45 / 597
従うベリト
しおりを挟む
「どうなっているんだ。この私がここまで深手で追うなど――」
「アンタ、実は鑑定士を持っていないパターンだったからスキルを視ることできないもんな。見て絶望してほしかったけど。あと、俺を洗脳しようとしても無駄だからな。洗脳無効Ⅴのスキルついているから」
ベリトは歯を食いしばりながら手を動かそうとした。同時に俺はショットガンを地面に威嚇発砲を行うと、「チッ」と舌打ちをした。
一方、ミクちゃんとマジで出番が無かったランベリオンと、ノアが近付いて来て、四人でベリトを囲んだ。
「次動いたら頭吹き飛ばすからな。言っておくが、俺の銃だとお前一撃で死ぬぞ。スキルを視ているから分かる。それに俺は狙撃手がついているから、動揺して外すなんて甘い事起きないぞ」
「――何が望みなんだ」
俺が剣幕な表情から口角を吊り上げると、ベリトは怪訝な表情をしていた。そんなに可笑しいか? と思ったがそこはスルー。
「俺の部下になれよ。家とかは用意してやるから俺に力を貸してくれないか? スキルを視たからどんだけ強いか分かるよ。元☆3つ勲章があったのも頷ける。人間の事が嫌になって復讐したくなったんだろ? やるせなかったんだろ? そこまで苦しんだからストレス軽減するために無意識下で二重人格になったんだろ? まあ、スキルを視ただけだから。主人格がどっちってのは知らないけどよ」
「……もう一人はやたらと挑発するような丁寧語を使うんだ。彼はもう一人の私を知らない」
「そうか辛かったな」
「貴様に――大切な人を奪われた者の気持ちが分かるか? 目の前で殺されたんだぞ? 恋人をだ――」
「正直に言うと、恋人が出来たことが無いからわからん。でも大切な友人を事故で亡くした経験はあるから、大切な人を失った時の悔しさは分かる。恋人だからもっと辛いんだろうなってのも」
「ではこの怒りをどこにぶつけろと?」
「俺ならアードルハイム帝国の宮殿に、悪の混沌玉ぶっ放す」
「は?」
ベリトは真顔になってそう返事した。え? その表情完全に足の痛み忘れているくない? つか俺の発言そんなに可笑しいか? ミクちゃんもランベリオンも凄い顔しているし、ノアに関しては腹を抱えてジタバタして笑っているんですけど。
「だってアンタのそのアルティメットスキルを放てば、一瞬で宮殿吹き飛ばして、王も兵士も殺せるじゃん。アンタのやり方は、無関係な人を洗脳の効力の実験台にし、その実験が様々な国に危害を及ぼし、人々に不信感を与え、国同士の戦争を誘発させる最悪なシナリオだ。世界中の無関係な人間を巻き込んだやり方だろ? 怒りの矛先を全人類に向けるのは止めようって話さ。アンタなりに正義ってのがあるだろう。いや、無い訳がない。だから今回のような行動を起こした。聞いた話だから実際どんなに酷い人間達か分からないけど、アンタの正義の執行の仕方は間違えているってことさ。人間を殺しちゃいけない! なんておこがましいこと言わないさ。だって恋人を目の前で殺されているんだもん。それだけでなく、獣人族、魔族、森妖精などを私欲を満たすために強姦し、挙句の果てには殺すといった残虐非道な事をしているんだからな」
「フフ――フハハハハハ!――っ……」
いや、笑った思ったら足の傷で痛がっているじゃん。
「傷口広がるぞ? ミクちゃん、回復してあげて」
「いいんですか?」
「大丈夫だろ。まあ変な動きをしたら頭吹き飛ばして殺すけど」
「さらりと凄い怖いこと言いますね。もうどっちが悪人か分からないですよ?」
「いいんだよ。んなこと」
しばらくすると、ベリトはミクちゃんの回復で足の流血は収まり、黒翼、左胸、腕、などの全ての傷を癒した。
ベリトはふうと言って落ち着き、はあと次はため息をつく。なんだ、忙しいなおい。
「人間の温かさに触れるのは久しぶりだな。普段ならストレスを感じて、もう一人の私が出てきても可笑しくはないが、今は彼が出てくる気配すらしない。名前を教えてくれないか?」
「俺はナリユキ・タテワキ」
「私はミク・アサギ」
「ボクはノアだよ。あ、腕折っちゃってごめんね」
三人の紹介は終わったが――と、ランベリオンはツンとした態度をとっている。まあ洗脳されたもんな。俺も同じ態度とるな。
「ランベリオン・カーネル。申し訳なかった」
「そ……そう素直に謝罪されるとな」
ランベリオンは俺とミクちゃんの顔を見るなり、髪をかきむしりながら話す。
「終わったことだから良い。うぬが苦労をしたのは、クロノスからは聞いているからな」
「恩に切る。謝罪したいのはこの町の人達もだが、アドルフ・ズラタン・ルイゼンバーンにも謝罪しなければならない。彼の部下のリアトという人間をさらったからな」
「まさか傷つけていないよな?」
「ああ。ただ飯はほんの少量でロクに与えていないからな。水もそんなに多くは無い。体力を消耗し切っているはずだ。早く戻らないと」
「成程ね。とりあえずルイゼンバーンさんに連絡だな」
俺は目を瞑りルイゼンバーンさんの顔を思い浮かべた。正直いくら格好いい60代だからと言って、爺のような人間の顔を鮮明に思い浮かべるのはきちい。
《ルイゼンバーンさん。聞こえますか?》
《ん!? ナリユキ殿か!? どこにいる!?》
