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眼鏡の優等生の苦しみを救え

どんなあなたでも愛してあげる

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06

 夜もふけた学院の空き教室。
 「ああ…苦しい…お願い…トイレに行かせて…!」
 生まれたままの姿のリディアが、全身を小刻みに震わせ、苦痛に顔を歪めながら懇願する。
 「まだ我慢できるでしょ。もう少し浣腸しようか」
 同じく生まれたままの姿のパトリシアが、洗面器に張られた薬液をガラスの浣腸器に吸い上げ、リディアの尻の穴にゆっくりと注ぎ込んでいく。

 リディアは、自分が初めて浣腸をされた時のことを思い出していた。
 事故で脚を骨折して入院していた時、恥ずかしさから大きい方を我慢したために便秘になってしまった。
 「浣腸するから、おまるにするんですよ」
 見かねた看護師にゴム球での浣腸を施され、「ちゃんと出てるか確認しないといけないから」と、彼女が見ている前でするように言われた。
 (恥ずかしいけど、浣腸をされてしまうと、したい衝動から逃れられない…)
 結局、看護師が見ている前で我慢できずに出してしまった。
 それでは終わらず、お腹の中を完全にきれいにするためと、浣腸は繰り返される。出てくるのが透明なお湯だけになるまで。
 (この浣腸体験が、わたしをなにかに目覚めさせた…)
 それ以来、官能小説のヒロインが浣腸をされているシーンを読むたびに感情移入してしまうのだ。

 パトリシアの手によってちょろちょろと注ぎ込まれる薬液が、リディアに浣腸体験を克明に思い出させる。
 (もう…100ccも浣腸されているのに…)
 リディアの身体が苦痛に悲鳴を上げている。
 「出ちゃう...出ちゃう...」
 ただでさえ五日便秘しているのだ。
 溜まった汚いものが出口を求めて、ものすごい勢いで降りてくる。
 「ほら見てごらん。浣腸されて悶えてるリディア…とってもきれいだよ」
 そう言って、パトリシアはリディアを、壁に貼り付けられた姿見の方を向かせる。
 (ああ…なんてふしだらで…それに本当にきれい…)
 浣腸されて全身を振るわせて汗を浮かべ、苦痛に表情を歪めた自分の姿。手前味噌だが、どうしようもなく淫靡で、そしてはっとするほど美しく見えたのだ。
 自慢でありコンプレックスでもあるメートル級の胸の膨らみも、いつもよりいやらしく見えてしまう。
 裸なのに、眼鏡だけは残されているのも倒錯的だ。
 「さあ、これをここまで朗読して見せて」
 そう言って、パトリシアはリディアの新作の官能小説を差し出す。
 「うう…わかったわ…。
 “「ひいいいい…」
 リカは、生暖かい薬液がちょろちょろと注ぎ込まれるおぞましい感覚に悲鳴を上げる”
 ああ…苦しい…!」
 (こんなの朗読させられたら…意識しちゃって…)
 リディアは片手でお腹をさすりながら、必死で尻の穴に力を入れる。
 浣腸を長く我慢するこつは、別のことを考えたり、温かいお茶を飲むなど、お腹の痛みと苦しさから意識を逸らすことだ。
 だが、官能小説の浣腸シーンを朗読させられると、否応なくお腹の中が荒れ狂い、ぐるぐると廻るのを意識してしまう。
 必死で力を入れていないと、今にも溢れてしまいそうだった。
 「はあ…はあ…これでいいかしら?」
 必死で我慢しながら、リディアはなんとか小説を目標の箇所まで朗読しきる。
 「うん、よく頑張ったね。トイレに行っていいよ」
 「ああ…ありがとう…」
 自分を嵐のような苦痛に突き落としたのはパトリシアだ。なのに、リディアはパトリシアがトイレに行くことを許してくれたことに感謝していた。
 ついでに、よく頑張ったと言われると、嬉しく誇らしい気分になってしまう。
 (わたし…どんどんパトリシアの奴隷に堕ちていく…)
 そんな自分が惨めだが、自堕落で被虐的な悦びも感じているのはわかっていた。
 「ああ…トイレ…!」
 パトリシアはトイレに行くことは許しても、服を着ることを許可してくれない。
 つまり、リディアは生まれたままの姿のまま、夜の校内を歩かなければならない。
 だが、一秒でも早くトイレに駆け込むことしか考えられないリディアは、そんなことを気にする余裕がなかった。

