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転生者同士の対談Ⅰ
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マーズベル共和国に入って、しばらく歩いて驚いたんは、ホンマにごっつデカい時計台があることやった。冒険者として今まで割と色んな国行ったけどこんなんあらへんかったからな。
「うわ、ホンマに見えるやん」
「久しぶりにマーズベルに訪れましたが、本当に魔物に襲われないですね。アリシア様元気にしていますかね」
と、ネオンちゃんはさっきからウキウキや。森妖精のなかでもアリシアって女の人はめちゃくちゃ高貴な人で、強くて有名らしい。せやから、森妖精のなかでも、アリシアに会えるってだけで非常にありがいことらしい。まあ俺には森妖精事情はよう分からんけど。
で、過去に訪れたことあるけど、そのときアリシアに魅了されたらしい。どんな人なんやろうな? やっぱりエロいんかな?
気付けば森の中を抜けて、整備された民家が建ち並ぶところに来てた。
辺りを見渡せば、そら森妖精、獣人、猪戦士、牛獣人やら色々な種族が町を行きかっていた。いや、控え目に言って凄いな。
そんで俺達がマーズベル共和国の人間ではないことに気付いているんやろう。皆、律儀に気持ちいい挨拶ををしてくれた。
「時計台もえらい近くなってきたけど、案内人ってのはあれかな?」
アズサが指したんは、褐色肌で切れ長のぱっちりとした綺麗な目をした美人な獣人やった。何より、アマゾネスのような、露出度の高い服やから豊満な胸が露わになってる。
「あれええな」
「そうだな」
俺とノーディルスがそう言っていると、頭に強い衝撃が起きた。全然何が起きたか分からんかったけど、殺気を感じたから察しはついた。
「あんたらええ加減にしいや。大体あんな大きい胸の何がええねん」
「あれに比べたらアズサの胸ちっさいもんな」
「これでもうちEカップあるねんで! なんやねんその言い方」
「じゃあちょっと揉ませてや。ボディチェックしたるわ」
そう言ってたら気付いたら俺の視界はぐるんって回ってた。背中に強い衝撃を受けて仰向けになっていた。うん――。これ完全背負い投げされたな。
「ええ加減にしいや! ほらさっさと行くで。ネオンちゃん、ノーディルス」
「は、はい!」
いや、ノーディルスまで尻に敷かれてるやん。ったくあの暴力女。ええ加減にしろって話やねんけど。
そうやって俺がとぼとぼ歩いていて獣人の姉ちゃんの傍まで来た。鑑定士で視たところA級の魔物で、ミーシャって名前らしい。まあ、獣人にしては強い方の部類か。ワイバーンと同じくらいやもんな。
「お待ちしておりました。私について来て下さい」
何かちゃう。俺が知ってるアニメやったら「私についてくるがよい」って割と強気な口調やと思っていたから、何か違和感ある。
「こちらのお屋敷でお待ちしております」
そう言われて着いたんがごっつデカい重量鉄骨造の屋敷やった。何やねん、ここだけ別格やんけ。いきなり兵庫の芦屋に来た感じやわ。
「レン凄ない? 屋敷の外に温泉あるで? 露天風呂やん!」
「いや、ヤバすぎるやろ。でもまあ転生者の国主やからそないなるんか」
「凄いご立派なお屋敷ですね」
「凄いな。俺達の生活とは全然違う」
「まあさぞ裕福に暮らしているんやろうな。住んでる世界がちゃうわ」
「ふふ――。そう言って頂けるとナリユキ様もさぞお喜びになるでしょう。さあ中へ案内致しますのでどうぞ」
中に案内されて来たけど、基本的には世界観を壊さんように、西洋のような造りなってた。床全部が白い大理石になってる。さすが国主の家って感じや。
せやけど、ちょっと気になる部屋もあった。椿の間って絶対和室やん! しかも料亭みたいな部屋の長さやし中めちゃ覗いてみたい。
そうこう思っているうちにある部屋の前で立ち止まった。
「応接室?」
「左様でございます。こちらでナリユキ様とミク様がお待ちしております」
