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二章 笠原兄弟の恋愛事情 後編 ~笠原伊織視点~

   僕達の学園祭(10)

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 さて。八重塚高校の学園祭をめいいっぱい楽しんだ後の僕達は、その翌週――。
「おいおい。二人とも何なんだよ、その格好は……」
「伊織君可愛いっ! 雪音も格好いいよっ!」
「お前らがそんな格好で出迎えてくれるだなんて聞いてなかったんだけど。特に伊織。お前のその格好はどうなんだ。一瞬、ヤバい店に来たのかと思ったじゃん」
 今度は僕達の通う姫ノ塚中学にて、再び五人で顔を合わせることになっていた。
「えー? そんなに変かなぁ? これ、うさぎの衣装なんだけど。ほら、ここにちゃんと懐中時計もつけてるんだよ♡」
「そりゃうさぎの衣装ってことは見りゃわかるよ。懐中時計よりも、頭の上についてるうさ耳を見れば一発で。でもさぁ……」
 僕達のクラスは模擬店をやるから、お兄ちゃん達も僕達が接客する時間に合わせて、僕達のクラスに顔を出してくれたわけだけど
「俺が言いたいのは、何でズボンがそんなに短いんだってことだよっ! 太腿丸出しじゃねーかっ! それ、絶対に女子が着るやつだろっ! 何でお前がそんな格好してんの⁉ そんな足丸出しの格好でうさ耳なんかつけてたら、何かいかがわしい店みたいになっちまうだろっ! 雪音を見ろよっ! こいつはちゃんとした服に帽子まで被って完全防備じゃんっ! それなのに、何でお前はそんなに露出度が高いんだっ!」
 お兄ちゃん達を出迎えた僕の服装を見て、お兄ちゃんが珍しく人前で僕に説教をしてきた。
「僕はマッドハンター役だからね。そりゃ足は出さないよ」
「うさぎも足を出す必要はねーよな?」
「たまたま衣装がそういう衣装だったんだよ。それに、小説の挿絵だと、うさぎは上着しか着てないじゃん。ズボンを穿いてるだけでもマシってものだよ」
「そこを一緒にするんじゃねーよ。元々全裸で駆け回るふわっふわの生き物が尻丸出しにしてんのは当たり前だけど、全裸で歩き回ることを許されていない人間が尻丸出しにしてたら大問題だろ」
 うーん……。普通、こうして不思議の国のアリスのキャラクターに扮した姿を見たら、大体の人間は深雪みたいな反応をすると思うんだけどな。
 それなのに、どうしてお兄ちゃんは僕の穿いているズボンの丈が短過ぎることに腹を立ててしまうのか。
(もしかしてお兄ちゃん、僕の生足を人に見られたくない?)
 あまり考えにくいことではあったけれど、確かに太腿が丸出しになっている僕の衣装に、お兄ちゃんが僕に対するちょっとした独占欲を発揮してくれたのかな? と期待した。
 でも
(いやいや。多分、僕とお兄ちゃんが兄弟ってことをみんなが知っているから、自分の弟が太腿を丸出しにしている姿とか嫌なんだな)
 すぐにそう思い直した。
「仕方がないじゃん。限られた衣装の中で、自分の身体に合うものを選んだ結果がこうなんだから。似合ってるんだから良くない?」
 学園祭で不思議の国のアリスのコスプレをするのは定番に入るのか、学校に衣装のストックがあるにはあった。
 衣装は全部で十三着あったんだけど、男子のわりにはちょっと小柄な僕は、五着あるアリスの衣装か、この白うさぎの衣装しかサイズが合わなかったんだよね。
 男子用の衣装は、今雪ちゃんが来ているマッドハンターの衣装とトランプ兵の衣装の二種類があったけど、そっちは僕が着るとぶかぶかになって格好悪かった。
『伊織ならアリスの衣装でもいいんじゃない?』
 って雪ちゃんに言われたけれど、さすがに女の子を差し置いて僕がアリスの衣装を着るのも変だし。お兄ちゃんや深雪や頼斗が来ることはわかっていたから、三人も僕の女装している姿なんて見たくないかな? と思って。
 そうなると、僕の衣装は自然と白うさぎ一択になってしまうし、僕も別に異存は無かった。
 ズボンの丈が短いことはちょっと気になったけれど、短パンなら家の中で穿くこともあるし。スカートじゃないからいいや、と思ってしまった。
「そりゃまあ、似合ってるっちゃ似合ってるんだけどさぁ……。でも、伊織の太腿が丸出しっていうのは……」
 学園祭でのコスプレなんて最早当たり前。仮に僕や雪ちゃんがアリスの衣装を着ていたとしても、そこはもうネタとして笑ってもらうしかないと思っていたのに。
 白うさぎに扮した僕の姿を改めて見つめるお兄ちゃんの顔は、複雑極まりないって顔だった。
「あれあれ~? その顔はもしかしなくても、自分以外の男に伊織の太腿を見られたくないって顔だね、伊澄さん」
「え?」
 一度はそうであって欲しいと期待した僕は、「まさかね」と思ってその考えをあっという間に消去した。
 だけど、雪ちゃんがニヤニヤした顔でお兄ちゃんにそんな事を言うものだから、一度捨てた期待というやつを、ついついしたくなってしまう。
「んだよ。自分だって結構独占欲剥き出しじゃん。俺のこと言えなくない?」
 いつもお兄ちゃんから、深雪に対する独占欲が強いと思われている頼斗も、お兄ちゃんの反応には雪ちゃんと同じような突っ込みを入れていた。
「は? お前らだって深雪がこんな格好してたらどうなんだよ。絶対黙ってらんねーだろ。むしろ、俺よりよっぽど大騒ぎするに決まってんじゃん」
 あれ? お兄ちゃんが二人からの突っ込みに反論しない? ってことは、お兄ちゃんは僕の生足を他の人間に見せたくないと……そういう事?
