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建国Ⅳ
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私はゆっくりと天使の翼を羽ばたかせながら、雷黒狼王に近づいた。体表からは私の聖なる裁きの爪痕が大きく残っていた。
それは、雷黒狼王の体表が所々焼けて剥がれている。
「ぐぬぬぬ――。硬質化を使ってもこんなにダメージを負うとは――」
「私としてはもうちょっとダメージを負わせる予定だったのにな」
「しかしまだ終わってはいない! 拙者のユニークスキルの力を見せる時だ!」
雷黒狼王がそう言ったので、私は刀を一度鞘に納めて呼吸を整えた。そして――。
身体向上を使って風林一閃を放った。手応えは十分すぎる程にあった。ほんの一瞬の出来事だったけれど、肉を爽快に切ることができた感触だ。
刀を鞘に納めて後ろを振り返ると、雷黒狼王の胴体から鮮血が飛び出していた。斬った範囲も広く身体が大きいため、この辺りを血のスプリンクラーで撒いているかのような出血量だった。
「ぐあああああああ……な、何故拙者の硬質化が無効化されているのだっ!」
「私のスキル、絶対切断が発動しているだよ。カルベリアツリーのダンジョンのナーガ・ラージャはそれで真っ二つになっていたから、雷黒狼王さんは大した硬さだよ。深い切り傷なだけマシって思えば」
「おのれ。何て強さの小娘だ」
「そりゃランベリオンさんより強いからね」
「――?」
謎の間があった。この大きな狼、絶対自分が結構深い傷を負っているの忘れているよね。あれ? 私見落としていた? 痛覚無効とかあった? いや――無い。痛みより驚きの方が勝っているのか。
「ら――ランベリオン・カーネルの事か小娘よ」
「そうだけど。あとそれ痛くないの? もう襲ってこないって誓ってくれるなら治してあげるよ?」
「……分かった。武士として負けを認めるからこの傷をどうにかしてくれ。やせ我慢も限界だ――」
そう言うと、雷黒狼王のベルゾーグは人型化になった。
人型化になっても身長は2m程あるのでいずれにしても大きい。人型化になった姿は、金髪のオールバックの髪型をした褐色肌の大男。目元にはベテランハンターのような大きな傷が入っている。上半身裸で両腕には黒いジャガードのような紋様が、肩から手首まであった。そして履いているパンツは黒のジーンズのような素材の服だ。胸板も凄く厚いし、ターザンのような野生溢れる人物という感じだ。いや、まあ野生の魔物なんだけどね。
「この状態のほうが回復しやすいだろう」
「ええ」
私が斬っておいて言うのもなんだけど、凄い火傷と切り傷だった。あまりにもズダボロで血まみれだから、前の世界だと何十回も刺された被害者が、何故かまだ生きているっていうような出血量。
「よし、これで終わり! あと、ベルゾーグさんの仲間を傷つけてごめん」
「まあ、弱肉強食だからな。大人しく認めるとしよう。拙者の仲間をどうする気だったのだ」
「た――食べようと――」
「やっぱり再戦しようか」
うわあ。めちゃくちゃ怒ってる。いやそりゃそうですよね――。
「ぬ?」
鬼の形相をしていたベルゾーグさんが首を後ろに向けて、空を見ていた。ベルゾーグさんがブライドして見えなかったから、顔を少しずらして見てみると、ランベリオンさんとそれに乗っているナリユキさんがこっちに向かって手を振っていた。
「ミクちゃん! 大丈夫か!」
ナリユキさんが私に向かってそう叫んでくれている。
「大丈夫ですよ!」
「ランベリオン? それに上に乗っている人間は一体――ん? 森妖精族の長のアリシアまでいるではないか。何がどうなっているんだ」
ほう。森妖精とな。綺麗な女の人きたあああああ。って感じ。あ、オタクが出ちゃった。
ランベリオンさんが着陸した。先にナリユキさんが降りたあとに凄く綺麗な人が降りてきた。金髪の長い髪に白くてすべすべな肌。胸元が大きく開いた純白のパーティードレスのような服に身を包んだ耳の長い女性。
まさしく森妖精だ! 私の色気スカウターが反応している。きゅっとした細い腰に、推定Hカップの大きなおっぱい。身長は170cm前後でアイドルのような抜群のプロポーション! 私もそこそこスタイルには自信あるけどこれは勝てない――。
「あら? ベルゾーグさんじゃありませんか。そこのお嬢さんとお取込み中でしたか?」
「森の管理者がランベリオンと人間と一緒とは珍しい。どういうことだ?」
「先に質問したのは私です。来る途中に天使の梯子が出来たと思えば、物凄い光と共に、地鳴りが凄かったですし。ベルゾーグさんの新スキルですか?」
「違う。拙者のではない。この小娘が拙者に放ったのだ」
「まあ!」
と、言って物凄く明るい顔をした森妖精さん。物凄く上品な言葉遣いと、テレビのナレーターのような滑らかで、聞き取りやすく心地の良い声の印象とは正反対の目の輝かせよう。私は気付いたら森妖精さんのおっぱいに顔を埋めていた。苦しゅうない。
女性の人のおっぱいは何故こんなにいい匂いがするんだろう。よし。今度ナリユキさんに同じことをして私からいい匂いするかの実験をしよう。そうこれはあくまで実験。決して私が貞操観念がバグっていて夜を誘っているとかそういう訳でない。
「物凄く強い方なんですね!」
そう言われて私はおっぱいから解放された。
「え――あ、はい」
なんかコミュ症みたいになっちゃったんですけど! 私の馬鹿!
