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06 鮮血の京都編
公武の温度差と忠臣たちの憂鬱
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02
話は光秀の蜂起から3ヶ月ほど遡る。
京都、西四条、近衛家の別邸。
「関白殿!首を斜めに振られるな!」
長い赤毛の美少女、織田信長の大声が響き渡る。
「しかし、私には王家と公家衆の財産と暮らしを守る役目が」
老獪で度胸もあるが、しょせんは公家でしかない。血筋と伝統と奸知以外によって立つものを持たない者の典型例と言える男がしぶとく食い下がる。
関白、近衛先久である。
「それはわかっていると申し上げている。
ただ、要求はするが責任は負いたくないという言い分は通らんと言うだけです」
信長はぴしゃりと先久の言葉を遮る。
(この連中は何も変わらないし変わろうともしない。源義経や、楠木正成、新田義貞を体よく利用した挙げ句使い捨てた時から何も変わっていないと言うことか)
信長は憤りがあからさまに表に出ないように苦労していた。
傍らの、青いボブカットヘアーの女性武将、明智光秀と、長い黒髪と緋色の目が美しい女性武将、細川藤孝は、ひやひやしながら2人のやりとりを見守っている。
背筋が冷えるのは、外で雪が降っているからではないだろう。
「では、どうすればよろしいか?」
「まず、畿内にある王家と摂関家の領地を回復したい。
そうですな?」
「ぜひとも」
「ならば、その旨公式な命令、もしくは要請として文書の形で頂かなければ困ります。
帝、もしくは摂関家の名において領地の回復を命じる。と」
信長の言葉に、先久は渋面を浮かべる。
「ですから、それはご勘弁願えぬかと申し上げております。
ご存じの通り、我々公家には武力がございません。万一我々が領地を回復したことを逆恨みした者たちが現れては…。
私ごときはともかく、帝や王家の方々に万一のことがあっては!」
「話にならん!」
再び信長の一喝が響き渡る。
「我々武家に危険を負わせておいて、ご自分たちは書面1枚書くことも怖いとおっしゃるか?
あなた方に万一のことがないよう、京中の警備は万全を期しているではないか。
それでも報復が怖いから書面を書きたくないだと?
そんな話が聞けると思うのか!?」
元々短気なところがある信長だが、尾張から始まって東海、甲信、畿内、北陸と版図を広げていく内に人間の幅も拡がった。忍耐や腹芸も身についてきた。
だが、さすがに今の先久の態度には我慢の限界だった。
畿内にある王家と摂関家の領地を回復したい。つまり、その土地から収入を得る権利を取り戻したい。だが、取り戻すに当たって自分たちの名は出したくない。逆恨みの報復が怖いから。
“自分たちは責任を負いたくない。いつ外すかわからないはしごだが、どうぞ上って下さい”
先久は要はそう言っているのだ。あまりにも厚かましい言い分。信長でなくとも腹を立てて当然だ。
「あの…信長様、差し出がましいですが…。
京では公家や朝廷の権威はあってなきがごとし。司法の機能も停止状態の有様が長く続いたのです。信長様が京に入られるまでは
暴力に怯えるばかりだった公家衆のお心もお察し頂きたく」
光秀がさすがにまずいと判断して口を挟む。いかに権威衰えたとは言え、信長が口を聞いている相手は現職の関白なのだ。
「それは察している!
