じれったい夜の残像

ペコかな

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エピローグ

ポエム

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すれ違う心の影が  
夜風に溶けて消えたあの時  
言葉にできない想いは  
静かに胸にしまい込まれて


忘れたはずの温もりが  
再び訪れる隅田川のほとり  
月明かりに照らされたベンチで  
懐かしい面影が浮かび上がる


時を越えて繋がる視線に  
止まった時間が再び動き出す  
互いに抱えた痛みと夢が  
交差する運命の夜


言葉にできぬままの心の叫び  
やがて未来を切り開く鍵となるのか  
それともまたすれ違いのまま  
夜が明けるのを待つのか


じれったい想いが交わるこの夜に  
答えはまだ見えないまま  
ただ心は静かに燃えて  
次の一歩を踏み出す準備をする
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