157 / 250
2章34話
しおりを挟む
内乱が終わって魔王は聖魔戦争の勝利と反乱値圧を称えお祝いの席を設けられた。
魔王に付いて参戦した領主以外、敗れた領主とどこにも付かず事を見守っていた者も来ている。
「我々は聖魔戦争に終結を付け、内乱は我らの完全勝利した!皆に感謝する、よくやってくれた!」
「魔王様万歳!」
「魔王国に栄光あれ!」
テスラさんの勝利宣言に勝者達は喜び、敗者はこれからどうなるか不安で肩を落としている。
「この場に反逆者タグマイに付いた者も妾の命に応じず動かなかった者もいる…これに不自然に思う者もいるであろう!」
祝宴の場が静かになってテスラさんにみんな注目した。
「反逆者タグマイに付いたのも何もせずただ見てたのも許し難い罪!……だがそれも妾の不徳故にっと思っている今回だけは全て許す!それにこれは我らの女神ルナファナリールッカ様の使者様の意思でもある!」
「おお……ご寛大なお心に感謝します!」
「魔王様と我らの女神様に栄光あれ!」
先に救いの手を差し伸べたテスラさんに各領主はこれから忠義を尽くすと誓い、王として揺るぎない立場を築いた。
そして、宴が始まった。
しかし、勝者、敗者、傍観者…それぞれ積極的にコンタクトを取ろうとはしない気まずい雰囲気が続いていた。
すぐ仲良くはできないのは当たり前であり、騒ぎを今は起こさないだけでも上出来で、和を選んだ以上テスラさんの仕事はまたまた増えるだろう。
だが、その決意に僕は賞賛した。
「ハルト殿!双子殿!よく似合ってますぞ」
テスラさんの専属コーディネーターが用意してくれた礼服とドレス。
イリヤは赤いドレスに白いバラの髪飾り、リリヤは薄いピンクの青いバラの髪飾りをつけていた。
僕は…幼稚園の制服ような子供ぽい服でちょっと恥ずかしい。
しかし、せっかく用意してくれたのに断るのも気まずくてそのまま着ている。
「ハルト…可愛い!イヒヒ…」
「……と、とても似合ってます!」
「あ…そう…」
双子にも笑われた。
特にイリヤはこの姿をずっと笑いながらいじって楽しんでいる。
「キューキュー!」
「ん?マトニー腹減ったのか?」
マトニー…魔物になったグラトニだからそう名付けした。
僕には名前のセンスがないから双子に聞いたがバカとか…ブサイクとかそれはそれは僕以上酷かったのでこの名前にした。
まだ双子はグラトニが気に食わない目で見ている。
こんなにかわいいのにもう許してあけて欲しい。
「これはこれは!また珍しい魔獣を…」
「イルヨラスの爺さんでしたけ?この魔獣の事知ってますか?」
「はい…その赤い目、金色の毛並み…間違いなくゴールジィガですな…人に懐く魔獣ではないですが…こんなに懐かれるとは…」
「理由はわかりませんが…何故か懐かれて」
「ひょっとして魔力を与えました?」
あれか?グラトニにかけたヒスメディカ。
「ゴールティガは生まれてすぐ親が魔力を与えるそうです、その魔力を感じた相手を赤子は親と認識します」
「なるほど…」
イルヨラスさんが珍しい目でマトニーを触った。
「シャーーー!」
「ぷあっ!」
「うわっ!イルヨラス爺さん!」
イルヨラスはマトニーのネコパンチを食らって天井まで吹っ飛んだ。
小さいのに凄い力だった。
こんな乱暴な子だったっけ?ここに連れて来る時は声すら出さずに大人しくしてたのに…。
「ハルト殿?何事です……か……可愛い!」
テスラさんがマトニーを抱き上げ顔を擦り付けた。
「危ない!…ん?」
慌てて止めようとしたが、なんともなかった…。
ただイルヨラスと相性が悪かったと思った。
「おお!魔王様!それはゴールジィガではないですか!」
「まあ!可愛いですわ!魔王様ちょっと触ってもよろしいでしょうか?」
みんなマトニーを見て触りだした。
「シャーーー!」
「くあっ!」
「くえっ!」
「うえっ!」
