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本編
クロダイ
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葉っぱ一つ落ちていない綺麗な庭が、西日に焼かれている。
短い芝草が絨毯のように一面に生えて、モミジの木の緑葉が温い風に揺られていた。
「依未ちゃん。誕生日おめでとう」
コーヒーを飲みながら、ふゆくんは言う。
微かにほろ苦い匂いは、日本屋敷に不釣り合いだ。
わたしは庭の縁側に並んで、振る舞われた苺のショートケーキに目を落としながら尋ねる。
「覚えてたの……?」
不覚にも震え声になってしまった。
ふゆくんは自分が何を言われたか分からないとばかりに目をぱちくりさせている。
「は?なにが?」
「えッ、いや……えぇと……だから、あの」
わたしのしどろもどろな態度に、ふゆくんは徐々に訝しげな表情になっていく。
電話で「八月二十九日に僕の家に来なよ」と声掛けられたときは完全に浮かれていたけれど、あくまでも誕生日を恋人と一緒に過ごせるというだけで、祝われることまでは期待していなかったのだ。
「忘れられてるかと、思った」
「はァ?!……そんなわけないだろ。誕生日くらい覚えてるよ。確かに去年は祝えなかったけど、それはあなたが何も言わなかったからで……」
「ごめんなさい……」
「や、別に謝ることじゃないけどさ……ほら、誕生日プレゼント」
小さな紙袋を渡されて、わたしは歓喜で震えそうになる手を必死に抑えながら受け取る。
中身は小さな四角い包みだった。
透明なテープを爪で剥がし、包装紙を破かないように取って、あらわになった黒色の箱を傷つけないように開ける。
中には、高そうなハート型のジュエルピアスが二つ入っていた。
わたしは自分の右耳を触りながら首を傾げる。
穴は一つも空いていない。
「せっかくだし、軟骨がいいなって思ってさ」
「えっと、これはピアスだよね……?」
「なんだよ。嫌だった?気に入らない?」
「ちがっ、ありがとう。でも、わたしは開けてない、から……」
穏やかな夕焼けが、ふゆくんの明るい色の双眼に映っている。
森の新緑をそのまま閉じ込めたような、うつくしい瞳。
見つめられると、留め針で固定された標本の蝶々のように身動きが取れなくなる。
ふゆくんは口の端をにんまりと釣りあげた。
骨ばった手で肩を抱き寄せられると、狂おしいほどの熱が伝播して、ドクンドクンと跳ねる心臓の音。
顎を持ち上げられて、そっと唇が重なり合った。
触れた箇所から甘さが伝わってくるような、そんな柔らかな多幸感に包まれる。
ふゆくんの顔を見上げると、ちょっとだけ困ったように、でも心底楽しそうに笑っていた。
「僕はさ、依未ちゃんに一生残るキズをつけてやりたかったんだよ。最高の誕生日プレゼントだろ?」
縁側でショートケーキを食べてから、ふゆくんに言われた通り一番奥の和室に入る。
手を洗ってきたふゆくんは、冷房をつけて畳の上に胡座をかく。
焦げ茶色のローテーブルには、細いマジックペンだとか、消毒液や新品の消しゴムだとか、清潔なプラッチック容器だとか、チューブタイプの軟膏やコットンが並べられている。
ふゆくんは熟れた手つきでプラッチック容器を手に取ると消毒液を入れて、プレゼントとは別の桜の型のファーストピアスとニードルと消しゴムを一緒に浸した。
わたしはひんやりした保冷剤を右耳をあてながら、正座をしている。
「ふゆくん」
「なあに、どうしたんだよ」
こちらを向いたふゆくんのエメラルドグリーンの瞳は相変わらず綺麗で、薄い唇が悪戯っぽい微笑みをたたえていた。
「他の人にも、開けたことあるの?」
「あー……自分のロブと、あとは……去年の正月にイトコから頼まれた時にヘリックスを二箇所やったかな。自分のヘリックスは前にピアッサーでやったら貫通しなくてまだ開けられてない。まー、せっかくだから依未ちゃんに開けてもらおうかな」
「え……でも、わたしやったことないよ?」
「今度、僕がピアッサー用意してやるからさ。その時までに動画サイトでも見てやり方くらい覚えといてよ」
部屋の隅の壁掛け時計を確認したら、十五分が経過していたので、わたしは保冷剤を耳から離す。
ふゆくんは軟膏のチューブにニードルを入れて、わたしの髪を耳にかける。
「こわい?痛いのは嫌?」
もっと、あなたが傷ついてくれたら良いのに。
そんな彼の嗜虐心を孕む唇は、片側だけ器用に持ち上がっていた。
「えっと、ちょっとだけ……心の準備が出来てないかも……でも、ふゆくんだから、へいき……」
痛みへの恐怖と緊張で小さく震えるわたしにふゆくんは触れるだけのキスをする。
細長い指がわたしの右耳に触れて、消毒液の染み込んだコットンで優しく拭う。
ふゆくんの肌はわたしより低体温で少しだけ冷たい。
そして乾いてから、マジックペンを使ってちょんと印をつけて、耳にも軟膏を塗る。
ニードルを手に取ったふゆくんは、わたしの右耳の裏側に消しゴムをあてて、表側から印の位置にニードルを突き刺す。
次の瞬間、鋭い痛みがじわりと広がっていく。
ソコから全体が熱を持っていくようで、視界が薄い水の膜を張った。
「泣くなよ、大袈裟だな……がんばれ、がんばれー。今つけるのはファーストピアスな。プレゼントしたやつはもうちょいピアスホールが安定してからつけてね。なあ、わかった?ほら、返事は?」
「っ、ぐすっ、っはいっ」
いくら泣いても目の前の男は満足そうに笑うばかりだ。
くつくつと笑うたびに、喉が蠢いていた。
ニードルが奥まで刺し込まれて、いつの間にか用意されていたファーストピアスをニードルの末端に押し当てて、そのまま押し込まれる。
わたしの思考は緩やかに停滞してしまう。
カシャリとシャッターを切る音が響く。
「あーもう、依未ちゃんは可愛いなあ。ほら、見る?すっごく可愛いよ」
差し出されたスマホの画面一杯には、泣きじゃくるわたしの顔が写っていた。
「う、うぅうううう」
「ごめんね?いつもリスカしてるし、殴っても嫌そうな顔しないじゃん。ピアス一つでそんなに怖がるとは思わなかったんだよ」
「ふゆくん、だっこ、抱っこして……」
ふゆくんの方に腕を突き出して強請ると、仕方がないとばかりにぎゅうと抱き締められる。
そのまま膝の上に乗せられて、背中を宥めるようにゆっくりと撫でられた。
「……もしかして精神退行してる?かわいそうに。ごめんね。愛してるからやり過ぎちゃうんだよ……本当は左耳も開けたかったけど、そんなに泣くなら今日は無理か……」
「ふゆくん、ふゆく、ん」
「よしよし、可愛いよ……痛かったな、もうしないからさ」
短い芝草が絨毯のように一面に生えて、モミジの木の緑葉が温い風に揺られていた。
「依未ちゃん。誕生日おめでとう」
コーヒーを飲みながら、ふゆくんは言う。
微かにほろ苦い匂いは、日本屋敷に不釣り合いだ。
わたしは庭の縁側に並んで、振る舞われた苺のショートケーキに目を落としながら尋ねる。
「覚えてたの……?」
不覚にも震え声になってしまった。
ふゆくんは自分が何を言われたか分からないとばかりに目をぱちくりさせている。
「は?なにが?」
「えッ、いや……えぇと……だから、あの」
わたしのしどろもどろな態度に、ふゆくんは徐々に訝しげな表情になっていく。
電話で「八月二十九日に僕の家に来なよ」と声掛けられたときは完全に浮かれていたけれど、あくまでも誕生日を恋人と一緒に過ごせるというだけで、祝われることまでは期待していなかったのだ。
「忘れられてるかと、思った」
「はァ?!……そんなわけないだろ。誕生日くらい覚えてるよ。確かに去年は祝えなかったけど、それはあなたが何も言わなかったからで……」
「ごめんなさい……」
「や、別に謝ることじゃないけどさ……ほら、誕生日プレゼント」
小さな紙袋を渡されて、わたしは歓喜で震えそうになる手を必死に抑えながら受け取る。
中身は小さな四角い包みだった。
透明なテープを爪で剥がし、包装紙を破かないように取って、あらわになった黒色の箱を傷つけないように開ける。
中には、高そうなハート型のジュエルピアスが二つ入っていた。
わたしは自分の右耳を触りながら首を傾げる。
穴は一つも空いていない。
「せっかくだし、軟骨がいいなって思ってさ」
「えっと、これはピアスだよね……?」
「なんだよ。嫌だった?気に入らない?」
「ちがっ、ありがとう。でも、わたしは開けてない、から……」
穏やかな夕焼けが、ふゆくんの明るい色の双眼に映っている。
森の新緑をそのまま閉じ込めたような、うつくしい瞳。
見つめられると、留め針で固定された標本の蝶々のように身動きが取れなくなる。
ふゆくんは口の端をにんまりと釣りあげた。
骨ばった手で肩を抱き寄せられると、狂おしいほどの熱が伝播して、ドクンドクンと跳ねる心臓の音。
顎を持ち上げられて、そっと唇が重なり合った。
触れた箇所から甘さが伝わってくるような、そんな柔らかな多幸感に包まれる。
ふゆくんの顔を見上げると、ちょっとだけ困ったように、でも心底楽しそうに笑っていた。
「僕はさ、依未ちゃんに一生残るキズをつけてやりたかったんだよ。最高の誕生日プレゼントだろ?」
縁側でショートケーキを食べてから、ふゆくんに言われた通り一番奥の和室に入る。
手を洗ってきたふゆくんは、冷房をつけて畳の上に胡座をかく。
焦げ茶色のローテーブルには、細いマジックペンだとか、消毒液や新品の消しゴムだとか、清潔なプラッチック容器だとか、チューブタイプの軟膏やコットンが並べられている。
ふゆくんは熟れた手つきでプラッチック容器を手に取ると消毒液を入れて、プレゼントとは別の桜の型のファーストピアスとニードルと消しゴムを一緒に浸した。
わたしはひんやりした保冷剤を右耳をあてながら、正座をしている。
「ふゆくん」
「なあに、どうしたんだよ」
こちらを向いたふゆくんのエメラルドグリーンの瞳は相変わらず綺麗で、薄い唇が悪戯っぽい微笑みをたたえていた。
「他の人にも、開けたことあるの?」
「あー……自分のロブと、あとは……去年の正月にイトコから頼まれた時にヘリックスを二箇所やったかな。自分のヘリックスは前にピアッサーでやったら貫通しなくてまだ開けられてない。まー、せっかくだから依未ちゃんに開けてもらおうかな」
「え……でも、わたしやったことないよ?」
「今度、僕がピアッサー用意してやるからさ。その時までに動画サイトでも見てやり方くらい覚えといてよ」
部屋の隅の壁掛け時計を確認したら、十五分が経過していたので、わたしは保冷剤を耳から離す。
ふゆくんは軟膏のチューブにニードルを入れて、わたしの髪を耳にかける。
「こわい?痛いのは嫌?」
もっと、あなたが傷ついてくれたら良いのに。
そんな彼の嗜虐心を孕む唇は、片側だけ器用に持ち上がっていた。
「えっと、ちょっとだけ……心の準備が出来てないかも……でも、ふゆくんだから、へいき……」
痛みへの恐怖と緊張で小さく震えるわたしにふゆくんは触れるだけのキスをする。
細長い指がわたしの右耳に触れて、消毒液の染み込んだコットンで優しく拭う。
ふゆくんの肌はわたしより低体温で少しだけ冷たい。
そして乾いてから、マジックペンを使ってちょんと印をつけて、耳にも軟膏を塗る。
ニードルを手に取ったふゆくんは、わたしの右耳の裏側に消しゴムをあてて、表側から印の位置にニードルを突き刺す。
次の瞬間、鋭い痛みがじわりと広がっていく。
ソコから全体が熱を持っていくようで、視界が薄い水の膜を張った。
「泣くなよ、大袈裟だな……がんばれ、がんばれー。今つけるのはファーストピアスな。プレゼントしたやつはもうちょいピアスホールが安定してからつけてね。なあ、わかった?ほら、返事は?」
「っ、ぐすっ、っはいっ」
いくら泣いても目の前の男は満足そうに笑うばかりだ。
くつくつと笑うたびに、喉が蠢いていた。
ニードルが奥まで刺し込まれて、いつの間にか用意されていたファーストピアスをニードルの末端に押し当てて、そのまま押し込まれる。
わたしの思考は緩やかに停滞してしまう。
カシャリとシャッターを切る音が響く。
「あーもう、依未ちゃんは可愛いなあ。ほら、見る?すっごく可愛いよ」
差し出されたスマホの画面一杯には、泣きじゃくるわたしの顔が写っていた。
「う、うぅうううう」
「ごめんね?いつもリスカしてるし、殴っても嫌そうな顔しないじゃん。ピアス一つでそんなに怖がるとは思わなかったんだよ」
「ふゆくん、だっこ、抱っこして……」
ふゆくんの方に腕を突き出して強請ると、仕方がないとばかりにぎゅうと抱き締められる。
そのまま膝の上に乗せられて、背中を宥めるようにゆっくりと撫でられた。
「……もしかして精神退行してる?かわいそうに。ごめんね。愛してるからやり過ぎちゃうんだよ……本当は左耳も開けたかったけど、そんなに泣くなら今日は無理か……」
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