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報せⅠ
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「ここにお偉いさんがいるのか?」
「まあすぐに分かるさ」
マカロフ卿はそう言って扉を開いた。
「入れ」
俺はそう言われて部屋の中へと入って行った。黒いテーブルの前に、黒革の椅子に座って待っていたのは、黒いスーツを着た短い銀髪をセットで立たせている60代の男だった。歳のせいか前髪が薄いが、見るからにエネルギッシュな男だ。それこルイゼンバーンといい勝負するのではないか? 昔は相当モテたのだろうなと思える程ルックスではある。髪の毛をセットしているとはいえ、格好いいと思えるのだから多分昔の写真を見たら腰を抜かす。
「君がナリユキ・タテワキだね?」
そう言って笑みを浮かべたこの男に対しての俺は好印象だった。しかし、どこか噓臭さがあるのは闇の組織を統率する男の特徴だ。
それにしても不便だ。スキルが使えないからこの男の名前が分からない。
「ああ。そうだけど」
俺がそう睨めつけると、男はニッと口角を吊り上げた。
「威勢がいいな。ナリユキ・タテワキは君と同じく軍隊上がりか?」
「いえ。彼は至って普通のビジネスマンでした。私のように軍隊を率いていたわけではありません」
「そうか。その割には随分な根性を持ち合わせているな」
「そのようですね」
「どうでもいいよ。俺に何の用だ」
「なあに取引だ。私の部下になる気はないかな?」
「ならん。そもそもアンタの部下になって何のメリットがあるんだよ。第一アンタの名前すら知らない」
「それもそうだ。私は皆からはコードと呼ばれているよ」
コード? 絶対偽名だろこのオッサン。マカロフ卿なら本名知っていたりするのか?
俺がそう考えていると、マカロフ卿が俺の顔をじっと見て来た。
「何だよ」
「何となくだが貴様が今思っている疑問を当てられそうだ」
「当てなくてもいいよ」
すると、そのやりとりを見ていたコードが何やら意外そうな表情を浮かべていた。
「何かありましたか?」
「いや――ただ、互いに敵同士にしては妙に仲がいいなと思ってな」
「そうですか? そのようなつもりはありませんでしたが」
「マカロフ卿と仲良しこよし何てまっぴら御免だ」
「それは私もだ」
俺とマカロフ卿がそっぽ向くとコードは高らかに笑っていた。
「転生者というのは本当に不思議な空気を持っているな。で――メリットだったか。あるわけないだろそんなもの。ナリユキ・タテワキ――貴様は状況を何も分かっていない」
そう言ってコードは机の引き出しから何か物を取り出した。
おいおい――冗談じゃない――銃じゃねえかよ。しかもあの形は回転式拳銃のコルト・パイソンだ。
眉間に皺を寄せて、鬼のような形相で俺を睨めつけてくるコード――。
「もう一度チャンスをあげよう。私の部下にならないか?」
「嫌に決まっているだろ」
俺が苦笑いを浮かべながらそう言うと奴は躊躇なく俺に発砲してきた。
「ぐああああ!」
硝煙が発生したかと思えば、俺の身体全身は焼かれているような感覚に晒されていた。
熱い……熱い……熱い……。
「ハア……ハア……」
脇腹からじんわりと広がる痛み――。俺は地面に倒れながら必死に撃たれた左の脇腹を、左腕で押さえようとしていた。
「なかなかいい目をするじゃないか」
コードは近付いてくるなり、氷のような冷たい目で俺を見下し――嘲笑っていた。
ただの人間だった俺がこんな目にあうとは夢にも思わなかった。糞野郎!
「国主をやって度胸が身に着いたか。普通の人間ならばここでビビり散らかしてそんな目は出来ないのだがな。肝が据わっているよ本当に」
マカロフ卿はそう俺を哀れみを含んだ目を向けて来た。しかし俺はそんなことはどうでもいい――。この熱さが何とかならいのかと、全身に巡るこの鈍痛――。出血も止まらないし……。
「クソ……」
視界がボヤけてきやがった。呼吸も大分苦しくなってきた。クソ――意識が遠のいていく――。
「もうダウンかナリユキ・タテワキ」
「普通の人間なので――我々と違って」
俺の意識はそこで完全に途絶えた。
◆
「遅いなナリユキ君」
私は疲れのあまり、ナリユキ君の顔を見たくて仕方なった。ナリユキ君がいれば疲れ吹き飛ぶのに――。
そんなことになっているのも、医療施設に次々と運ばれてくる患者さんの治療に励んでいたからだ。中にはヴェドラウイルスに感染している人もいたりするので、そういう方は隔離施設に送り込み、リーズさん達に治療を行ってもらう。
私もここ数日治療ばかりでかなり疲れているけど、施設内の森妖精達の体力は大幅に削られていた。私程の集中力や、重病患者の場合はMPを使うスキルを使用する――。それも大人数に対して行ったりするので、大量のMPを削られてしまうのが原因だった。
「これが続くようなら本当に持たないな」
「その為に私達が応援にきました。収束するまで頑張りましょう!」
そう優しく言ってくれたのはネオンちゃんだった。レンさんの指示でネオンちゃんは私達の仕事を手伝ってもらっている。感染している患者がいるかもしれないのに、他国の人間にこんな危ない仕事なんて――そう思っていたけど、ネオンちゃんからしてみれば、出来ることはあるのに、何もしていない自分が嫌とのことらしい。
「本当にありがとう助かるよ」
「いえいえ」
そう施設内の長椅子に、2人で飲み物を飲みながら喋っていたときだった。
「青龍さん!?」
「ミク・アサギ殿。いきなり出て来て申し訳ないが、冷静さを保って聞いてほしい」
いやいや。いきなり青龍さんが現れたら誰でも驚くでしょう。ともあれ冷静さって――。
この時点で私は嫌な予感がした――。
「何でしょうか?」
私は震えながら声を振り絞ってそう問いかけた。この胸騒ぎ――。
「ナリユキ殿、クロノス、その他カーネル王国の兵5名の計7名がマカロフ卿達によって連れ去られたとの情報が入った」
その瞬間私は頭のなかが真っ白になった――。
どういうこと――?
「まあすぐに分かるさ」
マカロフ卿はそう言って扉を開いた。
「入れ」
俺はそう言われて部屋の中へと入って行った。黒いテーブルの前に、黒革の椅子に座って待っていたのは、黒いスーツを着た短い銀髪をセットで立たせている60代の男だった。歳のせいか前髪が薄いが、見るからにエネルギッシュな男だ。それこルイゼンバーンといい勝負するのではないか? 昔は相当モテたのだろうなと思える程ルックスではある。髪の毛をセットしているとはいえ、格好いいと思えるのだから多分昔の写真を見たら腰を抜かす。
「君がナリユキ・タテワキだね?」
そう言って笑みを浮かべたこの男に対しての俺は好印象だった。しかし、どこか噓臭さがあるのは闇の組織を統率する男の特徴だ。
それにしても不便だ。スキルが使えないからこの男の名前が分からない。
「ああ。そうだけど」
俺がそう睨めつけると、男はニッと口角を吊り上げた。
「威勢がいいな。ナリユキ・タテワキは君と同じく軍隊上がりか?」
「いえ。彼は至って普通のビジネスマンでした。私のように軍隊を率いていたわけではありません」
「そうか。その割には随分な根性を持ち合わせているな」
「そのようですね」
「どうでもいいよ。俺に何の用だ」
「なあに取引だ。私の部下になる気はないかな?」
「ならん。そもそもアンタの部下になって何のメリットがあるんだよ。第一アンタの名前すら知らない」
「それもそうだ。私は皆からはコードと呼ばれているよ」
コード? 絶対偽名だろこのオッサン。マカロフ卿なら本名知っていたりするのか?