またイルヨラスさんと同じく天井までふっ飛んだ。
でも猫パンチを食らったのは男性のみだった。
さすがグラトニ!お前ってやつは生まれ変わっても最高だ。
祝会の冷え切った雰囲気はすこし盛り上がった。
みんなもこれからこのままではいけないとわかっているようですこしつづ距離を縮む努力をしている姿が見えた。
でも僕はこのような席はあまり慣れてなく息苦しさにバルコニーでマトニに餌を与えている。
「ここにいたの?」
「探しましたよハルトさん!」
「あっ…ごめん、このような場所には慣れてなくてね」
「まあ…それは私達も同じかな」
「はい…場違いな感じで…」
双子も疲れてる様子で…何故か暗い表情だった。
「どうしたの?イリヤ、リリヤ…そんな暗そうな顔して…」
「あ…ごめん、顔に出てた?」
「すみません…ちょっと不安で…」
「不安?」
イリヤは空を見上げながらちょっと震えた声で喋った。
「実はね…私達はハルトの重荷になってる気がしてね…」
「ハルトさんの周りにドンドンとんでもない人達が集まって…その中で私達は…」
神や使徒、次は邪神と魔王そして神獣…僕の周りから次々と想像を超える存在が集まる。
自分自身でも戸惑う事態なのに双子はもっと複雑な気分になるだろう。
それを僕は今更気付いた。
「もし、私達が重荷になってるなら…」
「このまま私達は…きゃっ!ハルトさん?」
それで、僕は両腕で二人を抱きしめた。
「ごめん、悩みに気がつかなくて…でも、二人は凄く勘違いしてるよ」
「勘違い?」
「何を?」
「僕が二人を重荷っと思う訳がないし、そんな事はある訳がない」
「ハルトは優しいから…でも…」
「私達はハルトさんの足を引っ張って、実際グラトニとの戦いで…」
「そうね…」
「…」
「…」
「あのね…覚えてる?僕と初めて会った時の時の事」
「忘れる訳無い…」
「はい…オークから助けてくれた時…」
この世界に来て一人になって初めて出来た仲間…僕の心の拠り所…。
それがイリヤとリリヤだ。
「もし、イリヤとリリヤと出会えてなかったら…僕は最深部ところかその前に倒れたと思う」
「…」
「…」
「無知な僕に色んな事を教えてくれたイリヤと…いつも僕が行き過ぎると冷静になるように止めてくれたリリヤ…二人にはいくら感謝しても足りないぐらいだよ」
「ハルト…」
「ハルトさん…」
「僕の隣に二人がいない事は考えられない…違う…有り得ないんだよ…二人がいないと僕は駄目なんだ!だから…これからもずっと一緒いて欲しいんだ」
「ハルト…それって」
「ハルトさん!」
あっ…聞き方によるとなんかプロポーズみたいになってしまったが…まあいいや。
「そんなに私達を…」
「これからもハルトさんと一緒に居ていいですか?」
「いなくなったりしたら嫌だよ」
「うん!わかった!そこまで言うならいてあけなくてもないわ」
このツンデレのやつ…。
「はい!これからもよろしくお願いします」
何時も強気で気がつかなかったが…こんなに不安な気持ちで今まで耐えて来た事を考えると自分が情け無くてたまらない…。
もう…ルル姉の事は無事に終わったんだ…。
焦る事は無い!これからは余裕を持って楽しく冒険をしよう。
しかし、僕はイリヤとリリヤ、双子とはずっと楽しい冒険者生活が続くと思っていた…。
この先に何が待っているか知らずに…。
魔王に付いて参戦した領主以外、敗れた領主とどこにも付かず事を見守っていた者も来ている。
「我々は聖魔戦争に終結を付け、内乱は我らの完全勝利した!皆に感謝する、よくやってくれた!」
「魔王様万歳!」
「魔王国に栄光あれ!」
テスラさんの勝利宣言に勝者達は喜び、敗者はこれからどうなるか不安で肩を落としている。
「この場に反逆者タグマイに付いた者も妾の命に応じず動かなかった者もいる…これに不自然に思う者もいるであろう!」
祝宴の場が静かになってテスラさんにみんな注目した。
「反逆者タグマイに付いたのも何もせずただ見てたのも許し難い罪!……だがそれも妾の不徳故にっと思っている今回だけは全て許す!それにこれは我らの女神ルナファナリールッカ様の使者様の意思でもある!」
「おお……ご寛大なお心に感謝します!」
「魔王様と我らの女神様に栄光あれ!」
先に救いの手を差し伸べたテスラさんに各領主はこれから忠義を尽くすと誓い、王として揺るぎない立場を築いた。
そして、宴が始まった。
しかし、勝者、敗者、傍観者…それぞれ積極的にコンタクトを取ろうとはしない気まずい雰囲気が続いていた。
すぐ仲良くはできないのは当たり前であり、騒ぎを今は起こさないだけでも上出来で、和を選んだ以上テスラさんの仕事はまたまた増えるだろう。
だが、その決意に僕は賞賛した。
「ハルト殿!双子殿!よく似合ってますぞ」
テスラさんの専属コーディネーターが用意してくれた礼服とドレス。
イリヤは赤いドレスに白いバラの髪飾り、リリヤは薄いピンクの青いバラの髪飾りをつけていた。
僕は…幼稚園の制服ような子供ぽい服でちょっと恥ずかしい。
しかし、せっかく用意してくれたのに断るのも気まずくてそのまま着ている。
「ハルト…可愛い!イヒヒ…」
「……と、とても似合ってます!」
「あ…そう…」
双子にも笑われた。
特にイリヤはこの姿をずっと笑いながらいじって楽しんでいる。
「キューキュー!」
「ん?マトニー腹減ったのか?」
マトニー…魔物になったグラトニだからそう名付けした。
僕には名前のセンスがないから双子に聞いたがバカとか…ブサイクとかそれはそれは僕以上酷かったのでこの名前にした。
まだ双子はグラトニが気に食わない目で見ている。
こんなにかわいいのにもう許してあけて欲しい。
「これはこれは!また珍しい魔獣を…」
「イルヨラスの爺さんでしたけ?この魔獣の事知ってますか?」
「はい…その赤い目、金色の毛並み…間違いなくゴールジィガですな…人に懐く魔獣ではないですが…こんなに懐かれるとは…」
「理由はわかりませんが…何故か懐かれて」
「ひょっとして魔力を与えました?」
あれか?グラトニにかけたヒスメディカ。
「ゴールティガは生まれてすぐ親が魔力を与えるそうです、その魔力を感じた相手を赤子は親と認識します」
「なるほど…」
イルヨラスさんが珍しい目でマトニーを触った。
「シャーーー!」
「ぷあっ!」
「うわっ!イルヨラス爺さん!」
イルヨラスはマトニーのネコパンチを食らって天井まで吹っ飛んだ。
小さいのに凄い力だった。
こんな乱暴な子だったっけ?ここに連れて来る時は声すら出さずに大人しくしてたのに…。
「ハルト殿?何事です……か……可愛い!」
テスラさんがマトニーを抱き上げ顔を擦り付けた。
「危ない!…ん?」
慌てて止めようとしたが、なんともなかった…。
ただイルヨラスと相性が悪かったと思った。
「おお!魔王様!それはゴールジィガではないですか!」
「まあ!可愛いですわ!魔王様ちょっと触ってもよろしいでしょうか?」
みんなマトニーを見て触りだした。
「シャーーー!」
「くあっ!」
「くえっ!」
「うえっ!」
またイルヨラスさんと同じく天井までふっ飛んだ。
でも猫パンチを食らったのは男性のみだった。
さすがグラトニ!お前ってやつは生まれ変わっても最高だ。
祝会の冷え切った雰囲気はすこし盛り上がった。
みんなもこれからこのままではいけないとわかっているようですこしつづ距離を縮む努力をしている姿が見えた。
でも僕はこのような席はあまり慣れてなく息苦しさにバルコニーでマトニに餌を与えている。
「ここにいたの?」
「探しましたよハルトさん!」
「あっ…ごめん、このような場所には慣れてなくてね」
「まあ…それは私達も同じかな」
「はい…場違いな感じで…」
双子も疲れてる様子で…何故か暗い表情だった。
「どうしたの?イリヤ、リリヤ…そんな暗そうな顔して…」
「あ…ごめん、顔に出てた?」
「すみません…ちょっと不安で…」
「不安?」
イリヤは空を見上げながらちょっと震えた声で喋った。
「実はね…私達はハルトの重荷になってる気がしてね…」
「ハルトさんの周りにドンドンとんでもない人達が集まって…その中で私達は…」
神や使徒、次は邪神と魔王そして神獣…僕の周りから次々と想像を超える存在が集まる。
自分自身でも戸惑う事態なのに双子はもっと複雑な気分になるだろう。
それを僕は今更気付いた。
「もし、私達が重荷になってるなら…」
「このまま私達は…きゃっ!ハルトさん?」
それで、僕は両腕で二人を抱きしめた。
「ごめん、悩みに気がつかなくて…でも、二人は凄く勘違いしてるよ」
「勘違い?」
「何を?」
「僕が二人を重荷っと思う訳がないし、そんな事はある訳がない」
「ハルトは優しいから…でも…」
「私達はハルトさんの足を引っ張って、実際グラトニとの戦いで…」
「そうね…」
「…」
「…」
「あのね…覚えてる?僕と初めて会った時の時の事」
「忘れる訳無い…」
「はい…オークから助けてくれた時…」
この世界に来て一人になって初めて出来た仲間…僕の心の拠り所…。
それがイリヤとリリヤだ。
「もし、イリヤとリリヤと出会えてなかったら…僕は最深部ところかその前に倒れたと思う」
「…」
「…」
「無知な僕に色んな事を教えてくれたイリヤと…いつも僕が行き過ぎると冷静になるように止めてくれたリリヤ…二人にはいくら感謝しても足りないぐらいだよ」
「ハルト…」
「ハルトさん…」
「僕の隣に二人がいない事は考えられない…違う…有り得ないんだよ…二人がいないと僕は駄目なんだ!だから…これからもずっと一緒いて欲しいんだ」
「ハルト…それって」
「ハルトさん!」
あっ…聞き方によるとなんかプロポーズみたいになってしまったが…まあいいや。
「そんなに私達を…」
「これからもハルトさんと一緒に居ていいですか?」
「いなくなったりしたら嫌だよ」
「うん!わかった!そこまで言うならいてあけなくてもないわ」
このツンデレのやつ…。
「はい!これからもよろしくお願いします」
何時も強気で気がつかなかったが…こんなに不安な気持ちで今まで耐えて来た事を考えると自分が情け無くてたまらない…。
もう…ルル姉の事は無事に終わったんだ…。
焦る事は無い!これからは余裕を持って楽しく冒険をしよう。
しかし、僕はイリヤとリリヤ、双子とはずっと楽しい冒険者生活が続くと思っていた…。
この先に何が待っているか知らずに…。
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
約束の子
月夜野 すみれ
ファンタジー
幼い頃から特別扱いをされていた神官の少年カイル。
カイルが上級神官になったとき、神の化身と言われていた少女ミラが上級神官として同じ神殿にやってきた。
真面目な性格のカイルとわがままなミラは反発しあう。
しかしミラとカイルは「約束の子」、「破壊神の使い」などと呼ばれ命を狙われていたと知る事になる。
攻撃魔法が一切使えないカイルと強力な魔法が使える代わりにバリエーションが少ないミラが「約束の子」/「破壊神の使い」が施行するとされる「契約」を阻む事になる。
カタカナの名前が沢山出てきますが主人公二人の名前以外は覚えなくていいです(特に人名は途中で入れ替わったりしますので)。
名無しだと混乱するから名前が付いてるだけで1度しか出てこない名前も多いので覚える必要はありません。
カクヨム、小説家になろう、ノベマにも同じものを投稿しています。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる