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第一部ヴァルキュリャ編 第一章 ベルゲン
火の粉
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アセウス達がベルゲンに来た初日のことだ。
エルドフィンに呼び出されたソグンは客室の中に結界を張っていた。
ソグンはエルドフィンと協力関係を結んだが、それはゴンドゥルの契約ほどではないにしても、ヴァルキュリャとして、看過されるものではなかったからだ。
他のヴァルキュリャやオージンには、必要がない限り、気付かれたくはない。
ソグンはエルドフィンと言葉を交わす時には、いつも目隠し替わりに結界を張ったのである。
他の地ならいざ知らず、ベルゲンのソルベルグ家邸宅内である。
ソグンがシグルの目を怖れ、結界を張ることは自然なことだろう。
外からは、中は見えない筈だった。
・
・
・
「もう、終わりでいいですか? いいようなら私は戻りますが」
「あぁ……。お疲れ様」
机に伏したエルドフィンから用件終了を言い渡され、ソグンが天空へ飛び立とうと顔を上げた時であった。
手を伸ばせば触れるほどの目の前に現れたのは、天井から逆さに垂れ下がる人の顔と燃えるような巻き毛。
目を合わせたら中から燃やされてしまうような、朱色の瞳。
ソグンは息を止めたまま静かに後退り、十分な間合いを取ろうと図る。
天井から上半身を吊り下げるように登場したシグルは、その様子に冷ややかな視線を向けた。
『こそこそと、何をしている?』
声なき声がソグンに問いかける。
低く重い響きにソグンは全身を震わせた。
『随分と侮られたようだな。我が地ソルベルグに於いて、隠し通せると思ったのか』
『いいえ、いいえ! 決してそんなことは……っ』
『白々しい言い訳など求めてはいない! 私を本当に怒らせるつもりか』
ビリビリッ、とシグルの周りがチリつき、ソグンは熱の圧を感じた。
『ちがっっ……』
恐怖で目に涙を潤ませたソグンが首を振った時だった。
「……なぁ」
エルドフィンの声がシグルとソグンの二人を遮った。
ヴァルキュリャ二人は、ほぼ同時にエルドフィンを注視する。
エルドフィンは机に突っ伏して、こちらに背を向けたままだ。
シグルが登場した時、ソグンはシグルの作った結界の中に取り込まれていた。
だから、エルドフィンが例え振り返っても、二人の姿は見えないはずだった。
ソグンはどうすべきか戸惑い、シグルを目で伺う。
シグルはソグンに鋭い目線を戻すと、『おかしな真似はするなよ』と牽制しながら、ソグンを結界の外へと出した。
「なんですか?」
ソグンは平静を努めて答える。
エルドフィンは微動だにしない。
既に寝落ちかけているのか、聞き取れないくらいぼそぼそと呟く。
「……ジトレフに……気づいて貰いたいとか思わねぇ……?」
ソグンは問いの意図を読みかねて、言葉を詰まらせていた。
シグルからの視線の圧も強い。
下手に問い返すことも憚られた。
「ジトレフだけじゃなく、今までずっと、見守ってきたんですよね、ランドヴィークの人たち……」
エルドフィンは独り言のように続ける。
「見えないのは仕方ないとしても……、そこに居て……見守ってるんだって、ジトレフのこと気にかけてるんだって、知ってて欲しいって、思うことない? ……俺なら、伝えられる……」
エルドフィンの意図するところが分かって、ソグンに張り詰めていた緊張の糸は緩んだ。
口の端に微笑みが生まれかけたことに気づき、慌てて消し去る。
それから、シグルの方へ向き直った。
『返答だけして、ここを離れさせて貰ってもよろしいでしょうか? その後は場所を変えて、すべて説明させていただきます。シグルお姉様の意のままに、何処へなりと応じます』
ソグンの精神は落ち着いていた。
瞳には理知的な輝きが戻っていた。
シグルはその様子に拍子抜けの体で頷くと、
『良いだろう。返事が済んだら移動する。ついてくるがいい』
と告げ、天井の上へと姿を消した。
・
・
西へ西へと飛び進むシグルドリーヴァに連れられて、ソグンはいくつかの島を眼下に越えた。
諸島の終わり、大海原に臨む断崖の上空で、シグルは進むのを止め振り向く。
空中に留まる二人を、しめっぼい海風が撫でて行く。
落ちることはないが、とソグンは下方を一瞥した。
切り立った崖、深く削られた岩肌。
吸い込まれそうな絶壁と、そこに流れ込む荒々しい波飛沫に心理的な負荷を感じた。
「それで、あの男は何者だ?」
「エルドフィン・ヤール。アセウス・エイケン……エイケン家の子の幼馴染みで盟友です」
「……エイケン家の……、何のためにお前が密談をしている。フリヅィーも噛んでいるのか?」
射るような視線だ。
ソグンは精神を強く、と耐えながら言葉を絞り出す。
「いいえ。正確には違います。ランドヴィーク家の子を見守っていたらあの二人が現れたのです。エルドフィン・ヤールに、見られ、話しかけられました。その時既にフリヅィーは動いていました。私は……、それを見届けると決めただけです」
「……なにゆえだ? ことの大きさは分かっているのだろう」
「はい、私も初めはエルドフィン・ヤールを殺めようとしました。ですが、フリヅィーだけではない、大きな何かが動き出しているのです。未だその全貌は分かりません。何が……、誰が何の目的で動いているのか。分からない以上、協力も妨害も出来ません!」
ソグンは力強くシグルの目を見つめ返した。
彼女を目の前にして、上手く話しきれる自信などとてもなかった。
だから、すべてを先に聞かせることにした。
考える余地を生むのに十分なだけの、彼らが今向き合わされている状況を。
これは彼女が予測した中の、最初の賭けであった。
勝利をもたらす者を味方につけられなければ、すべては終わる。
シグルはじっとソグンを眺めたまま、やがて顔近くに垂れる髪を左手で触り始めた。
「フリヅィーとは話したのか?」
「いいえ……、何度か呼び掛けてはみましたが、何も感じ取れません。お姉様も『災い』の預言はご存知ですよね。アセウス・エイケンは、本当に突然に、イーヴル・アイに略取されるところだったとエルドフィンは言いました。フリヅィーは《Asseus》を奪われないために行動したのだと思います」
「……ティウィの預言か」
「ソルベルグ家邸宅内で結界を張れば、必ずシグルお姉様の知るところになると分かっていました。お姉様は身内を咎める時、他の者の目から隠す人ですから、誰にも気づかれず二人だけで話すにはこの方法しかないと思ったのです。……何も知らぬまま、決められたことに流されていくことはもう出来ません。動き出している何かを突き止めようとするアセウス・エイケンとエルドフィン・ヤールは私の代人なのです。仔細が明らかになるまで見過ごしては貰えませんか?」
シグルは何も答えない。
ソグンに向けられた視線もそのままに、左手だけがくるくると巻き毛を弄んでいる。
「明らかになったことは逐一報告します。今までも、これからも、エルドフィン・ヤールと接触する時には結界を張り、誰にも知られずに進めるつもりです。……根拠はありませんが、未だ見つかっていないファストルお姉様にも繋がる気がするのです、お姉様」
「……お前の父親は、確か学者だったな? セッティー」
「?! はい」
ソグンが怪訝そうに答えると、くるくると回されていたシグルの左手は止まった。
シグルは弄んでいたその髪一束を掴んで何度か撫でると、そのまま後ろへ払った。
「良いだろう。セッティー、お前の望み通り見過ごしてやろう。仔細が明らかになったら、また改めて問責することにする。お前のことはな」
怪訝そうな表情を一瞬だけ崩したソグンは、再び不安げな表情に戻りシグルの様子を凝視する。
望みを聞き入れると言ったシグルの顔は、口許は笑ってはいるものの、目が笑っていない。
「だが、オージンへの報告を見送るとなると、私にもそれなりの理由が要る。エルドフィン・ヤールを見過ごすかどうかは、あの人間を見てから決める。私の可愛い妹達……ヴァルキュリャの代人にふさわしくないと私の目に写るなら、その命はこの地で終えて貰う。良いな? セッティー」
ソグンは頷きの替わりにゆっくりと目を伏せた。
賭けに勝ったとはいえない、まだ。
眼下の断崖絶壁が、そうソグンに伝えているようだった。
エルドフィンに呼び出されたソグンは客室の中に結界を張っていた。
ソグンはエルドフィンと協力関係を結んだが、それはゴンドゥルの契約ほどではないにしても、ヴァルキュリャとして、看過されるものではなかったからだ。
他のヴァルキュリャやオージンには、必要がない限り、気付かれたくはない。
ソグンはエルドフィンと言葉を交わす時には、いつも目隠し替わりに結界を張ったのである。
他の地ならいざ知らず、ベルゲンのソルベルグ家邸宅内である。
ソグンがシグルの目を怖れ、結界を張ることは自然なことだろう。
外からは、中は見えない筈だった。
・
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「もう、終わりでいいですか? いいようなら私は戻りますが」
「あぁ……。お疲れ様」
机に伏したエルドフィンから用件終了を言い渡され、ソグンが天空へ飛び立とうと顔を上げた時であった。
手を伸ばせば触れるほどの目の前に現れたのは、天井から逆さに垂れ下がる人の顔と燃えるような巻き毛。
目を合わせたら中から燃やされてしまうような、朱色の瞳。
ソグンは息を止めたまま静かに後退り、十分な間合いを取ろうと図る。
天井から上半身を吊り下げるように登場したシグルは、その様子に冷ややかな視線を向けた。
『こそこそと、何をしている?』
声なき声がソグンに問いかける。
低く重い響きにソグンは全身を震わせた。
『随分と侮られたようだな。我が地ソルベルグに於いて、隠し通せると思ったのか』
『いいえ、いいえ! 決してそんなことは……っ』
『白々しい言い訳など求めてはいない! 私を本当に怒らせるつもりか』
ビリビリッ、とシグルの周りがチリつき、ソグンは熱の圧を感じた。
『ちがっっ……』
恐怖で目に涙を潤ませたソグンが首を振った時だった。
「……なぁ」
エルドフィンの声がシグルとソグンの二人を遮った。
ヴァルキュリャ二人は、ほぼ同時にエルドフィンを注視する。
エルドフィンは机に突っ伏して、こちらに背を向けたままだ。
シグルが登場した時、ソグンはシグルの作った結界の中に取り込まれていた。
だから、エルドフィンが例え振り返っても、二人の姿は見えないはずだった。
ソグンはどうすべきか戸惑い、シグルを目で伺う。
シグルはソグンに鋭い目線を戻すと、『おかしな真似はするなよ』と牽制しながら、ソグンを結界の外へと出した。
「なんですか?」
ソグンは平静を努めて答える。
エルドフィンは微動だにしない。
既に寝落ちかけているのか、聞き取れないくらいぼそぼそと呟く。
「……ジトレフに……気づいて貰いたいとか思わねぇ……?」
ソグンは問いの意図を読みかねて、言葉を詰まらせていた。
シグルからの視線の圧も強い。
下手に問い返すことも憚られた。
「ジトレフだけじゃなく、今までずっと、見守ってきたんですよね、ランドヴィークの人たち……」
エルドフィンは独り言のように続ける。
「見えないのは仕方ないとしても……、そこに居て……見守ってるんだって、ジトレフのこと気にかけてるんだって、知ってて欲しいって、思うことない? ……俺なら、伝えられる……」
エルドフィンの意図するところが分かって、ソグンに張り詰めていた緊張の糸は緩んだ。
口の端に微笑みが生まれかけたことに気づき、慌てて消し去る。
それから、シグルの方へ向き直った。
『返答だけして、ここを離れさせて貰ってもよろしいでしょうか? その後は場所を変えて、すべて説明させていただきます。シグルお姉様の意のままに、何処へなりと応じます』
ソグンの精神は落ち着いていた。
瞳には理知的な輝きが戻っていた。
シグルはその様子に拍子抜けの体で頷くと、
『良いだろう。返事が済んだら移動する。ついてくるがいい』
と告げ、天井の上へと姿を消した。
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西へ西へと飛び進むシグルドリーヴァに連れられて、ソグンはいくつかの島を眼下に越えた。
諸島の終わり、大海原に臨む断崖の上空で、シグルは進むのを止め振り向く。
空中に留まる二人を、しめっぼい海風が撫でて行く。
落ちることはないが、とソグンは下方を一瞥した。
切り立った崖、深く削られた岩肌。
吸い込まれそうな絶壁と、そこに流れ込む荒々しい波飛沫に心理的な負荷を感じた。
「それで、あの男は何者だ?」
「エルドフィン・ヤール。アセウス・エイケン……エイケン家の子の幼馴染みで盟友です」
「……エイケン家の……、何のためにお前が密談をしている。フリヅィーも噛んでいるのか?」
射るような視線だ。
ソグンは精神を強く、と耐えながら言葉を絞り出す。
「いいえ。正確には違います。ランドヴィーク家の子を見守っていたらあの二人が現れたのです。エルドフィン・ヤールに、見られ、話しかけられました。その時既にフリヅィーは動いていました。私は……、それを見届けると決めただけです」
「……なにゆえだ? ことの大きさは分かっているのだろう」
「はい、私も初めはエルドフィン・ヤールを殺めようとしました。ですが、フリヅィーだけではない、大きな何かが動き出しているのです。未だその全貌は分かりません。何が……、誰が何の目的で動いているのか。分からない以上、協力も妨害も出来ません!」
ソグンは力強くシグルの目を見つめ返した。
彼女を目の前にして、上手く話しきれる自信などとてもなかった。
だから、すべてを先に聞かせることにした。
考える余地を生むのに十分なだけの、彼らが今向き合わされている状況を。
これは彼女が予測した中の、最初の賭けであった。
勝利をもたらす者を味方につけられなければ、すべては終わる。
シグルはじっとソグンを眺めたまま、やがて顔近くに垂れる髪を左手で触り始めた。
「フリヅィーとは話したのか?」
「いいえ……、何度か呼び掛けてはみましたが、何も感じ取れません。お姉様も『災い』の預言はご存知ですよね。アセウス・エイケンは、本当に突然に、イーヴル・アイに略取されるところだったとエルドフィンは言いました。フリヅィーは《Asseus》を奪われないために行動したのだと思います」
「……ティウィの預言か」
「ソルベルグ家邸宅内で結界を張れば、必ずシグルお姉様の知るところになると分かっていました。お姉様は身内を咎める時、他の者の目から隠す人ですから、誰にも気づかれず二人だけで話すにはこの方法しかないと思ったのです。……何も知らぬまま、決められたことに流されていくことはもう出来ません。動き出している何かを突き止めようとするアセウス・エイケンとエルドフィン・ヤールは私の代人なのです。仔細が明らかになるまで見過ごしては貰えませんか?」
シグルは何も答えない。
ソグンに向けられた視線もそのままに、左手だけがくるくると巻き毛を弄んでいる。
「明らかになったことは逐一報告します。今までも、これからも、エルドフィン・ヤールと接触する時には結界を張り、誰にも知られずに進めるつもりです。……根拠はありませんが、未だ見つかっていないファストルお姉様にも繋がる気がするのです、お姉様」
「……お前の父親は、確か学者だったな? セッティー」
「?! はい」
ソグンが怪訝そうに答えると、くるくると回されていたシグルの左手は止まった。
シグルは弄んでいたその髪一束を掴んで何度か撫でると、そのまま後ろへ払った。
「良いだろう。セッティー、お前の望み通り見過ごしてやろう。仔細が明らかになったら、また改めて問責することにする。お前のことはな」
怪訝そうな表情を一瞬だけ崩したソグンは、再び不安げな表情に戻りシグルの様子を凝視する。
望みを聞き入れると言ったシグルの顔は、口許は笑ってはいるものの、目が笑っていない。
「だが、オージンへの報告を見送るとなると、私にもそれなりの理由が要る。エルドフィン・ヤールを見過ごすかどうかは、あの人間を見てから決める。私の可愛い妹達……ヴァルキュリャの代人にふさわしくないと私の目に写るなら、その命はこの地で終えて貰う。良いな? セッティー」
ソグンは頷きの替わりにゆっくりと目を伏せた。
賭けに勝ったとはいえない、まだ。
眼下の断崖絶壁が、そうソグンに伝えているようだった。
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