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序章
閑話:異世界金融 サキュバスキャバクラにハマった男②
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「まじかよー。ほんとかやれそうって?」
「確実にやれる。高級ボトルを後1本でも空けてやったら確実だ」
ルドルフはお店での体験を学友たちに武勇伝でも語るように話す。
「高級ボトルってそんな金どこにあんだよ? そんな小遣いもらってんのか?」
「いや、もうおけらだよ」
学友たちから失笑がもれる。もしあのサキュバスを落とせでもしたら自分はここでヒーローになれるのに。お金が無いために思うどおりにならないもどかしさにルドルフは悶える。
「金作りたいんなら、いい話があるぜ」
「なんだ?」
「先輩に聞いた話だけどな、金借りにいくときに保証人に平民をつけとけば金融屋は平民の方を追い込んでくれるって。そもそも一介の商人が貴族に追い込みかけれねえから普通貸してくれねえらしいが、平民つけとけばそっちからはなから取ろうと思うらしくてよ。これ超優良情報じゃね? お前ら金寄こせや」
学友たちはそんな金はないだの、そこまで大した情報じゃないだのじゃれ合う。だが、この情報を一筋の光明とみたルドルフは何か手段は無いかと必死に頭を働かせていた。その時、
「あ、あの、ルドルフ君! これ、私今日お弁当作ってきたからよかったら食べてみて!」
突然、ルドルフにその弁当を手渡した女の子はピューっとどこかへ走り去る。
ヒューヒューと学友たちから冷やかしがルドルフに入る。「止めろよ」 といいながらルドルフは悪い気はしない。弁当を渡してきた女子生徒の名前はマリーという。ただマリーは平民でクラスでも地味な女でルドルフは全く興味がなかった。
「付き合うんか?」
「付き合うわけねえだろ、あんな地味女」
「そうか? 俺は磨けば結構光るタイプと見てけどな」
「キモっ! 何お前、自分の女の育成とかっていっちゃうタイプ?」
「うるせーよ!」
そうこうしている内に先生が次の授業の為に教室に入ってくる。集まっていた学友たちもそれぞれ自席の方へと戻っていった。
「えっ!? ルドルフ君…………ほんとに……? ほんとに私なんかでいいの?」
「ああ、だから好きだっていってるだろ。俺と付き合えよ、マリー」
「は、はい…………私でよければ…………」
マリーは顔を手で覆い、嬉しさのあまりあふれる涙を隠す。
その様子を見て思わずルドルフは舌打ちをしそうになる。
(ちっ、めんどくせぇ。平民の地味女のてめえなんかと俺が釣り合うか。てめえはただの金づるなんだよ)
心の中ではそう毒づきながらも、
「ほら、泣くなよ」
ハンカチをマリーに手渡す。
「ぐすっ……ありがとう……」
「それでさ……早速なんだがちょっと相談があるんだけどな……」
そして、後日。そのルドルフの相談によって純粋なマリーは騙され、借金の保証人にされたのであった。
金貨2枚を手に入れたルドルフは早速サキュバスキャバクラに繰り出す。
「ひゃっほーーい。じゃんじゃんシャンパンもってこい! ほら! 金はこんなにあるんだ!!」
「きゃーー、すごーい! ルドルフさん素敵ぃ、男らしいぃ!」
ルドルフはルチアを落とすためにお金を湯水のように使っていた。
ほら飲め飲め。ボトルももっと開けていいぞぉ!
「きゃーー、すごーーい!」
「こんなの初めてーーー。さすが貴族様ーー」
今、その場にはルチアは席を外していないが、店の中の上位に入るサキュバスたちがすべてルドルフの席に投入されているため、ルドルフはハーレム気分で上機嫌だった。
その一方、店のバックヤードでは。
「おい、大丈夫なのかよあれ」
黒服の代表。店の店長がルチアを詰問する。
「たぶん、大丈夫だと思うけど……」
くわえタバコをしながらルチアは答える。ルドルフたち客には見せない顔であった。
「貴族とはいえまだガキの学生だろ? 俺の経験上ではあれ、間違いなく飛ぶぞ?」
「別にいいじゃない。ツケで飲ましてるわけじゃないんだからさ」
「うんそれはそうだが。でもまあ、親が出てきたらめんどくさいからなあ」
そういって店長は頭をかく。店には裏の人間にケツモチでついてもらっているが、貴族相手には通用しない。
「ふん、あんなケツの青いガキ、どうとでもなるよ。いざとなったら泣き落としも効くだろうし、一発やらせてやればこっちの思い通りになるよ、あれ」
「いや、そこまではいい。今日の所は身ぐるみはいでやれ。それで俺の勘ではもうこの店には来ない。いや、来れなくなるだろう。貴族とはいえ、ガキに持てる金額の許容範囲を今日はこえてる」
「了解」
ルチアはタバコの火を灰皿で消して、また店内に戻る。
「きゃーーー、ルドルフさんすごいシャンパン開けてくれてるー! すごーーい!」
「おう、戻ってきたかルチア! こっちこい!」
いい加減飲まされて酔いつぶれそうになっているルドルフはルチアを隣にこさせてその肩を掴む。
「もっとルドルフさんのすごいところみてみたいなあっ」
そういってルチアはルドルフのグラスにシャンパンを注ぐ。
「はい! ルドルフさんのいいとこ見てみたい! はい、飲んで飲んで、飲んで、飲んで飲んで、飲んで、いえぃえええええぃい!」
店内にはサキュバスの嬌声とタガが外れてシャンパンをラッパ飲みしているルドルフの姿があった。
他の客たちはというと、ノリがいい面白いガキがいるとそんなルドルフの様子を、酒と話のさかなにして楽しんでいたのだった。
「確実にやれる。高級ボトルを後1本でも空けてやったら確実だ」
ルドルフはお店での体験を学友たちに武勇伝でも語るように話す。
「高級ボトルってそんな金どこにあんだよ? そんな小遣いもらってんのか?」
「いや、もうおけらだよ」
学友たちから失笑がもれる。もしあのサキュバスを落とせでもしたら自分はここでヒーローになれるのに。お金が無いために思うどおりにならないもどかしさにルドルフは悶える。
「金作りたいんなら、いい話があるぜ」
「なんだ?」
「先輩に聞いた話だけどな、金借りにいくときに保証人に平民をつけとけば金融屋は平民の方を追い込んでくれるって。そもそも一介の商人が貴族に追い込みかけれねえから普通貸してくれねえらしいが、平民つけとけばそっちからはなから取ろうと思うらしくてよ。これ超優良情報じゃね? お前ら金寄こせや」
学友たちはそんな金はないだの、そこまで大した情報じゃないだのじゃれ合う。だが、この情報を一筋の光明とみたルドルフは何か手段は無いかと必死に頭を働かせていた。その時、
「あ、あの、ルドルフ君! これ、私今日お弁当作ってきたからよかったら食べてみて!」
突然、ルドルフにその弁当を手渡した女の子はピューっとどこかへ走り去る。
ヒューヒューと学友たちから冷やかしがルドルフに入る。「止めろよ」 といいながらルドルフは悪い気はしない。弁当を渡してきた女子生徒の名前はマリーという。ただマリーは平民でクラスでも地味な女でルドルフは全く興味がなかった。
「付き合うんか?」
「付き合うわけねえだろ、あんな地味女」
「そうか? 俺は磨けば結構光るタイプと見てけどな」
「キモっ! 何お前、自分の女の育成とかっていっちゃうタイプ?」
「うるせーよ!」
そうこうしている内に先生が次の授業の為に教室に入ってくる。集まっていた学友たちもそれぞれ自席の方へと戻っていった。
「えっ!? ルドルフ君…………ほんとに……? ほんとに私なんかでいいの?」
「ああ、だから好きだっていってるだろ。俺と付き合えよ、マリー」
「は、はい…………私でよければ…………」
マリーは顔を手で覆い、嬉しさのあまりあふれる涙を隠す。
その様子を見て思わずルドルフは舌打ちをしそうになる。
(ちっ、めんどくせぇ。平民の地味女のてめえなんかと俺が釣り合うか。てめえはただの金づるなんだよ)
心の中ではそう毒づきながらも、
「ほら、泣くなよ」
ハンカチをマリーに手渡す。
「ぐすっ……ありがとう……」
「それでさ……早速なんだがちょっと相談があるんだけどな……」
そして、後日。そのルドルフの相談によって純粋なマリーは騙され、借金の保証人にされたのであった。
金貨2枚を手に入れたルドルフは早速サキュバスキャバクラに繰り出す。
「ひゃっほーーい。じゃんじゃんシャンパンもってこい! ほら! 金はこんなにあるんだ!!」
「きゃーー、すごーい! ルドルフさん素敵ぃ、男らしいぃ!」
ルドルフはルチアを落とすためにお金を湯水のように使っていた。
ほら飲め飲め。ボトルももっと開けていいぞぉ!
「きゃーー、すごーーい!」
「こんなの初めてーーー。さすが貴族様ーー」
今、その場にはルチアは席を外していないが、店の中の上位に入るサキュバスたちがすべてルドルフの席に投入されているため、ルドルフはハーレム気分で上機嫌だった。
その一方、店のバックヤードでは。
「おい、大丈夫なのかよあれ」
黒服の代表。店の店長がルチアを詰問する。
「たぶん、大丈夫だと思うけど……」
くわえタバコをしながらルチアは答える。ルドルフたち客には見せない顔であった。
「貴族とはいえまだガキの学生だろ? 俺の経験上ではあれ、間違いなく飛ぶぞ?」
「別にいいじゃない。ツケで飲ましてるわけじゃないんだからさ」
「うんそれはそうだが。でもまあ、親が出てきたらめんどくさいからなあ」
そういって店長は頭をかく。店には裏の人間にケツモチでついてもらっているが、貴族相手には通用しない。
「ふん、あんなケツの青いガキ、どうとでもなるよ。いざとなったら泣き落としも効くだろうし、一発やらせてやればこっちの思い通りになるよ、あれ」
「いや、そこまではいい。今日の所は身ぐるみはいでやれ。それで俺の勘ではもうこの店には来ない。いや、来れなくなるだろう。貴族とはいえ、ガキに持てる金額の許容範囲を今日はこえてる」
「了解」
ルチアはタバコの火を灰皿で消して、また店内に戻る。
「きゃーーー、ルドルフさんすごいシャンパン開けてくれてるー! すごーーい!」
「おう、戻ってきたかルチア! こっちこい!」
いい加減飲まされて酔いつぶれそうになっているルドルフはルチアを隣にこさせてその肩を掴む。
「もっとルドルフさんのすごいところみてみたいなあっ」
そういってルチアはルドルフのグラスにシャンパンを注ぐ。
「はい! ルドルフさんのいいとこ見てみたい! はい、飲んで飲んで、飲んで、飲んで飲んで、飲んで、いえぃえええええぃい!」
店内にはサキュバスの嬌声とタガが外れてシャンパンをラッパ飲みしているルドルフの姿があった。
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