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四龍と龍騎士伝説Ⅰ
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「カルベリアツリーのダンジョンに龍騎士がいたのか?」
「ええ。とても強くて、私、ミク、ランベリオン、アリシアで立ち向かったのですが惨敗でした。それにやられたときは首を切られたのですが、気付いたらダンジョンの外に放り出されていたのです。しばらく気絶はしていたようなのですが」
「その現象に関しては正直分からんな。龍騎士というのは、余と共闘した勇敢な戦士のことだ。余もあまりこの件については話すことがないから伝説として扱われているが実話だ。それに伝説という程大それたことではない」
「そうなんですか?」
「うむ。世界平和を守っただけの話だからな」
「いや、十分大したことですよ」
「余の称号は確認しただろ?」
「ええ。四龍の頂点ですよね?」
「そうだ。頂点といっても余以外の三龍がいなくなったから、余が頂点に君臨しているだけ。実際には黒龍が一番強い。その黒龍を龍騎士が封印してくれたのだ」
「成程――。戦闘値が8,000だったんですけど実際はどうなんですか?」
「ちょっと低いな。余と共闘した龍騎士は8,500くらいあったからな」
いやいや。強すぎるだろ。どんな次元の戦いだよそれ。
「もはや別次元ですね」
「よく言う。お主もこの世界に間もないだろうが。今の調子だと世界一強い生物になっても問題ない」
「そう言って頂けると嬉しいです」
まあ確かにそうかもしれない。この世界に来てまだ一年も経っていないけど戦闘値は7,000と他の種族と比較しても群を抜いているような気はする。
「龍騎士はどんなスキルを使っていたのだ?」
「私の鑑定士でもスキルは確認できませんでした。なので見えない剣技を披露されとしか――」
すると、青龍さんは怪訝な表情を浮かべていた。
「どうかされましたか?」
「鑑定士Ⅵで見れないというのは原則考えられないので、その龍騎士のユニークスキルの可能性もあるな。剣速は早かった?」
「まあ見えなかったので」
「だろうな。龍騎士の剣速を見極めるには余が持っている天眼のような、洞察力に長けたスキルが必要になる。このスキルの中の1つである瞬間記憶眼は、目で視た物を必ず覚えるという能力と、物体がコマ送りに見えるという能力が備わっているのだ。それを入手しない限りは、龍騎士に近付くことすらできん。そして天眼は龍族のみしか自然界で持っている者はいない。しかし人間なら入手できるが、その龍種って余くらいしかいないから無理だな」
マジか――。
「いや、1つだけ方法ありました。800層にはニーズヘッグという天眼を持った龍種がボスでした」
「ではそのボスを天眼を入手できるまで狩り続けるということだな。流石、悪戯好きの先代のカーネル王とコヴィー・S・ウィズダム殿が作り上げたダンジョンだな。なかなかの鬼畜だ」
と、笑みを浮かべている青龍さん。いや、何が面白いの? 普通に鬼畜すぎやしませんか? 戦闘値は高くなったものの、相性が悪くて勝てないんだよな。
「実際、龍族とは相性が悪いんですよ。空を飛べないので」
「そうか。空を飛べる種族は何種類かあるがなかなか厳しいが遠距離攻撃で銃で撃墜できるだろ?」
「それが罠冒険とかいう、空間内ならどんな罠も仕掛けられるというふざけたユニークスキルで防止されるんですよね。結局アルティメットスキルを連発して勝ったのですが」
そう説明すると青龍さんは苦笑いを浮かべていた。
「それは骨が折れるな。そうだ少し話は逸れるがナリユキ殿に見せたいものがある。この際、四龍と龍騎士にまつわる話をしておきたくてな」
「時間は全然あるのでいいですよ」
「そうか。ならついて来てくれ」
俺はそう言われたので青龍さんについていった。山を数キロ下ると途中砂利道を逸れて森の中に入って行った。獣道のような細い道幅なので、横に2人並んで歩くことはできない。足を少し踏み外すと斜面が45°と急なので転がって行く未来が見える。まあ俺の場合転がっても物理攻撃無効だから痛くも痒くも無いが。
「もうすぐ着く」
そう言ったので前方を確認すると、太陽光が遮られていない開けた場所があった。逆光が眩しくてつい目を瞑ってしまう。
水のせせらぎの音がすることから、川があるのは容易に想像できた。それにめちゃくちゃ涼しい。マイナスイオンを全身で浴びているかのようだ。少し神経を研ぎ澄ますと小鳥のさえずりも聞こえる。そうだ。マーズベルの森林でミクちゃんとお散歩デートしよう。
そう思っていたらゴオオオという音がしていた。その正体は恐らく激流の音だろう。それに雨のようなザアアアっという水面を強く打つような音がしている事から、連想されるのは滝だ。
