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第一部ヴァルキュリャ編 第二章 コングスベル
王の町《コングスベル》
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薄青い空を白い帯状の雲がぐんぐん流れている。
風を強く感じるのは、川沿いの高地を歩んでいるからではないらしい。
歩きやすく整備された岩肌を踏みしめながら、俺はポンチョの襟口のひだに顔を埋めた。
「助かったよ、ヤクモ! これなかったら、結構寒かった!」
俺の呼び掛けに前方を歩く少年が振り向く。
黒髪のおかっぱ頭にもこもこした頭巾風フード。
フードの隙間から外ハネ癖のついた髪がぴょんぴょんと飛び出ている。
「魔術師からお世話をうけたまわってもすからね~。コングスベルはここよりも高いところにあるもす。旅の方はみんな寒さにビックリするもすよ~」
目を糸目にして、にゃはっと笑う。
猫目あるある。
なぜ奴らは笑う時「にゃはっ」という擬態語を背負うのか。
同中にいたなぁ、あいつ、おっさんになっても「にゃはっ」て笑ってんのかなぁ。
「コングスベルは燃える石が採れるお山の町なのもす~。北と南を結ぶおっきな川が流れていて、人の行き来や物の運搬が便利だったんでしょね~。そこそこお山の石とかで栄えた、そこそこの町だったのもすが、先代領主様がやっちまったのもすっ」
おっきな、のところで両手を広げたり、仕草がいちいち期待を裏切らない。
軽やかな足取りで、こっちを向いたり、前に向き直ったり。
ヤクモ少年は道案内をしながらツアーガイドもしてくれるようだ。
コングスベルの北東、二~三日の距離のところに、タクミさんは魔法陣を設置していた。
利用する顧客の多い人気地点なんだとさ。
いつの頃からかそこに案内人が常駐していて、顧客がお世話になるもんだから、タクミさんも親しくなったという。
それがこの元気で華奢な少年、ヤクモくんだ。
現地ガイドが居た方が良いだろうと、タクミさんがコングスベルまでの同行を頼んだのだ。
え? 案内料金どうなってんのかって?
知らんっっ。
「もともと征服欲が強かったんですかねぇ、人を使って町を整備して、周囲に領地を拡大してはいたのもすが……なんと、他の町の領地にまで手を拡げてしまったのでもすっ。それまで仲良くご近所付き合いをしていたお隣さんのでもすよっ」
「もすかっ」
「もすっ」
ノリで言ってみたけど、いや、おかしいだろ。
もすってなんだよw
しゃべりも動きもまるで二次元キャラだ。
「コングスベルはぶっちゃけそこそこの町なのもす~。燃える石とシャケくらいしか目玉がないもす、ぶっちゃけだけに。……」
目をまんまるく見開いて期待いっぱい見つめてくる。
俺を見つめたかと思うと、アセウスを見つめたり、おめめらんらんの満面の笑みをせわしなく向けてくる。
何待ち? ねぇ、ヤクモくん、何待ち?
ぶっちゃけとシャケがダジャレってますとか
笑い待ちぢゃないよね?
いや、笑う奴いねぇだろこんなの。いくら待たれても俺は笑えねぇ。
俺が戸惑っていると、ヤクモ少年の表情が瞬で変わった。
俺とアセウスに向ける目が、価値のないものを見るような冷たい半目になった。
情緒……だいじょぶか?
「……お隣さんは逆にすっごい町だったのもす~。港があって交易で栄えてわっさわっさっすわ、人も物も豊かにそりゃあ溢れてたのもすっ。自然にも恵まれてて食物には困らないし、文化も進んでて、学問も盛んだったのもすよ~」
「え? そこを侵略しちゃったわけ? そんなすごい町を?」
「そうなのもすっ! 世界で一番の町だろうって、誰もが思う町だったのもすよ~。領主様はとってもお人柄の良い方で、何もかもがぴかぴか一番の町なのに、武力の類いはまるでなかったそうもす~」
「そんな町が……《冷たい青布》は?」
真面目な声でアセウスが聞く。
ヤクモ、アセウス、俺の順に歩いているので、俺にはアセウスの表情はわからない。
「もちろん、いたもすっ。でも、必要最低限だったみたいなのしょ~、コングスベルの侵略の前では何の妨げにもならなかったとか~」
「で、どうなったよ?」
俺の問いにヤクモは立ち止まり、俺達の方へ数歩足を戻した。
深刻な顔を寄せ、声を潜める。
「『神の牧草地』と呼ばれ愛された町は消えたのもすっ。コングスベルに取り込まれ、領主様一族は行方知れずでもすっ」
「まじか……」
アセウスは言葉も出ないらしい。
まぁ、そうだろな。
なんだかんだこの世界の、
というか、アセウスやエルドフィンの周りの世界の人間達は平和だ。
人間同士でそんな血生臭いこと――――。
普通は引くだろ、俺もばり引いてる。
「他人のものを奪うために人間同士で戦うなんて、時代遅れ過ぎて誰も彼もが理解しがたいのもしょ~。人間達の敵はもう長いこと魔物だけだったもすからねっ。形は残っていても、人間が人間を支配なんてものは風化してるのもすっ。だから、多くの人間が侵略を目撃したのに、誰一人として語ろうとする者はいないのもすっ。まだ一世代も経っていない最近の話もすよっ」
ヤクモは大きな身振り手振りの末に拳を握り締めた。
もう声の大きさも戻っていて、熱く演説する政治家みたいだよ。
正義感があふれちゃう奴なの?
