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あれから一ヶ月ほど経ち、仕事を覚えて一人でもやっていけるほどになった。
両親にも仕送りを送り、手紙を書いて郵便屋に手紙を出した帰りの事だった。
視界に城が映り、ふと立ち止まりジッと見つめていた。
あそこでは漫画のような出来事が始まっているんだなと思った。
俺は今日の仕事が終わったから、そのまままっすぐ住んでいる場所に帰ろうと思っていた。
俺の部屋がある平民街の道に入ると、騒がしい人だかりがあった。
あの先には俺の住む場所がある、人だかりがあると帰れない。
なにかあったのか、人混みの隙間から覗こうとしたら声が聞こえてきた。
近所でも有名な噂好きの奥さん達だった。
「可哀想ね、こんな酷い事をして」
「やったのは貧困街の人らしいわ、逃げていくところを見たって」
「怖いわぁ」
上を見上げると、黒い煙のようなのが見えた。
そして、青い屋根…その屋根にはとても見覚えがあった。
俺はすぐに人混みを掻き分けて、前に出た。
そこにあったのは俺の住んでいた建物が炎に包まれていた。
血の気が引いて、すぐに荷物を取りに行こうと炎の中に行こうとしたが、誰かに腕を掴まれた。
あそこには俺の大切なものがあるんだ、なんで…なんで行かせてくれないんだ!
掴まれた腕を振り払おうとしたが、痛いほど強い力で後ろを振り返った。
「ダメだ、危ない」
「…ぁ」
誰かが「聖騎士様だ」と呟く声が聞こえた。
俺の腕を掴んでいるイヴは険しい顔をしていた。
騒ぎになっているから、騎士が駆け付けるのは珍しくない。
聖騎士が来たから安心だと周りの人はそう言っていた。
本当に安心?取り戻してくれるのか?
他の騎士達が、野次馬を帰らせようとしている。
俺はイヴの腕を掴んで、縋るように見上げた。
「お願いします、奥にある部屋に花の髪飾りがあるんです…大切なものなんです」
「分かった」
イヴは俺の頭を軽く撫でてから、炎の中に入っていった。
イヴは体に水の魔術を纏い、熱い様子も迷いもなく進んでいく。
俺はただ、見ている事しか出来なくて不安でいっぱいだった。
やっと一人で仕事が出来るようになったのにこんな事って…
これからどうしよう、新しい家を探すしかない。
それまでまた実家でお世話になるしかないか。
もう少し頑張ってから帰りたかったのに、こんな早く帰るなんて…なんて言ったらいいか。
それに俺が貯めたお金は全部燃えてなくなってしまった、普段から大金を持ち歩きたくないから所持金は一日分の食事代しかない。
なんでも屋の仕事だって毎日たくさんあるわけではない。
少ない依頼を仲間達で分ける、だから個人的な依頼が頼りだ。
俺にはまだお得意様はいない、だから新しいところに引っ越すとなるとお金が掛かる。
俺は一人前の大人になったから、お金の事は両親に頼りたくはない。
すぐに新しく住む場所といってもお金がないんじゃすぐに一人暮らしを再開出来ない。
住んでいた場所が燃えたなんて言ったら、心配されるよな…上手い言い訳考えておかないと…
少しして、建物を包んでいた炎は消えて中からイヴが出てきた。
野次馬に対応していた騎士がイヴの傍に近付いて一言二言会話をして、俺のところにやって来た。
両手で大事そうにしていて、俺の前で手を開いた。
そこにあったのは半分花びらがなくなっていて、桃色だった花が少し黒くなった髪飾りがあった。
「すまなかった、これしか…」
「いえ、ありがとうございます……ありがとうございます」
俺はイヴの両手を掴んで、何度もお礼を言った。
どんな形でも残ってくれて本当に良かった。
受け取り、俺は頭を下げるととぼとぼと歩き出した。
まさかこんなカタチでイヴに会うとは思わなかった。
直接お礼を言うチャンスだったが、今の俺にそんな余裕はなかった。
ショックで、涙が出てきた…こんな酷い顔で母さんに会えない。
何処か落ち着く場所に行こうと思って、街外れにある海辺にやってきた。
ここの海は暑い季節は人がたくさんいるが、今は寒い季節だし陽が落ちて…誰もいなかった。
座り込んで、波の音を聞くとだんだん落ち着いてくる。
でもまだ涙が流れていて、指で何度も擦る。
「目が腫れるよ」
「…んっ、聖騎士…様?」
また腕を掴まれて、目が擦れなくなり後ろを振り返った。
そこにいたのは優しい顔をした聖騎士だった。
まさか、一日で二度も会うなんて…しかも何もないこんな場所で…
変なところ見られてしまったな…恥ずかしい。
俺は改めて髪飾りのお礼を言ったが、何故聖騎士様はそんなに悲しげな顔をするんだろう。
もしかして、落ち着いてきたと思ってたのに顔に出てた?
「聖騎士様、どうしてここに?」
「さっき、泣いている君の姿が見えたから…気になったんだ」
「そんな、聖騎士様に気にかけてもらえるような人じゃないですよ…俺は」
何故イヴは聖騎士様と呼ばれる度に眉を寄せるのか分からない。
俺、不快にさせるような事を言っただろうか。
「ごめんなさい」と謝ると、今度は「何故謝るんだ?」と言われてしまった。
俺の勘違いだったのか?イヴが言うならそうなんだろう。
俺はイヴにこれ以上心配掛けないために、家に帰ろうと思ってイヴに本日二度目の頭を下げた。
「心配お掛けして申し訳ございません、俺…家に帰ります」
「さっきの炎が出ていた場所は君の住んでいるところではないのか?」
「そうですけど、帰る家がなくなったのでまた実家に戻るつもりなんです」
なんで初対面の人にこんなに戸惑いなくプライベートを話せるのか自分でも不思議だったが、きっとイヴが真剣な顔で聞いてくれるからなのかもしれない。
もうイヴに心配掛けないために笑うと、イヴの横を通り過ぎた。
後ろからイヴの声がして、足を止めて振り返った。
イヴは俺の方を見ていて、少しの間沈黙が訪れた。
波の音だけが、静かな空間に響いている。
もう一度、イヴは口を開いた…それは俺の聞き間違いではなかった。
「君はなんでも屋だろ、仕事の依頼がしたい」
「俺の事を知っているんですか?」
「知ってるよ、誰よりも…」
あれから一ヶ月ほど経ち、仕事を覚えて一人でもやっていけるほどになった。
両親にも仕送りを送り、手紙を書いて郵便屋に手紙を出した帰りの事だった。
視界に城が映り、ふと立ち止まりジッと見つめていた。
あそこでは漫画のような出来事が始まっているんだなと思った。
俺は今日の仕事が終わったから、そのまままっすぐ住んでいる場所に帰ろうと思っていた。
俺の部屋がある平民街の道に入ると、騒がしい人だかりがあった。
あの先には俺の住む場所がある、人だかりがあると帰れない。
なにかあったのか、人混みの隙間から覗こうとしたら声が聞こえてきた。
近所でも有名な噂好きの奥さん達だった。
「可哀想ね、こんな酷い事をして」
「やったのは貧困街の人らしいわ、逃げていくところを見たって」
「怖いわぁ」
上を見上げると、黒い煙のようなのが見えた。
そして、青い屋根…その屋根にはとても見覚えがあった。
俺はすぐに人混みを掻き分けて、前に出た。
そこにあったのは俺の住んでいた建物が炎に包まれていた。
血の気が引いて、すぐに荷物を取りに行こうと炎の中に行こうとしたが、誰かに腕を掴まれた。
あそこには俺の大切なものがあるんだ、なんで…なんで行かせてくれないんだ!
掴まれた腕を振り払おうとしたが、痛いほど強い力で後ろを振り返った。
「ダメだ、危ない」
「…ぁ」
誰かが「聖騎士様だ」と呟く声が聞こえた。
俺の腕を掴んでいるイヴは険しい顔をしていた。
騒ぎになっているから、騎士が駆け付けるのは珍しくない。
聖騎士が来たから安心だと周りの人はそう言っていた。
本当に安心?取り戻してくれるのか?
