10 / 13
風
しおりを挟む
痛(いて)ぇ。砦の周りに風が吹いてんのか平身でも当たるぞ。
進もう。
おい、彼奴どこにいんだ?
わからん。見失った。
御疲れ。
デヴィッド、御疲れ。
何事もなかったか?それがなんかスパイみたい奴が。
なるほど、そうでしたか。
凡庸かだろって。風強ぇー。強(つえ)ぇー。
ははん、つうことは(なんにしても)俺たちの記憶ではないわけだ。なんの死活かって。すると……ペンで彫琢してんだろ。さて。
「デヴィッド」、俺やってやった。そうか。
……おかしいです。
なにが?何故なら沽券と関係ない。誰が?
やっ聞いたことあるからな。といいますと?ヴィダンっていう術師がおったらしいんだ。はるか昔。
御関係が?
ちょっとな。随分とまぁなめた真似を。
限りにおいては一端ですものね……。
やってやったよ。まぁ。
私利、ったく。2kmといったところか。
風も止まらんし誰も居ないし(知覚すること)。
いらっしゃい。
誰ですか?
ダナンの末裔に充たります。
っていうと。
いまの本国ですが、どうですか?
どう?うーん、食事も旨い。親切。いうことなしかな。
よかった。何故(なにゆえ)ここに?
探し物で(警戒する必要はなさそうだ)。
居やがる。まーた発端か?
なんだ、これ?
構わんがな。
行きましょう。上へ。
回避できたぜ。悠長なこといってられないが。
プイスが異界と交信した時、なにかもらったと聞いて。
そうですか?四枝石のことですか?
っていうんですか?
試練を伴いますよ。
待ってくれよ。デヴィッド。
着け。
さてと。数にして8人といったとこ。肉弾は分が悪し。
あぁ。
そのまま動くな。そして。
おい、なんだ。
知らね。
6人か。土壇場――。
あの風は?
いえ違います。風土と死者の意志です。
……どうして?
権威と別だからです。
迷うぜ。
焦らずに。
進もう。
おい、彼奴どこにいんだ?
わからん。見失った。
御疲れ。
デヴィッド、御疲れ。
何事もなかったか?それがなんかスパイみたい奴が。
なるほど、そうでしたか。
凡庸かだろって。風強ぇー。強(つえ)ぇー。
ははん、つうことは(なんにしても)俺たちの記憶ではないわけだ。なんの死活かって。すると……ペンで彫琢してんだろ。さて。
「デヴィッド」、俺やってやった。そうか。
……おかしいです。
なにが?何故なら沽券と関係ない。誰が?
やっ聞いたことあるからな。といいますと?ヴィダンっていう術師がおったらしいんだ。はるか昔。
御関係が?
ちょっとな。随分とまぁなめた真似を。
限りにおいては一端ですものね……。
やってやったよ。まぁ。
私利、ったく。2kmといったところか。
風も止まらんし誰も居ないし(知覚すること)。
いらっしゃい。
誰ですか?
ダナンの末裔に充たります。
っていうと。
いまの本国ですが、どうですか?
どう?うーん、食事も旨い。親切。いうことなしかな。
よかった。何故(なにゆえ)ここに?
探し物で(警戒する必要はなさそうだ)。
居やがる。まーた発端か?
なんだ、これ?
構わんがな。
行きましょう。上へ。
回避できたぜ。悠長なこといってられないが。
プイスが異界と交信した時、なにかもらったと聞いて。
そうですか?四枝石のことですか?
っていうんですか?
試練を伴いますよ。
待ってくれよ。デヴィッド。
着け。
さてと。数にして8人といったとこ。肉弾は分が悪し。
あぁ。
そのまま動くな。そして。
おい、なんだ。
知らね。
6人か。土壇場――。
あの風は?
いえ違います。風土と死者の意志です。
……どうして?
権威と別だからです。
迷うぜ。
焦らずに。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
【完結】【R18百合】女子寮ルームメイトに夜な夜なおっぱいを吸われています。
千鶴田ルト
恋愛
本編完結済み。細々と特別編を書いていくかもしれません。
風月学園女子寮。
私――舞鶴ミサが夜中に目を覚ますと、ルームメイトの藤咲ひなたが私の胸を…!
R-18ですが、いわゆる本番行為はなく、ひたすらおっぱいばかり攻めるガールズラブ小説です。
おすすめする人
・百合/GL/ガールズラブが好きな人
・ひたすらおっぱいを攻める描写が好きな人
・起きないように寝込みを襲うドキドキが好きな人
※タイトル画像はAI生成ですが、キャラクターデザインのイメージは合っています。
※私の小説に関しては誤字等あったら指摘してもらえると嬉しいです。(他の方の場合はわからないですが)
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる