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冒険者と巨人の決意Ⅲ
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「こちらです」
バロール達四人に連れてこられたのは、フォモール族の村から数キロ離れた集落だった。地上と何ら変わりない緑ある風景は、本当に地下にあるような世界とは思えない。不思議なのは太陽の光がないのに緑が育っている環境だ。まさか、スキルで太陽光を出して全ての自然を管理しているなんて事はないだろう。
「ここは?」
俺がそう尋ねるとバロールは「うむ」と頷いた。
「ここはウルダン族の里です。我が統治している里の一つですよ」
「成程ね。あと気になるんだけど太陽の光が無いのに、何でこんなに緑が生い茂っているんだ?」
「全てはエネルギーですよ。この世界の植物はMPさえ空間に充満していれば成長するのです。さあどうぞついて来て下さい」
バロールがそう言って藁の家屋のほうへ向かって歩いていくと、三メートル程の巨体を持った人間が次々と集まってきた。男は全員屈強な体をしており、彫りが深い顔立ちをしている。また上半身には独特なペイントを施しており、首にはいくつもの石に紐を通したような首飾りをしている。言ってしまえば大きい数珠を首飾りにしているようなものだ。下半身は何らかの魔物の毛皮の腰巻きを履いていた。
女性陣は胸の部分を布で覆い、腰には男性陣同様の毛皮の腰巻を巻いていた。
「バロール。久しぶりだな」
「ああ。変わらず元気そうだな」
バロールはそう言って人型化の姿へと変化した。俺はこっちの姿のほうが厨二心を燻ぶられて好きだったりする。
「我等フォモール族は新たな主を迎える事にした。神々の力を宿しているナリユキ・タテワキ様だ」
すると、リーダー格と思われるウルダン族の男性は目を見開いて驚いた様子だった。もちろん、この男だけではなく他のウルダン族も同じ反応を見せて、中には仲間内でひそひそ話をしていた。残念ながらどんな内容かは俺に聞こえているぞ。そしてこのリーダー格のウルダン族の名前は――。
「初めまして。マグラバと申します」
「改めてナリユキ・タテワキです」
俺がそう挨拶をするとマグラバは満面の笑みを見せてくれた。見た目の年齢は三十後半から四十後半と言ったところだが、実年齢は分からん。戦闘値は6,000程。他のウルダン族が3,500程なので部族の中では群を抜いて強い。
「どうぞこちらへ」
マグラバに案内されて俺達はマグラバの家の中に案内された。家の中はモンゴルの家のような内装で、寝床、食卓、厨房の三点があるくらいのシンプルな内装だった。
「しかし、どんな風の吹き回しだ? シルヴァテールの北部を統べる王が、新たな主を見つけたって」
「先程述べた通りだ。神の力を宿すナリユキ様を我々は神皇様と呼び。シルヴァテールの北部領土、ユートピスの絶対的な君主として迎えたい」
「ん? シルヴァテール? ユートピス? なんだそれ」
俺がそう首を傾げると口を開いたのはマグラバだった。
「地上や魔界のあらゆる種族は、この地下世界の事を総じて地下世界と呼んでいるのは存じております。しかし、大きく分けると地下世界には六つの世界が存在するのです」
「え? マジ?」
俺がバロールの方を向くと、バロールは「うむ」と頷いた。
「前提として、バロールが認めた高貴な御方であれば、我々も貴方様に従い神皇様とお呼びさせて頂きます。その上で地下世界について知っておかないといけない地下世界の常識がございます」
「と、言うと?」
「はい。先程申し上げた通り地下世界は六つの世界を総称した固有名詞となります。第一層。これは地下50mの自然が豊富なこの世界シルヴァテール 。第二層は地下100mの世界アビソス。ここには冥王ゾークが棲息していると言われています。第三層は地下500mの世界クリスタリス。第四層は地下1,000mのウンデラ 。第五層は地下5,000mの世界マグナホロウ。そして第六層が地下10,000mの世界ドゥルミナス。以上六つの世界に分かれております」
「因みに、神皇様が手にしたポセイドン様の力は、第四層の世界ウンデラに存在していたとされております」
「冥王ゾークより深いところまで行っていたのか――」
俺がそう呟くとバロールと他のフォモール族三人と、マグラバを含めたウルダン族数十人が声を揃えて驚いていた。
「冥王ゾーク!? もしかして冥王ゾークに会った事があるのですか!?」
と、質問攻めだ。
「ああ。俺はゾークと対決して勝利した。だから俺にはゾークの魂魄が宿っているんだ」
「底知れぬ強さの裏は、信仰している神々の力だけでは無かったという訳か」
バロールがそう呟くと、マグラバは「考える余地もない」と言ってウルダン族の皆にアイコンタクトを送っていた。そのアイコンタクトに応じるかのように、他のウルダン族の皆は「異論ございません」と強く主張していた。
「ナリユキ様こそこの第一層シルヴァテールのユートピスを治めるに相応しい御方です」
