僕らの恋愛経過記録

藤宮りつか

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Season 3

    脅しに乗ったら大惨事⁈(6)

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「ぁっ、ん……んんっ……」
「かわい……陽平髪が伸びたから、そうやって必死に耐えてる横顔が女の子みたいに見える」
「ゃ……やめろ……触んな……」
「ダメ。これでも俺、相当ショック受けたんだからな。俺の気持ちに応えずに、夏凛に逃げようとした陽平のこと」
「それは謝る……謝るからぁ……」
「悪いと思ってるなら俺の好きにさせてよ。陽平だってずっとシてないんでしょ? 昨日も夏凛とはシなかったみたいだし」
「そうだけど……だからってなんでお前と……」
「もちろん、俺がシたいからだよ。ずっと我慢してたんだから少しは褒めて欲しいくらい」
「んんっ……!」
 羽織っていた厚手のジャケットは剥ぎ取られ、捲り上げられたシャツの下は、湊の唇に余すところなく愛撫され、身体がいうことを利かない。
 こういうことはほんとご無沙汰で、最後にヤったのは無理矢理湊に犯された時だ。あれから一年以上も経っているわけだから、身体が敏感になってしまうのも仕方ない。
 しかも、最近は仕事が忙しいのと気分が乗らないのとで、ロクに性欲処理もしていなかったから余計にだ。
 そもそも、これまでは与える側だった俺が、与えられる側に回ること自体に慣れていないんだから、湊からの愛撫に身体がいちいち反応するのも無理はない。
「前回は酔っ払ってたからわけがわからなかっただろうけど、素面で俺に愛撫されるのはどう? 気持ちいい?」
「気持ちいいわけあるか……も……触んな……」
 胸の上の小さな膨らみを、指の腹でくるくると押し潰す湊に、俺は歯を食いしばった。
 前回は酔っ払って何がなんだかよくわからなかった。抵抗らしい抵抗もできないままに、あれよあれよと湊に抱かれてしまう形になってしまった。
 でも、今回は酔っ払っているわけでもない素面の俺が、どうしてこうも素直に湊からいいように扱われているのかと言えば、湊はその対策をしっかり準備していたからだ。
 俺の身体を倒れたシートの上に縫い付けると、ジャケットを剥ぎ取った後、後部座席に用意していた紐で、俺の両手をヘッドレストの後ろで縛り、俺の動きを封じてしまったのだ。
 両手を縛られ、ヘッドレストシャフトに紐を結ばれてしまっては、手を動かしたくても動かせない。おまけに、車内の助手席は男二人には狭すぎるうえ、上から湊に覆い被されているから身体を自由に動かすことができない。
 そんなわけだから、俺は意識がハッキリしているにも拘わらず、湊に抵抗らしい抵抗をすることができないのである。
「おかしいなぁ? 酔ってる時の陽平はちゃんと感じてくれてるようにも見えたけど。今は全然感じない?」
「感じない……」
「ほんとに? こんな風にしても?」
「ぁんんっ! ばっ……馬鹿……やめろぉ……」
 ゆるゆると撫でるだけだった乳首を、いきなりキュッと摘み上げられると、身体中に電流が走ったような刺激がきて、俺は背中を仰け反らせた。
「なんだ。ちゃんと感じるじゃん。良かった。ほんとに感じないのかと思って心配したじゃん」
「お前……覚えてろよ……」
 クソー……またしても俺は、湊の好きなようにされちまうのか? しかも、酔っ払ってるわけでもなんでもないのに。
