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冥王ゾークⅠ
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あれから俺達は何なく階層をクリアしていった。時間にしておよそ4時間ほどでここまで到達したことになる。5層目以降からもディルザードやインベラーズ・ジュラのように見た事が無い魔物ばかり出て来て、やっとこの階層まで辿り着くことができた。
「いよいよだな」
「そうだな」
俺が声を漏らすとそう反応してくれたのは青龍さんだった。
俺達は今、10と刻まれた扉の前に来ている。8層くらいのところで、地上の言葉を話すことができる冥魔族と魔族の混合種がいたわけだが、何とこのダンジョンは全部で10層しかないらしい。
だって9層の敵で7,800の戦闘値だったもんな。8,000まであと少しじゃんってなった。そして俺達の実力も当然ながら全体的に上がっていた。
まず俺は――8,200。100しか上がっていない。まあZ級にもなって格下を倒してこれだけ上がれば十分か。そんでミクちゃんは7,500。青龍さんは7,200。アスモデウスさんは7,000となった。青龍さんはアスモデウスさんに関しては常時でこれなので、魔真王を使えば邪気の量に関係なく、Z級になれるとのことだ。以前戦った黒龍戦では、黒龍があまりにも凄い邪気を持っていたので、8,000の戦闘値になったらしく、上り幅は過去最高レベルだったらしい。
「ゾークか――緊張するな」
「大将が緊張してどうするのじゃ。そうじゃ一休みをして妾が癒してあげようぞ」
と、アスモデウスさんが俺の肩に手を置いて囁いてきた。相変わらず艶っぽいなと思ったけどさっき休憩したじゃん。
「馬鹿者。さっき休憩しただろ」
「ナリユキ君は十分回復しましたよ」
ミクちゃんがそう言うと、アスモデウスさんが「なぬっ!?」と大きく反応して見せた。
「別にニオイはしとらんな」
と、人の身体を勝手に嗅ぎ始めるアスモデウスさん。何なん。アンタは俺のペットか何か?
「ナリユキ閣下のペット――それはそれでいいのう」
と、俺の心を読むなり腰をくねくねさせて妄想を始めるアスモデウスさん。ゾークと戦うぞって時にこの緊張感の無さはやはり魔王だな。
「遊んでいないでさっさと行くぞ」
「はい!」
俺とミクちゃんでそう返事をした。勿論、アスモデウスさんは放置だ。
「いくぞ」
青龍さんが扉を少しずつ開けていく。俺とミクちゃんはその間に呼吸を整えていた。
10と書かれた巨大な扉を開けると辺りは真っ暗だった。天眼の熱感知眼が無ければ何も見えないところだが、50m先に何かがいるのは分かっている。形や身長を見る限り、人間では無いのは確かだ。体長はおよそ6m~7mと言ったところか。そして鑑定士を発動してもステータスを視ることができないのは、黒龍と同じだ。
「いるんだろ?」
俺と青龍さんがそう問いかけると、部屋は一気に明るくなり、古代遺跡のような雰囲気の石造りの内装をした部屋の奥には玉座に佇む魔王? がいた。
いや、魔王では無いのは分かっているけどそう言いたくなるような風貌をしている。
まずは頭には、ジャイアントイランドと呼ばれるウシ科に属する動物のような立派な漆黒の角が2本生えている。顔は俺達がイメージするような悪魔そのものみたいな顔だ。と、言うのも、黄色の細い目に鼻は削げ落ちたような鼻を持つ。言ってしまえばめちゃくちゃ厨二病みたいなデザインをした骸骨のようだ。そして手は四本。足は三本となっており、漆黒の身体は鎧に覆っているような肌質をしていた。加えて両肩には突起物のようなものがあり、背中にある紋様が入った漆黒の翼は、まるで蝶のようだった。
「ほう……ここまで来ただけの事はある。地上の者がここに到達するのは貴様等が初めてだ。それに、特にそこの貴様。名を名乗れ」
ゾークはそう言って俺を指してきた。
「俺はナリユキ・タテワキだ。アンタはゾークで良かっただろ?」
「いかにも。我は冥王ゾークだ。ナリユキ・タテワキか。覚えておこう。我がステータスを視れないという事は貴様もZ級の強さという事だ。人類がそこまで強い力を持っているのは不思議な事ではあるが、地下100mのこの階層の瘴気に耐えることができ、我の元を訪れたという事なので嘘偽りの無い実力を持っていると言えよう。そこで提案だ。我の遊び相手になってくれ」
