わたくしこの方と結婚しますわ!〜泡沫の華々たち《異譚》
エインスボルト王国には次期女王と呼ばれているフィーネ第一王女がいる。
だが彼女には致命的な欠点があったため立太子しておらず、彼女の婚約者で次期王配となるエリック・アンダーソン侯爵令息の成長が期待されていた。
――そう、期待されていた、である。
現在、彼はとある子爵令嬢に熱を上げており、フィーネの兄オルフェウス第一王子の忠告も暖簾に腕押し状態。
さてどうしたものか、と悩むオルフェウスの前にある日、フィーネがとある男を連れてきた。
「お兄様!わたくしこの方と結婚しますわ!」
「……そちらの男性の顔色が悪いが、大丈夫か?」
「え?まあユーリ!どうしたの?」
「あ、うあ…」
異世界人で全言語翻訳できるチート能力持ちの気弱青年✕外国語だけが壊滅的な聡明な次期女王の話。
なお、兄王子と気弱青年からの視点のみ。
※ 8/4本編完結。8/7番外編投稿済み。
※ 前作「そんなの、恥ずかしいに決まってるじゃないですか!」にちょこっと出てきた王太女フィーネと第一王子オルフェウスが巻き込まれた事件の話ですが、前作読まなくても大丈夫です。
※ 時間軸としては当作 ->「そんなの、恥ずかしいに決まってるじゃないですか!」->「お姉さまのお陰で幸せになりました!」で進みます。
※ 世界観は「彼女が幸せを掴むまで〜」と同じです。
※ タイトルに「〜泡沫の華々たち《異譚》」を追加しました
※ 10/13に、カクヨムで泡沫の華々たちシリーズをひとつにまとめて投稿を開始しました。その中に加筆修正した当話も含まれています。
だが彼女には致命的な欠点があったため立太子しておらず、彼女の婚約者で次期王配となるエリック・アンダーソン侯爵令息の成長が期待されていた。
――そう、期待されていた、である。
現在、彼はとある子爵令嬢に熱を上げており、フィーネの兄オルフェウス第一王子の忠告も暖簾に腕押し状態。
さてどうしたものか、と悩むオルフェウスの前にある日、フィーネがとある男を連れてきた。
「お兄様!わたくしこの方と結婚しますわ!」
「……そちらの男性の顔色が悪いが、大丈夫か?」
「え?まあユーリ!どうしたの?」
「あ、うあ…」
異世界人で全言語翻訳できるチート能力持ちの気弱青年✕外国語だけが壊滅的な聡明な次期女王の話。
なお、兄王子と気弱青年からの視点のみ。
※ 8/4本編完結。8/7番外編投稿済み。
※ 前作「そんなの、恥ずかしいに決まってるじゃないですか!」にちょこっと出てきた王太女フィーネと第一王子オルフェウスが巻き込まれた事件の話ですが、前作読まなくても大丈夫です。
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※ 世界観は「彼女が幸せを掴むまで〜」と同じです。
※ タイトルに「〜泡沫の華々たち《異譚》」を追加しました
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コメントありがとうございます!
『彼女が幸せを〜』の方も読んでいただけたようで、ありがとうございます。
そうなんです。このシリーズのお話はあれから20年後の時間軸になっているため、あの話に登場したメンバーは皆40近くになってる感じです。
コメントありがとうございます!
努力はするものの庶民気質なユーリが王宮暮らしするには結構窮屈だと思うので、王女公認で時々抜け出してると思います(笑)
面白かった!他の作品も楽しみです。
コメントありがとうございます!
他の作品もご覧いただけたら幸いです。
おもしろかったです。王女様一家が素敵な王家なのもいいですね。なんと言ってもヒロインが気品あり、知性高く、可愛い。これはユーリ惚れますね。ユーリも自分が出来ることを頑張っているし。
きかいがあればユーリが言っていた他のお話も読んでみたいです
コメントありがとうございます!
ヒロインの気品が少しでも伝わったようで嬉しいです。
ユーリが言っていた第二部は前作の「そんなの、恥ずかしいに決まってるじゃないですか!」に該当するので、もしよろしければそちらもご覧ください。
第三部も構想があるので、執筆予定です。
ええ話や…
ユーリと王女お幸せに。
コメントありがとうございます!
ユーリがだいぶ苦労しますが、なんだかんだでお子さんも生まれて幸せになるふたりです。
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