僕らの恋愛経過記録

藤宮りつか

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Season 2

    ご奉仕したら初エッチ⁈(4)

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 司は俺の着ていたメイド服を脱がせてしまうと、自分も服を脱いで俺の上に覆い被さってきた。
 触れ合う素肌が気持ち良くて、それだけで満たされちゃいそうな俺がいる。
 司は俺の顔中にキスの雨を降らせながら、改めて俺の中に指を突きれてくる。
「んんっ……ぁんっ、んっ……」
 最初は遠慮がちに動いていた司の指は、俺が痛がらないとわかると、少しずつ大胆な動きに変わっていった。
 司の指が俺の中に何度も抜き差しされると、一度射精して萎えてしまったアレが、またピクピクって大きくなっていく。
「中弄られて感じちゃうの? かわい」
 熱っぽい司の声に囁かれて、俺の顔は熱くなってしまう。
 俺、ほんとに司にされること、全部気持ちいいし感じちゃう。
「司だから……司にされるから感じちゃう……」
「悠那の中、だんだん柔らかくなってきた」
「ぅんん……っ」
 指が増やされて、今までよりも中が大きく広がったのがわかったけど、やっぱり痛くはなかった。
 司の指の感覚を追っていると、どんどん気持ち良くなってきちゃう。
「あっ……! ゃんんっ、あっ、あっ……そこっ……」
 奥まで入ってきた司の指が折り曲げられた瞬間、今まで以上の刺激がきて、思わず腰が浮いてしまった。
 そこ……凄く気持ちいい。
「悠那のいいとこみっけ」
 嬉しそうに言う司は、そこを何度も擦ってきた。
 そうされると身体に力が全然入らなくなって、体温もどんどん高くなっていく感じがする。
 身体の奥から気持ちいいのが止まらなくなってくるって感じ……。
「ぁんっ、んんっ……気持ちいぃっ……ぁんんっ」
「腰が指の動きに合わせて動いてるよ? ほんとに気持ちいいんだね」
「ぅんっ……ぃ、いっ……気持ちいいっ……っ」
 気持ち良すぎて頭の中が真っ白になっちゃいそう。俺、こんなに気持ち良くなって大丈夫?
 司の指に俺のいいところを何度も刺激されると、勃ち上がった俺の先端から次々と蜜が零れてくる。
 その蜜が下に垂れ、司の指を濡らすから、司の指が俺の中を掻き回すたびに、くちゅくちゅって濡れた音を立てたりする。
 部屋中に響く水音が凄くエッチに聞こえるんだけど、その音にもどんどん気持ちが昂ぶってきちゃう。
(司が欲しいよぉ……)
 いつの間にか、更に増やされている指では満足できなくなってくる。
 もちろん、指でされるのも充分気持ちいいし感じるけど、俺は司が欲しい。
「司っ……司がいいっ……司が欲しいよぉ……っ」
 たっぷり時間を掛けて解された俺の中はもうとろとろで、少々乱暴に掻き回されたところで気持ち良くなる一方だった。俺の身体が“早く司と一つになりたい”って言ってくる。
「ん……いいよ」
 司に向かって両手を伸ばすと、司は俺が抱き付きやすい体勢を取ってくれた。
 俺の手が司にぎゅぅって抱き付くと、司は俺の中から指を引き抜き、代わりに熱く猛った自分を押し付けてきた。
「ゆっくりれるね」
「ぅん……」
 ああ……俺、今から司とエッチするんだ。
 朔夜さんとシそうになった時は“怖い”って気持ちが大きかったけど、司だと全然怖くない。むしろ、泣きたいくらいに嬉しくなってしまう。
「んんっ……!」
 膝の裏に手を差し込まれて、脚を大きく広げられると、指よりも太くて熱い司がゆっくり俺の中へと挿入はいってきた。
 その押し広げられる感覚に息が詰まりそうになるけれど、痛くはなかった。
 俺の中に少しずつ挿入はいってくる司に胸が苦しくなってくる。
 嬉しくて泣いちゃいそう……。俺、司と一つになってる。
「司っ……好きっ……大好きぃ……」
「んっ……俺も好き。大好きだよ、悠那……っ」
 いつの間にか涙が零れちゃってる俺の目尻に、司は何度もキスしてくれた。
 俺を見詰める司の瞳がほんとに優しくて……。その目を見ていると、また涙が零れてきちゃいそう。
「悠那……痛くない? 大丈夫?」
 しっかり時間を掛けて、俺の中に根元まで埋めた司が不安そうに聞いてきたから
「平気……痛くない。嬉しい……」
 って微笑みながら答えると、俺の中の司がちょっとだけ大きくなった。
「ぁんっ……」
 もう充分大きくて、俺の中をいっぱいにしている司なのに。これ以上大きくされちゃったら俺……。
「司……おっきくしないでよぉ……」
「ごめん……でも、悠那が可愛いから……」
 司が俺に謝るみたいにキスしてくれるから、俺もそれに応えてキスしていると、司の腰がゆっくり動き始めた。
「んっ! ぁんっ、ぁっ……んんっ、あっ……」
 遠慮がちに腰を送られるだけでも俺の中は司で擦れ、全身が痺れるほどの甘い刺激が走る。
 司に与えられる刺激に声が抑えられなくて、俺の口からは泣き声にも似た甘い声が漏れてしまう。
「司っ……ゃんっ、んっ、あっ……ぁんんっ……」
「っ……悠那っ……」
 最初は俺を気遣っていた腰の動きも、俺の身体が慣れてくるとどんどん激しくなっていく。奥もいっぱい突かれちゃって、俺の声は益々止まらなくなってしまう。
「んんっ、あっ、ぁっ、ぁんんっ……司ぁ……」
「悠那っ……っ……気持ちい?」
「ぅんっ、うんっ……気持ちっ…ぃいっ……ぁんんっ」
 少し苦しそうな顔の司を見ていると、司も俺で感じてくれてるんだって思えて嬉しくなった。
「司はっ……司は気持ちいいっ……?」
 いいところいっぱい突かれ、意識が飛びそうになりながら俺も聞く。
「んっ……ぅんっ……悠那の中っ……凄く気持ちいいっ……俺に甘えるみたいに絡みついてきて……最高っ……」
 息が上がり、ちょっと上擦った司が答えてくれて、俺の胸はまたキュンってなる。
 司が好きで堪らない……。
 司と一つになったことで、今まで以上に司のことが好きになってしまう。もう、これ以上好きになんてなれないほどに。
「悠那っ……悠那っ……」
「司ぁ……っ」
 司の腰の動きが更に速くなり、舌を絡めるキスもいっぱいして……。
 俺と司は一緒に高みへと昇り詰めていった。


 
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