だがな、暴力に怯えるなら何もしなければいいだけのことだ。
領地を取り戻したいなどと言わなければ危険にさらされることもない。違うか!?」
光秀は、信長の怒りの矛先が自分に向いたことに眉間にしわを寄せる。
信長の言い分は確かにわかる。応仁の乱、明応の政変を経て幕府の権威が崩壊すると、荘園が王家や公家のものだという観念は消失。土地は実効支配した者の所有物という考えが定着し、荘園制は崩壊してしまう。
既に現地の土豪や国人が実効支配している土地を奪い返せといいながら、自分は責任を負おうとしない。それは確かに虫が良すぎる話だ。
いかに乱世とは言っても、他者から何かを取り上げるには最低限大義名分が必要になるのだから。誰かが責任を負わなければならないのだから。
だが、信長の言い方も直接的にすぎる。一応朝廷と幕府の権威を奉じている立場では、さすがに言い方が過ぎる。
「信長様。恐れながら、一つお聞き頂きたいお話がございます」
それまで沈黙していた藤孝が口を開く。
信長は大声で混ぜ返しかけるが、藤孝の真剣な眼に、辛うじて理性を保つ。
「申してみよ」
「あなた様が京に上られる前のこと。
ある名のあるお公家さんの娘さんが、毎日のように出かけていきます。そして夜遅くになるとわずかばかりのおぜぜと米、野菜などを担いで戻ってくる。
それはいつまでも続きます。それが彼女の家の唯一の収入なのですから。
そして、彼女は身ごもります。
彼女の家の者は“父親は誰なのか?”と問うことさえしません。
問うてもしかたないし、彼女にそうさせたのは他ならぬ自分たちなのですから。
しばらくして、彼女の妹が毎日出かけていくようになりました。身ごもった彼女の代わりに家族を養うために」
信長は、急速に怒りを削がれていく思いだった。実際にあった話か、藤孝の作り話かはともかく、具体的にはどうとは言っていないのに、ひどく生々しい話だったからだ。
「藤孝は何が言いたいのだ?」
「京のお公家衆は、権威を重んじられないという次元の話ではない。
人間扱いさえされていなかったのです。
もちろん、自業自得の面はありましょう。地方に亡命したり、自らが武家に転進して生きている公家衆もいますから。
ただ、京の公家衆の貧困と暴力への恐怖は、わたしやあなたの想像を絶するものであった。
それだけはご理解頂きたいのです」
信長はすっかり怒りが冷めていた。自分も裕福な暮らしをしてきたとは言えないが、幼くして体を売らなければならなかったり、夜に盗賊の脅威にさらされなければならなかったわけではない。
まだ恵まれていると感じたのだ。
「そのお公家さんの姉妹は、今はどうしているのか?」
「織田家の援助と経済施策のお陰でそれなりに余裕はできています。
2人ともちゃんと子供を育てていますよ。父親のわからない子でも、やはり可愛いようで」
またしても生々しい話に、信長は拳を顎に当てて考える顔になる。
先久の言い分は問題外だが、京の王家や公家の事情を考えると頭ごなしにつっぱねるべきではないと感じたのだ。
本来なら同情で他人に何かしてやるべきではないが、情けは人の為ならずということもある。
なにより、相手は王家と公家衆だ。織田家の今後のことを考えると、何もしないわけにもいかない。
そして、再び先久に向き直り、口を開く。
「関白殿。やはり、領地の回復のお話は請けかねる」
「し…しかし」
「話は最後まで聞きなさい。
代わりに、山城、近江、伊勢、美濃で当家が実効支配している土地の中から、一部を寄進しましょう。
あなた方と一族郎党が食べていけるだけはなんとかしようではありませんか」
信長の返答に、先久は考える顔になる。いや、考えるふりをしているというべきか。
信長の言うとおりにして不都合があることと言えば、面子が立たないことくらいだ。どうせ朝廷が発給した荘園の権利証などすでにぼろぼろの無価値な紙切れと化している。
今の朝廷と公家は、織田家による金銭的な支援でなんとか持っている有様だ。逆に言えば、信長が援助を打ちきれば極貧生活に逆戻りと言うことになる。
援助とは別に、自分たちの食い扶持となる領地を寄進してくれるというのなら、それはありがたいことなのだ。
わざわざ危険をおかしてかつての領地を奪い返す必要もなくなる。
「信長公、ありがたきお言葉です。寄進、よしなに」
そう言って、先久は頭を下げる。
「いや、私も興奮してご無礼を致した。
どうか、ご容赦を願いたい」
信長もそう言って頭を下げる。
光秀と藤孝はこっそりと息を吐いて胸をなで下ろす。
そして、改めて今後のことについて思いを巡らせる。
寄進する土地の詳細は追って詰めることとして、その日の話し合いは解散となったのだった。
だが、光秀と藤孝にとっては、その日のことは信長と先久が領地や食い扶持のことで揉めたというレベルの話では済まないのだった。
朝廷や幕府、要するにどちらかと言えば古い権威のがわにいる自分たちにとっては。
話は光秀の蜂起から3ヶ月ほど遡る。
京都、西四条、近衛家の別邸。
「関白殿!首を斜めに振られるな!」
長い赤毛の美少女、織田信長の大声が響き渡る。
「しかし、私には王家と公家衆の財産と暮らしを守る役目が」
老獪で度胸もあるが、しょせんは公家でしかない。血筋と伝統と奸知以外によって立つものを持たない者の典型例と言える男がしぶとく食い下がる。
関白、近衛先久である。
「それはわかっていると申し上げている。
ただ、要求はするが責任は負いたくないという言い分は通らんと言うだけです」
信長はぴしゃりと先久の言葉を遮る。
(この連中は何も変わらないし変わろうともしない。源義経や、楠木正成、新田義貞を体よく利用した挙げ句使い捨てた時から何も変わっていないと言うことか)
信長は憤りがあからさまに表に出ないように苦労していた。
傍らの、青いボブカットヘアーの女性武将、明智光秀と、長い黒髪と緋色の目が美しい女性武将、細川藤孝は、ひやひやしながら2人のやりとりを見守っている。
背筋が冷えるのは、外で雪が降っているからではないだろう。
「では、どうすればよろしいか?」
「まず、畿内にある王家と摂関家の領地を回復したい。
そうですな?」
「ぜひとも」
「ならば、その旨公式な命令、もしくは要請として文書の形で頂かなければ困ります。
帝、もしくは摂関家の名において領地の回復を命じる。と」
信長の言葉に、先久は渋面を浮かべる。
「ですから、それはご勘弁願えぬかと申し上げております。
ご存じの通り、我々公家には武力がございません。万一我々が領地を回復したことを逆恨みした者たちが現れては…。
私ごときはともかく、帝や王家の方々に万一のことがあっては!」
「話にならん!」
再び信長の一喝が響き渡る。
「我々武家に危険を負わせておいて、ご自分たちは書面1枚書くことも怖いとおっしゃるか?
あなた方に万一のことがないよう、京中の警備は万全を期しているではないか。
それでも報復が怖いから書面を書きたくないだと?
そんな話が聞けると思うのか!?」
元々短気なところがある信長だが、尾張から始まって東海、甲信、畿内、北陸と版図を広げていく内に人間の幅も拡がった。忍耐や腹芸も身についてきた。
だが、さすがに今の先久の態度には我慢の限界だった。
畿内にある王家と摂関家の領地を回復したい。つまり、その土地から収入を得る権利を取り戻したい。だが、取り戻すに当たって自分たちの名は出したくない。逆恨みの報復が怖いから。
“自分たちは責任を負いたくない。いつ外すかわからないはしごだが、どうぞ上って下さい”
先久は要はそう言っているのだ。あまりにも厚かましい言い分。信長でなくとも腹を立てて当然だ。
「あの…信長様、差し出がましいですが…。
京では公家や朝廷の権威はあってなきがごとし。司法の機能も停止状態の有様が長く続いたのです。信長様が京に入られるまでは
暴力に怯えるばかりだった公家衆のお心もお察し頂きたく」
光秀がさすがにまずいと判断して口を挟む。いかに権威衰えたとは言え、信長が口を聞いている相手は現職の関白なのだ。
「それは察している!
