余命1カ月〜僕の最後の学生生活〜


僕こと須川 雄介は高校二年生である。

そして残りの人生は1カ月である。

最期の1カ月は無益に過ごそうと考えていた。
酒にタバコに溺れ、怠惰に過ごし終わりを迎えようと考えていたのだ。
しかし、何の気の迷いか高校に行こうと思い、そこで二人の人間に出会う。

一人はいじめられっ子の可愛い系男子である神崎 翔。
もう一人は孤高の女子高生藤原 緑である。

彼らとの出会いが僕の最後の1カ月を変えた。
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