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「ふんふふんふふ~ん♪」
「ずいぶんノリノリだな、姉ちゃんーー」
聖国の中でも最重要区ーー聖都・《ホーリア》の一角で、ある一つの姉妹が歩いている。
そして姉妹が通る後ろでは、その姿を目を惹かれる町の者たちがザワザワと騒いでいた。
「ねぇねぇ!ルカちゃん!今聖都では〝クラウディア・アイス〟が流行ってるんだって~。朝に取れたばかりのミルクで作るアイスクリーム……想像するだけでほっぺが落ちるわぁ~!」
金色のふわふわとした長い髪、水色の大きなくりくりっとした目、白いシルクのワンピースを着てリボンの付いた白い帽子を被る少女ーーアリスの姿は、まるで散歩を楽しむ天使のようだった。
天使が散歩をしていれば、当然周りの者たちは目を惹かれるであろう。現に老若男女問わず全員が、街を散歩するアリスに目を奪われていた。
「あれが……〝黄金の血〟を持った世界最高の《回復師》……Sランク冒険者の《親愛の聖女》ーーアリス様……!!」
「す……すげえオーラだ……お美しい……」
「まるで天使だ……ああ、主よ。彼女に一目見ることができる今日の祝福に感謝します!」
次第に人目が集まり、少々面倒くさそうに隣の少女が呟く。
「ハァ……ったく、少しは自分が注目されてる事ぐらい自覚しろよな……?それにオレだってヒマじゃねぇってのに、そんな事で連れ出して……」
黒髪ショート、アリスと同様水色のつり目の少女ーールカがぶつくさと文句を言っている。
と、その視線が自分にも向けられているとつゆしらずに。
「あっちが世界最高の《付与術師》にしてSランク冒険者、《福音》のルカ様かーー!?」
「やべぇ、いいもん見ちまったーー!俺、今日死んでも文句ねぇわ!」
「姉妹揃ってSランクとかやばすぎるだろ!?しかも《回復師》《付与術師》共にSランクはこの世にあの二人しかいないってのに!」
ザワザワと騒ぎが広まっていく聖都のその一角で、そんな賞賛は二人の耳にも入っていなかった。
「ほらほら~、そんな事言わないの!みんなもアイスを食べに来たのかな?それに、たまには息抜きしなきゃでしょ~?ルカちゃん!ほら……はい!あ~ん!」
いつの間に買ったのか、今にもとろけそうなアイスクリームをルカの口に突っ込むアリス。
「むぐぅっ!?むぅ…………まぁ、…………悪くない」
「でしょ~!あ~ん!ーーん~!おいしい~♪」
ほっぺたに手を当てて満面の笑みを浮かべるアリス。
周囲で卒倒する人間が続出するのを不思議そうに眺めながら、アリスはふとーー〝何か〟を感じとる。
「…………どうした?ねえちゃん……?」
アイスをペロペロと舐めながら、ルカが問うーー。
するとーー、
「ねぇ…………感じた?」
「……何が?」
意図が読めず、珍しく不思議そうにするルカ。
しかし、アリスはどこか遠くを眺めながら、笑顔のまま続ける。
「〝何かが目覚めた〟ーー。そんな感じがしたんだ!私……感じた!!ルカちゃん!きっとこれは〝運命〟だよーー!ははっ♪」
くるりっ、と一回転して、一瞬遅れてワンピースのスカート部分が風にゆられてふわりと舞う。
「これは〝天啓〟だよ!きっと、私の運命の人なんだーー!男の子なら~……恋仲ーーかな?女の子なら~、大親友!……うん!間違いなくこれはお告げだよ!ルカちゃん!」
「は、はぁ……」
(聖女職は稀に〝天啓〟を聞くって言うもんなーー。何が何だかオレにはわかんねぇや……)
ルカの訳わからず具合に全く気がないまま、一人で天を仰ぎ、そよ風を仰ぎながら。
「待ってて〝運命〟の人ーー!絶対に会いに行くからね!」
聖都の日差しに照らされたーーそう言ったアリスの笑顔は、まるで太陽のように満面の笑みなのであったーー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
茶のダンジョンーーB2階層にて、ユウキは一定の警戒状態を保ちながら、ポピィの側で座っている。
(オレがあの時……守ってやらなきゃならなかったーー)
数十分前に起きた、ゴブリンを一気に殲滅したというーーポピィに起きた急激な〝変化〟に戸惑うユウキ。