建前を頑張る奴なの?
どっちも俺はお近づきになりたくない奴もすなぁーっ。
俺は「多くの人間」って奴の方だ。
見ざる聞かざる言わざる。
やらかしはなかったことにするのが鉄板。
そこはこの世界も同じらしいな。
ヤクモがいなかったら知らずに訪ねてた訳だ。
知れて良かったのか。
知らない方が良かったのか。
「『神の牧草地』の恩恵で、そこそこの町は急速に潤ってどぅわんどぅわんっすわっ。沈黙した目撃者達の精一杯の皮肉だったんでしょね~。町はそれまでとは違う名で呼ばれ、それがそのまま現在の町の名になったのもすっ、『王の町』と」
エルドフィンの記憶を探す限り、この世界には王様っつーのはいない。
領主様による地方分権だ。
しょっぱなから王様きどりが相手かよ。
俺は黙ったままのアセウスの背中に、心の中でそう呟いた。
―――――――――――――――――――
【冒険を共にするにゃはキャラ】
ヤクモ
【冒険を共にするイケメン】
戦乙女ゴンドゥルの形代でエイケン家の神の血継承者 アセウス
【冒険の協力者イケメン】
ローセンダールの魔術師 タクミ
ソルベルグ家当主 カルホフディ
【冒険のアイテム】
アセウスの魔剣
青い塊
黒い石の腕鎖(シグルの監視石付き)
イーヴル・コア(右手首に内蔵)
【冒険の目的地】
コングスベル
【冒険の協力者ヴァルキュリャ】
エイケン家 ゴンドゥル
ランドヴィーク家 通称ソグン
ソルベルグ家 通称シグル(ドリーヴァ)
風を強く感じるのは、川沿いの高地を歩んでいるからではないらしい。
歩きやすく整備された岩肌を踏みしめながら、俺はポンチョの襟口のひだに顔を埋めた。
「助かったよ、ヤクモ! これなかったら、結構寒かった!」
俺の呼び掛けに前方を歩く少年が振り向く。
黒髪のおかっぱ頭にもこもこした頭巾風フード。
フードの隙間から外ハネ癖のついた髪がぴょんぴょんと飛び出ている。
「魔術師からお世話をうけたまわってもすからね~。コングスベルはここよりも高いところにあるもす。旅の方はみんな寒さにビックリするもすよ~」
目を糸目にして、にゃはっと笑う。
猫目あるある。
なぜ奴らは笑う時「にゃはっ」という擬態語を背負うのか。
同中にいたなぁ、あいつ、おっさんになっても「にゃはっ」て笑ってんのかなぁ。
「コングスベルは燃える石が採れるお山の町なのもす~。北と南を結ぶおっきな川が流れていて、人の行き来や物の運搬が便利だったんでしょね~。そこそこお山の石とかで栄えた、そこそこの町だったのもすが、先代領主様がやっちまったのもすっ」
おっきな、のところで両手を広げたり、仕草がいちいち期待を裏切らない。
軽やかな足取りで、こっちを向いたり、前に向き直ったり。
ヤクモ少年は道案内をしながらツアーガイドもしてくれるようだ。
コングスベルの北東、二~三日の距離のところに、タクミさんは魔法陣を設置していた。
利用する顧客の多い人気地点なんだとさ。
いつの頃からかそこに案内人が常駐していて、顧客がお世話になるもんだから、タクミさんも親しくなったという。
それがこの元気で華奢な少年、ヤクモくんだ。
現地ガイドが居た方が良いだろうと、タクミさんがコングスベルまでの同行を頼んだのだ。
え? 案内料金どうなってんのかって?
知らんっっ。
「もともと征服欲が強かったんですかねぇ、人を使って町を整備して、周囲に領地を拡大してはいたのもすが……なんと、他の町の領地にまで手を拡げてしまったのでもすっ。それまで仲良くご近所付き合いをしていたお隣さんのでもすよっ」
「もすかっ」
「もすっ」
ノリで言ってみたけど、いや、おかしいだろ。
もすってなんだよw
しゃべりも動きもまるで二次元キャラだ。
「コングスベルはぶっちゃけそこそこの町なのもす~。燃える石とシャケくらいしか目玉がないもす、ぶっちゃけだけに。……」
目をまんまるく見開いて期待いっぱい見つめてくる。
俺を見つめたかと思うと、アセウスを見つめたり、おめめらんらんの満面の笑みをせわしなく向けてくる。
何待ち? ねぇ、ヤクモくん、何待ち?
ぶっちゃけとシャケがダジャレってますとか
笑い待ちぢゃないよね?
いや、笑う奴いねぇだろこんなの。いくら待たれても俺は笑えねぇ。
俺が戸惑っていると、ヤクモ少年の表情が瞬で変わった。
俺とアセウスに向ける目が、価値のないものを見るような冷たい半目になった。
情緒……だいじょぶか?
「……お隣さんは逆にすっごい町だったのもす~。港があって交易で栄えてわっさわっさっすわ、人も物も豊かにそりゃあ溢れてたのもすっ。自然にも恵まれてて食物には困らないし、文化も進んでて、学問も盛んだったのもすよ~」
「え? そこを侵略しちゃったわけ? そんなすごい町を?」
「そうなのもすっ! 世界で一番の町だろうって、誰もが思う町だったのもすよ~。領主様はとってもお人柄の良い方で、何もかもがぴかぴか一番の町なのに、武力の類いはまるでなかったそうもす~」
「そんな町が……《冷たい青布》は?」
真面目な声でアセウスが聞く。
ヤクモ、アセウス、俺の順に歩いているので、俺にはアセウスの表情はわからない。
「もちろん、いたもすっ。でも、必要最低限だったみたいなのしょ~、コングスベルの侵略の前では何の妨げにもならなかったとか~」
「で、どうなったよ?」
俺の問いにヤクモは立ち止まり、俺達の方へ数歩足を戻した。
深刻な顔を寄せ、声を潜める。
「『神の牧草地』と呼ばれ愛された町は消えたのもすっ。コングスベルに取り込まれ、領主様一族は行方知れずでもすっ」
「まじか……」
アセウスは言葉も出ないらしい。
まぁ、そうだろな。
なんだかんだこの世界の、
というか、アセウスやエルドフィンの周りの世界の人間達は平和だ。
人間同士でそんな血生臭いこと――――。
普通は引くだろ、俺もばり引いてる。
「他人のものを奪うために人間同士で戦うなんて、時代遅れ過ぎて誰も彼もが理解しがたいのもしょ~。人間達の敵はもう長いこと魔物だけだったもすからねっ。形は残っていても、人間が人間を支配なんてものは風化してるのもすっ。だから、多くの人間が侵略を目撃したのに、誰一人として語ろうとする者はいないのもすっ。まだ一世代も経っていない最近の話もすよっ」
ヤクモは大きな身振り手振りの末に拳を握り締めた。
もう声の大きさも戻っていて、熱く演説する政治家みたいだよ。
正義感があふれちゃう奴なの?
建前を頑張る奴なの?
どっちも俺はお近づきになりたくない奴もすなぁーっ。
俺は「多くの人間」って奴の方だ。
見ざる聞かざる言わざる。
やらかしはなかったことにするのが鉄板。
そこはこの世界も同じらしいな。
ヤクモがいなかったら知らずに訪ねてた訳だ。
知れて良かったのか。
知らない方が良かったのか。
「『神の牧草地』の恩恵で、そこそこの町は急速に潤ってどぅわんどぅわんっすわっ。沈黙した目撃者達の精一杯の皮肉だったんでしょね~。町はそれまでとは違う名で呼ばれ、それがそのまま現在の町の名になったのもすっ、『王の町』と」
エルドフィンの記憶を探す限り、この世界には王様っつーのはいない。
領主様による地方分権だ。
しょっぱなから王様きどりが相手かよ。
俺は黙ったままのアセウスの背中に、心の中でそう呟いた。
―――――――――――――――――――
【冒険を共にするにゃはキャラ】
ヤクモ
【冒険を共にするイケメン】
戦乙女ゴンドゥルの形代でエイケン家の神の血継承者 アセウス
【冒険の協力者イケメン】
ローセンダールの魔術師 タクミ
ソルベルグ家当主 カルホフディ
【冒険のアイテム】
アセウスの魔剣
青い塊
黒い石の腕鎖(シグルの監視石付き)
イーヴル・コア(右手首に内蔵)
【冒険の目的地】
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