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転生したら? 2章
16話 4 雅人の場合
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僕は目を覚ました。
下の方である違和感に気づく。
もしかして僕、漏らした!!
僕は恥ずかしすぎて思わず涙が出た。
するとなぜか
『ビェ〜!』
泣き声が聞こえた。
あり?誰の声だ?
自分のくちからきこえるような……!
僕じゃん!あ、あれ?止まらん!!
「アラ?な、泣いちゃってる!お、おむつ何処!あ、あなた起きて!おむつ何処!」
「…ふぇ?…あ!お、おむつか!ど、どこだっけ?前に使ったときはこの辺りだったはず!な、な
い〜!し、使用人!おむつ持ってきて!」
「かしこまりました!」
…しばらくすると、
「はいっ!おむつです!」
「ありがとう!」
そう言って僕のおむつを交換し始めた。
うわ〜!結構最悪だ〜!
僕はめちゃくちゃ恥ずかしかった。
「はい!おしまい!腕がなまってなくて良かったわ〜。」
お?涙が止まった。これからはあんまり泣かないようにしなくちゃ!
「手慣れたもんだな〜!」
「でしょ!」
そんな会話をしていると、
『ガチャ』
ドアの開閉音が聞こえた。
「アラ!ハルク、起きたのね!」
先程の美形少年が入って来た。(ハルクというらしい。)
「朝、ハルク達を起こそうと行ったんだが二人仲良く寝てたから起こさなかったんだ。」
爆睡してたからって嘘つくなよな〜!
「で、母さんは?」
ん?もしかしてこの美人母さん危険な状態だったのか?
「大丈夫だぞ!」
「良かった〜。」
大丈夫なのか!良かった。
「それよりもっっっ!ハルク赤ちゃん見たくないっ!」
「見たいっっ!」
なんだ?なんか寒気が…?
「うわ〜!」
き、気のせい気のせい…。
それにしてもこの子はキラッキラだな〜。
なんか颯は似てない気がする。
「かわいいだろ!」
「うん!」
その時…
『バンッ』
パジャマのままの姿でゼイゼイと息を弾ましながら立っていた。
「ハルク〜…」
「あ!」
「僕を忘れるな〜!」
おうっ…!なんか美形少年パート2が来た。
「ごめん!本当に忘れてた!」
「否定なしかよっ!」
え?忘れてたのか!なんかうっかりものだなハルクって…。
「カイルも起きたのか。」
「うん!おはよう父さん!」
美形少年パート2の名前はカイルっていうのか。
「カイルも見てみる?赤ちゃん。」
「うん!見せて!」
カイルがこっちに来た。
そして…
「かわい〜い!」
目をキラキラさせながら見ていた。
なんかやっぱり似てるな。
キラッキラなところが…!なんかまた寒気が…。
「フフッ!みんなかわいいって言ってるけどこの子は男の子よ!」
「「「ええ~!!!!」」」
みんな僕のこと女の子だっておもってたのかよ〜!
ひで〜…。
「でさっ!この子の名前は何にするの?」
驚きからいち早く立ち直ったカイルがハルクに聞いていた。
何になるんんだろ…。マシなのがいいな…。
「そうね〜。何にするのかみんなで決めましょう!」
「それいいね!」
「だな。で何にするか?」
みんな考えだした。
本当にマシなのがいい!
ハルクの目が光った。
「マサトは!」
「「「え?」」」
え?偶然か?なんか出来過ぎてるような…。まあいいか!
今は前と同じ名前なのだけが幸運だと思おう。
「いい名前だな。それでどうしてその名前なんだい?」
あれ!ハルク今考えてない?
「何にでも勝るって意味だよ!」
う〜ん意味は違うな。
「それいいんじゃない!」
「そうだな!」
「私も賛成よ!」
みんなこれで納得するのか?単純だな〜!
「ヤッター!」
まあ喜んでるしいいか!
他のに変えられる前にと…
「や〜!」
「「「「え??」」」」
嬉しそうに笑ってみた。
「マサトも喜んでるみたいだな!」
「ほんとね〜!」
その拍子にお腹がすいたのに気がついて…
『ビェ〜』
泣き始めた。僕が!泣かないようにするって決めたのに
「あらあら大変!オムツかしら…。」
違う!アピールをしてみた。
「う〜ん、ご飯ね!」
正解!お腹が空いた!!
ん?まてよ!赤ちゃんのご飯は…!
うぎゃ〜〜〜!!!