俺がそう考えていると、マカロフ卿が俺の顔をじっと見て来た。
「何だよ」
「何となくだが貴様が今思っている疑問を当てられそうだ」
「当てなくてもいいよ」
すると、そのやりとりを見ていたコードが何やら意外そうな表情を浮かべていた。
「何かありましたか?」
「いや――ただ、互いに敵同士にしては妙に仲がいいなと思ってな」
「そうですか? そのようなつもりはありませんでしたが」
「マカロフ卿と仲良しこよし何てまっぴら御免だ」
「それは私もだ」
俺とマカロフ卿がそっぽ向くとコードは高らかに笑っていた。
「転生者というのは本当に不思議な空気を持っているな。で――メリットだったか。あるわけないだろそんなもの。ナリユキ・タテワキ――貴様は状況を何も分かっていない」
そう言ってコードは机の引き出しから何か物を取り出した。
おいおい――冗談じゃない――銃じゃねえかよ。しかもあの形は回転式拳銃のコルト・パイソンだ。
眉間に皺を寄せて、鬼のような形相で俺を睨めつけてくるコード――。
「もう一度チャンスをあげよう。私の部下にならないか?」
「嫌に決まっているだろ」
俺が苦笑いを浮かべながらそう言うと奴は躊躇なく俺に発砲してきた。
「ぐああああ!」
硝煙が発生したかと思えば、俺の身体全身は焼かれているような感覚に晒されていた。
熱い……熱い……熱い……。
「ハア……ハア……」
脇腹からじんわりと広がる痛み――。俺は地面に倒れながら必死に撃たれた左の脇腹を、左腕で押さえようとしていた。
「なかなかいい目をするじゃないか」
コードは近付いてくるなり、氷のような冷たい目で俺を見下し――嘲笑っていた。
ただの人間だった俺がこんな目にあうとは夢にも思わなかった。糞野郎!
「国主をやって度胸が身に着いたか。普通の人間ならばここでビビり散らかしてそんな目は出来ないのだがな。肝が据わっているよ本当に」
マカロフ卿はそう俺を哀れみを含んだ目を向けて来た。しかし俺はそんなことはどうでもいい――。この熱さが何とかならいのかと、全身に巡るこの鈍痛――。出血も止まらないし……。
「クソ……」
視界がボヤけてきやがった。呼吸も大分苦しくなってきた。クソ――意識が遠のいていく――。
「もうダウンかナリユキ・タテワキ」
「普通の人間なので――我々と違って」
俺の意識はそこで完全に途絶えた。
◆
「遅いなナリユキ君」
私は疲れのあまり、ナリユキ君の顔を見たくて仕方なった。ナリユキ君がいれば疲れ吹き飛ぶのに――。
そんなことになっているのも、医療施設に次々と運ばれてくる患者さんの治療に励んでいたからだ。中にはヴェドラウイルスに感染している人もいたりするので、そういう方は隔離施設に送り込み、リーズさん達に治療を行ってもらう。
私もここ数日治療ばかりでかなり疲れているけど、施設内の森妖精達の体力は大幅に削られていた。私程の集中力や、重病患者の場合はMPを使うスキルを使用する――。それも大人数に対して行ったりするので、大量のMPを削られてしまうのが原因だった。
「これが続くようなら本当に持たないな」
「その為に私達が応援にきました。収束するまで頑張りましょう!」
そう優しく言ってくれたのはネオンちゃんだった。レンさんの指示でネオンちゃんは私達の仕事を手伝ってもらっている。感染している患者がいるかもしれないのに、他国の人間にこんな危ない仕事なんて――そう思っていたけど、ネオンちゃんからしてみれば、出来ることはあるのに、何もしていない自分が嫌とのことらしい。
「本当にありがとう助かるよ」
「いえいえ」
そう施設内の長椅子に、2人で飲み物を飲みながら喋っていたときだった。
「青龍さん!?」
「ミク・アサギ殿。いきなり出て来て申し訳ないが、冷静さを保って聞いてほしい」
いやいや。いきなり青龍さんが現れたら誰でも驚くでしょう。ともあれ冷静さって――。
この時点で私は嫌な予感がした――。
「何でしょうか?」
私は震えながら声を振り絞ってそう問いかけた。この胸騒ぎ――。
「ナリユキ殿、クロノス、その他カーネル王国の兵5名の計7名がマカロフ卿達によって連れ去られたとの情報が入った」
その瞬間私は頭のなかが真っ白になった――。
どういうこと――?
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