他の騎士達が、野次馬を帰らせようとしている。
俺はイヴの腕を掴んで、縋るように見上げた。
「お願いします、奥にある部屋に花の髪飾りがあるんです…大切なものなんです」
「分かった」
イヴは俺の頭を軽く撫でてから、炎の中に入っていった。
イヴは体に水の魔術を纏い、熱い様子も迷いもなく進んでいく。
俺はただ、見ている事しか出来なくて不安でいっぱいだった。
やっと一人で仕事が出来るようになったのにこんな事って…
これからどうしよう、新しい家を探すしかない。
それまでまた実家でお世話になるしかないか。
もう少し頑張ってから帰りたかったのに、こんな早く帰るなんて…なんて言ったらいいか。
それに俺が貯めたお金は全部燃えてなくなってしまった、普段から大金を持ち歩きたくないから所持金は一日分の食事代しかない。
なんでも屋の仕事だって毎日たくさんあるわけではない。
少ない依頼を仲間達で分ける、だから個人的な依頼が頼りだ。
俺にはまだお得意様はいない、だから新しいところに引っ越すとなるとお金が掛かる。
俺は一人前の大人になったから、お金の事は両親に頼りたくはない。
すぐに新しく住む場所といってもお金がないんじゃすぐに一人暮らしを再開出来ない。
住んでいた場所が燃えたなんて言ったら、心配されるよな…上手い言い訳考えておかないと…
少しして、建物を包んでいた炎は消えて中からイヴが出てきた。
野次馬に対応していた騎士がイヴの傍に近付いて一言二言会話をして、俺のところにやって来た。
両手で大事そうにしていて、俺の前で手を開いた。
そこにあったのは半分花びらがなくなっていて、桃色だった花が少し黒くなった髪飾りがあった。
「すまなかった、これしか…」
「いえ、ありがとうございます……ありがとうございます」
俺はイヴの両手を掴んで、何度もお礼を言った。
どんな形でも残ってくれて本当に良かった。
受け取り、俺は頭を下げるととぼとぼと歩き出した。
まさかこんなカタチでイヴに会うとは思わなかった。
直接お礼を言うチャンスだったが、今の俺にそんな余裕はなかった。
ショックで、涙が出てきた…こんな酷い顔で母さんに会えない。
何処か落ち着く場所に行こうと思って、街外れにある海辺にやってきた。
ここの海は暑い季節は人がたくさんいるが、今は寒い季節だし陽が落ちて…誰もいなかった。
座り込んで、波の音を聞くとだんだん落ち着いてくる。
でもまだ涙が流れていて、指で何度も擦る。
「目が腫れるよ」
「…んっ、聖騎士…様?」
また腕を掴まれて、目が擦れなくなり後ろを振り返った。
そこにいたのは優しい顔をした聖騎士だった。
まさか、一日で二度も会うなんて…しかも何もないこんな場所で…
変なところ見られてしまったな…恥ずかしい。
俺は改めて髪飾りのお礼を言ったが、何故聖騎士様はそんなに悲しげな顔をするんだろう。
もしかして、落ち着いてきたと思ってたのに顔に出てた?
「聖騎士様、どうしてここに?」
「さっき、泣いている君の姿が見えたから…気になったんだ」
「そんな、聖騎士様に気にかけてもらえるような人じゃないですよ…俺は」
何故イヴは聖騎士様と呼ばれる度に眉を寄せるのか分からない。
俺、不快にさせるような事を言っただろうか。
「ごめんなさい」と謝ると、今度は「何故謝るんだ?」と言われてしまった。
俺の勘違いだったのか?イヴが言うならそうなんだろう。
俺はイヴにこれ以上心配掛けないために、家に帰ろうと思ってイヴに本日二度目の頭を下げた。
「心配お掛けして申し訳ございません、俺…家に帰ります」
「さっきの炎が出ていた場所は君の住んでいるところではないのか?」
「そうですけど、帰る家がなくなったのでまた実家に戻るつもりなんです」
なんで初対面の人にこんなに戸惑いなくプライベートを話せるのか自分でも不思議だったが、きっとイヴが真剣な顔で聞いてくれるからなのかもしれない。
もうイヴに心配掛けないために笑うと、イヴの横を通り過ぎた。
後ろからイヴの声がして、足を止めて振り返った。
イヴは俺の方を見ていて、少しの間沈黙が訪れた。
波の音だけが、静かな空間に響いている。
もう一度、イヴは口を開いた…それは俺の聞き間違いではなかった。
「君はなんでも屋だろ、仕事の依頼がしたい」
「俺の事を知っているんですか?」
「知ってるよ、誰よりも…」
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