_________________________________________________________________________
最後までお読みいただきありがとうございました
前回同様、誤字•脱字などがあれば感想を通じてお知らせください。
これからもよろしくお願いいたします
下の方である違和感に気づく。
もしかして僕、漏らした!!
僕は恥ずかしすぎて思わず涙が出た。
するとなぜか
『ビェ〜!』
泣き声が聞こえた。
あり?誰の声だ?
自分のくちからきこえるような……!
僕じゃん!あ、あれ?止まらん!!
「アラ?な、泣いちゃってる!お、おむつ何処!あ、あなた起きて!おむつ何処!」
「…ふぇ?…あ!お、おむつか!ど、どこだっけ?前に使ったときはこの辺りだったはず!な、な
い〜!し、使用人!おむつ持ってきて!」
「かしこまりました!」
…しばらくすると、
「はいっ!おむつです!」
「ありがとう!」
そう言って僕のおむつを交換し始めた。
うわ〜!結構最悪だ〜!
僕はめちゃくちゃ恥ずかしかった。
「はい!おしまい!腕がなまってなくて良かったわ〜。」
お?涙が止まった。これからはあんまり泣かないようにしなくちゃ!
「手慣れたもんだな〜!」
「でしょ!」
そんな会話をしていると、
『ガチャ』
ドアの開閉音が聞こえた。
「アラ!ハルク、起きたのね!」
先程の美形少年が入って来た。(ハルクというらしい。)
「朝、ハルク達を起こそうと行ったんだが二人仲良く寝てたから起こさなかったんだ。」
爆睡してたからって嘘つくなよな〜!
「で、母さんは?」
ん?もしかしてこの美人母さん危険な状態だったのか?
「大丈夫だぞ!」
「良かった〜。」
大丈夫なのか!良かった。
「それよりもっっっ!ハルク赤ちゃん見たくないっ!」
「見たいっっ!」
なんだ?なんか寒気が…?
「うわ〜!」
き、気のせい気のせい…。
それにしてもこの子はキラッキラだな〜。
なんか颯は似てない気がする。
「かわいいだろ!」
「うん!」
その時…
『バンッ』
パジャマのままの姿でゼイゼイと息を弾ましながら立っていた。
「ハルク〜…」
「あ!」
「僕を忘れるな〜!」
おうっ…!なんか美形少年パート2が来た。
「ごめん!本当に忘れてた!」
「否定なしかよっ!」
え?忘れてたのか!なんかうっかりものだなハルクって…。
「カイルも起きたのか。」
「うん!おはよう父さん!」
美形少年パート2の名前はカイルっていうのか。
「カイルも見てみる?赤ちゃん。」
「うん!見せて!」
カイルがこっちに来た。
そして…
「かわい〜い!」
目をキラキラさせながら見ていた。
なんかやっぱり似てるな。
キラッキラなところが…!なんかまた寒気が…。
「フフッ!みんなかわいいって言ってるけどこの子は男の子よ!」
「「「ええ~!!!!」」」
みんな僕のこと女の子だっておもってたのかよ〜!
ひで〜…。
「でさっ!この子の名前は何にするの?」
驚きからいち早く立ち直ったカイルがハルクに聞いていた。
何になるんんだろ…。マシなのがいいな…。
「そうね〜。何にするのかみんなで決めましょう!」
「それいいね!」
「だな。で何にするか?」
みんな考えだした。
本当にマシなのがいい!
ハルクの目が光った。
「マサトは!」
「「「え?」」」
え?偶然か?なんか出来過ぎてるような…。まあいいか!
今は前と同じ名前なのだけが幸運だと思おう。
「いい名前だな。それでどうしてその名前なんだい?」
あれ!ハルク今考えてない?
「何にでも勝るって意味だよ!」
う〜ん意味は違うな。
「それいいんじゃない!」
「そうだな!」
「私も賛成よ!」
みんなこれで納得するのか?単純だな〜!
「ヤッター!」
まあ喜んでるしいいか!
他のに変えられる前にと…
「や〜!」
「「「「え??」」」」
嬉しそうに笑ってみた。
「マサトも喜んでるみたいだな!」
「ほんとね〜!」
その拍子にお腹がすいたのに気がついて…
『ビェ〜』
泣き始めた。僕が!泣かないようにするって決めたのに
「あらあら大変!オムツかしら…。」
違う!アピールをしてみた。
「う〜ん、ご飯ね!」
正解!お腹が空いた!!
ん?まてよ!赤ちゃんのご飯は…!
うぎゃ〜〜〜!!!
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最後までお読みいただきありがとうございました
前回同様、誤字•脱字などがあれば感想を通じてお知らせください。
これからもよろしくお願いいたします
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