 俺は悠那や律みたいに小柄じゃないし、それなりに筋力もある方だと思っていたから、酔っ払ってさえいなけれ、、いくらでも抵抗して切り抜けられると思っていた。
 実際は全然切り抜けられていない。むしろ、酔っ払っていようが素面でようが、いいように扱われていることに変わりがない自分に泣きたくなる。
「ねえ、陽平。俺の物になってよ。絶対大事にするから」
「馬鹿言うな……今まさに俺をぞんざいに扱ってる人間の言うセリフじゃねーだろ……」
「そうだけど……こうでもしないとヤらせてくれないじゃん。俺だって嫌だよ。好きな子縛ってセックスなんて。何プレイ? ってなるじゃん」
「だったらヤるなよっ! なんでそこで踏み留まんねーの⁈」
「それはまあ……俺にも欲望ってものがあるからで……」
「そんな理由が通用するとでも思ってんの?」
「ううん」
「だったら……んんっ!」
 今度は両方の乳首を同時に摘まれて、息が詰まった。
 湊は俺が言葉を詰まらせたのを見て、摘んだ乳首を何度も扱くように摘んでくる。
「ゃ……やめろ……やだ……」
「こうされると気持ちいいの? 感じちゃう?」
「馬鹿……俺は感じてなんか……んんっ……」
「嘘はダメだよ、陽平。気持ちいいなら気持ちいいって言ってくれないと。もっと酷くしちゃうよ?」
「ダメっ……やだぁ……」
 何度も摘まれた乳首は紅くなり、硬く尖っていった。
 その尖った乳首は湊の指から解放された後も尖ったままで、まるでもっと弄って欲しいと主張しているみたいなのが恥ずかしかった。
「美味しそうな色になったね。食べちゃいたい」
「食うな……食いもんじゃねー……」
 ようやく解放された乳首に安堵したのも束の間。今度は俺の胸に湊は顔を埋めてきて、散々弄った乳首を唇に含んできた。
「んぁっ……」
 ぬるっとした感触と一緒に、再び乳首に刺激を与えられた俺は、身体を揺らしながら、どうにか湊の唇から逃れようとした。
(いくら人気のない場所だからって、万が一こんなところを誰かに見られでもしたら……)
 そう思うと気が気じゃなかった。後部座席ならまだしも、助手席なんてフロントガラスから丸見えだし、運転席及び助手席のサイドガラスもスモークなんて貼られていないから外から丸見えだ。いくらシートを倒しているからと言っても、近くを誰かに通られでもしたら、俺達が車の中で何をしているのかなんて一目瞭然だ。
「ん? 今、ちょっとピクッてなったね。乳首舐められるのが気持ちいいの?」
「違……う……」
「じゃあ何? もしかして、誰かに見られたら……って思ったら興奮しちゃった?」
「しねーよ……どんな変態だ……」
 こいつ……俺がさっきから窓を気にしてるのに気付いていやがるな。性格悪すぎ。
「残念。俺は変態大歓迎だけどね」
「言ってろ……この変態野郎……」
 既に湊が充分な変態だから、俺まで変態になる必要はない。変態カップルなら、うちの司と悠那で間に合ってるよ。
「でも、あれから一年だからなぁ……陽平の身体はちゃんと俺用にカスタマイズされてるかな」
 馬鹿がまたなんか言ってやがる。何がカスタマイズだ。そんなもんされてて堪るかよ。
「今回もローションは持ってきてるから、ぬるぬるで気持ち良くしてあげるね」
「ひっ……いい……しなくていいっ!」
 俺を拘束するための紐といいローションといい、随分と用意周到だな。もしかしなくても、最初からそのつもりで俺を車で拉致し、こんな人気のない場所に連れてきたってことか。
