49 / 59
05 裸婦という名の花
裸よりも
しおりを挟む
03
「じゃあ、剃っていきますからしばらく動かないで下さいね-」
そう言って、佐奈が剃毛用のローションを瞳のお尻と股間に塗りつけてくる。
(冷たい…!
これやばい…。無理無理無理…!恥ずかしいって…)
瞳は恥ずかしさで林檎のように真っ赤になってしまう。
昔の俗説に、肛門を見られるのを恥ずかしがるのは処女で、排泄物を見られるのを恥ずかしがるのは非処女だ、などというものがあった。
が、瞳は非処女であるにも関わらず、佐奈に尻の穴をさらして恥ずかしさで消えてしまいたくなっていた。
むだ毛に覆われているからこそ、よけいに恥ずかしい。
むだ毛処理用のカミソリが尻の割れ目にあてがわれ、じょりじょりと剃り落としていく。
(沙菜ちゃん、本当に剃るの上手だな。なんだか気持ちいいかも…)
優しく丁寧にむだ毛が剃り落とされていく感触は、恥ずかしいがなんだかさっぱりして安心する。
「ちょっと股開いてもらっていいですか?
最低限必要なところだけ残して剃っちゃいますから」
「う…うん…」
瞳は佐奈に言われるままに股を軽く開く。
今度は会陰部から大陰唇の周りにかけてのむだ毛が処理されていく。
(どうしよう…佐奈ちゃんに見られてると変な気分になっちゃう…。
それに…なんだか気持ちいい…?)
SMに剃毛プレイというのがあるのを思い出す。
むだ毛に覆われた恥ずかしい部分をあえてさらし、剃られる。
こんな感じなのだろうか。
カミソリが優しく肌の上を動き回り、むだ毛がどんどん処理されていく。
瞳は、恥ずかしさの向こうに感じてはいけない感覚を覚えそうで怖かった。
むだ毛の処理が終わり、ウェットティッシュとタオルで後始末がされるまでの間がずいぶん長く感じられた。
「さあ終わり。先輩、鏡で確認してみて下さい」
佐奈が大きな手鏡で、処理が終わった瞳の恥ずかしい部分を全て大写しにする。
(ちょっとやめてよ…。そんなの見せられたら恥ずかしいよ…)
瞳はまた顔を赤く上気させる。
自分でむだ毛を処理するときは、鏡に尻の割れ目や股間を映す。
だが、こうして佐奈に自分の股間を鏡に映されるのは、なにかのプレイのようでどうにも恥ずかしかった。
「じゃあ、前張り張っちゃいますね」
佐奈がテープ状の前張りを伸ばし、瞳の股間から尻の穴にかけて貼り付け、ハサミで長さを調節する。
(これが前張り…なんか…すごく変な気分…。
これでみんなの前に出るの…?)
瞳は落ち着かない気分だった。
股間から会陰部、そして尻の穴にかけてぴったりと張り付いている感触は、どうにも変な感じだ。
それに、本当に恥ずかしい部分を最低限隠しているだけの姿は、ある意味で素っ裸よりいやらしい感じがしてしまう。
顔が赤く上気して、心臓が早鐘を打っている。
そして、下腹部の奥が勝手にじんと熱くなってしまうのだった。
「じゃあ、剃っていきますからしばらく動かないで下さいね-」
そう言って、佐奈が剃毛用のローションを瞳のお尻と股間に塗りつけてくる。
(冷たい…!
これやばい…。無理無理無理…!恥ずかしいって…)
瞳は恥ずかしさで林檎のように真っ赤になってしまう。
昔の俗説に、肛門を見られるのを恥ずかしがるのは処女で、排泄物を見られるのを恥ずかしがるのは非処女だ、などというものがあった。
が、瞳は非処女であるにも関わらず、佐奈に尻の穴をさらして恥ずかしさで消えてしまいたくなっていた。
むだ毛に覆われているからこそ、よけいに恥ずかしい。
むだ毛処理用のカミソリが尻の割れ目にあてがわれ、じょりじょりと剃り落としていく。
(沙菜ちゃん、本当に剃るの上手だな。なんだか気持ちいいかも…)
優しく丁寧にむだ毛が剃り落とされていく感触は、恥ずかしいがなんだかさっぱりして安心する。
「ちょっと股開いてもらっていいですか?
最低限必要なところだけ残して剃っちゃいますから」
「う…うん…」
瞳は佐奈に言われるままに股を軽く開く。
今度は会陰部から大陰唇の周りにかけてのむだ毛が処理されていく。
(どうしよう…佐奈ちゃんに見られてると変な気分になっちゃう…。
それに…なんだか気持ちいい…?)
SMに剃毛プレイというのがあるのを思い出す。
むだ毛に覆われた恥ずかしい部分をあえてさらし、剃られる。
こんな感じなのだろうか。
カミソリが優しく肌の上を動き回り、むだ毛がどんどん処理されていく。
瞳は、恥ずかしさの向こうに感じてはいけない感覚を覚えそうで怖かった。
むだ毛の処理が終わり、ウェットティッシュとタオルで後始末がされるまでの間がずいぶん長く感じられた。
「さあ終わり。先輩、鏡で確認してみて下さい」
佐奈が大きな手鏡で、処理が終わった瞳の恥ずかしい部分を全て大写しにする。
(ちょっとやめてよ…。そんなの見せられたら恥ずかしいよ…)
瞳はまた顔を赤く上気させる。
自分でむだ毛を処理するときは、鏡に尻の割れ目や股間を映す。
だが、こうして佐奈に自分の股間を鏡に映されるのは、なにかのプレイのようでどうにも恥ずかしかった。
「じゃあ、前張り張っちゃいますね」
佐奈がテープ状の前張りを伸ばし、瞳の股間から尻の穴にかけて貼り付け、ハサミで長さを調節する。
(これが前張り…なんか…すごく変な気分…。
これでみんなの前に出るの…?)
瞳は落ち着かない気分だった。
股間から会陰部、そして尻の穴にかけてぴったりと張り付いている感触は、どうにも変な感じだ。
それに、本当に恥ずかしい部分を最低限隠しているだけの姿は、ある意味で素っ裸よりいやらしい感じがしてしまう。
顔が赤く上気して、心臓が早鐘を打っている。
そして、下腹部の奥が勝手にじんと熱くなってしまうのだった。
0
お気に入りに追加
188
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる