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悪意Ⅱ
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「テメェふざけるな!」
俺はマカロフ卿の胸倉を掴むと。マカロフ卿はニヤリと不気味に口角を吊り上げていた。終幕の宴を撃った事によってMPが大幅に消費されたから抵抗もできないのだろう。
「いいのか私に油を売っていて? アレを止めないとな――」
基本的にはアルティメットスキルを全然違うところから撃たれてもマーズベル全域は森妖精の結界で守られており、それはアルティメットスキルを通さない程の高度なものだ。しかしそこまで結界を強くするには条件がある。それは結界を展開している上に、MPを消費しながら結界を見張っておかないといけないという事。しかし今はそこに注力できる森妖精はいないので、結界の効力は弱くなっている。マカロフ卿程の実力の持ち主ならその結界を破ることも十分可能だ。
どうする――!?
俺がそう思っているときだった。
「ベリト! 任せたで!」
「ハッ!」
え? 何かレンさんがベリトに指示を出してレイとの戦闘をベリトに任せていた。そして、マカロフ卿が放った3つの核爆弾を眺めている。
「ナリユキさん! 俺、多分倒れるからよろしゅう頼みます!」
「ハッ!? どういう事だよ」
「この世界に似合ってへんあのふざけたアルティメットスキル止めたりますわ!」
「マジ!?」
「私の終幕の宴を止めるだと!?」
マカロフ卿はそう言って眉間に皺を寄せていた。その間にレンさんは全身に炎を纏い、真紅の魔眼はいつも以上に輝いていた。
「いくで――危なすぎて実践で使ったことあらへんけど」
レンさんはそう言って大きく深呼吸した。その頃には核爆弾は雲の上まで飛んで見えなくなっていた。
「火之迦具土神!」
レンさんが纏っていたの炎と体内から一気に放出されたエネルギーは火の玉として飛んで行った。しかもマカロフ卿が放った核爆弾が上に飛んでいくスピードよりもよっぽど速い――まさに光速で飛ぶ火の玉だった。
「レン・フジワラのアルティメットスキルか!?」
マカロフ卿は大きく動揺していた。マカロフ卿ですら聞いたことが無いアルティメットスキルなんだろう――。レンさんのステータスで、火之迦具土神の説明はこう書いている。如何なるモノであろうと劫火で焼きつくす――と。
マカロフ卿が放った3つの核爆弾がマーズベルに向かって空から降って来た。そのタイミングで火之迦具土神が1つの核爆弾を捉えた――。
刹那――核爆弾に当たったことにより空一面に炎が広がった。勿論、数百メートル離れていた核爆弾にも直撃してさらに炎が燃え広がった。まだ昼すぎくらいだというのにマーズベル全域は眩い炎によって夕方のような空と変貌した。
火之迦具土神が核爆弾に直撃した時点で、核爆弾は燃えて消えてしまう。
「そんな馬鹿な――!」
そう言ったマカロフ卿だけではない。正直なところ、レンさん以外はその異次元過ぎるアルティメットスキルに驚愕していた。それもそのはずレンさんの戦闘値とマカロフ卿の戦闘値は1,500程離れている。常識的に考えれば防衛スキルでも無いのに止めることなんてできない。それをカバーしているのは、どんなもので劫火で焼き尽くすというチートみたいな効果。この意味はもしかすると、絶対零度もワンチャン燃やしつくすことができし、俺の熱無効のパッシブスキルの効果も意味がない事になる。
空を見ると炎は燃え広がったまま――ん?
俺は思わず顎が外れそうだった。とても絶望的な光景だ。火之迦具土神の炎が全く消えない。それどころか縦にも横に広がっていき上空にある雲まで燃やしている――。それにその炎はだんだんと下に広がってきている――。
「ちょっと待て――如何なるモノも燃やすんだよな――?」
「それに、下がって来ていませんか?」
「あたしも――そう思います。しかもこっちに」
俺がそう言った後に、一度戦闘を止めて空の様子を見ていたベリトもフィオナもそう言った。冷や汗が止まらない。つまり俺達はこのままレンさんの火之迦具土神によって全員が死ぬという事だ。傍観していたアヌビスは星光の聖域で自分の身を守っているが、果たしてもそのスキルで防ぐことができるかも怪しい。
「レンさん!」
俺がそう振り返るとレンさんは意識が朦朧としていて今にも倒れそうだった。
「実は初めてやってん――上手くいって良かったわ」
レンさんはそう言って手を天に翳すと、上に飛んでいく炎も、横に広がる炎も、落下してくる炎も消えた――。
「アカン――MPの使い過ぎや、援護よろしゅう――」
レンさんはそう言って地面に倒れた。
「そんな馬鹿な……」
マカロフ卿はそう言って目を丸くしていた。その後、MPを使いすぎたのかマカロフ卿は意識が朦朧としていた。
そのマカロフ卿を見て、敵軍達はさらに動揺している。そりゃ、あの爆弾のような巨大な炎を自在に消せるんだ。驚かない筈がない――。
「有難うな。いつもいつも格好いいよ本当に」
俺がそう言うと、味方の士気が随分と上がった。俺の部下数名が「この戦いを終わらせるぞー!」と叫んだ。その勢いに気圧されて次々と倒れていく敵軍。4,000の戦闘値というのは俺達の勢力で言うなれば幹部クラスにあたる。何なら獣人を束ねるミーシャの倍近くの戦闘値と考えるとどれほど恐ろしい数値なのか明白だろう。その戦闘値を数で押し切ろうとしているのだ。漫画ではよくある1人無双が、俺、ベリト、フィオナ、レンさん、ノーディルスさんを除いてならできるはずなのだ。しかし、今ので勢いが増し連携力も上がっていった。
「今の当たれば余も死んでいたかもな。アレは確か魔王ベリアルのアルティメットスキルだぞ」
「アヌビス――何気に今凄い事言った?」
「そうだな。流石の余も驚いた。たった5,000ちょっとの人間が炎属性で最強のアルティメットスキルを有しているとは――これも転生者補正というやつだろうか」
どんだけ凄いんだよ。レンさんってやっぱり魔族の血入ってる? いずれにせよ炎の化身ってやつかな。魔眼を使いこなせるようになったら、もっと特殊な炎のスキルを覚えそうだ。
有難うという気持ちと共に、火之迦具土神という驚異的スキルを見せつけられて、俺は1人の好敵手が増えた気がして高揚感に包まれていた。
俺はマカロフ卿の胸倉を掴むと。マカロフ卿はニヤリと不気味に口角を吊り上げていた。終幕の宴を撃った事によってMPが大幅に消費されたから抵抗もできないのだろう。
「いいのか私に油を売っていて? アレを止めないとな――」
基本的にはアルティメットスキルを全然違うところから撃たれてもマーズベル全域は森妖精の結界で守られており、それはアルティメットスキルを通さない程の高度なものだ。しかしそこまで結界を強くするには条件がある。それは結界を展開している上に、MPを消費しながら結界を見張っておかないといけないという事。しかし今はそこに注力できる森妖精はいないので、結界の効力は弱くなっている。マカロフ卿程の実力の持ち主ならその結界を破ることも十分可能だ。
どうする――!?
