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一
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午前中に提出された婚姻届と養子縁組届の補正をようやく終え、首をぐるりとまわす。まだ、終わりではない。謄本を作って、本籍地に送付するまでが書類審査担当の仕事だ。
手元にいま一度、目を落とす。同時に出された届書だ。婚姻によって夫婦となった男女の一方が、他方の嫡出子と養子縁組する。お堅く言うとわかりにくいけれど、ありふれた子連れ再婚だった。
今回のケースなど、十五歳を超えた他人の子と、わざわざ養子縁組までする必要性は不明だが、子連れ再婚するひとというのはみんな何故か、「養子縁組をしなければならない」と思って窓口にやってくる。戸籍法にも民法にも、どこにも、そんな義務のことなど、書かれてはいない。戸籍を同じくするだけなら、他の方法があると提案しても聞き入れず、「でも、しなきゃいけないんでしょう?」と言うのだ。あなた、いまの話聞いてた? と、喉元まで出かかるのを押さえ、結局、養子縁組の意思について確認する羽目になる。
わたしは、机のうえの届書の「その他欄」を指でなぞり、いまさらながら誤字に気づいて嘆息した。
『この緑組に同意します 養父の妻』
なんだよ、みどりぐみって。書かせた定型文の誤字に、もう、乾いた笑いしか出てこない。この程度の届書も書けない相手と結婚して、まともに生活は続くのだろうか。
ボールペンでぐりぐりと上からなぞって、どうにか『縁』の字に見えなくもないかたちに仕上げ、コピー機にむかいかけたときだ。にわかに窓口のあたりが騒がしくなった。
壁掛け時計を見やる。午後四時。ちょうど、客足が戻るころあいだ。市役所というのは、午前中の十時くらいがいちばん混むが、そのあとは割合空いている。四時過ぎから五時までの時間帯は、日によっては混む。仕事あがりのひとびとが駆けつけるのかもしれない。
今日は混む日か。応援に呼ばれるかしら。戸籍担当は、基本的には、届書が出なければ窓口対応はしないのが慣例だ。うちの人数が少ないせいもあると思う。けれど、こうして、お客さんが多いときには、手分けして交付事務にあたることもある。
窓口担当の職員が、奥まったこちらの席までむかってくる。来たかと腹を決め、わたしは届書をクリアファイルにしまいこみ、人目につかない場所に片付けた。
「日向さん。戸籍の届出用紙が欲しいってお客様がいらしてます。長椅子の近くの、茶髪で黄色いカーディガンのかたです。離婚届だそうです」
「わかりました。すぐ行きます」
よかった、応援ではなかった! ほっとしながら、わたしは端的に教えられた市民の特徴を頭にたたき込み、多機能ボールペンを掴み、抽斗から離婚届の用紙を二枚取って、窓口へむかった。
「お待たせいたしました。こちらへどうぞ!」
手を挙げ、笑顔を見せながら、黄色いカーディガンの後ろ姿に声をかける。子どもをあやしているらしい。いまどきめずらしい坊主頭の男の子は、うちの娘と同じ年頃に見えた。くりくりとした可愛い目が、声に反応してこちらを向く。
──んん? なんだか、見覚えがあるぞ、この子?