しかしそれ以上に、自身の詰めの甘さを悔やんでいた。
(〝現役時代〟の俺ならーーいや、そんなのは関係ない……。妹・弟・子・であるこいつを危うく見殺しにする所だった……)
「すまねぇな……ポピィ」
謝りながら、ポピィの額に手を当てるユウキ。
急な動きの変化に耐えきれなかったのか、あの後すぐにポピィはその場で気を失っていた。
「みゅんみゅん(大丈夫?)」
心配そうに側で見守るスライムの頭に手を置き、ユウキは呟く。
「大丈夫だーー心肺にも異常はねぇし、魔気にも異常はねぇ。ちょっと休めばすぐに起きる」
「みゅい(ユウキが)」
「俺がーー?」
じっと見つめながらユウキに問いかけるスライム。
しかしそんなスライムをあしらうように、ユウキはーー。
「はっ!この程度どうって事ねぇよ……俺を誰だと思ってやがる…………ーーっ!?そうだ!……ここだけの話、俺の正体を教えてやろうか?」
「みゅい(何?)」
ひそひそと、スライムに語りかけるユウキ。
「俺はなーー〝魔王の息子〟ーーなんだぜ!?」
「…………みゅぎい!?(本当!?)」
突然の告白に、スライムは大きく目を見開いた。が、
「……………………ふっーー…………………残念ウソでしたぁーーー!!!」
あっかんべぇ~、とスライムをからかうユウキ。
固まるスライムを見て、この反応待ってましたとばかりにめちゃくちゃ煽り立てる。
「……………………みゅ~ぎぃ~(だましたな~)」
わなわなと震えながら、我慢しきれなくなったスライムがユウキに突進する。
ボコッバコッボコッバコッーー
「な……なんだよお前ー!?ちょっとからかっただけだろ!?」
「みゅ~い~(そういう問題じゃない!)」
ボコッバコッボコッバコッー
「お前モンスターのくせにいっちょまえに主人に逆らいやがってーー!」
「にゅいやぃ(主人はポピィであってユウキは主人じゃないもん!)」
ボコッバコッボコッバコッ
そんな砂煙の立つ大ゲンカをしている中ーー
「…………ねぇ、これ今どう言う状況?」
騒がしい二人の喧騒を見ながら、ゆっくりとポピィが起き上がった。
「ずいぶんノリノリだな、姉ちゃんーー」
聖国の中でも最重要区ーー聖都・《ホーリア》の一角で、ある一つの姉妹が歩いている。
そして姉妹が通る後ろでは、その姿を目を惹かれる町の者たちがザワザワと騒いでいた。
「ねぇねぇ!ルカちゃん!今聖都では〝クラウディア・アイス〟が流行ってるんだって~。朝に取れたばかりのミルクで作るアイスクリーム……想像するだけでほっぺが落ちるわぁ~!」
金色のふわふわとした長い髪、水色の大きなくりくりっとした目、白いシルクのワンピースを着てリボンの付いた白い帽子を被る少女ーーアリスの姿は、まるで散歩を楽しむ天使のようだった。
天使が散歩をしていれば、当然周りの者たちは目を惹かれるであろう。現に老若男女問わず全員が、街を散歩するアリスに目を奪われていた。
「あれが……〝黄金の血〟を持った世界最高の《回復師》……Sランク冒険者の《親愛の聖女》ーーアリス様……!!」
「す……すげえオーラだ……お美しい……」
「まるで天使だ……ああ、主よ。彼女に一目見ることができる今日の祝福に感謝します!」
次第に人目が集まり、少々面倒くさそうに隣の少女が呟く。
「ハァ……ったく、少しは自分が注目されてる事ぐらい自覚しろよな……?それにオレだってヒマじゃねぇってのに、そんな事で連れ出して……」
黒髪ショート、アリスと同様水色のつり目の少女ーールカがぶつくさと文句を言っている。
と、その視線が自分にも向けられているとつゆしらずに。
「あっちが世界最高の《付与術師》にしてSランク冒険者、《福音》のルカ様かーー!?」
「やべぇ、いいもん見ちまったーー!俺、今日死んでも文句ねぇわ!」
「姉妹揃ってSランクとかやばすぎるだろ!?しかも《回復師》《付与術師》共にSランクはこの世にあの二人しかいないってのに!」
ザワザワと騒ぎが広まっていく聖都のその一角で、そんな賞賛は二人の耳にも入っていなかった。
「ほらほら~、そんな事言わないの!みんなもアイスを食べに来たのかな?それに、たまには息抜きしなきゃでしょ~?ルカちゃん!ほら……はい!あ~ん!」