俺がそう思っているときだった。
「ベリト! 任せたで!」
「ハッ!」
え? 何かレンさんがベリトに指示を出してレイとの戦闘をベリトに任せていた。そして、マカロフ卿が放った3つの核爆弾を眺めている。
「ナリユキさん! 俺、多分倒れるからよろしゅう頼みます!」
「ハッ!? どういう事だよ」
「この世界に似合ってへんあのふざけたアルティメットスキル止めたりますわ!」
「マジ!?」
「私の終幕の宴を止めるだと!?」
マカロフ卿はそう言って眉間に皺を寄せていた。その間にレンさんは全身に炎を纏い、真紅の魔眼はいつも以上に輝いていた。
「いくで――危なすぎて実践で使ったことあらへんけど」
レンさんはそう言って大きく深呼吸した。その頃には核爆弾は雲の上まで飛んで見えなくなっていた。
「火之迦具土神!」
レンさんが纏っていたの炎と体内から一気に放出されたエネルギーは火の玉として飛んで行った。しかもマカロフ卿が放った核爆弾が上に飛んでいくスピードよりもよっぽど速い――まさに光速で飛ぶ火の玉だった。
「レン・フジワラのアルティメットスキルか!?」
マカロフ卿は大きく動揺していた。マカロフ卿ですら聞いたことが無いアルティメットスキルなんだろう――。レンさんのステータスで、火之迦具土神の説明はこう書いている。如何なるモノであろうと劫火で焼きつくす――と。
マカロフ卿が放った3つの核爆弾がマーズベルに向かって空から降って来た。そのタイミングで火之迦具土神が1つの核爆弾を捉えた――。
刹那――核爆弾に当たったことにより空一面に炎が広がった。勿論、数百メートル離れていた核爆弾にも直撃してさらに炎が燃え広がった。まだ昼すぎくらいだというのにマーズベル全域は眩い炎によって夕方のような空と変貌した。
火之迦具土神が核爆弾に直撃した時点で、核爆弾は燃えて消えてしまう。
「そんな馬鹿な――!」
そう言ったマカロフ卿だけではない。正直なところ、レンさん以外はその異次元過ぎるアルティメットスキルに驚愕していた。それもそのはずレンさんの戦闘値とマカロフ卿の戦闘値は1,500程離れている。常識的に考えれば防衛スキルでも無いのに止めることなんてできない。それをカバーしているのは、どんなもので劫火で焼き尽くすというチートみたいな効果。この意味はもしかすると、絶対零度もワンチャン燃やしつくすことができし、俺の熱無効のパッシブスキルの効果も意味がない事になる。
空を見ると炎は燃え広がったまま――ん?
俺は思わず顎が外れそうだった。とても絶望的な光景だ。火之迦具土神の炎が全く消えない。それどころか縦にも横に広がっていき上空にある雲まで燃やしている――。それにその炎はだんだんと下に広がってきている――。
「ちょっと待て――如何なるモノも燃やすんだよな――?」
「それに、下がって来ていませんか?」
「あたしも――そう思います。しかもこっちに」
俺がそう言った後に、一度戦闘を止めて空の様子を見ていたベリトもフィオナもそう言った。冷や汗が止まらない。つまり俺達はこのままレンさんの火之迦具土神によって全員が死ぬという事だ。傍観していたアヌビスは星光の聖域で自分の身を守っているが、果たしてもそのスキルで防ぐことができるかも怪しい。
「レンさん!」
俺がそう振り返るとレンさんは意識が朦朧としていて今にも倒れそうだった。
「実は初めてやってん――上手くいって良かったわ」
レンさんはそう言って手を天に翳すと、上に飛んでいく炎も、横に広がる炎も、落下してくる炎も消えた――。
「アカン――MPの使い過ぎや、援護よろしゅう――」
レンさんはそう言って地面に倒れた。
「そんな馬鹿な……」
マカロフ卿はそう言って目を丸くしていた。その後、MPを使いすぎたのかマカロフ卿は意識が朦朧としていた。
そのマカロフ卿を見て、敵軍達はさらに動揺している。そりゃ、あの爆弾のような巨大な炎を自在に消せるんだ。驚かない筈がない――。
「有難うな。いつもいつも格好いいよ本当に」
俺がそう言うと、味方の士気が随分と上がった。俺の部下数名が「この戦いを終わらせるぞー!」と叫んだ。その勢いに気圧されて次々と倒れていく敵軍。4,000の戦闘値というのは俺達の勢力で言うなれば幹部クラスにあたる。何なら獣人を束ねるミーシャの倍近くの戦闘値と考えるとどれほど恐ろしい数値なのか明白だろう。その戦闘値を数で押し切ろうとしているのだ。漫画ではよくある1人無双が、俺、ベリト、フィオナ、レンさん、ノーディルスさんを除いてならできるはずなのだ。しかし、今ので勢いが増し連携力も上がっていった。
「今の当たれば余も死んでいたかもな。アレは確か魔王ベリアルのアルティメットスキルだぞ」
「アヌビス――何気に今凄い事言った?」
「そうだな。流石の余も驚いた。たった5,000ちょっとの人間が炎属性で最強のアルティメットスキルを有しているとは――これも転生者補正というやつだろうか」
どんだけ凄いんだよ。レンさんってやっぱり魔族の血入ってる? いずれにせよ炎の化身ってやつかな。魔眼を使いこなせるようになったら、もっと特殊な炎のスキルを覚えそうだ。
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