「はい?」
おいおい。どういう事だ? そんな厳つい顔をしていて「貴様を殺す!」とか言ってこないのか? 案の定、ミクちゃんも、青龍さんも、アスモデウスさんも呆けた顔をしているし。
「遊び相手?」
「そうだ」
――そんな真剣な表情で言われてもな――。地下の世界ってめちゃくちゃ暇なのか? いや、冷静に考えたら暇で仕方ない筈だよな。
「つまり暇だから戦う遊びをしたいと。殺し合いではなくて?」
「コホン――」
ゾークはそう咳払いをして顔を反らした。そして「すう――」と深呼吸を始めた。ほら、もう俺以外の3人完全に呆れた表情してるんだけど。
「そ……そんな事はないぞ?」
うわあ――絶対にそうじゃん。図星じゃん。
「分かった。それならば俺が1人で相手になろう。ただし俺から条件あるんだけどいいか?」
「む? その条件とは何だ?」
「地下世界の案内人になってほしいんだ。実際に地上と地下世界に何らかの悪影響を及ぼそうとしている人間がいる。ソイツを追いたいから地下世界の世界がどうなっているのかと、どんな場所があるのかが知りたい」
「――それだけで良いのか? ここまで来たのだ。普通であれば絶対的な力が欲しいとかがあるだろう。先に言っておくと、我は新しい生物を生み出し、強力な魂魄を与えることができるユニークスキルを持っている。それがあれば貴様等をさらに強くすることができる。龍、魔王、強き雌の人間と面白い面子のようだしな」
強き雌の人間って癖が凄いな。
「じゃあ後、森羅万象、天変地異、全知全能について詳しく聞きたい。アヌビスが言っていたけど石板があるんだろ? それに何が記されているか教えてほしいんだ」
「いや、それくらいなら全然問題無いが、我の話を聞いていたか? もしかして本当に欲望が無いのか?」
「――まあ欲しいもんは手に入れたしな」
「――変わった人間だな。よし、我からの提案だ。単刀直入言うと貴様の魂魄がどうしても我は欲しい」
「魂魄が欲しいって結局俺を殺す気じゃねえか」
「そうじゃない。貴様の寿命の半分をくれればそれで良い。その代わり今この場にいる全員に強力な魂魄を授けてやろう。そして貴様には我の魂魄を分けてあげよう」
「それってアンタのスキルが少し貰えたりするのか?」
「そういう事になる」
「どんなスキルだ?」
「我が持つユニークスキルを中心に、貴様が持っていないスキルだ。但し適性があるかどうかは不明瞭だが、Z級の人間であれば問題なかろう。習得できるはずだ」
「よし、その条件のってやる」
「そうこなくては。約束は冥王ゾークの名に懸けて守る。安心するがよいナリユキ」
ゾークはそう言って玉座から立ち上がって、玉座の裏にあった青い邪気を纏った大剣を取り出して口角を吊り上げていた。
何か思ったのと全然違うけどこれはこれでOK。やってやる!
「いよいよだな」
「そうだな」
俺が声を漏らすとそう反応してくれたのは青龍さんだった。
俺達は今、10と刻まれた扉の前に来ている。8層くらいのところで、地上の言葉を話すことができる冥魔族と魔族の混合種がいたわけだが、何とこのダンジョンは全部で10層しかないらしい。
だって9層の敵で7,800の戦闘値だったもんな。8,000まであと少しじゃんってなった。そして俺達の実力も当然ながら全体的に上がっていた。
まず俺は――8,200。100しか上がっていない。まあZ級にもなって格下を倒してこれだけ上がれば十分か。そんでミクちゃんは7,500。青龍さんは7,200。アスモデウスさんは7,000となった。青龍さんはアスモデウスさんに関しては常時でこれなので、魔真王を使えば邪気の量に関係なく、Z級になれるとのことだ。以前戦った黒龍戦では、黒龍があまりにも凄い邪気を持っていたので、8,000の戦闘値になったらしく、上り幅は過去最高レベルだったらしい。
「ゾークか――緊張するな」
「大将が緊張してどうするのじゃ。そうじゃ一休みをして妾が癒してあげようぞ」
と、アスモデウスさんが俺の肩に手を置いて囁いてきた。相変わらず艶っぽいなと思ったけどさっき休憩したじゃん。
「馬鹿者。さっき休憩しただろ」
「ナリユキ君は十分回復しましたよ」
ミクちゃんがそう言うと、アスモデウスさんが「なぬっ!?」と大きく反応して見せた。
「別にニオイはしとらんな」
と、人の身体を勝手に嗅ぎ始めるアスモデウスさん。何なん。アンタは俺のペットか何か?