ミーシャはアズサの問いかけに応えると部屋をノックした。「どうぞ」と割と若い男の声が聞こえると、部屋の扉が開かれた。
部屋の中で立って待っていたんは、クセ毛の長めの前髪を左に分けて整えている、ベンチャー企業の社長のような清潔感があるイケメンがおった。服はネイビーのカジュアルジャケットに白いカッターシャツ、グレーのパンツっていう姿やった。まあぶっちゃけ、この世界でこういう服装している奴等は、前の世界で言う上級国民みたいなもんや。たまにスーツの人間もあるけどそういうのって大体貴族やからな。
そして、1人はこれまた随分と可愛い女の子――。あれ? もしかしてあの子――。
「べりーちゃん?」
「べりー?」
俺の第一声はそうやったけど、俺の言ったことに気付いたアズサも――。
「あ! ホンマや! べりーちゃんねるのべりーちゃんや! え? てことはうちらと同じで死んだってこと? もう毎週金曜日にしてた恋愛相談コーナーやってへんの?」
「おい、いきなり入ってきて、めちゃくちゃ騒がしいけど、べりーって?」
「それ、私の事です。この世界にきてファンの方と会うとは――」
そう言っているべりーちゃんは耳先まで紅くして、顔を覆っていた。え――? べりーちゃんってホンモノめちゃくちゃ可愛くない? 着てる純白のノースリーブの服もめちゃくちゃ合ってて可愛いし、太ももなんかエロいし、相変わらずトップアイドルみたいに細いし。神様ありがとう。
「とりあえずそこにかけてくれ」
俺達はそう言われて奥の入り口から入って奥の席。つまり上座に座らされた。エラい腰が低い国主やな。
「改めまして、マーズベル共和国の国主のナリユキ・タテワキだ。まあ転生者だ。宜しく」
「私はミク・アサギです。さっき御二人が言っていたように、べりーちゃんねるのべりーです」
そう言ってべりーちゃんは頭を下げてくれた。
「うわ! ずっと見てましたよ! こんなところで会えるなんて嬉しいわ! あ、俺の名前はレン・フジワラ」
「うちはアズサ・スギモト」
「俺はアンデッド族のノーディルスだ」
「私は 森妖精のネオンです。宜しくお願いします」
そう言って全員自己紹介を終えると、ナリユキさんはふむふむと頷いていた。
「うわ、ホンマに見えるやん」
「久しぶりにマーズベルに訪れましたが、本当に魔物に襲われないですね。アリシア様元気にしていますかね」
と、ネオンちゃんはさっきからウキウキや。森妖精のなかでもアリシアって女の人はめちゃくちゃ高貴な人で、強くて有名らしい。せやから、森妖精のなかでも、アリシアに会えるってだけで非常にありがいことらしい。まあ俺には森妖精事情はよう分からんけど。
で、過去に訪れたことあるけど、そのときアリシアに魅了されたらしい。どんな人なんやろうな? やっぱりエロいんかな?
気付けば森の中を抜けて、整備された民家が建ち並ぶところに来てた。
辺りを見渡せば、そら森妖精、獣人、猪戦士、牛獣人やら色々な種族が町を行きかっていた。いや、控え目に言って凄いな。
そんで俺達がマーズベル共和国の人間ではないことに気付いているんやろう。皆、律儀に気持ちいい挨拶ををしてくれた。
「時計台もえらい近くなってきたけど、案内人ってのはあれかな?」
アズサが指したんは、褐色肌で切れ長のぱっちりとした綺麗な目をした美人な獣人やった。何より、アマゾネスのような、露出度の高い服やから豊満な胸が露わになってる。
「あれええな」
「そうだな」
俺とノーディルスがそう言っていると、頭に強い衝撃が起きた。全然何が起きたか分からんかったけど、殺気を感じたから察しはついた。
「あんたらええ加減にしいや。大体あんな大きい胸の何がええねん」
「あれに比べたらアズサの胸ちっさいもんな」
「これでもうちEカップあるねんで! なんやねんその言い方」
「じゃあちょっと揉ませてや。ボディチェックしたるわ」
そう言ってたら気付いたら俺の視界はぐるんって回ってた。背中に強い衝撃を受けて仰向けになっていた。うん――。これ完全背負い投げされたな。
