せめてパンツは脱がせてくれないかしら?
お気に入りなの。破かれたりしたらたまらないから」
「わかりました」
言葉で抵抗するのが健気だとばかりに微笑んで、ヴァンサンはイレーヌのパンツに手をかけ下ろしていく。
(今です!)
ヴァンサンの手が、両脚の魔法陣にかかった瞬間、イレーヌは地面を蹴る。
彼女は賭けに勝った。
パンツを脚から抜くためには、一時的に魔法陣の拘束を解除する必要があったらしい。
片足ずつ意地悪く解除されてまたはめられればそこまでだった。が、油断していたヴァンサンは両脚の拘束を一度に解除してしまったのだ。
「ふん!」
「ぐお!」
完全なまぐれだった。もう一度やってみろと言われても無理だったろう。
映画“アナコンダ”でジョン・ボイトが見せた技を真似ただけだ。
イレーヌの白くしなやかだが鍛えられた両脚は、ヴァンサンの首に巻き付いて三角締めを極めていたのだ。
「絞め殺されたくなければ、魔法陣を解除なさい!」
首を絞められて声を出すこともできないヴァンサンは、イレーヌに危険がないよう魔法陣を低い位置まで下げて解除する。
イレーヌはヴァンサンをこのまま絞め殺してやろうかと一瞬考えた。
(なんでもがかないの?)
だが、ヴァンサンが全く抵抗しないのを見て考えを変える。
首を絞められた人間は通常はげしくもがき、相手に爪を立てて抵抗する。
だが、ヴァンサンはイレーヌに殺されるなら本望とでも思っているかのように無抵抗で、身体から力を抜いていた。
(冗談じゃない)
それでは返ってヤンデレに堕ちたヴァンサンを楽にしてやることになる。
「よくもやってくれましたわね?」
イレーヌは三角締めを解除すると、ヴァンサンの美しいアッシュブロンドの髪を掴む。そして、顎に思いきり膝蹴りをお見舞いする。
「ぐふ!」
猛烈な衝撃に頭蓋骨を揺さぶられ、ヴァンサンは伸びてしまう。
「さて、どうしてくれようか」
官憲に通報する程度では、イレーヌの腹の虫が治まらなかった。
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