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いざヒーティスへⅠ
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「どこだここ?」
「そうだね――」
俺達が辿り着いたところは辺りは暗闇に包まれており、時折見せる青い雷が雷鳴を轟かせていた。何より、正面の方から不気味な風が吹いている。
「どこかの山とか谷なのか?」
「分からん――正面に人影がいる。あれがアスモデウスさんか?」
「行ってみよう」
俺達が近付くとその人は振り返った。
額を出している長いロングの黒髪。耳にはシルバーリング。白い肌は雪のように白く、胸元が開いているチャイナドレスのようなデザインだが、腕には籠手と肘当付けてる。スラっとした長い脚に抜群のプロポーション――間違いない。アスモデウスさんだ。
「其方達だったか。またいきなり現れたもんじゃの。もしかして妾の旦那さんに――」
「旦那さんって言い方止めて下さい。せめて婿と言って欲しい」
「そうか残念じゃ……」
と、指をツンツンとさせていた。拗ね方がどう考えても魔王に見えないんだけど。
「ここは何というところ何ですか?」
俺がそう問いかけると、アスモデウスさんは手招きをしてくれた。近付いて行くと分かるけど、禍々しい力をひしひしと感じる。
「せっかく来たんじゃ。じっくりと目に焼き付けておくとよい」
アスモデウスさんにそう言われて見せてもらった景色。下には黒と紫が混ざり合った巨大な渦が巻かれていた。そして禍々しい力だけでは無く、瘴気のようなものも感じる。シンプルに言うと不気味だ。まるで火山の火口のような場所にこの得体の知れない禍々しい渦――これは一体――。
「凄いねこれ。尋常じゃない禍々しい力」
「これはこの世界に数ヶ所ある中の1つの魔界への入口じゃ」
「魔界への入口――?」
「そうじゃ。つまりここに飛び込めば魔界へ行くことができるのじゃ」
「じゃあ、ある意味誰でも簡単に魔界に行くことができるんですか?」
ミクちゃんがそう訊くとアスモデウスさんは首を振った。
「いや、そうじゃない。其方等は既に感じておるじゃろ? 人間にとってここから溢れ出てくる瘴気は耐え難い毒じゃ。つまり、この中に飛び込めば骨になって命を落とすのじゃ。まあ其方等であれば問題なさそうじゃがな」
「魔界への入口か――随分と大きい入口ですね」
「そうじゃろ? これは単純に入口という役割を果たしている訳じゃない」
「と、言うと?」
「妾は魔眼を使って、ここからだと魔界の様子を視ることができるのじゃ。妾がこの世界にいるのも、ベリアルの馬鹿がこっちの世界に侵略して来ないように見張っておるのじゃ。原則として妾は魔界よりこっちの世界の方が好きじゃからの。だから、ヒーティスのトップとしても君臨しておるわけじゃが」
「そこでトップでなれるのもまた凄いですけどね」
「そうかの?」
と、ちょっと照れながら腰をくねくねとさせていた。
「そう言えば其方等は何をしにここに来たのじゃ?」
「少し協力してほしいことがありまして」
「ほう。言ってみるがよい」
アスモデウスさんにそう言われたので、俺とミクちゃんは顔を見合わせた。
「実はですねヒーティスにギルドがあるなら、少し調査してほしい事があるので冒険者パーティーに依頼したいんですよ」
「確かにギルドはあるが、その依頼の難易度はどれくらいなのじゃ?」
「そうですね。状況にもよりますが最高難易度ですよ」
「じゃあS級か――そのような任務ができる冒険者パーティーは、他の依頼を現在はこなしているからのう。依頼さえ貼っておけばそのうち受けてくれるじゃろ」
「そうでしたか。じゃあギルドに案内してもらってもいいですか?」
「勿論じゃ。じゃあ一旦妾の城に戻るとするか。其方等、じっとしておけよ?」
「ええ」
「はい――」
俺とミクちゃんがそう返事をすると、アスモデウスさんは目を瞑りながら、聞き取れない言語で詠唱を始めた。
しばらくしてアスモデウスさんが目をカッと見開くと、紫色の魔法陣に俺達は囲われた。
「何だ!?」
「このスキル私も知らない」
「すぐに分かる。行くぞ?」
アスモデウスさんがそう言うと俺達の体はみるみる消えていく。
「目を瞑るのじゃ」
俺達はとりあえず言われた通りに目を瞑った。このノリでいくと転移か何かすると思うんだけど、アスモデウスさん転移使えなかったはずじゃ?
「もういいぞ」
そう言われて目を開けると、先程とは全く違う景観になっていた。どうやら転移だったらしい。
「お帰りなさいませ」
アスモデウスに跪く魔族の女性騎士達が総勢50名のお出迎えだ。周りを見る限りは城の中らしい。そして部屋の奥には玉座が構えている。
「皆の者聞け。こちらにいるのは新国マーズベルの国主、ナリユキ・タテワキ閣下とミク・アサギ殿だ。丁重にもてなすように」
まあ別にもてなされるつもりはなかったんだけどそうなるよね。
「ハハッ!」
そう言っている中には、五芒星会議のときにいたエリゴスもいた。
「エリゴス。これからは妾は二人をギルドに連れて行かねばならん。先導してくれ」
「かしこまりました」
そうして俺達はアスモデウスさんの城から出て首都カルベージュに案内されることになった。移動手段は邪竜の背中に乗って移動した。最後尾が俺で、その前にミクちゃん、その前にアスモデウスさん。先頭にはエリゴスという順番だった。
アスモデウスさんが住んでいる暗黒城の周りは荒野となっていた。この辺りは聖地と呼ばれており、一般人は誰も近付くことができないそうだ。
「それにしても凄い雷。天気も暗いと言うより暗雲――?」
「そうじゃの。ヒーティスは特殊な気候でな。この辺り一帯は年中雷が落ちている。来た時吃驚したじゃろ?」
「確かに驚きました。それに青い雷だったので」
「それは仕方ない事じゃ。魔界への入口があるとどうしても瘴気や特殊な磁場の問題で雷が変色してしまうのじゃ」
「そうだったんですね」
ミクちゃんはそうアスモデウスさんと普通に会話をしていたところ。
「町が見えました。しっかり掴まっていてください」
「確かに凄い高い建造物が1つあるな」
「ドラグーンタワーみたいだね」
町の中心に聳える巨大な黒い建造物がある。一体何に使うのだろうか?
「そうだね――」
俺達が辿り着いたところは辺りは暗闇に包まれており、時折見せる青い雷が雷鳴を轟かせていた。何より、正面の方から不気味な風が吹いている。
「どこかの山とか谷なのか?」
「分からん――正面に人影がいる。あれがアスモデウスさんか?」
「行ってみよう」
俺達が近付くとその人は振り返った。
額を出している長いロングの黒髪。耳にはシルバーリング。白い肌は雪のように白く、胸元が開いているチャイナドレスのようなデザインだが、腕には籠手と肘当付けてる。スラっとした長い脚に抜群のプロポーション――間違いない。アスモデウスさんだ。
「其方達だったか。またいきなり現れたもんじゃの。もしかして妾の旦那さんに――」
「旦那さんって言い方止めて下さい。せめて婿と言って欲しい」
「そうか残念じゃ……」
と、指をツンツンとさせていた。拗ね方がどう考えても魔王に見えないんだけど。
「ここは何というところ何ですか?」
俺がそう問いかけると、アスモデウスさんは手招きをしてくれた。近付いて行くと分かるけど、禍々しい力をひしひしと感じる。
「せっかく来たんじゃ。じっくりと目に焼き付けておくとよい」
アスモデウスさんにそう言われて見せてもらった景色。下には黒と紫が混ざり合った巨大な渦が巻かれていた。そして禍々しい力だけでは無く、瘴気のようなものも感じる。シンプルに言うと不気味だ。まるで火山の火口のような場所にこの得体の知れない禍々しい渦――これは一体――。
「凄いねこれ。尋常じゃない禍々しい力」
「これはこの世界に数ヶ所ある中の1つの魔界への入口じゃ」
「魔界への入口――?」
「そうじゃ。つまりここに飛び込めば魔界へ行くことができるのじゃ」
「じゃあ、ある意味誰でも簡単に魔界に行くことができるんですか?」
ミクちゃんがそう訊くとアスモデウスさんは首を振った。
「いや、そうじゃない。其方等は既に感じておるじゃろ? 人間にとってここから溢れ出てくる瘴気は耐え難い毒じゃ。つまり、この中に飛び込めば骨になって命を落とすのじゃ。まあ其方等であれば問題なさそうじゃがな」
「魔界への入口か――随分と大きい入口ですね」
「そうじゃろ? これは単純に入口という役割を果たしている訳じゃない」
「と、言うと?」
「妾は魔眼を使って、ここからだと魔界の様子を視ることができるのじゃ。妾がこの世界にいるのも、ベリアルの馬鹿がこっちの世界に侵略して来ないように見張っておるのじゃ。原則として妾は魔界よりこっちの世界の方が好きじゃからの。だから、ヒーティスのトップとしても君臨しておるわけじゃが」
「そこでトップでなれるのもまた凄いですけどね」
「そうかの?」
と、ちょっと照れながら腰をくねくねとさせていた。
「そう言えば其方等は何をしにここに来たのじゃ?」
「少し協力してほしいことがありまして」
「ほう。言ってみるがよい」
アスモデウスさんにそう言われたので、俺とミクちゃんは顔を見合わせた。
「実はですねヒーティスにギルドがあるなら、少し調査してほしい事があるので冒険者パーティーに依頼したいんですよ」
「確かにギルドはあるが、その依頼の難易度はどれくらいなのじゃ?」
「そうですね。状況にもよりますが最高難易度ですよ」
「じゃあS級か――そのような任務ができる冒険者パーティーは、他の依頼を現在はこなしているからのう。依頼さえ貼っておけばそのうち受けてくれるじゃろ」
「そうでしたか。じゃあギルドに案内してもらってもいいですか?」
「勿論じゃ。じゃあ一旦妾の城に戻るとするか。其方等、じっとしておけよ?」
「ええ」
「はい――」
俺とミクちゃんがそう返事をすると、アスモデウスさんは目を瞑りながら、聞き取れない言語で詠唱を始めた。
しばらくしてアスモデウスさんが目をカッと見開くと、紫色の魔法陣に俺達は囲われた。
「何だ!?」
「このスキル私も知らない」
「すぐに分かる。行くぞ?」
アスモデウスさんがそう言うと俺達の体はみるみる消えていく。
「目を瞑るのじゃ」
俺達はとりあえず言われた通りに目を瞑った。このノリでいくと転移か何かすると思うんだけど、アスモデウスさん転移使えなかったはずじゃ?
「もういいぞ」
そう言われて目を開けると、先程とは全く違う景観になっていた。どうやら転移だったらしい。
「お帰りなさいませ」
アスモデウスに跪く魔族の女性騎士達が総勢50名のお出迎えだ。周りを見る限りは城の中らしい。そして部屋の奥には玉座が構えている。
「皆の者聞け。こちらにいるのは新国マーズベルの国主、ナリユキ・タテワキ閣下とミク・アサギ殿だ。丁重にもてなすように」
まあ別にもてなされるつもりはなかったんだけどそうなるよね。
「ハハッ!」
そう言っている中には、五芒星会議のときにいたエリゴスもいた。
「エリゴス。これからは妾は二人をギルドに連れて行かねばならん。先導してくれ」
「かしこまりました」
そうして俺達はアスモデウスさんの城から出て首都カルベージュに案内されることになった。移動手段は邪竜の背中に乗って移動した。最後尾が俺で、その前にミクちゃん、その前にアスモデウスさん。先頭にはエリゴスという順番だった。
アスモデウスさんが住んでいる暗黒城の周りは荒野となっていた。この辺りは聖地と呼ばれており、一般人は誰も近付くことができないそうだ。
「それにしても凄い雷。天気も暗いと言うより暗雲――?」
「そうじゃの。ヒーティスは特殊な気候でな。この辺り一帯は年中雷が落ちている。来た時吃驚したじゃろ?」
「確かに驚きました。それに青い雷だったので」
「それは仕方ない事じゃ。魔界への入口があるとどうしても瘴気や特殊な磁場の問題で雷が変色してしまうのじゃ」
「そうだったんですね」
ミクちゃんはそうアスモデウスさんと普通に会話をしていたところ。
「町が見えました。しっかり掴まっていてください」
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