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2章92話
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ティアマトは必死に避けている僕を見ながら楽しんでいてルル姉とカオスはヒヤヒヤしながら僕を見守っていた。
「あははは!すごいすごい!よく凌いでいるね」
「ハルト君…」
「……」
避けるだけで精一杯で回避に気を取られて光線を避けた先には運が悪くルル姉に向かって真っ直ぐに飛んで行った。
「しまった!ルル姉!あぶ……」
「ふんっ!」
ルル姉はハエを払うように手のひら一振りでその光線を弾き返した。
それに弾いた光線の威力は数倍強くなった。
「きゃっ!……び、びっくりしたわ!」
「ティアマト様!」
弾き返した光線はティアマトに直撃して眷属達は慌ててティアマトを守る様に周りを囲んだ。
「狼狽えるな…私の眷属であろう者が情け無い」
「も、申し訳ありません」
ルル姉は口がにやけていて…これはわざとティアマトを狙って弾いたとわかった。
「ル、ルル姉!なんって事するんだよ!」
「うん?大丈夫大丈夫!私はティアマトの眷属の攻撃を払ってだけだ…それは向こうの責任で私は悪くない!」
「ん?そうなの?」
「ゴホン…その通りだ!それにこの程度で私は擦り傷一つ付かないから君は構わずに戦いを続けなさい」
「そ、そうですか…わかりました」
その言葉を聞いて安心した僕はいい策を思いついて、カオスにウィンクをしたあとその前に立った。
「ん?………あはっ♪」
カオスも僕の意図に気付いてくれたようで、すんーごく楽しそうな顔でびっくりするほどの力を込めた。
「さあ!撃って来い!ギルタフリル!」
僕の挑発にギルタフリルはまた光線を撃とうとして避けるタ準備をした。
しかし…。
「ちょっと待ったぁぁぁああ!」
ティアマトが戦いを止めてカオスにテクテク歩いて行った。
「カオス、今何をするつもりかな?」
「なんの事?」
「惚けないて!」
「まぁ…暇つぶしのドッチボール?」
「はっ?なにがドッチボールだよ!ふざけてんの?その力の量で打たれたら…この聖域ごと吹っ飛ぶわ!」
「大丈夫だよ…ナンムには被害が出ないように一点狙いするから…」
「へぇ……その狙いはどこの誰かしらね!」
「ティア…お前、バカになったのか?言わなくても分かる事を…」
「何ですって!」
僕の計画を気づいたティアマトはカオスに手出ししないように抗議をした。
作戦は失敗か…さすがティアマトだ。
カオスの力を借りて…この戦いをやめさせる計画は失敗に終わった。
「ギ、ギルタフリル…これから遠距離攻撃は禁止よ!人間にそ、その程度ハンデはないとね…」
ティアマトはあくまで自分の身が危ういとは認めない…無駄にプライドが高い女神だ。
そして、戦いを再開する事になった。
遠距離攻撃が出来なくてもギルタフリルの早くて鋭いハサミと毒尾攻撃は僕に反撃の隙を与えてくれなかった。
しかし…今まで遠距離攻撃に気を取られて逃げるのが精一杯だった僕はギルタフリルに接近してから違和感に気付いた。
ギルタブリルからは殺気や闘志が全く感じられない。
それに…顔は歪で分かり難いが悲しんでるように見えて…ギルタフリルから伝わる懐かしくて暖かい感じは僕は身に沁みるほど知っている。
忘れるはずかないこの感覚…ギルタフリルはイリヤとリリヤだ。
姿と形が違っても…毎日毎日毎日毎日毎日!二人のスキンシップを攻められた僕の体がいやでも覚えている…。
それに、ギルタフリルが双子だと確信出来る証拠もあった。
この二人の上半身の腰からお尻のラインがイリヤとリリヤのラインと100%一致したからだ。
お尻マスターエロ瞳子の称号をかけてギルタフリルは双子に間違いないと確信した。
それで…僕はティアマトの意図に気付いた。
この勝負はギルタフリルを傷付けたら即終了で怪我させずに戦闘不能にする事だった。
なら…方法は一つだけ…。
僕はギルタフリルの攻撃を避けずにそのまま受けた。
「かはっ!」
ギルタフリルの鋭い毒の尻尾が僕の腹部を貫通した…。
「ハルトぉぉー!離せぇぇ!」
「暴れるな…黙ってみてろ」
ルル姉は取り乱して僕に飛んで来ようとしたがカオスが止めてくれた。
僕は尻尾に掴んで離さないようにし、ギルタフリルの上半身の前に進んで行った。
「はぁはぁ…遅くなってごめん…イリヤ、リリヤ」
僕の言葉を聞いたギルタフリルは涙を流していた。
「ふーん…気付いたか、感のいい子ね。ギルタフリル…もう話していいわ」
ギルタフリルはティアマトに喋るなと命じられたようだ…。
「はかはかはかはか!何故避けないのよ!死にたいの?痛いのが好きなの?変態なの?腹に風穴空いていい事あるのかよ!もうちょっと自分の事大事にしなさいよ!これだから…私達がどれだけ心配していたか分かってるの!この大バカーー!」
ああ、またイリヤの早口説教始まったな…。
でも…それを聞いて涙が出るほど嬉しかった。
「ご、こめん!」
この時はとにかく謝っておく!これは僕の鉄則で…そうしないとこの説教は丸一日かかる。
「ハルトさん…」
「リリヤ…また会えて良かったよ」
「本当にどうしようもない人ですね…バカ!こんなに大怪我を…凄く痛いはずなのに…早く治療しないと!」
「これぐらい大丈夫だよ」
下半身が千切れる痛みに比べれば穴が空いたぐらい大したことない。
ティアマトの課題はクリアしたようで、これで戦いは終わった。
ルル姉とカオスが穴が空いたお腹を治してくれた…。
そして、イリヤとリリヤに再会できた僕は嬉しいあまり上手く話せずただ見ていた。
「あまりじっと見て欲しくないな…」
「そうです…こんな醜い姿…」
二人は歪な元の姿を見せたくないようだが、僕は気にならなかった
「僕は人間だった姿もすきだけどね、今の姿も好きだよ」
「……世辞が上手くなったね」
「ハルトさんは優しいですから…」
僕の本心を双子はお世話と思っていた。
「信じてないようだね」
「それは…」
「ごめんなさい…」
確かにお世辞にも言えないほど…まぁ…凄い姿ではあるが…僕はその姿が醜いと思えないのは本当だ。
「なら…逆に僕がその姿になっていたら二人は僕を醜いと思う?」
「そ、それは絶対ない!」
「はい…私達はハルトさんがどんな姿であっても醜いと思うはずがありません」
「そうだね…それは僕も同じだよ」
僕と双子はナーズラ村のイビルゲートの最深部でやっていたやり取りが逆になってそれを思い出した僕達は笑ってしまった。
「ハルト…あんたってやつは…」
「ハルトさん…」
双子の記憶は消されてなかった…。
姿以外は変わってない双子を見て安心して緊張感が抜けた。
その瞬間…僕は抑え切れない感情が全身に染み渡って…勝手に涙が出て子供のように泣いてしまった。
「に、二度と会えないと思った…それが辛くて怖くて耐え切れなかった…うああーーん!イリヤ、リリヤ……ごめん!こめんなさい」
「ハルト……」
「ハルトさん、泣かないで…これは私達が望んだ結果です」
「そうだよ…逆の立場だったらハルトも同じ事したと思う」
「そうです…それに…私達に会いにここまで来てくれてほ、本当に…嬉しくて…うう」
二人も僕と一緒に泣いてしまった。
僕達はいつも一つだった。
双子は僕が初めてこの異世界に来て、初めて出来た友達で仲間…世話焼きの彼女のような存在…。
生死を掛けて一緒に戦ってきた二人の対して抱いた気持ちは恋愛感情ではないと思っていたが…その気持ちは今となって気付いた。
そう…僕は双子が女の子として好きだった…。
いや、今も大好きだ。
僕は今…ここに来た目的を果たそうと決心した。
「あははは!すごいすごい!よく凌いでいるね」
「ハルト君…」
「……」
避けるだけで精一杯で回避に気を取られて光線を避けた先には運が悪くルル姉に向かって真っ直ぐに飛んで行った。
「しまった!ルル姉!あぶ……」
「ふんっ!」
ルル姉はハエを払うように手のひら一振りでその光線を弾き返した。
それに弾いた光線の威力は数倍強くなった。
「きゃっ!……び、びっくりしたわ!」
「ティアマト様!」
弾き返した光線はティアマトに直撃して眷属達は慌ててティアマトを守る様に周りを囲んだ。
「狼狽えるな…私の眷属であろう者が情け無い」
「も、申し訳ありません」
ルル姉は口がにやけていて…これはわざとティアマトを狙って弾いたとわかった。
「ル、ルル姉!なんって事するんだよ!」
「うん?大丈夫大丈夫!私はティアマトの眷属の攻撃を払ってだけだ…それは向こうの責任で私は悪くない!」
「ん?そうなの?」
「ゴホン…その通りだ!それにこの程度で私は擦り傷一つ付かないから君は構わずに戦いを続けなさい」
「そ、そうですか…わかりました」
その言葉を聞いて安心した僕はいい策を思いついて、カオスにウィンクをしたあとその前に立った。
「ん?………あはっ♪」
カオスも僕の意図に気付いてくれたようで、すんーごく楽しそうな顔でびっくりするほどの力を込めた。
「さあ!撃って来い!ギルタフリル!」
僕の挑発にギルタフリルはまた光線を撃とうとして避けるタ準備をした。
しかし…。
「ちょっと待ったぁぁぁああ!」
ティアマトが戦いを止めてカオスにテクテク歩いて行った。
「カオス、今何をするつもりかな?」
「なんの事?」
「惚けないて!」
「まぁ…暇つぶしのドッチボール?」
「はっ?なにがドッチボールだよ!ふざけてんの?その力の量で打たれたら…この聖域ごと吹っ飛ぶわ!」
「大丈夫だよ…ナンムには被害が出ないように一点狙いするから…」
「へぇ……その狙いはどこの誰かしらね!」
「ティア…お前、バカになったのか?言わなくても分かる事を…」
「何ですって!」
僕の計画を気づいたティアマトはカオスに手出ししないように抗議をした。
作戦は失敗か…さすがティアマトだ。
カオスの力を借りて…この戦いをやめさせる計画は失敗に終わった。
「ギ、ギルタフリル…これから遠距離攻撃は禁止よ!人間にそ、その程度ハンデはないとね…」
ティアマトはあくまで自分の身が危ういとは認めない…無駄にプライドが高い女神だ。
そして、戦いを再開する事になった。
遠距離攻撃が出来なくてもギルタフリルの早くて鋭いハサミと毒尾攻撃は僕に反撃の隙を与えてくれなかった。
しかし…今まで遠距離攻撃に気を取られて逃げるのが精一杯だった僕はギルタフリルに接近してから違和感に気付いた。
ギルタブリルからは殺気や闘志が全く感じられない。
それに…顔は歪で分かり難いが悲しんでるように見えて…ギルタフリルから伝わる懐かしくて暖かい感じは僕は身に沁みるほど知っている。
忘れるはずかないこの感覚…ギルタフリルはイリヤとリリヤだ。
姿と形が違っても…毎日毎日毎日毎日毎日!二人のスキンシップを攻められた僕の体がいやでも覚えている…。
それに、ギルタフリルが双子だと確信出来る証拠もあった。
この二人の上半身の腰からお尻のラインがイリヤとリリヤのラインと100%一致したからだ。
お尻マスターエロ瞳子の称号をかけてギルタフリルは双子に間違いないと確信した。
それで…僕はティアマトの意図に気付いた。
この勝負はギルタフリルを傷付けたら即終了で怪我させずに戦闘不能にする事だった。
なら…方法は一つだけ…。
僕はギルタフリルの攻撃を避けずにそのまま受けた。
「かはっ!」
ギルタフリルの鋭い毒の尻尾が僕の腹部を貫通した…。
「ハルトぉぉー!離せぇぇ!」
「暴れるな…黙ってみてろ」
ルル姉は取り乱して僕に飛んで来ようとしたがカオスが止めてくれた。
僕は尻尾に掴んで離さないようにし、ギルタフリルの上半身の前に進んで行った。
「はぁはぁ…遅くなってごめん…イリヤ、リリヤ」
僕の言葉を聞いたギルタフリルは涙を流していた。
「ふーん…気付いたか、感のいい子ね。ギルタフリル…もう話していいわ」
ギルタフリルはティアマトに喋るなと命じられたようだ…。
「はかはかはかはか!何故避けないのよ!死にたいの?痛いのが好きなの?変態なの?腹に風穴空いていい事あるのかよ!もうちょっと自分の事大事にしなさいよ!これだから…私達がどれだけ心配していたか分かってるの!この大バカーー!」
ああ、またイリヤの早口説教始まったな…。
でも…それを聞いて涙が出るほど嬉しかった。
「ご、こめん!」
この時はとにかく謝っておく!これは僕の鉄則で…そうしないとこの説教は丸一日かかる。
「ハルトさん…」
「リリヤ…また会えて良かったよ」
「本当にどうしようもない人ですね…バカ!こんなに大怪我を…凄く痛いはずなのに…早く治療しないと!」
「これぐらい大丈夫だよ」
下半身が千切れる痛みに比べれば穴が空いたぐらい大したことない。
ティアマトの課題はクリアしたようで、これで戦いは終わった。
ルル姉とカオスが穴が空いたお腹を治してくれた…。
そして、イリヤとリリヤに再会できた僕は嬉しいあまり上手く話せずただ見ていた。
「あまりじっと見て欲しくないな…」
「そうです…こんな醜い姿…」
二人は歪な元の姿を見せたくないようだが、僕は気にならなかった
「僕は人間だった姿もすきだけどね、今の姿も好きだよ」
「……世辞が上手くなったね」
「ハルトさんは優しいですから…」
僕の本心を双子はお世話と思っていた。
「信じてないようだね」
「それは…」
「ごめんなさい…」
確かにお世辞にも言えないほど…まぁ…凄い姿ではあるが…僕はその姿が醜いと思えないのは本当だ。
「なら…逆に僕がその姿になっていたら二人は僕を醜いと思う?」
「そ、それは絶対ない!」
「はい…私達はハルトさんがどんな姿であっても醜いと思うはずがありません」
「そうだね…それは僕も同じだよ」
僕と双子はナーズラ村のイビルゲートの最深部でやっていたやり取りが逆になってそれを思い出した僕達は笑ってしまった。
「ハルト…あんたってやつは…」
「ハルトさん…」
双子の記憶は消されてなかった…。
姿以外は変わってない双子を見て安心して緊張感が抜けた。
その瞬間…僕は抑え切れない感情が全身に染み渡って…勝手に涙が出て子供のように泣いてしまった。
「に、二度と会えないと思った…それが辛くて怖くて耐え切れなかった…うああーーん!イリヤ、リリヤ……ごめん!こめんなさい」
「ハルト……」
「ハルトさん、泣かないで…これは私達が望んだ結果です」
「そうだよ…逆の立場だったらハルトも同じ事したと思う」
「そうです…それに…私達に会いにここまで来てくれてほ、本当に…嬉しくて…うう」
二人も僕と一緒に泣いてしまった。
僕達はいつも一つだった。
双子は僕が初めてこの異世界に来て、初めて出来た友達で仲間…世話焼きの彼女のような存在…。
生死を掛けて一緒に戦ってきた二人の対して抱いた気持ちは恋愛感情ではないと思っていたが…その気持ちは今となって気付いた。
そう…僕は双子が女の子として好きだった…。
いや、今も大好きだ。
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