男の子の母親が振り向く。その顔を見て、わたしは一瞬、思考が止まった。だが、口だけはなめらかに回り続ける。
「こんにちは! こちらのお届けの件でお間違いないでしょうか?」
「……あ、はい、それです。こんにちはぁ」
間延びした低い声。眉毛は剃りすぎなうえに午後で化粧がはげたのか、ほとんど見当たらない。この顔にはハッキリと、見覚えがある。たっくんママだ。保育園のママ友だった。
ばっちりと目が合った。相手も、わたしが「ゆかちゃんママ」であることはわかっているだろう。「あ、保育園の……」なんて、そらぞらしく言える顔見知りの域は過ぎているが、タメ口でざっくばらんに話せるほどには親しくない。連絡先は知っているし、他のママ友といっしょにお茶はするけれど、サシでは会ったことも連絡しあったこともない。なんともやりにくい間柄だ。
苗字も下の名前も知らない。彼女に、自分が地元の公務員だと明かしていたかも定かではなかった。気まずさを振りはらい、わたしはビジネスライクを取り繕う。
「かんたんにご説明しますね。本籍は、岩清水市にありますか?」
「──あ、たぶん、横須賀市かも」
「ご提出は岩清水市になさいます?」
「はい」
「現在の苗字は、旦那さんと奥様、どちらの苗字を名乗っていらっしゃいますか?」
「旦那です」
「離婚後、いまの苗字を名乗り続けます?」
たっくんママは、かぶりを横に振った。復氏するなら、七十七の二は不要、と。
「まずは戸籍謄本を一通、横須賀市でお取りいただいて、こちらの用紙といっしょにご提出ください。書きかたのご説明は、」
相手の出方をうかがう。外見のイメージから、あくまでもなれなれしく知り合いのノリを貫いてくるタイプかと思ったが、そうでもなかった。わたしが語尾を消え入らせたタイミングで、たっくんママは「んー」と、くちびるを曲げた。
「その説明って、時間かかる? 横須賀市、間に合うなら、いまから行っちゃいたいんですけど」
「そ、う、ですね、窓口は五時十五分まで開いていると思いますし、戸籍謄本なら、出張所でも取れますから、すぐ行けば間に合うかもしれません」
「じゃ、また、別の日にでも、書き方の説明聞きにきます」
自分のやりたいことを明示して、交渉する。その姿勢がものめずらしくて、面食らった。けれども、それは、悪い意味では決してなかった。何をしたくて役所に来たのかすらわからないひとを日々相手している身としては、目的も意思もしっかりと自覚している相手は、やりやすいことこのうえなかった。
わたしは引き下がり、うなずいた。彼女はうっすらと笑って、逃げだそうとする子どもの襟首をつかんで引き止める。
「ありがとうございました。ほら、拓真、行くよ! ママ急いでるの、協力してよ」
手を繋いで庁舎を出ていくたっくんが、肩越しにちらっと振りかえる。何も言わずにバイバイと手を振る彼に、わたしは内心、感謝した。子どもなんて、空気を読まないのがあたりまえなのに、保育園のお迎えのときのように「あー、ゆかちゃんのママだあ!」などと、大声で周囲に知らせるような真似をしなかったことにも、驚いていた。
たっくんママとたっくんの印象を上書きしながら、奥の席へ戻ろうと踵を返す。そこへ、カウンターのむこうから声がかかった。年配の男性が印鑑登録証と証明交付申請書を片手で突き出してよこしている。
助けを求めようにも、窓口担当も手一杯なのは、電話に出られないのを見ればわかる。わたしは腹をくくって、書類を受けとり、端末の前に腰掛けた。
窓口側で業務にたずさわると、常に職員証とともに、顔をさらすことになる。奥の戸籍担当の業務はディープな個人情報に触れるが、そういう意味でのリスクは少ない。今日みたいに知り合いとカウンター越しに鉢合わせになるのは、例外的な状況だ。いつもなら、わたしは名前を明かさずに個人情報を『盗み見る』側だった。