 夏凛に対する罪悪感はあるし、反省もしているけど、湊に対する罪悪感と反省は返して欲しい。
「そんなに怖がらなくても大丈夫だって。前回もちゃんと挿入はいったんだから、今回もちゃんと挿入はいるよ」
「俺はそんな心配をしてるんじゃねーよっ! れんなっつってんのっ!」
 どこの世界に、無理矢理ヤられそうになってるってのに、“ちゃんと挿入はいるかな?”って心配をする奴がいるんだよ。そんなのただの淫乱じゃねーか。無理矢理でもなんでもなくなるだろうが。
「今日の陽平が穿いてるズボンが脱がせやすいスウェットで良かった。陽平って冬になるとスウェット穿くことが多くなるよね」
「下にインナー穿く時楽だし、温かいから穿いてるのに……脱がされやすいために穿いてるんじゃねーよ……」
「陽平は何着てもお洒落に見えるから、スウェットでもダサくならなくて羨ましいよ」
「今そこ褒められても全然嬉しくない」
 今日は寒かったから、今年買ったばかりの厚手のスウェットを穿いて家を出た。俺が好きなブランドのスウェットで、色も形も気に入っているから、この冬は大いに活躍させようと思っていたのに……。
 湊の手によって脱がされた記憶が残ると、穿きたくても穿けなくなるだろーが。どうしてくれるんだ。
「よく見ると買ったばっかりみたいだね。ちゃんと汚さないようにしてあげるよ」
「お気遣いどうも」
 そこの気遣いはどうでもいいんだよ。意味ねーから。そんなことより、どう言ったら湊の気が変わってくれるかを考えないと。
 ここまできた湊が、今更考えを変えてくれるとは思えないけど。
「陽平」
「あん?」
「こっち見て」
 湊に両手の自由を奪われてからというもの、俺は一度も湊と目を合わせていなかった。
 湊はそのことをあまり気にしていないようで、俺に散々好き放題をしているわけだけど、ここへきて、いきなり顔を見て欲しいと言う。
「……………………」
 一瞬、無視してやろうかとも思ったが、下手に湊の機嫌を損ねたら何をされるかわからない。仕方がないから、俺は渋々といった感じで湊を見た。
 俺と目が合うなり、湊は嬉しそうな顔になるから、俺は調子が狂ってしまいそうになる。
 俺と目が合うのの何がそんなに嬉しいんだか。
「やっぱり可愛いなぁ……陽平は」
「はあ?」
「大好きだよ」
「んっ……」
 幸せそうに緩んだ顔でしみじみ言われたかと思うと、湊が俺の唇に自分の唇を重ねてきたから、俺は文句を言うこともできなくなった。
 最近ではお馴染みになりつつあるその感触に、俺は一瞬だけ意識を奪われそうになる。
 湊とするキスは苦手だ。思考を掻き消されてしまうし、自分が自分じゃなくなっていくような気がして……。
 多分、脅されてするキスに抗えない自分の不甲斐なさや、抵抗なく言いなりになっている自分が悔しいから、何も考えないことにしたんだろう。その結果、湊とキスをすると思考が停止し、頭の中が真っ白になってしまう自分に、自分らしさどころか正体を失うと感じるようになったんだろう。
 実際は、俺がただ何も考えたくないだけで、逃げてるだけってことなんだろうけど。
「ん……ぁ……」
 歯列を割り、口の中に侵入してきた湊の舌に俺の舌を絡め取られ、濡れた音が立つほどに口内を犯された。
「んっ……んんっ……」
 同性間、異性間の性的行為において、一番感触に違いがないのはキスなんじゃないかと思う。
 俺の経験談にはなるけれど、今までキスした彼女の唇や舌の感触と、湊のそれとに男女の違いは感じられない。だから、キスだけは俺も身体が自然と反応してしまう。
 ただ、立場が逆転することで、感じ方にかなりの違いは出てしまうようだが。
「ぁ、ん……ん……」
 しかも、湊はキスが上手い方だと思う。そのことが、俺が湊のキスを苦手だと思うもう一つの理由でもある。
 俺に彼女がいたように、湊にも彼女がいたことくらいあるし、その彼女とは当然一通りのことをしている。
 むしろ、俺より彼女と長続きしたことがない湊は、経験人数だけで言えば俺より上だ。いろんな女の子を相手にしてきたわけだから、キスもそれなりに上達したってことなんだろう。
「は、ぁ……んんっ……」
 丁寧に口の中を犯されていく俺は、次第に意識が朦朧としてきて、キスの合間に抜き取られたズボンにも気付かなかった。
「陽平ってキス好きだよね。キスしてる間はいつもおとなしいし、キスした後は蕩けた顔になってるもん」
「気のせいだ……」
「そう? でも、陽平の蕩けた顔、凄く可愛いよ」
「うるせー……」
「もっといっぱいしてあげる」
「んんっ……」
 そして、一度は中断されたキスを再び再開された時には、自分が湊によってどんな格好にされているかなんて、気にもしていなかった。だから――。
「んんっ……!」
 キスをされながら、いきなり下半身に湊の手が伸びてきた時は、心の底からびっくりした。
 だって俺、その時には下半身剥き出しで、ズボンもパンツも脱がされた後だったから。
「ぃ……いつの間に……」
「気付かなかった? それだけキスに夢中だったんだ」
「違っ……んっ!」
 躊躇いなど一切ない手つきで、俺をギュッと手の中に握り込んできた湊に、俺の腰がビクンっと大きく揺れたのを感じた。
 待て待て。ちょっと握られただけで反応とかすんなよ。感じた、って思われるじゃんか。
「っと……握っただけで勃っちゃったね。かわい」
「ゃ……んん……」
「初めての時は俺もちょっと酔っ払ってたからね。抑えが利かなくて乱暴にしちゃったところもあるけど、今日は優しくしてあげるね」
「ぃっ……んんっ……」
 湊は手の中に握り込んだ俺の根元をキュッと締め付けると、そのまま下から上へと締め上げるように、親指と人差し指で作った輪で、俺をゆっくりと扱き始めた。
 そんなことされたら誰だって気持ち良くなっちまうし、感じてもしまう。
 既に乳首への愛撫と濃厚なキスで身体がグズグズになってしまっている俺は、湊にナニをちょっと扱かれるだけで、すぐにでもイってしまいそうなくらいに追い詰められてしまった。
「待て……待って……も……擦んないで……」
「ん? もうイきそうなの? 早くない? やっぱ溜まってたんじゃん」
「違……違わないかもだけど……こんなとこでイきたくない……」
 ただでさえ、車の中でこんなことをしているのが後ろめたいのに、そのうえ素面の者同士、湊の前でイくなんて絶対に嫌だ。恥ずかしいのと情けないので死にたくなる。
「お願いだからもうやめて……ほんと無理……こんなの嫌だ……」
 力で抵抗することができない俺は、涙ながらに懇願するものの
「っ……それは無理。だって陽平、めちゃくちゃ可愛いんだもん」
 却って逆効果になるらしく、湊を欲情させるだけのようだった。
 自分の好きな相手が泣くほど嫌がってるのに欲情するってなんだ。ほんとに俺のこと好きなの? 普通は“可哀想だからやめてあげよう”ってなるんじゃないの?
