5 / 8
復縁
しおりを挟む
高2の春は終わりもうすぐ夏休みになろうとしていた。相変わらず休みの日は春と図書館に行っていた。いよいよ来年は大学受験ということもあり夏休みも図書館に行く約束をしていた。
春への思いも増していき私たちの関係にも変化が訪れようとしていた。あの愛情たっぷりのお弁当を食べて以来、私はこんなにも自分のことを大切にしてくれる人の気持ちを踏みにじることが許せなかったのだ。
私は春に好きだと伝えた。彼女はどうして?と聞いてきたのでこれまでの私の心境の変化を伝えた。彼女はとても嬉しそうにやっと彼女になれたと笑っていた。
春が彼女になって初めての図書館での勉強の日。彼女はもじもじしながらしたいことがあると言ってきた。どうやらキスをしたいとのことだった。恋人同士なら当たり前の行為かもしれない。
私はいいよと伝え、昼休みにキスをする約束をしお昼まで勉強をすることにした。私も彼女もキスをするのは初めてだったのでお互いしばしこの後起こることを興奮しながら勉学に励んでいた。
昼休みになってご飯を食べた後私たちは人気のないベンチへ向かった。大きな木々に囲まれており昼間だがやや涼しい場所だった。お互いベンチに腰を掛けいよいよキスをするぞという態勢に入った。
私は彼女の肩にそっと手を回して目を瞑り彼女の唇にそっとキスをした。感覚としてはめちゃくしゃプルプルして柔らかかった。彼女も同じ感覚なのか恍惚な表情をしていた。
『えへへ(笑)やっとできたね』
彼女は恥ずかしそうにそう言った。それからはちょっとよそよそしく2人で図書館に戻った。その後また4時間くらい勉強した後私たちは帰ることにした。帰る前私たちは再びキスをした。
家に帰ってからもしばらく興奮はおさまらなかった。家族とご飯を食べていてもずっと上の空だった。彼女も同じ気持ちなのだろうか。そうだったらいいなと思った。
寝る前にlineをチェックしてみると春から来ていた。
『今日も一緒に勉強してくれてありがとう。初めてのキスはめちゃくちゃ緊張したけどすごくよかった。またしたいかな(笑)今日もお疲れ様。おやすみ』
私も同じような内容を送り眠りについた。ずっとこんな日が続けばいい。そう思って。
春への思いも増していき私たちの関係にも変化が訪れようとしていた。あの愛情たっぷりのお弁当を食べて以来、私はこんなにも自分のことを大切にしてくれる人の気持ちを踏みにじることが許せなかったのだ。
私は春に好きだと伝えた。彼女はどうして?と聞いてきたのでこれまでの私の心境の変化を伝えた。彼女はとても嬉しそうにやっと彼女になれたと笑っていた。
春が彼女になって初めての図書館での勉強の日。彼女はもじもじしながらしたいことがあると言ってきた。どうやらキスをしたいとのことだった。恋人同士なら当たり前の行為かもしれない。
私はいいよと伝え、昼休みにキスをする約束をしお昼まで勉強をすることにした。私も彼女もキスをするのは初めてだったのでお互いしばしこの後起こることを興奮しながら勉学に励んでいた。
昼休みになってご飯を食べた後私たちは人気のないベンチへ向かった。大きな木々に囲まれており昼間だがやや涼しい場所だった。お互いベンチに腰を掛けいよいよキスをするぞという態勢に入った。
私は彼女の肩にそっと手を回して目を瞑り彼女の唇にそっとキスをした。感覚としてはめちゃくしゃプルプルして柔らかかった。彼女も同じ感覚なのか恍惚な表情をしていた。
『えへへ(笑)やっとできたね』
彼女は恥ずかしそうにそう言った。それからはちょっとよそよそしく2人で図書館に戻った。その後また4時間くらい勉強した後私たちは帰ることにした。帰る前私たちは再びキスをした。
家に帰ってからもしばらく興奮はおさまらなかった。家族とご飯を食べていてもずっと上の空だった。彼女も同じ気持ちなのだろうか。そうだったらいいなと思った。
寝る前にlineをチェックしてみると春から来ていた。
『今日も一緒に勉強してくれてありがとう。初めてのキスはめちゃくちゃ緊張したけどすごくよかった。またしたいかな(笑)今日もお疲れ様。おやすみ』
私も同じような内容を送り眠りについた。ずっとこんな日が続けばいい。そう思って。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
こじらせ女子の恋愛事情
あさの紅茶
恋愛
過去の恋愛の失敗を未だに引きずるこじらせアラサー女子の私、仁科真知(26)
そんな私のことをずっと好きだったと言う同期の宗田優くん(26)
いやいや、宗田くんには私なんかより、若くて可愛い可憐ちゃん(女子力高め)の方がお似合いだよ。
なんて自らまたこじらせる残念な私。
「俺はずっと好きだけど?」
「仁科の返事を待ってるんだよね」
宗田くんのまっすぐな瞳に耐えきれなくて逃げ出してしまった。
これ以上こじらせたくないから、神様どうか私に勇気をください。
*******************
この作品は、他のサイトにも掲載しています。
シチュボ(女性向け)
身喰らう白蛇
恋愛
自発さえしなければ好きに使用してください。
アドリブ、改変、なんでもOKです。
他人を害することだけはお止め下さい。
使用報告は無しで商用でも練習でもなんでもOKです。
Twitterやコメント欄等にリアクションあるとむせながら喜びます✌︎︎(´ °∀︎°`)✌︎︎ゲホゴホ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる