星座の国

藤いろ

文字の大きさ
上 下
43 / 76

42・牡牛座の国 12

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ゼロ票確認ガチ勢 ~権利と恋と情熱と♪~

みすたぁ・ゆー
ライト文芸
   2023年3月現在、日本国では18歳以上に選挙権(公職)が認められている。  対象となるのは衆議院議員、参議院議員、都道府県の知事および同議会議員、区市町村の長および同議会議員などの選挙。そして選挙が行われることとなれば、定められた期間に定められた方法で候補者たちが政策を訴えるなどして、選挙戦を繰り広げる。  ――だが、実はその裏でもうひとつの熱き戦いが行われていることは意外に知られていない。  界隈ではその戦いに情熱を注ぐ猛者たちを『ゼロ票確認ガチ勢』と呼ぶ。  ゼロ票確認とは投票日および期日前投票開始日、投票所において投票箱の中がカラである(ゼロ票/何も入っていない)ことを確認する手続きで、これは公職選挙法の定めによるもの。  実施方法の詳細については選挙を実施する自治体によって異なるが、大抵は投票所へ一番乗りした者がその役目を任されることとなっている。  この権利を巡る競争に命を賭ける者たちが『ゼロ票確認ガチ勢』なのだ。  もちろん、ゼロ票確認をした直後に投じる一票はあくまでも一票であり、投票時間終了間際に投じられた一票となんら変わらない。報酬が得られるわけでもない。  彼らを掻き立てるのは『投票箱の中がカラであることを確認したい』という強い想いだけ――  これは“ゼロ”に情熱を注ぐ者たちの汗と涙と戦略の物語である。 ※ゼロ票確認の手続きや投票の仕方は自治体や投票所によって異なります。また、本作はフィクションです。

愛と友情は紙一重!~オタサーの姫と非モテ童貞陰キャオタクがパコパコするまでの物語~

オニオン太郎
ライト文芸
・キャッチコピー 「恋愛嫌いで、人間嫌いな人に送る、全くキュンと来ないラブストーリー」 ・コンセプト 「陰キャにぶっ刺さる恋愛モノ」  大学のオタサーで姫をやっている、地雷系ファッションに身を包む残念美少女の姫川詩子と、大学内で微妙に浮いた存在になっている非モテ童貞陰キャオタクの河野真白とが出会い、友人として付き合いを始めて、最終的にはえっちなことに発展してしまうまでを描いた物語です。  自分らしさについて悩む姫川詩子と、ある意味で自分らしいオタクの河野真白とが、お互いの関係を見つめ合い、惹かれあっていきます。  キラキラドキドキの恋物語ではなく、鬱屈した人間関係を題材にした、どこか見ていて胸が張り裂けそうになる物語です。恋愛モノと言うよりかは、ヒューマンドラマに近い内容となっています。  展開はやや鬱屈としていますが、どこか明るい雰囲気もあり、物語はハッピーエンドへと向かって行きます。  なろうでも連載しておりますが、読んでいて色々な感情が渦巻いて面白かった、と言ってもらえました(現在6人の方が評価してくださり、平均ポイントは最大値の☆5となってます。本当ありがたい)。とは言え、哲学的な内容を扱っておりますので、好みが分かれると思われます。ただ、ハマる人にはハマる作品だと思います。  特に、日がなどうでも良い思想をうんうんと考え続けている気持ちの悪いひねくれ者な人なんかにはオススメできます。  個人的には、主に語り手となる姫川詩子の捻くれた人間性と地の文が好きだったりします。 ※本作にはテーマの都合上性的な表現が存在します。苦手な方はご注意を。 ※また倫理観を酷く揺らす描写も多々ありますので、そうした内容にどうかご理解を頂けますようお願いします。

140字小説──Twitter掌編集──

山岸マロニィ
ライト文芸
Twitterで公開した #140字小説 のまとめです。 まとめのため、随時、頻繁に更新しますが、ご容赦くださいませ。 投稿アカウント: @_maroney_140(旧アカウント) @inugami1921(新アカウント) 画像は、主にぱくたそ様、photoAC様のフリー素材をお借りしています。 ※本文140字+画像16字のカウントとなります。 ※Twitter上のカウントのため、半角英数字は0.5文字でカウントされます。 ※改行、段落は、アルファポリス用に編集してあります。 ※一部、カクヨム、エブリスタでも公開しています。

神様に逆らったら、大変忙しくなります。

木mori
ライト文芸
神が人間を支配し搾取する現世。神セブンと呼ばれる神のうち、三人寒女と呼ばれる福禄寿、大黒天、寿老人は神鳴門高校で、他の一般神と共に女子生徒に自分たちを担がせて登校するなど、馬扱いしていました。人間を襲う魔冥途という鬼たちを神が追い払うという神頼みを叶えていることもあって、人間は神に隷属していました。  中学生の桃羅は兄大悟と同級生になりたくて、超飛び級で神鳴門高教師となっていました。三人寒女を苦々しく思う桃羅は、逆らって殺されます。大悟は、桃羅の命復活と引き換えに、とても忙しくなりました。

田沼 茅冴(たぬま ちさ)が描く実質的最大幸福社会

AT限定
ライト文芸
「この世は『なんちゃって実力主義社会』だ」と、半ば人生を諦めている大学2年生・荻原 訓(おぎわら さとる)。 金と時間に追われ、睡眠もままらない日々を過ごす中、同じ語学クラスの新井 奏依(あらい かなえ)に声を掛けられたことで、彼の運命は更に狂い出す……。

再び大地(フィールド)に立つために 〜中学二年、病との闘いを〜

長岡更紗
ライト文芸
島田颯斗はサッカー選手を目指す、普通の中学二年生。 しかし突然 病に襲われ、家族と離れて一人で入院することに。 中学二年生という多感な時期の殆どを病院で過ごした少年の、闘病の熾烈さと人との触れ合いを描いた、リアルを追求した物語です。 ※闘病中の方、またその家族の方には辛い思いをさせる表現が混ざるかもしれません。了承出来ない方はブラウザバックお願いします。 ※小説家になろうにて重複投稿しています。

となりの芝生が青いのは神様が結んだ縁だから

ゆうひゆかり
ライト文芸
小森絋望は家族の誰とも似てないことに違和感を抱いてた。 しかも百件を超える就職面接に落ちて。 祖父に救いの手を差し出されて祖父が店主の“小森書店”でアルバイトをすることに。 そんなこんなで恵まれていないのか恵まれているのかわからない日々のなか色々悩んでるときに「自分は小さな神様だ」って名乗るひとりの男性と出会って強さを手に入れる絋望。 一方ヘタレな中学生・金井朋翔は家族仲が決していいとは言えず。 特に自分より頭がよく友達が多いようにみえる高校生の兄・明翔とは折り合いが悪くて。 絋望と同じく「自分は小さな神様だ」と名乗る男性に手助けされて心の整理の取っ掛かりをつけてもらうものの、そんなとき明翔がバイク事故を起こして。 これはそんなふたりの関係が絡みつく“縁結びの神様”が紡ぐ物語。 ※本編後、アナザーストーリーがあります。

忘れていた初恋の結末

東雲さき
ライト文芸
思い出すことのなかった初恋の人の現在を知った私の話。

処理中です...