「で、ベルゾーグさんがやられた訳ですね? 珍しいこともあるものですね」
「まあミク殿は強いからな。しかし、やっと出せたようだな。新スキルを」
「ええ、ばっちりですよ! ベルゾーグさんのスキルがめちゃちゃ厄介なので先手を打ちました」
「流石だな! ガハハハハハ!」
「うるせえ黙ってろ」
そう言ってナリユキさんがランベリオンさんの頭をぶつと、頭にたんこぶを作りながら涙目になっていた。いつも通りと言えばいつも通りだけど――。
「ふ――不憫だ」
ベルゾーグさんは目を丸くしてそう呟いていた。うん。気持ちめちゃくちゃ分かる。
「とりあえず、能力が使えそうな狼ちゃんもついてきな」
「狼ちゃん? 拙者は人間に恐れられるのが当たり前だったから、そんな呼ばれ方新鮮だな」
ナリユキさんがそう言うと、ベルゾーグさんは手を顎につけて笑みを浮かべていた。少々のいじりは利くっぽい。また、強力な仲間が増える予感?
それは、雷黒狼王の体表が所々焼けて剥がれている。
「ぐぬぬぬ――。硬質化を使ってもこんなにダメージを負うとは――」
「私としてはもうちょっとダメージを負わせる予定だったのにな」
「しかしまだ終わってはいない! 拙者のユニークスキルの力を見せる時だ!」
雷黒狼王がそう言ったので、私は刀を一度鞘に納めて呼吸を整えた。そして――。
身体向上を使って風林一閃を放った。手応えは十分すぎる程にあった。ほんの一瞬の出来事だったけれど、肉を爽快に切ることができた感触だ。
刀を鞘に納めて後ろを振り返ると、雷黒狼王の胴体から鮮血が飛び出していた。斬った範囲も広く身体が大きいため、この辺りを血のスプリンクラーで撒いているかのような出血量だった。
「ぐあああああああ……な、何故拙者の硬質化が無効化されているのだっ!」
「私のスキル、絶対切断が発動しているだよ。カルベリアツリーのダンジョンのナーガ・ラージャはそれで真っ二つになっていたから、雷黒狼王さんは大した硬さだよ。深い切り傷なだけマシって思えば」
「おのれ。何て強さの小娘だ」
「そりゃランベリオンさんより強いからね」
「――?」
謎の間があった。この大きな狼、絶対自分が結構深い傷を負っているの忘れているよね。あれ? 私見落としていた? 痛覚無効とかあった? いや――無い。痛みより驚きの方が勝っているのか。
「ら――ランベリオン・カーネルの事か小娘よ」
「そうだけど。あとそれ痛くないの? もう襲ってこないって誓ってくれるなら治してあげるよ?」
「……分かった。武士として負けを認めるからこの傷をどうにかしてくれ。やせ我慢も限界だ――」
そう言うと、雷黒狼王のベルゾーグは人型化になった。
人型化になっても身長は2m程あるのでいずれにしても大きい。人型化になった姿は、金髪のオールバックの髪型をした褐色肌の大男。目元にはベテランハンターのような大きな傷が入っている。上半身裸で両腕には黒いジャガードのような紋様が、肩から手首まであった。そして履いているパンツは黒のジーンズのような素材の服だ。胸板も凄く厚いし、ターザンのような野生溢れる人物という感じだ。いや、まあ野生の魔物なんだけどね。
「この状態のほうが回復しやすいだろう」
「ええ」
私が斬っておいて言うのもなんだけど、凄い火傷と切り傷だった。あまりにもズダボロで血まみれだから、前の世界だと何十回も刺された被害者が、何故かまだ生きているっていうような出血量。
「よし、これで終わり! あと、ベルゾーグさんの仲間を傷つけてごめん」
「まあ、弱肉強食だからな。大人しく認めるとしよう。拙者の仲間をどうする気だったのだ」
「た――食べようと――」
「やっぱり再戦しようか」
うわあ。めちゃくちゃ怒ってる。いやそりゃそうですよね――。
「ぬ?」
鬼の形相をしていたベルゾーグさんが首を後ろに向けて、空を見ていた。ベルゾーグさんがブライドして見えなかったから、顔を少しずらして見てみると、ランベリオンさんとそれに乗っているナリユキさんがこっちに向かって手を振っていた。
「ミクちゃん! 大丈夫か!」
ナリユキさんが私に向かってそう叫んでくれている。
「大丈夫ですよ!」
「ランベリオン? それに上に乗っている人間は一体――ん? 森妖精族の長のアリシアまでいるではないか。何がどうなっているんだ」
ほう。森妖精とな。綺麗な女の人きたあああああ。って感じ。あ、オタクが出ちゃった。
ランベリオンさんが着陸した。先にナリユキさんが降りたあとに凄く綺麗な人が降りてきた。金髪の長い髪に白くてすべすべな肌。胸元が大きく開いた純白のパーティードレスのような服に身を包んだ耳の長い女性。
まさしく森妖精だ! 私の色気スカウターが反応している。きゅっとした細い腰に、推定Hカップの大きなおっぱい。身長は170cm前後でアイドルのような抜群のプロポーション! 私もそこそこスタイルには自信あるけどこれは勝てない――。
「あら? ベルゾーグさんじゃありませんか。そこのお嬢さんとお取込み中でしたか?」
「森の管理者がランベリオンと人間と一緒とは珍しい。どういうことだ?」
「先に質問したのは私です。来る途中に天使の梯子が出来たと思えば、物凄い光と共に、地鳴りが凄かったですし。ベルゾーグさんの新スキルですか?」
「違う。拙者のではない。この小娘が拙者に放ったのだ」
「まあ!」
と、言って物凄く明るい顔をした森妖精さん。物凄く上品な言葉遣いと、テレビのナレーターのような滑らかで、聞き取りやすく心地の良い声の印象とは正反対の目の輝かせよう。私は気付いたら森妖精さんのおっぱいに顔を埋めていた。苦しゅうない。
女性の人のおっぱいは何故こんなにいい匂いがするんだろう。よし。今度ナリユキさんに同じことをして私からいい匂いするかの実験をしよう。そうこれはあくまで実験。決して私が貞操観念がバグっていて夜を誘っているとかそういう訳でない。
「物凄く強い方なんですね!」
そう言われて私はおっぱいから解放された。
「え――あ、はい」
なんかコミュ症みたいになっちゃったんですけど! 私の馬鹿!
「で、ベルゾーグさんがやられた訳ですね? 珍しいこともあるものですね」
「まあミク殿は強いからな。しかし、やっと出せたようだな。新スキルを」
「ええ、ばっちりですよ! ベルゾーグさんのスキルがめちゃちゃ厄介なので先手を打ちました」
「流石だな! ガハハハハハ!」
「うるせえ黙ってろ」
そう言ってナリユキさんがランベリオンさんの頭をぶつと、頭にたんこぶを作りながら涙目になっていた。いつも通りと言えばいつも通りだけど――。
「ふ――不憫だ」
ベルゾーグさんは目を丸くしてそう呟いていた。うん。気持ちめちゃくちゃ分かる。
「とりあえず、能力が使えそうな狼ちゃんもついてきな」
「狼ちゃん? 拙者は人間に恐れられるのが当たり前だったから、そんな呼ばれ方新鮮だな」
ナリユキさんがそう言うと、ベルゾーグさんは手を顎につけて笑みを浮かべていた。少々のいじりは利くっぽい。また、強力な仲間が増える予感?
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