「着いたぞ。あそこに見える滝の裏にある」
――出た。隠れ家的なやつだ。漫画とかだとあの裏に悪人のアジトだったり財宝があったりするんだよな。
獣道が終了して、眼前に広がるのはそれはもう自然の大神秘だ。ちょっと予想を遥かに上回っていた。
悠々と聳える山から降り注ぐ大量の水。高さ900m程のところから落ちているらしいので、前の俺達の世界で言うところの、世界最大の落差と言われている、ベネズエラにあるエンジェルフォールと似ている。
肌で感じる大自然のエネルギーをまるで滝の如く浴びている。
「すげ~」
「ここはオストロンの名所でもあるからな。名前はドラグーンフォール。国民が余に因んでそう名付けた」
「流石、神様」
「褒めても何も出ないぞ」
俺は冷静に考えた。まさかと思うが――。
「もしかしてさっき言っていた滝浴びって……」
「ああ。あそこでやっている」
「いやいや。異次元すぎるでしょ。どんだけの負荷がかかるんですか! 普通死にますって」
「余は水を司る龍だ。何ら問題は無い」
「そうですか」
もう何かやること規格外だな。凄すぎて意味が分からん。
「こっちだ」
青龍さんに案内されて桟橋の方へ向かった。そして置かれている一隻の木で造られた小舟。二本の縄で桟橋に固定されて置かれているようだ。
「よし乗っていいぞ」
青龍さんが小舟の上で準備すると、俺は遠慮なく小舟に乗らせてもらった。
「よし」
青龍さんがそう言うと小舟は勝手に進んでいく。ちょっと待って。これどういう現象?
「何で勝手に――。あ……」
俺は気付いてしまった。水面を見ると流れ緩やかだったのが、突如として流れが激しくなる川。それにより小舟が勝手に滝つぼの方へ向かって行った。
「どういう事ですか――?」
「気付いたようだな。余は水を司る龍なのだぞ?」
青龍さんはちょっとドヤってきたので何となく分かった。要は水を司る龍だからそんな事は容易いと言いたいのだ。それはスキルという訳ではなく、魔物が持っている本来の特性だ。ベリトも空を飛べるが、ステータスには黒翼なんていうスキルは備わっていないので、魔族が本来持っている特性だから、スキルという概念ではない。それと同じと青龍さんは言いたいのだ。もう本当に何でもありですね異世界って。
流れが激しくなってきたせいか、小舟は大分揺られているので、しっかり舟の端を手すり代わりにしないと振り落とされそうだ。青龍さんはそんな状況でも立っているの、バランス感覚半端ないなと思いながら見ている。
「そろそろだな」
青龍さんはそう言うと滝のほうを睨めつけた。
すると、驚くことに滝が真っ二つに割れてしまい、水のアーチができた。真っすぐだった滝が流れを変えて、一本道から二本道になったようだ。当然、その滝は両端に辺に飛んでおり、虹がかかっていた。
そして薄暗い洞窟の中へと入って行く小舟。
俺は滝のアーチを潜るという異次元な体験をした。
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「そうなんですか?」
「うむ。世界平和を守っただけの話だからな」
「いや、十分大したことですよ」
「余の称号は確認しただろ?」
「ええ。四龍の頂点ですよね?」
「そうだ。頂点といっても余以外の三龍がいなくなったから、余が頂点に君臨しているだけ。実際には黒龍が一番強い。その黒龍を龍騎士が封印してくれたのだ」
「成程――。戦闘値が8,000だったんですけど実際はどうなんですか?」
「ちょっと低いな。余と共闘した龍騎士は8,500くらいあったからな」
いやいや。強すぎるだろ。どんな次元の戦いだよそれ。
「もはや別次元ですね」
「よく言う。お主もこの世界に間もないだろうが。今の調子だと世界一強い生物になっても問題ない」
「そう言って頂けると嬉しいです」
まあ確かにそうかもしれない。この世界に来てまだ一年も経っていないけど戦闘値は7,000と他の種族と比較しても群を抜いているような気はする。
「龍騎士はどんなスキルを使っていたのだ?」
「私の鑑定士でもスキルは確認できませんでした。なので見えない剣技を披露されとしか――」
すると、青龍さんは怪訝な表情を浮かべていた。
「どうかされましたか?」
「鑑定士Ⅵで見れないというのは原則考えられないので、その龍騎士のユニークスキルの可能性もあるな。剣速は早かった?」
「まあ見えなかったので」
「だろうな。龍騎士の剣速を見極めるには余が持っている天眼のような、洞察力に長けたスキルが必要になる。このスキルの中の1つである瞬間記憶眼は、目で視た物を必ず覚えるという能力と、物体がコマ送りに見えるという能力が備わっているのだ。それを入手しない限りは、龍騎士に近付くことすらできん。そして天眼は龍族のみしか自然界で持っている者はいない。しかし人間なら入手できるが、その龍種って余くらいしかいないから無理だな」
マジか――。
「いや、1つだけ方法ありました。800層にはニーズヘッグという天眼を持った龍種がボスでした」
「ではそのボスを天眼を入手できるまで狩り続けるということだな。流石、悪戯好きの先代のカーネル王とコヴィー・S・ウィズダム殿が作り上げたダンジョンだな。なかなかの鬼畜だ」
と、笑みを浮かべている青龍さん。いや、何が面白いの? 普通に鬼畜すぎやしませんか? 戦闘値は高くなったものの、相性が悪くて勝てないんだよな。
「実際、龍族とは相性が悪いんですよ。空を飛べないので」
「そうか。空を飛べる種族は何種類かあるがなかなか厳しいが遠距離攻撃で銃で撃墜できるだろ?」
「それが罠冒険とかいう、空間内ならどんな罠も仕掛けられるというふざけたユニークスキルで防止されるんですよね。結局アルティメットスキルを連発して勝ったのですが」
そう説明すると青龍さんは苦笑いを浮かべていた。
「それは骨が折れるな。そうだ少し話は逸れるがナリユキ殿に見せたいものがある。この際、四龍と龍騎士にまつわる話をしておきたくてな」
「時間は全然あるのでいいですよ」
「そうか。ならついて来てくれ」
俺はそう言われたので青龍さんについていった。山を数キロ下ると途中砂利道を逸れて森の中に入って行った。獣道のような細い道幅なので、横に2人並んで歩くことはできない。足を少し踏み外すと斜面が45°と急なので転がって行く未来が見える。まあ俺の場合転がっても物理攻撃無効だから痛くも痒くも無いが。
「もうすぐ着く」
そう言ったので前方を確認すると、太陽光が遮られていない開けた場所があった。逆光が眩しくてつい目を瞑ってしまう。
水のせせらぎの音がすることから、川があるのは容易に想像できた。それにめちゃくちゃ涼しい。マイナスイオンを全身で浴びているかのようだ。少し神経を研ぎ澄ますと小鳥のさえずりも聞こえる。そうだ。マーズベルの森林でミクちゃんとお散歩デートしよう。
そう思っていたらゴオオオという音がしていた。その正体は恐らく激流の音だろう。それに雨のようなザアアアっという水面を強く打つような音がしている事から、連想されるのは滝だ。
「着いたぞ。あそこに見える滝の裏にある」
――出た。隠れ家的なやつだ。漫画とかだとあの裏に悪人のアジトだったり財宝があったりするんだよな。
獣道が終了して、眼前に広がるのはそれはもう自然の大神秘だ。ちょっと予想を遥かに上回っていた。
悠々と聳える山から降り注ぐ大量の水。高さ900m程のところから落ちているらしいので、前の俺達の世界で言うところの、世界最大の落差と言われている、ベネズエラにあるエンジェルフォールと似ている。
肌で感じる大自然のエネルギーをまるで滝の如く浴びている。
「すげ~」
「ここはオストロンの名所でもあるからな。名前はドラグーンフォール。国民が余に因んでそう名付けた」
「流石、神様」
「褒めても何も出ないぞ」
俺は冷静に考えた。まさかと思うが――。
「もしかしてさっき言っていた滝浴びって……」
「ああ。あそこでやっている」
「いやいや。異次元すぎるでしょ。どんだけの負荷がかかるんですか! 普通死にますって」
「余は水を司る龍だ。何ら問題は無い」
「そうですか」
もう何かやること規格外だな。凄すぎて意味が分からん。
「こっちだ」
青龍さんに案内されて桟橋の方へ向かった。そして置かれている一隻の木で造られた小舟。二本の縄で桟橋に固定されて置かれているようだ。
「よし乗っていいぞ」
青龍さんが小舟の上で準備すると、俺は遠慮なく小舟に乗らせてもらった。
「よし」
青龍さんがそう言うと小舟は勝手に進んでいく。ちょっと待って。これどういう現象?
「何で勝手に――。あ……」
俺は気付いてしまった。水面を見ると流れ緩やかだったのが、突如として流れが激しくなる川。それにより小舟が勝手に滝つぼの方へ向かって行った。
「どういう事ですか――?」
「気付いたようだな。余は水を司る龍なのだぞ?」
青龍さんはちょっとドヤってきたので何となく分かった。要は水を司る龍だからそんな事は容易いと言いたいのだ。それはスキルという訳ではなく、魔物が持っている本来の特性だ。ベリトも空を飛べるが、ステータスには黒翼なんていうスキルは備わっていないので、魔族が本来持っている特性だから、スキルという概念ではない。それと同じと青龍さんは言いたいのだ。もう本当に何でもありですね異世界って。
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