「んっ……ぁ、んんっ……んんー……」
 次第に激しくなっていく湊の手の動きに、我慢できなくなった腰が揺れ始める。
 このままじゃほんとにイっちまう。湊が見てる目の前で、湊にイかされる姿を見られちまうよ……。
「ぁっ、ん……はっ……んんっ……」
「結構頑張るね。もう限界そうなのに」
「そう簡単に……イって堪るかっ……」
「いいよ。陽平が粘れば粘るほど、感じてる陽平の可愛い顔がいっぱい見られるから」
「っ……変態っ……」
 俺は身体を震わせながら、イってしまいたい衝動を必死になって耐えた。
 湊はそんな頑張る俺の姿にほくそ笑み、今度は空いている手で俺の乳首を撫でてくるから、俺は危うくイってしまいそうになった。
「っ……余計なことすんなっ……」
「乳首も一緒に弄られると気持ちいい? だったらもっと弄ってあげるね」
「馬鹿馬鹿っ……しなくていいっ……すん、なぁっ……!」
 いいって言ってるのに。湊は俺の言葉に従う気はないようで、俺を扱くのと一緒に、散々弄くった乳首も愛撫してくる。
 イきそうになってる時に乳首を弄られると、その感触を“気持ちいい”と認識してしまうようで、俺は益々追い詰められ、切羽詰まった状況に陥った。
 こうなるともう時間の問題だ。既に我慢の限界を迎えつつある俺は、先端から透明な蜜を滴らせ、湊の手を濡らしていった。
 濡れた音が車内に響き、その音が余計に俺を追い詰めてくるから耳を塞ぎたくて仕方ないのに、それさえも叶わない俺はピンチ以外の何物でもない。
 せめて片手だけでも自由になれば、この状況からどうにか抜け出すこともできるのに……。
 湊の結んだ紐はしっかりと俺の両手を拘束し、手首に抵抗の痕が残って痛いだけの俺は、抵抗する気力を失ってしまいそうだった。
「俺としては、もうちょっと喘いで欲しい気もするけどね。俺に喘がされる陽平を想像しただけでもゾクゾクする」
「ふっ……ざけんな……なんで俺が女みてーに喘がなきゃいけねーんだ……」
「だよね~。やっぱ男だとAVみたいにはいかないか」
「っ……たりまえだっ……」
 まあ……世の中にはAV女優顔負けの可愛い声で喘ぎまくる男もいるにはいるが、そんなのはごく稀な存在だろう。そもそも、女だったとしても、あそこまで派手に喘ぐ子は少ない。あれは男を興奮させるため、わざと派手に喘いでいるわけだから、現実とはちょっと違う。
 大体、男の喘ぎ声なんて聞きたいと思わないだろ。俺の喘ぎ声を聞きたがる湊の気持ちがわかんねーよ。
「ま、いっか。表情だけでも充分にそそられるし。たまに小さく上がる声は可愛いから」
「っ……」
「だから、その可愛い顔で俺を大いに興奮させて」
「んっ……んんっ!」
 握った俺を一際強く扱き上げるのと同時に、摘んだ乳首も意地悪く擦られた瞬間、俺はとうとう我慢できなくなって射精した。
 俺が吐き出した精液が、車のシートにも飛び散ってしまったけれど、湊は嫌な顔一つしないどころか恍惚とした表情になって、湊にイかされた俺を眺めていた。
「ぁ……はぁ……っ……」
 ようやく吐き出した熱にぐったりした俺は、肩で息をしながら呆然となっていたが、まだ俺を握ったままの湊の手が、今度は下へと下りていくことにギョッとした。
「ゃっ……待てっ……やめろ、湊っ……」
 そして、俺から離れた湊の手が、奥でヒクついている入り口を撫でてきた時は、今度こそどうにかして逃げなくては……と、真剣に焦った。
「まだバテないでよ? こっからが本番なんだから」
 本番も何も……たった今射精したばかりの俺からしてみれば終了なんだけど?
「陽平が俺の物になるよう、その身体に覚えさせてあげる。俺じゃないとイけなくなる身体にしてあげるよ」
 俺の吐き出した精液を小さな孔に塗り込めながら、そんな恐ろしいことを言う湊の顔は楽しそうで、最早湊はどうやっても止められないことを確信した。
 まさか湊と二回目のセックスをすることになるとは思っていなかったし、その二回目が車の中になるとも思っていなかった。これはもう、俺に「普通の恋愛をするな」って言われているようなものだ。
 今日、俺は運命というやつに
『お前は男に抱かれる道を選べ』
 と言われたも同然だ。
 これは俺への罰なのか? それとも、俺はもともとそういう運命の持ち主なのか?
 どっちかわからないし、どっちでもいいけど、俺はもう、真っ当な恋愛に生きることができなくなるのは確実だろう。



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