「ええ加減にしいや! ほらさっさと行くで。ネオンちゃん、ノーディルス」
「は、はい!」
いや、ノーディルスまで尻に敷かれてるやん。ったくあの暴力女。ええ加減にしろって話やねんけど。
そうやって俺がとぼとぼ歩いていて獣人の姉ちゃんの傍まで来た。鑑定士で視たところA級の魔物で、ミーシャって名前らしい。まあ、獣人にしては強い方の部類か。ワイバーンと同じくらいやもんな。
「お待ちしておりました。私について来て下さい」
何かちゃう。俺が知ってるアニメやったら「私についてくるがよい」って割と強気な口調やと思っていたから、何か違和感ある。
「こちらのお屋敷でお待ちしております」
そう言われて着いたんがごっつデカい重量鉄骨造の屋敷やった。何やねん、ここだけ別格やんけ。いきなり兵庫の芦屋に来た感じやわ。
「レン凄ない? 屋敷の外に温泉あるで? 露天風呂やん!」
「いや、ヤバすぎるやろ。でもまあ転生者の国主やからそないなるんか」
「凄いご立派なお屋敷ですね」
「凄いな。俺達の生活とは全然違う」
「まあさぞ裕福に暮らしているんやろうな。住んでる世界がちゃうわ」
「ふふ――。そう言って頂けるとナリユキ様もさぞお喜びになるでしょう。さあ中へ案内致しますのでどうぞ」
中に案内されて来たけど、基本的には世界観を壊さんように、西洋のような造りなってた。床全部が白い大理石になってる。さすが国主の家って感じや。
せやけど、ちょっと気になる部屋もあった。椿の間って絶対和室やん! しかも料亭みたいな部屋の長さやし中めちゃ覗いてみたい。
そうこう思っているうちにある部屋の前で立ち止まった。
「応接室?」
「左様でございます。こちらでナリユキ様とミク様がお待ちしております」
ミーシャはアズサの問いかけに応えると部屋をノックした。「どうぞ」と割と若い男の声が聞こえると、部屋の扉が開かれた。
部屋の中で立って待っていたんは、クセ毛の長めの前髪を左に分けて整えている、ベンチャー企業の社長のような清潔感があるイケメンがおった。服はネイビーのカジュアルジャケットに白いカッターシャツ、グレーのパンツっていう姿やった。まあぶっちゃけ、この世界でこういう服装している奴等は、前の世界で言う上級国民みたいなもんや。たまにスーツの人間もあるけどそういうのって大体貴族やからな。
そして、1人はこれまた随分と可愛い女の子――。あれ? もしかしてあの子――。
「べりーちゃん?」
「べりー?」
俺の第一声はそうやったけど、俺の言ったことに気付いたアズサも――。
「あ! ホンマや! べりーちゃんねるのべりーちゃんや! え? てことはうちらと同じで死んだってこと? もう毎週金曜日にしてた恋愛相談コーナーやってへんの?」
「おい、いきなり入ってきて、めちゃくちゃ騒がしいけど、べりーって?」
「それ、私の事です。この世界にきてファンの方と会うとは――」
そう言っているべりーちゃんは耳先まで紅くして、顔を覆っていた。え――? べりーちゃんってホンモノめちゃくちゃ可愛くない? 着てる純白のノースリーブの服もめちゃくちゃ合ってて可愛いし、太ももなんかエロいし、相変わらずトップアイドルみたいに細いし。神様ありがとう。
「とりあえずそこにかけてくれ」
俺達はそう言われて奥の入り口から入って奥の席。つまり上座に座らされた。エラい腰が低い国主やな。
「改めまして、マーズベル共和国の国主のナリユキ・タテワキだ。まあ転生者だ。宜しく」
「私はミク・アサギです。さっき御二人が言っていたように、べりーちゃんねるのべりーです」
そう言ってべりーちゃんは頭を下げてくれた。
「うわ! ずっと見てましたよ! こんなところで会えるなんて嬉しいわ! あ、俺の名前はレン・フジワラ」
「うちはアズサ・スギモト」
「俺はアンデッド族のノーディルスだ」
「私は 森妖精のネオンです。宜しくお願いします」
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