あのひととあのひととは親戚で、このひととそのひとは元夫婦で、だれそれちゃんのパパとママは保育園行事では仲良く見えるのに、もうとっくのとうに離婚している。知り合いのそうしたエピソード的な個人情報は、井戸端会議の場で出されるなら、みんな大好物なのだろうが、業務として触れたくはないものだ。公務員であれば、職務上知り得た秘密は、退職後も口外してはならないのだし、何の話のネタにもならない。
ひとたび、知ってしまえば、役所の内も外も地雷原に変わる。どこに足を下ろせばよいやら、見当がつかなくなる。総務部長と人事課長は仲がよいのではなくてただの親戚で、わたしの隣人とうちの課の会計年度職員は元夫婦で、さくらちゃんママとは、ほかのママ友もいっしょに、家族ぐるみでBBQをしたことがある。
しんどい。夫にも漏らせない個人情報は、わたしのなかに澱のように溜まっていくばかりだ。
──たっくんママが、わたしが市役所に勤務していることを言いふらさないひとであることを祈りたい。
目下、交付事務の正確性に気を配る一方で、わたしの内面は千々に乱れていた。
手元にいま一度、目を落とす。同時に出された届書だ。婚姻によって夫婦となった男女の一方が、他方の嫡出子と養子縁組する。お堅く言うとわかりにくいけれど、ありふれた子連れ再婚だった。
今回のケースなど、十五歳を超えた他人の子と、わざわざ養子縁組までする必要性は不明だが、子連れ再婚するひとというのはみんな何故か、「養子縁組をしなければならない」と思って窓口にやってくる。戸籍法にも民法にも、どこにも、そんな義務のことなど、書かれてはいない。戸籍を同じくするだけなら、他の方法があると提案しても聞き入れず、「でも、しなきゃいけないんでしょう?」と言うのだ。あなた、いまの話聞いてた? と、喉元まで出かかるのを押さえ、結局、養子縁組の意思について確認する羽目になる。
わたしは、机のうえの届書の「その他欄」を指でなぞり、いまさらながら誤字に気づいて嘆息した。
『この緑組に同意します 養父の妻』
なんだよ、みどりぐみって。書かせた定型文の誤字に、もう、乾いた笑いしか出てこない。この程度の届書も書けない相手と結婚して、まともに生活は続くのだろうか。
ボールペンでぐりぐりと上からなぞって、どうにか『縁』の字に見えなくもないかたちに仕上げ、コピー機にむかいかけたときだ。にわかに窓口のあたりが騒がしくなった。
壁掛け時計を見やる。午後四時。ちょうど、客足が戻るころあいだ。市役所というのは、午前中の十時くらいがいちばん混むが、そのあとは割合空いている。四時過ぎから五時までの時間帯は、日によっては混む。仕事あがりのひとびとが駆けつけるのかもしれない。
今日は混む日か。応援に呼ばれるかしら。戸籍担当は、基本的には、届書が出なければ窓口対応はしないのが慣例だ。うちの人数が少ないせいもあると思う。けれど、こうして、お客さんが多いときには、手分けして交付事務にあたることもある。
窓口担当の職員が、奥まったこちらの席までむかってくる。来たかと腹を決め、わたしは届書をクリアファイルにしまいこみ、人目につかない場所に片付けた。
「日向さん。戸籍の届出用紙が欲しいってお客様がいらしてます。長椅子の近くの、茶髪で黄色いカーディガンのかたです。離婚届だそうです」
「わかりました。すぐ行きます」
よかった、応援ではなかった! ほっとしながら、わたしは端的に教えられた市民の特徴を頭にたたき込み、多機能ボールペンを掴み、抽斗から離婚届の用紙を二枚取って、窓口へむかった。
「お待たせいたしました。こちらへどうぞ!」
手を挙げ、笑顔を見せながら、黄色いカーディガンの後ろ姿に声をかける。子どもをあやしているらしい。いまどきめずらしい坊主頭の男の子は、うちの娘と同じ年頃に見えた。くりくりとした可愛い目が、声に反応してこちらを向く。
──んん? なんだか、見覚えがあるぞ、この子?