マグラバにそう言われた俺は一つの疑問が浮かぶ。
「ちょっと待って。統治するって言いましたよね? 俺の本業はマーズベルの国家元首。この世界に長い間滞在することはできない」
俺がそう返すとマグラバは残念そうな表情を浮かべていた。
「つまりこの世界にいる時間が短いという事でしょうか?」
「そういう事です。俺の本来の目的はコヴィー・S・ウィズダムを止める事ですから」
「付け加えると、我々の村を破壊の限りを尽くした男だ。奴の本拠地はこの地下世界。神皇様はその人間を追い、この地下世界に訪れ、我々の力を必要としているのだ」
「成程――では我々はその男の足取りを探ればいいという事でしょうか?」
「そういう事になりますね。前提として俺はバロールやマグラバさん達の生活に干渉する気は無い。しかし、コヴィー・S・ウィズダムの情報を探ってもらうからには、何か困った事があれば力を貸す事は約束する」
するとマグラバの表情は明るくなった。
「十分でございます。あとは神皇様がすぐにこの地に駆け付ける事ができれば良いのですが――」
「ああ。その心配はない。この辺りは俺が突破できない妨害スキルが無いから、マーズベルからここに瞬時に移動する事ができる。あとは通話ガラス玉があればいいんだけど――」
「通話ガラス玉というアイテムはありませんがこのようなアイテムならございます」
マグラバがそう言って出してきたのはピラミッド型の鉱石だった。間違いない。これはクリスタルだ。しかも強力なMPが込められているからか、透明なクリスタルが水色へと変色している。
「これはこの地下世界における通信手段です。通信クリスタルと言ってあらゆる場所でも互いに連絡を行う事が可能です。ただし、二つのクリスタルに込められているMP量が等しく無いと発動しません。よって神皇様にお渡しするこの通信クリスタルと私の通信クリスタルはペアとなりますので、代替品が無いので紛失しないようにだけお願いします」
「新しく作る事はできないのですか?」
「ええ。その通信クリスタルを造るのは非常に困難でして――」
と、マグラバは申し訳なさそうな表情を浮かべていた。つまり、これを大量にポンポン製造できれば、それだけでこの村の付加価値が上がる訳か――。
「かしこまりました」
俺がそう返事をするとマグラバが通信クリスタルを俺に預けてくれた。
ひょんな事から第一層の世界であるシルヴァテールのユートピスを統治する事になった俺。このユートピスには多種多様な種族が棲息しているのは勿論だが、バロールが統治している領土の軍事力はそれはもう凄まじい数だった。
何と三千万の軍事力を入手しました。おめでとうございます俺。
……現実ねえな。
バロール達四人に連れてこられたのは、フォモール族の村から数キロ離れた集落だった。地上と何ら変わりない緑ある風景は、本当に地下にあるような世界とは思えない。不思議なのは太陽の光がないのに緑が育っている環境だ。まさか、スキルで太陽光を出して全ての自然を管理しているなんて事はないだろう。
「ここは?」
俺がそう尋ねるとバロールは「うむ」と頷いた。
「ここはウルダン族の里です。我が統治している里の一つですよ」
「成程ね。あと気になるんだけど太陽の光が無いのに、何でこんなに緑が生い茂っているんだ?」
「全てはエネルギーですよ。この世界の植物はMPさえ空間に充満していれば成長するのです。さあどうぞついて来て下さい」
バロールがそう言って藁の家屋のほうへ向かって歩いていくと、三メートル程の巨体を持った人間が次々と集まってきた。男は全員屈強な体をしており、彫りが深い顔立ちをしている。また上半身には独特なペイントを施しており、首にはいくつもの石に紐を通したような首飾りをしている。言ってしまえば大きい数珠を首飾りにしているようなものだ。下半身は何らかの魔物の毛皮の腰巻きを履いていた。
女性陣は胸の部分を布で覆い、腰には男性陣同様の毛皮の腰巻を巻いていた。
「バロール。久しぶりだな」
「ああ。変わらず元気そうだな」
バロールはそう言って人型化の姿へと変化した。俺はこっちの姿のほうが厨二心を燻ぶられて好きだったりする。
「我等フォモール族は新たな主を迎える事にした。神々の力を宿しているナリユキ・タテワキ様だ」
すると、リーダー格と思われるウルダン族の男性は目を見開いて驚いた様子だった。もちろん、この男だけではなく他のウルダン族も同じ反応を見せて、中には仲間内でひそひそ話をしていた。残念ながらどんな内容かは俺に聞こえているぞ。そしてこのリーダー格のウルダン族の名前は――。
「初めまして。マグラバと申します」
「改めてナリユキ・タテワキです」
俺がそう挨拶をするとマグラバは満面の笑みを見せてくれた。見た目の年齢は三十後半から四十後半と言ったところだが、実年齢は分からん。戦闘値は6,000程。他のウルダン族が3,500程なので部族の中では群を抜いて強い。
「どうぞこちらへ」
マグラバに案内されて俺達はマグラバの家の中に案内された。家の中はモンゴルの家のような内装で、寝床、食卓、厨房の三点があるくらいのシンプルな内装だった。
「しかし、どんな風の吹き回しだ? シルヴァテールの北部を統べる王が、新たな主を見つけたって」
「先程述べた通りだ。神の力を宿すナリユキ様を我々は神皇様と呼び。シルヴァテールの北部領土、ユートピスの絶対的な君主として迎えたい」
「ん? シルヴァテール? ユートピス? なんだそれ」
俺がそう首を傾げると口を開いたのはマグラバだった。
「地上や魔界のあらゆる種族は、この地下世界の事を総じて地下世界と呼んでいるのは存じております。しかし、大きく分けると地下世界には六つの世界が存在するのです」
「え? マジ?」
俺がバロールの方を向くと、バロールは「うむ」と頷いた。
「前提として、バロールが認めた高貴な御方であれば、我々も貴方様に従い神皇様とお呼びさせて頂きます。その上で地下世界について知っておかないといけない地下世界の常識がございます」
「と、言うと?」
「はい。先程申し上げた通り地下世界は六つの世界を総称した固有名詞となります。第一層。これは地下50mの自然が豊富なこの世界シルヴァテール 。第二層は地下100mの世界アビソス。ここには冥王ゾークが棲息していると言われています。第三層は地下500mの世界クリスタリス。第四層は地下1,000mのウンデラ 。第五層は地下5,000mの世界マグナホロウ。そして第六層が地下10,000mの世界ドゥルミナス。以上六つの世界に分かれております」
「因みに、神皇様が手にしたポセイドン様の力は、第四層の世界ウンデラに存在していたとされております」
「冥王ゾークより深いところまで行っていたのか――」
俺がそう呟くとバロールと他のフォモール族三人と、マグラバを含めたウルダン族数十人が声を揃えて驚いていた。
「冥王ゾーク!? もしかして冥王ゾークに会った事があるのですか!?」
と、質問攻めだ。
「ああ。俺はゾークと対決して勝利した。だから俺にはゾークの魂魄が宿っているんだ」
「底知れぬ強さの裏は、信仰している神々の力だけでは無かったという訳か」
バロールがそう呟くと、マグラバは「考える余地もない」と言ってウルダン族の皆にアイコンタクトを送っていた。そのアイコンタクトに応じるかのように、他のウルダン族の皆は「異論ございません」と強く主張していた。
「ナリユキ様こそこの第一層シルヴァテールのユートピスを治めるに相応しい御方です」
マグラバにそう言われた俺は一つの疑問が浮かぶ。
「ちょっと待って。統治するって言いましたよね? 俺の本業はマーズベルの国家元首。この世界に長い間滞在することはできない」
俺がそう返すとマグラバは残念そうな表情を浮かべていた。
「つまりこの世界にいる時間が短いという事でしょうか?」
「そういう事です。俺の本来の目的はコヴィー・S・ウィズダムを止める事ですから」
「付け加えると、我々の村を破壊の限りを尽くした男だ。奴の本拠地はこの地下世界。神皇様はその人間を追い、この地下世界に訪れ、我々の力を必要としているのだ」
「成程――では我々はその男の足取りを探ればいいという事でしょうか?」
「そういう事になりますね。前提として俺はバロールやマグラバさん達の生活に干渉する気は無い。しかし、コヴィー・S・ウィズダムの情報を探ってもらうからには、何か困った事があれば力を貸す事は約束する」
するとマグラバの表情は明るくなった。
「十分でございます。あとは神皇様がすぐにこの地に駆け付ける事ができれば良いのですが――」
「ああ。その心配はない。この辺りは俺が突破できない妨害スキルが無いから、マーズベルからここに瞬時に移動する事ができる。あとは通話ガラス玉があればいいんだけど――」
「通話ガラス玉というアイテムはありませんがこのようなアイテムならございます」
マグラバがそう言って出してきたのはピラミッド型の鉱石だった。間違いない。これはクリスタルだ。しかも強力なMPが込められているからか、透明なクリスタルが水色へと変色している。
「これはこの地下世界における通信手段です。通信クリスタルと言ってあらゆる場所でも互いに連絡を行う事が可能です。ただし、二つのクリスタルに込められているMP量が等しく無いと発動しません。よって神皇様にお渡しするこの通信クリスタルと私の通信クリスタルはペアとなりますので、代替品が無いので紛失しないようにだけお願いします」
「新しく作る事はできないのですか?」
「ええ。その通信クリスタルを造るのは非常に困難でして――」
と、マグラバは申し訳なさそうな表情を浮かべていた。つまり、これを大量にポンポン製造できれば、それだけでこの村の付加価値が上がる訳か――。
「かしこまりました」
俺がそう返事をするとマグラバが通信クリスタルを俺に預けてくれた。
ひょんな事から第一層の世界であるシルヴァテールのユートピスを統治する事になった俺。このユートピスには多種多様な種族が棲息しているのは勿論だが、バロールが統治している領土の軍事力はそれはもう凄まじい数だった。
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