いつの間に買ったのか、今にもとろけそうなアイスクリームをルカの口に突っ込むアリス。
「むぐぅっ!?むぅ…………まぁ、…………悪くない」
「でしょ~!あ~ん!ーーん~!おいしい~♪」
ほっぺたに手を当てて満面の笑みを浮かべるアリス。
周囲で卒倒する人間が続出するのを不思議そうに眺めながら、アリスはふとーー〝何か〟を感じとる。
「…………どうした?ねえちゃん……?」
アイスをペロペロと舐めながら、ルカが問うーー。
するとーー、
「ねぇ…………感じた?」
「……何が?」
意図が読めず、珍しく不思議そうにするルカ。
しかし、アリスはどこか遠くを眺めながら、笑顔のまま続ける。
「〝何かが目覚めた〟ーー。そんな感じがしたんだ!私……感じた!!ルカちゃん!きっとこれは〝運命〟だよーー!ははっ♪」
くるりっ、と一回転して、一瞬遅れてワンピースのスカート部分が風にゆられてふわりと舞う。
「これは〝天啓〟だよ!きっと、私の運命の人なんだーー!男の子なら~……恋仲ーーかな?女の子なら~、大親友!……うん!間違いなくこれはお告げだよ!ルカちゃん!」
「は、はぁ……」
(聖女職は稀に〝天啓〟を聞くって言うもんなーー。何が何だかオレにはわかんねぇや……)
ルカの訳わからず具合に全く気がないまま、一人で天を仰ぎ、そよ風を仰ぎながら。
「待ってて〝運命〟の人ーー!絶対に会いに行くからね!」
聖都の日差しに照らされたーーそう言ったアリスの笑顔は、まるで太陽のように満面の笑みなのであったーー。
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茶のダンジョンーーB2階層にて、ユウキは一定の警戒状態を保ちながら、ポピィの側で座っている。
(オレがあの時……守ってやらなきゃならなかったーー)
数十分前に起きた、ゴブリンを一気に殲滅したというーーポピィに起きた急激な〝変化〟に戸惑うユウキ。
しかしそれ以上に、自身の詰めの甘さを悔やんでいた。
(〝現役時代〟の俺ならーーいや、そんなのは関係ない……。妹・弟・子・であるこいつを危うく見殺しにする所だった……)
「すまねぇな……ポピィ」
謝りながら、ポピィの額に手を当てるユウキ。
急な動きの変化に耐えきれなかったのか、あの後すぐにポピィはその場で気を失っていた。
「みゅんみゅん(大丈夫?)」
心配そうに側で見守るスライムの頭に手を置き、ユウキは呟く。
「大丈夫だーー心肺にも異常はねぇし、魔気にも異常はねぇ。ちょっと休めばすぐに起きる」
「みゅい(ユウキが)」
「俺がーー?」
じっと見つめながらユウキに問いかけるスライム。
しかしそんなスライムをあしらうように、ユウキはーー。
「はっ!この程度どうって事ねぇよ……俺を誰だと思ってやがる…………ーーっ!?そうだ!……ここだけの話、俺の正体を教えてやろうか?」
「みゅい(何?)」
ひそひそと、スライムに語りかけるユウキ。
「俺はなーー〝魔王の息子〟ーーなんだぜ!?」
「…………みゅぎい!?(本当!?)」
突然の告白に、スライムは大きく目を見開いた。が、
「……………………ふっーー…………………残念ウソでしたぁーーー!!!」
あっかんべぇ~、とスライムをからかうユウキ。
固まるスライムを見て、この反応待ってましたとばかりにめちゃくちゃ煽り立てる。
「……………………みゅ~ぎぃ~(だましたな~)」
わなわなと震えながら、我慢しきれなくなったスライムがユウキに突進する。
ボコッバコッボコッバコッーー
「な……なんだよお前ー!?ちょっとからかっただけだろ!?」
「みゅ~い~(そういう問題じゃない!)」
ボコッバコッボコッバコッー
「お前モンスターのくせにいっちょまえに主人に逆らいやがってーー!」
「にゅいやぃ(主人はポピィであってユウキは主人じゃないもん!)」
ボコッバコッボコッバコッ
そんな砂煙の立つ大ゲンカをしている中ーー
「…………ねぇ、これ今どう言う状況?」
騒がしい二人の喧騒を見ながら、ゆっくりとポピィが起き上がった。
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