男の子の母親が振り向く。その顔を見て、わたしは一瞬、思考が止まった。だが、口だけはなめらかに回り続ける。
「こんにちは! こちらのお届けの件でお間違いないでしょうか?」
「……あ、はい、それです。こんにちはぁ」
間延びした低い声。眉毛は剃りすぎなうえに午後で化粧がはげたのか、ほとんど見当たらない。この顔にはハッキリと、見覚えがある。たっくんママだ。保育園のママ友だった。
ばっちりと目が合った。相手も、わたしが「ゆかちゃんママ」であることはわかっているだろう。「あ、保育園の……」なんて、そらぞらしく言える顔見知りの域は過ぎているが、タメ口でざっくばらんに話せるほどには親しくない。連絡先は知っているし、他のママ友といっしょにお茶はするけれど、サシでは会ったことも連絡しあったこともない。なんともやりにくい間柄だ。
苗字も下の名前も知らない。彼女に、自分が地元の公務員だと明かしていたかも定かではなかった。気まずさを振りはらい、わたしはビジネスライクを取り繕う。
「かんたんにご説明しますね。本籍は、岩清水市にありますか?」
「──あ、たぶん、横須賀市かも」
「ご提出は岩清水市になさいます?」
「はい」
「現在の苗字は、旦那さんと奥様、どちらの苗字を名乗っていらっしゃいますか?」
「旦那です」
「離婚後、いまの苗字を名乗り続けます?」
たっくんママは、かぶりを横に振った。復氏するなら、七十七の二は不要、と。
「まずは戸籍謄本を一通、横須賀市でお取りいただいて、こちらの用紙といっしょにご提出ください。書きかたのご説明は、」
相手の出方をうかがう。外見のイメージから、あくまでもなれなれしく知り合いのノリを貫いてくるタイプかと思ったが、そうでもなかった。わたしが語尾を消え入らせたタイミングで、たっくんママは「んー」と、くちびるを曲げた。
「その説明って、時間かかる? 横須賀市、間に合うなら、いまから行っちゃいたいんですけど」
「そ、う、ですね、窓口は五時十五分まで開いていると思いますし、戸籍謄本なら、出張所でも取れますから、すぐ行けば間に合うかもしれません」
「じゃ、また、別の日にでも、書き方の説明聞きにきます」
自分のやりたいことを明示して、交渉する。その姿勢がものめずらしくて、面食らった。けれども、それは、悪い意味では決してなかった。何をしたくて役所に来たのかすらわからないひとを日々相手している身としては、目的も意思もしっかりと自覚している相手は、やりやすいことこのうえなかった。
わたしは引き下がり、うなずいた。彼女はうっすらと笑って、逃げだそうとする子どもの襟首をつかんで引き止める。
「ありがとうございました。ほら、拓真、行くよ! ママ急いでるの、協力してよ」
手を繋いで庁舎を出ていくたっくんが、肩越しにちらっと振りかえる。何も言わずにバイバイと手を振る彼に、わたしは内心、感謝した。子どもなんて、空気を読まないのがあたりまえなのに、保育園のお迎えのときのように「あー、ゆかちゃんのママだあ!」などと、大声で周囲に知らせるような真似をしなかったことにも、驚いていた。
たっくんママとたっくんの印象を上書きしながら、奥の席へ戻ろうと踵を返す。そこへ、カウンターのむこうから声がかかった。年配の男性が印鑑登録証と証明交付申請書を片手で突き出してよこしている。
助けを求めようにも、窓口担当も手一杯なのは、電話に出られないのを見ればわかる。わたしは腹をくくって、書類を受けとり、端末の前に腰掛けた。
窓口側で業務にたずさわると、常に職員証とともに、顔をさらすことになる。奥の戸籍担当の業務はディープな個人情報に触れるが、そういう意味でのリスクは少ない。今日みたいに知り合いとカウンター越しに鉢合わせになるのは、例外的な状況だ。いつもなら、わたしは名前を明かさずに個人情報を『盗み見る』側だった。
あのひととあのひととは親戚で、このひととそのひとは元夫婦で、だれそれちゃんのパパとママは保育園行事では仲良く見えるのに、もうとっくのとうに離婚している。知り合いのそうしたエピソード的な個人情報は、井戸端会議の場で出されるなら、みんな大好物なのだろうが、業務として触れたくはないものだ。公務員であれば、職務上知り得た秘密は、退職後も口外してはならないのだし、何の話のネタにもならない。
ひとたび、知ってしまえば、役所の内も外も地雷原に変わる。どこに足を下ろせばよいやら、見当がつかなくなる。総務部長と人事課長は仲がよいのではなくてただの親戚で、わたしの隣人とうちの課の会計年度職員は元夫婦で、さくらちゃんママとは、ほかのママ友もいっしょに、家族ぐるみでBBQをしたことがある。
しんどい。夫にも漏らせない個人情報は、わたしのなかに澱のように溜まっていくばかりだ。
──たっくんママが、わたしが市役所に勤務していることを言いふらさないひとであることを祈りたい。
目下、交付事務の正確性に気を配る一方で、わたしの内面は千々に乱れていた。
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