 トイレから戻ったリディアは、床にシートを敷いて仰向けになる。
 シックスナインの形で自分にのしかかったパトリシアと、互いの女の部分を舐め合う。
 「じゅるる…パトリシアのあそこ…ぐちょぐちょ…」
 「あんっ…!リディアだってすごいよお…舐めても舐めても溢れて…れろお…」
 二つの官能はどんどん高まっていく。
 (ああ…パトリシアの舌…なんて気持ちいいの…)
 自分の女の部分を、別の生き物のように這い回る舌に、リディアの全てが蕩かされていく。
 「ああ…来る…来ちゃう…!ああーー…!」
 「私も…うううううんっ…!」
 リディアとパトリシアの官能は、同時に弾ける。全身を震わせてオーガズムを迎えていた。
 しばらくそのまま二人は恍惚と余韻を味わうが、すぐにまた愛し合いたい衝動がこみ上げてくる。
 「リディア、あなたが上になって」
 「はい…入れるね…」
 (上になるのは感じすぎて怖いのだけど…)
 そんなことを思うが、パトリシアの言うことにリディアは逆らえない。
 片膝をついたかっこうになり、ぱっくりと開いた女の部分に屹立した百合ち○ぽの先端をあてがう。
 「ああっ!入った…すごおい!」
 (いつもながら本当に不思議…処女膜は何度確かめても残ってるのに、確かに入っている…)
 きっともう、この百合ち○ぽでなければ満足できなくなっているだろう。そんなことを思いながら、リディアは根元までつながってしまう。
 (ああ…感じる…)
 動いてもいないのに、パトリシアの熱さと固さを感じているだけでどうしようもなく心地よかった。
 「ふふ…相変わらずリディアのおま○こは気持ちいいよ。
 あ、そうだ。ア○ルの拡張はしてる?」
 「え…?うん…。
 パトリシアの言うとおり、お風呂とかで拡げてるけど…」
 リディアは耳まで真っ赤になりながらも答える。
 いずれア○ルも百合ち○ぽに捧げてもらうからと、拡張する癖をつけていたのだ。
 「そう、いい子だね。
 今日は、ちょっと面白いものがあるんだ」
 そう言ったパトリシアは、傍らのバッグからなにかの容器を取り出し、中のクリームのようなものを唇に少しだけ塗る。
 (なに…なんなの…?)
 「ほう…これはすごいね…」
 後ろからした声に、リディアはぎょっとして振り向く。
 なんとそこに、もう一人パトリシアがいたのだ。
 「どうなってるの…?」
 「通販で買った魔法の薬だよ。
 二人でもグループセックスが楽しめるってわけ」
 リディアの下で彼女を貫いているパトリシアが返答する。
 幻ではない。一時的にせよ。パトリシアが完全に二人いることになるらしい。
 「さあ、こっちはどんな具合かな?」
 二人目のパトリシアが、リディアの尻の穴に指を這わせる。
 「ま…まさか…?」
 リディアはこれからなにが始まるのかを悟って、恐怖する。
 「そのまさかだよ。
 リディアのお尻の穴、おま○こと一緒に捧げてもらうよ」
 「サンドイッチ、あるいは二穴責めってやつね」
 パトリシアがリディアの尻の穴にローションをたらし、中まで塗り込んでいく。
 そして、百合ち○ぽの先端が紫のすぼまりにあてがわれる。
 「ほら、力を抜きなさい」
 「お…お願い…待って…お願い…!」
 リディアが懇願する。
 このまま二穴責めをされてしまったら、そのショックに耐え抜く自信がなかった。
 (そんなことされたら…わたしもう立ち直れない…)
 身も心もパトリシアの奴隷に堕ちてしまう。淫らなことしか考えられなくなってしまいそうだった。
 そして、心のどこかにそうして欲しいと思っている自分がいる。
 「あああーー…入って来る…やだ…中でこすれてる…」
 二本目の百合ち○ぽが、じんわりと括約筋を押し広げて入って来る。
 固くたくましい二本のものが、薄い膜ごしにこすれあう。
 「ほら、お尻の穴とおま○こに力を入れなさい!」
 尻の穴を貫いたパトリシアが、リディアの白く美しい尻に思いきり平手打ちを浴びせる。
 泣きじゃくりながら「許して」と懇願するリディアが、本気で嫌がってはいないことはパトリシアに見抜かれている。
 「リディア、こんなことで音を上げてたら先が思いやられるよ。
 今度から浣腸したままサンドイッチをしてあげるからね」
 (そ…そんなおぞましいこと…ああ…でも…今だって…苦しいけどこんなに感じてるもの…)
 パトリシアの怖ろしい言葉に、妖しい官能と倒錯した悦びが女の芯からこみ上げてくるのをリディアは感じた。
 もっとわたしをいじめて。わたしを奴隷にして。と、身体が切なく激しく求めているのだ。
 平手打ちも、前後からの荒々しいピストンもどんどん激しくなる。
 「リディア可愛いよ。
 もっと淫らになりなさい。いつもおま○こを濡らして、セックスのことしか考えられなくなるまで調教してあげる。
 安心して。
 どんな変わり果てた姿になっても、私はあなたが大好きだよ。
 どんなあなたでも愛してあげる。一生奴隷として側に置いてあげる」
 (ああ…ひどい…でも…嬉しい…)
 狂気的なパトリシアの言葉が、催眠術のようにリディアの耳から染みこんで来る。
 リディアはやがて、「もっとぶって」「お尻の穴が気持ちいい」と甘い声を上げ始める。
 パトリシアの愛欲と征服欲に捕らわれた自分が、白く淫らな牝犬に生まれ変わっていくのを感じながら、リディアは恍惚へと堕ちて行った。
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