 それってさ、お兄ちゃんがヤキモチを焼いてくれてるってことでいいのかな?
「あの……」
 その事を僕がお兄ちゃんに確認しようと思ったら――。
「あーっ! 伊澄先輩だぁーっ!」
「お久し振りですぅ~っ! 遊びに来てくれたんですねっ!」
 学園祭の準備をしていた頃、今年の学園祭にはお兄ちゃんを呼んで欲しいと頼んできた女の子達が、お兄ちゃんの姿を見つけて僕達の会話の中に強引に割り込んできた。
「お……おう……」
 一応、僕の同級生はお兄ちゃんにとって直接的な後輩になるから、お兄ちゃんもそれなりの対応を見せていたけれど、その顔には動揺が見え、明らかに「誰?」と戸惑っている様子だった。
 まあ、所詮はそんなものだよね。僕の記憶が正しければ、この子達がお兄ちゃんと特別親しくしていた記憶なんて無いし。部活の先輩後輩って関係でもなかったと思う。
 もしかしたら面識くらいはあるのかもしれないし、お兄ちゃんと会話を交わしたこともあるのかもしれない。だけど、ほぼほぼ接点のない後輩と数回言葉を交わしたくらいじゃ、お兄ちゃんもその相手のことなんていちいち憶えていないと思う。
 だって、お兄ちゃんは後輩女子から人気だったもん。知らない後輩の女の子から声を掛けられることなんてしょっちゅうだったから、よほど印象的な何かがないと、お兄ちゃんも自分に声を掛けてきた後輩のことはすぐに忘れてしまっていたと思う。
 それでも、彼女達の方はお兄ちゃんのことをしっかり憶えているものだから
「八重塚ってどうですかぁ?」
「私達も高校は八重塚に通おうと思ってるんですよ~。絶対合格するつもりなんで、また後輩としてお願いしますね~」
 お兄ちゃんが中学を卒業して以来振りにお兄ちゃんと顔を合わせる女の子達は、そんな事お構いなしって感じだった。
 多分、お兄ちゃんが姫中に通っていた時は、彼女達もここまで積極的にお兄ちゃんに声を掛けることもなかったんじゃないだろうか。
(時の流れって怖いよね……)
 当時はまだ中学一年生だった彼女達にとって、三年生の先輩に声を掛けるのは恐れ多くて遠慮してしまうものだったに違いない。
 しかし、そんな彼女達も今や最終学年の三年生。自分達がお兄ちゃんに出逢った時のお兄ちゃんと同じ歳になっている。
 自分達が中学三年生になっても、お兄ちゃんが僕達より二つ年上の先輩には変わりないというのに。この学校の中で最上級生になっただけで、気持ちが大きくなってしまうんだろうな。
 今はお兄ちゃんと同じ学校に通っている先輩後輩というわけでもないから、自分達がお兄ちゃんの前ではどういう後輩だったのかを忘れてしまっているのかもしれない。
 もしくは、来年再びお兄ちゃんの後輩になるつもりの彼女達は、高校生活の中ではもっとお兄ちゃんと親しくなるために、今からお兄ちゃんに自分達を売り込んでいるのかも。
 どちらにしても、その努力は無駄に終わるだろうけどね。仮にお兄ちゃんがフリーだったとしても、彼女達はお兄ちゃんの趣味ではなさそうだもん。
「ちょっとちょっと。今日の伊澄さんは伊織と僕のために学園祭に遊びに来てくれてるんだから。あんまり強引に迫って伊澄さんを困らせないでよね」
 今の今まで僕のことでお兄ちゃんをからかって遊んでいた癖に。いざお兄ちゃんがクラスの女の子達に絡まれると、すぐさま助け舟を出してあげる優しい雪ちゃんだった。
 おそらく、彼女達がお兄ちゃんにとって厄介な存在であると同時に、深雪を戸惑わせる存在でもあるからだろう。
 でも
「え~? でもぉ~、伊澄先輩は私達のクラスのお客さんだから、ちょっとくらいお話してもいいじゃ~ん」
「雪音君冷たぁ~い」
 雪ちゃんは雪ちゃんでクラスの女の子達から人気だから、雪ちゃんに声を掛けられた女の子達は嬉しそうだった。