だがな、暴力に怯えるなら何もしなければいいだけのことだ。
領地を取り戻したいなどと言わなければ危険にさらされることもない。違うか!?」
光秀は、信長の怒りの矛先が自分に向いたことに眉間にしわを寄せる。
信長の言い分は確かにわかる。応仁の乱、明応の政変を経て幕府の権威が崩壊すると、荘園が王家や公家のものだという観念は消失。土地は実効支配した者の所有物という考えが定着し、荘園制は崩壊してしまう。
既に現地の土豪や国人が実効支配している土地を奪い返せといいながら、自分は責任を負おうとしない。それは確かに虫が良すぎる話だ。
いかに乱世とは言っても、他者から何かを取り上げるには最低限大義名分が必要になるのだから。誰かが責任を負わなければならないのだから。
だが、信長の言い方も直接的にすぎる。一応朝廷と幕府の権威を奉じている立場では、さすがに言い方が過ぎる。
「信長様。恐れながら、一つお聞き頂きたいお話がございます」
それまで沈黙していた藤孝が口を開く。
信長は大声で混ぜ返しかけるが、藤孝の真剣な眼に、辛うじて理性を保つ。
「申してみよ」
「あなた様が京に上られる前のこと。
ある名のあるお公家さんの娘さんが、毎日のように出かけていきます。そして夜遅くになるとわずかばかりのおぜぜと米、野菜などを担いで戻ってくる。
それはいつまでも続きます。それが彼女の家の唯一の収入なのですから。
そして、彼女は身ごもります。
彼女の家の者は“父親は誰なのか?”と問うことさえしません。
問うてもしかたないし、彼女にそうさせたのは他ならぬ自分たちなのですから。
しばらくして、彼女の妹が毎日出かけていくようになりました。身ごもった彼女の代わりに家族を養うために」
信長は、急速に怒りを削がれていく思いだった。実際にあった話か、藤孝の作り話かはともかく、具体的にはどうとは言っていないのに、ひどく生々しい話だったからだ。
「藤孝は何が言いたいのだ?」
「京のお公家衆は、権威を重んじられないという次元の話ではない。
人間扱いさえされていなかったのです。
もちろん、自業自得の面はありましょう。地方に亡命したり、自らが武家に転進して生きている公家衆もいますから。
ただ、京の公家衆の貧困と暴力への恐怖は、わたしやあなたの想像を絶するものであった。
それだけはご理解頂きたいのです」
信長はすっかり怒りが冷めていた。自分も裕福な暮らしをしてきたとは言えないが、幼くして体を売らなければならなかったり、夜に盗賊の脅威にさらされなければならなかったわけではない。
まだ恵まれていると感じたのだ。
「そのお公家さんの姉妹は、今はどうしているのか?」
「織田家の援助と経済施策のお陰でそれなりに余裕はできています。
2人ともちゃんと子供を育てていますよ。父親のわからない子でも、やはり可愛いようで」
またしても生々しい話に、信長は拳を顎に当てて考える顔になる。
先久の言い分は問題外だが、京の王家や公家の事情を考えると頭ごなしにつっぱねるべきではないと感じたのだ。
本来なら同情で他人に何かしてやるべきではないが、情けは人の為ならずということもある。
なにより、相手は王家と公家衆だ。織田家の今後のことを考えると、何もしないわけにもいかない。
そして、再び先久に向き直り、口を開く。
「関白殿。やはり、領地の回復のお話は請けかねる」
「し…しかし」
「話は最後まで聞きなさい。
代わりに、山城、近江、伊勢、美濃で当家が実効支配している土地の中から、一部を寄進しましょう。
あなた方と一族郎党が食べていけるだけはなんとかしようではありませんか」
信長の返答に、先久は考える顔になる。いや、考えるふりをしているというべきか。
信長の言うとおりにして不都合があることと言えば、面子が立たないことくらいだ。どうせ朝廷が発給した荘園の権利証などすでにぼろぼろの無価値な紙切れと化している。
今の朝廷と公家は、織田家による金銭的な支援でなんとか持っている有様だ。逆に言えば、信長が援助を打ちきれば極貧生活に逆戻りと言うことになる。
援助とは別に、自分たちの食い扶持となる領地を寄進してくれるというのなら、それはありがたいことなのだ。
わざわざ危険をおかしてかつての領地を奪い返す必要もなくなる。
「信長公、ありがたきお言葉です。寄進、よしなに」
そう言って、先久は頭を下げる。
「いや、私も興奮してご無礼を致した。
どうか、ご容赦を願いたい」
信長もそう言って頭を下げる。
光秀と藤孝はこっそりと息を吐いて胸をなで下ろす。
そして、改めて今後のことについて思いを巡らせる。
寄進する土地の詳細は追って詰めることとして、その日の話し合いは解散となったのだった。
だが、光秀と藤孝にとっては、その日のことは信長と先久が領地や食い扶持のことで揉めたというレベルの話では済まないのだった。
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