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3章30話
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僕は背が縮んだ事で怒ってゲーム部屋でナイア兄さんとカオス様、アプスー様とムラビトクエストをやりながら愚痴を言った。
「運動嫌いの僕があんなに頑張ってつけた筋肉を…それに元に戻した反動で背まで縮むなんて!ちょっと酷くない?」
「まぁまぁ…ハルトの外見の遺伝子は母君よりだが…身体は父君の遺伝子に近い…左のヘルハウンドの群れを頼む」
「ナイア兄さん!それって!…おっと!囲まれるところだった…カオス様支援お願いします」
「ハルトはまだまだ背が伸びるから心配しないで……よしゃ!レアゲットだぜ!今日は収穫がいいね」
「えへへ…そうですか!あっ…それ山分けですよ?」
「お前らが前わしのレア素材を勝手に持っていっただろ?それよこせ」
ナイア兄さんとカオスに言い包められた気はするが…ちょっとは気が晴れてそろそろルル姉とみんなを許してあげようと思った。
その時…ゲーム部屋に鳥肌が立つほど冷たい空気ぐ流れて息苦しくなった。
「………」
「そうか…そう慌てなくていいよ」
カオスが見えない何かに向かって優しく話しかけると先の息苦しさはなくなった。
「悪いが用事ができた…私はちょっと本体に戻る」
「カオス様?どうしました?」
「アイテールから外宇宙の沢山の天体に異常が発生したと報告があってな、軌道が狂い始めたらしい」
「えー?それって大丈夫ですか?」
「まあ…理由はわからんがすぐ元に戻せるから問題ない」
ナイア兄さんもゲームをやめてカオス様と何かコソコソ喋っていた。
「同時に数々の天体がてすか?」
「そうらしいな」
「カオス様…それは少しきな臭いですね」
「そうね、私もそう思う…でも、うちの子達が助けを求めているから放って置けなくてね」
「はい…」
「ナイアよ…これを君に預けよう、ここに何かあれば、最悪の場合はハルトに渡せ…」
「それをですか?あまり…気が進まないですが」
「…頼んだわよ」
「仕方ないですね…わかりました」
カオスが小さい石版のような物を渡してそれを受け取ったナイア兄さんは何故か嫌な顔をした。
そして…カオスは器から出て空の果てに飛んで消えた。
「ナイア兄さん?何か問題でもあるの?」
「あはは…そんな心配そうな顔しないで…大した事ないから」
「うん…」
カオスが本体に戻ってから僕は胸騒ぎが止まらなくて不安になった。
それに…珍しくナイア兄さんの深刻な表情を見た僕は理由を聞いたがいつも通りに笑って問題ないと僕を安心させるように頭を撫でている
この数日後…ティルナノークは今までない危機に落ちる事になって…僕は辛い選択をしなければいけない事になると誰も予想出来なかった。
「運動嫌いの僕があんなに頑張ってつけた筋肉を…それに元に戻した反動で背まで縮むなんて!ちょっと酷くない?」
「まぁまぁ…ハルトの外見の遺伝子は母君よりだが…身体は父君の遺伝子に近い…左のヘルハウンドの群れを頼む」
「ナイア兄さん!それって!…おっと!囲まれるところだった…カオス様支援お願いします」
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「えへへ…そうですか!あっ…それ山分けですよ?」
「お前らが前わしのレア素材を勝手に持っていっただろ?それよこせ」
ナイア兄さんとカオスに言い包められた気はするが…ちょっとは気が晴れてそろそろルル姉とみんなを許してあげようと思った。
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「………」
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「カオス様?どうしました?」
「アイテールから外宇宙の沢山の天体に異常が発生したと報告があってな、軌道が狂い始めたらしい」
「えー?それって大丈夫ですか?」
「まあ…理由はわからんがすぐ元に戻せるから問題ない」
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「そうらしいな」
「カオス様…それは少しきな臭いですね」
「そうね、私もそう思う…でも、うちの子達が助けを求めているから放って置けなくてね」
「はい…」
「ナイアよ…これを君に預けよう、ここに何かあれば、最悪の場合はハルトに渡せ…」
「それをですか?あまり…気が進まないですが」
「…頼んだわよ」
「仕方ないですね…わかりました」
カオスが小さい石版のような物を渡してそれを受け取ったナイア兄さんは何故か嫌な顔をした。
そして…カオスは器から出て空の果てに飛んで消えた。
「ナイア兄さん?何か問題でもあるの?」
「あはは…そんな心配そうな顔しないで…大した事ないから」
「うん…」
カオスが本体に戻ってから僕は胸騒ぎが止まらなくて不安になった。
それに…珍しくナイア兄さんの深刻な表情を見た僕は理由を聞いたがいつも通りに笑って問題ないと僕を安心させるように頭を撫でている
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