 雪ちゃんに対して明らかに異性を意識しているような喋り方をする女の子に、今度は深雪がムッとした顔になっていた。
 深雪も何だかんだとヤキモチは焼くんだ。深雪がヤキモチを焼く姿はちょっとレアだから、珍しい深雪の姿を見ることができた僕は得した気分。
「ところで、伊澄先輩と一緒にいる二人は誰なんですか? 高校で知り合ったお友達ですか?」
 お兄ちゃんの存在は姫中三年生全員が知っているけれど、姫中の卒業生でも何でもない深雪と頼斗のことは誰も知らない。
 だから、お兄ちゃんと一緒に姫中の学園祭に遊びに来た深雪と頼斗のことは、そのうち誰かに聞かれるとは思っていたんだよね。
 親の再婚で雪ちゃんと兄弟になった深雪は、その事をあまり人に知られたくないと思っているところがあるみたいだけれど、果たして雪ちゃんは深雪と頼斗のことをクラスメートにどう説明するつもりだろう。
 雪ちゃんは深雪と違って、そういうところを全く気にしないタイプだからな。当然――。
「ううん。こっちは僕のお兄ちゃんの深雪。その隣りにいるのが深雪の幼馴染みの頼斗」
 ありのままを正直に答えてしまっていた。
 さすがに自分の彼女だとは紹介しなかったものの、血の繋がっていない雪ちゃんのお兄ちゃんとして紹介された深雪は
「ちょっ……!」
 案の定、目を丸くして驚いていた。
 でも、そこはもう諦めてもらうしかない。
 そもそも、中学三年生になってから苗字が変わった雪ちゃんは、母親が結婚して、血の繋がっていないお兄ちゃんができたことを知られてしまっている。
 雪ちゃんは深雪の話も当たり前のように学校で話しているから、顔こそ知られていなかったものの、深雪の存在と名前は誰もが知っていることだったりするんだよね。
 ちなみに、雪ちゃんは頼斗のことも普通に口にするから、頼斗の存在を知っている人間も結構いる。
「ああっ! この二人が噂のっ!」
「雪音君の言った通り、お兄さんめちゃ可愛い~♡」
「頼斗さんもイケメンだし♡」
 二人は姫中の人間に自分達の存在が知られていないとでも思ったのだろうか。
 ふふふ。甘いよね。雪ちゃんの頭の中は八割九割深雪のことでいっぱいなんだよ? そんな雪ちゃんが、学校で深雪や頼斗の話をしないはずがないじゃない。
 一応、三人の関係についてはお兄ちゃんとその幼馴染みってことにしているわけだから、二人は雪ちゃんのことを責めないであげて欲しい。
「えぇっ⁉」
 僕達のクラスメート達に存在を知られてしまっていることに、深雪はめちゃくちゃ焦っていたし
「噂の……」
 頼斗は〈噂の〉というフレーズが引っ掛かるようだった。
 そりゃ雪ちゃんが日頃から誇らしげに話している二人だもん。みんな興味津々になっちゃうし、「噂の」なんて言われちゃうよね。
「雪音君が弟ってどんな感じなんですか?」
「えっ⁉ そ……それは……」
「頼斗さんって雪音君の家にはほぼ毎日遊びに来てるって聞いたんですけど、家の中の雪音君ってどんな感じなんですか?」
「は? いや……」
「っていうか、伊澄先輩は雪音君のお兄さんや頼斗さんとどうやって知り合ったんですか?」
「え? あー……」
 本当はお兄ちゃんや深雪から女の子達を遠ざけたかった雪ちゃんだったのに……。深雪や頼斗の紹介をしてしまったことで逆効果になっちゃったみたい。
 先週行った八重塚高校の学園祭に比べれば、うちの学校の学園祭なんてパッとしないしショボい感じだけど、全く面識がない女の子達からの質問攻めに遭う羽目になってしまったお兄ちゃん達は、うちの学園祭の方がパワフルで、厄介だと思ってしまったのではないだろうか。


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