アルビリオン皇国物語

二十二章フェリクス皇動く山賊・海賊捕縛作戦開始

「民屯の成果はどうだ?」

「典農中郎将が租税を横領したと

報告がありました。」

「民衆の報告では生産物・交易品

を山賊・海賊に強奪されたと

商人達の報告です。」

宰相ミリアナ・太傅エリュシの

報告をフェリクス皇は熱心に

聞いていた。

「解った!俺が民に化けて確認しよう」

「はわわ!!どうか考え直して下さい!?」

「あわわ!!責められる私達なん

ですよ!?」

「大丈夫だアニエス・ラサニエル・

パリスを連れて行くじゃあ留守を

頼むよ」

フェリクス皇は王宮から自分の部屋

に向かい着替えた。

着替えを終え

「誰かある!アニエス・ラサニエル

・パリスを呼べ!」

「はっ!」

衛生兵がアニエス達を呼びに行った。

フェリクス皇は王宮を出て外で待機

した。

「外にいると思ったよ」

「全く仕方ないわね」

「シュウの頃から変わらないな

その性格無論手を貸すよ」

「ハウ家を再建させていただいた

恩義があります勿論協力します。」

「皆ありがとう山賊・海賊を捕らえ

為協力してくれ。」

「「「「おう！」」」」
こうして山賊・海賊捕縛作戦が

始まった。