「ナリユキ閣下のペット――それはそれでいいのう」
と、俺の心を読むなり腰をくねくねさせて妄想を始めるアスモデウスさん。ゾークと戦うぞって時にこの緊張感の無さはやはり魔王だな。
「遊んでいないでさっさと行くぞ」
「はい!」
俺とミクちゃんでそう返事をした。勿論、アスモデウスさんは放置だ。
「いくぞ」
青龍さんが扉を少しずつ開けていく。俺とミクちゃんはその間に呼吸を整えていた。
10と書かれた巨大な扉を開けると辺りは真っ暗だった。天眼の熱感知眼が無ければ何も見えないところだが、50m先に何かがいるのは分かっている。形や身長を見る限り、人間では無いのは確かだ。体長はおよそ6m~7mと言ったところか。そして鑑定士を発動してもステータスを視ることができないのは、黒龍と同じだ。
「いるんだろ?」
俺と青龍さんがそう問いかけると、部屋は一気に明るくなり、古代遺跡のような雰囲気の石造りの内装をした部屋の奥には玉座に佇む魔王? がいた。
いや、魔王では無いのは分かっているけどそう言いたくなるような風貌をしている。
まずは頭には、ジャイアントイランドと呼ばれるウシ科に属する動物のような立派な漆黒の角が2本生えている。顔は俺達がイメージするような悪魔そのものみたいな顔だ。と、言うのも、黄色の細い目に鼻は削げ落ちたような鼻を持つ。言ってしまえばめちゃくちゃ厨二病みたいなデザインをした骸骨のようだ。そして手は四本。足は三本となっており、漆黒の身体は鎧に覆っているような肌質をしていた。加えて両肩には突起物のようなものがあり、背中にある紋様が入った漆黒の翼は、まるで蝶のようだった。
「ほう……ここまで来ただけの事はある。地上の者がここに到達するのは貴様等が初めてだ。それに、特にそこの貴様。名を名乗れ」
ゾークはそう言って俺を指してきた。
「俺はナリユキ・タテワキだ。アンタはゾークで良かっただろ?」
「いかにも。我は冥王ゾークだ。ナリユキ・タテワキか。覚えておこう。我がステータスを視れないという事は貴様もZ級の強さという事だ。人類がそこまで強い力を持っているのは不思議な事ではあるが、地下100mのこの階層の瘴気に耐えることができ、我の元を訪れたという事なので嘘偽りの無い実力を持っていると言えよう。そこで提案だ。我の遊び相手になってくれ」
「はい?」
おいおい。どういう事だ? そんな厳つい顔をしていて「貴様を殺す!」とか言ってこないのか? 案の定、ミクちゃんも、青龍さんも、アスモデウスさんも呆けた顔をしているし。
「遊び相手?」
「そうだ」
――そんな真剣な表情で言われてもな――。地下の世界ってめちゃくちゃ暇なのか? いや、冷静に考えたら暇で仕方ない筈だよな。
「つまり暇だから戦う遊びをしたいと。殺し合いではなくて?」
「コホン――」
ゾークはそう咳払いをして顔を反らした。そして「すう――」と深呼吸を始めた。ほら、もう俺以外の3人完全に呆れた表情してるんだけど。
「そ……そんな事はないぞ?」
うわあ――絶対にそうじゃん。図星じゃん。
「分かった。それならば俺が1人で相手になろう。ただし俺から条件あるんだけどいいか?」
「む? その条件とは何だ?」
「地下世界の案内人になってほしいんだ。実際に地上と地下世界に何らかの悪影響を及ぼそうとしている人間がいる。ソイツを追いたいから地下世界の世界がどうなっているのかと、どんな場所があるのかが知りたい」
「――それだけで良いのか? ここまで来たのだ。普通であれば絶対的な力が欲しいとかがあるだろう。先に言っておくと、我は新しい生物を生み出し、強力な魂魄を与えることができるユニークスキルを持っている。それがあれば貴様等をさらに強くすることができる。龍、魔王、強き雌の人間と面白い面子のようだしな」
強き雌の人間って癖が凄いな。
「じゃあ後、森羅万象、天変地異、全知全能について詳しく聞きたい。アヌビスが言っていたけど石板があるんだろ? それに何が記されているか教えてほしいんだ」
「いや、それくらいなら全然問題無いが、我の話を聞いていたか? もしかして本当に欲望が無いのか?」
「――まあ欲しいもんは手に入れたしな」
「――変わった人間だな。よし、我からの提案だ。単刀直入言うと貴様の魂魄がどうしても我は欲しい」
「魂魄が欲しいって結局俺を殺す気じゃねえか」
「そうじゃない。貴様の寿命の半分をくれればそれで良い。その代わり今この場にいる全員に強力な魂魄を授けてやろう。そして貴様には我の魂魄を分けてあげよう」
「それってアンタのスキルが少し貰えたりするのか?」
「そういう事になる」
「どんなスキルだ?」
「我が持つユニークスキルを中心に、貴様が持っていないスキルだ。但し適性があるかどうかは不明瞭だが、Z級の人間であれば問題なかろう。習得できるはずだ」
「よし、その条件のってやる」
「そうこなくては。約束は冥王ゾークの名に懸けて守る。安心するがよいナリユキ」
ゾークはそう言って玉座から立ち上がって、玉座の裏にあった青い邪気を纏った大剣を取り出して口角を吊り上げていた。
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