《念話ですよ。それより、ベリトを倒しましたよ。倒したというか屈服させたというか、仲間にさせたというか》
《仲間!? 話が飛び過ぎて意味が分からん》
あ、ごめんなさい。そりゃそうですよね。
《ベリトは俺が造る国で、俺の部下として働いてもらいます。なんで、受け入れる女性達から反感買うかもしれませんが、きっちり謝罪はさせます》
《――仕方ない。倒したのはナリユキ殿達だからな。私達がとやかく言う筋合いはなかろう。それよりどこにいるんだ?》
《場所――》
「ここはクロックスタウン。いえクロックスタウンです」
「――二重人格のもう一人出た?」
「いえ違います。従うと決めた以上はナリユキ様に忠誠を誓います。これはナリユキ様の寛大なお心に魅了されたので、心底尊敬しているからであります」
「……急にそう喋り方を変えられると背中がむず痒いな」
《私が戦った時の印象とは異なる丁寧語だな。ブラックマーケットで会ったときの声の印象だ。そうか二重人格だったのか》
《と、いうことです。ベリトがリアトっていうルイゼンバーンさんの部下をさらったって聞いたので、とりあえず先にそっち行きますね。ルイゼンバーンさん達はクロックスタウンに向かって来て下さい。リアトさんを連れて帰りますので》
《分かった。何から何まで助かる。他の三人にも私達から後でたっぷり感謝の言葉を述べさせてほしい》
《堅苦しいですね。とりあえず後で合流しましょう》
《ああ》
ルイゼンバーンさんとの念話はこれで終了した。堅苦しいですねと言った時に、笑っていたので、緊張感も解けて何よりだ。
いや~。疲れた。疲れた。
「アンタ、実は鑑定士を持っていないパターンだったからスキルを視ることできないもんな。見て絶望してほしかったけど。あと、俺を洗脳しようとしても無駄だからな。洗脳無効Ⅴのスキルついているから」
ベリトは歯を食いしばりながら手を動かそうとした。同時に俺はショットガンを地面に威嚇発砲を行うと、「チッ」と舌打ちをした。
一方、ミクちゃんとマジで出番が無かったランベリオンと、ノアが近付いて来て、四人でベリトを囲んだ。
「次動いたら頭吹き飛ばすからな。言っておくが、俺の銃だとお前一撃で死ぬぞ。スキルを視ているから分かる。それに俺は狙撃手がついているから、動揺して外すなんて甘い事起きないぞ」
「――何が望みなんだ」
俺が剣幕な表情から口角を吊り上げると、ベリトは怪訝な表情をしていた。そんなに可笑しいか? と思ったがそこはスルー。
「俺の部下になれよ。家とかは用意してやるから俺に力を貸してくれないか? スキルを視たからどんだけ強いか分かるよ。元☆3つ勲章があったのも頷ける。人間の事が嫌になって復讐したくなったんだろ? やるせなかったんだろ? そこまで苦しんだからストレス軽減するために無意識下で二重人格になったんだろ? まあ、スキルを視ただけだから。主人格がどっちってのは知らないけどよ」
「……もう一人はやたらと挑発するような丁寧語を使うんだ。彼はもう一人の私を知らない」
「そうか辛かったな」
「貴様に――大切な人を奪われた者の気持ちが分かるか? 目の前で殺されたんだぞ? 恋人をだ――」
「正直に言うと、恋人が出来たことが無いからわからん。でも大切な友人を事故で亡くした経験はあるから、大切な人を失った時の悔しさは分かる。恋人だからもっと辛いんだろうなってのも」
「ではこの怒りをどこにぶつけろと?」
「俺ならアードルハイム帝国の宮殿に、悪の混沌玉ぶっ放す」
「は?」
ベリトは真顔になってそう返事した。え? その表情完全に足の痛み忘れているくない? つか俺の発言そんなに可笑しいか? ミクちゃんもランベリオンも凄い顔しているし、ノアに関しては腹を抱えてジタバタして笑っているんですけど。
「だってアンタのそのアルティメットスキルを放てば、一瞬で宮殿吹き飛ばして、王も兵士も殺せるじゃん。アンタのやり方は、無関係な人を洗脳の効力の実験台にし、その実験が様々な国に危害を及ぼし、人々に不信感を与え、国同士の戦争を誘発させる最悪なシナリオだ。世界中の無関係な人間を巻き込んだやり方だろ? 怒りの矛先を全人類に向けるのは止めようって話さ。アンタなりに正義ってのがあるだろう。いや、無い訳がない。だから今回のような行動を起こした。聞いた話だから実際どんなに酷い人間達か分からないけど、アンタの正義の執行の仕方は間違えているってことさ。人間を殺しちゃいけない! なんておこがましいこと言わないさ。だって恋人を目の前で殺されているんだもん。それだけでなく、獣人族、魔族、森妖精などを私欲を満たすために強姦し、挙句の果てには殺すといった残虐非道な事をしているんだからな」
「フフ――フハハハハハ!――っ……」
いや、笑った思ったら足の傷で痛がっているじゃん。
「傷口広がるぞ? ミクちゃん、回復してあげて」
「いいんですか?」
「大丈夫だろ。まあ変な動きをしたら頭吹き飛ばして殺すけど」
「さらりと凄い怖いこと言いますね。もうどっちが悪人か分からないですよ?」
「いいんだよ。んなこと」
しばらくすると、ベリトはミクちゃんの回復で足の流血は収まり、黒翼、左胸、腕、などの全ての傷を癒した。
ベリトはふうと言って落ち着き、はあと次はため息をつく。なんだ、忙しいなおい。
「人間の温かさに触れるのは久しぶりだな。普段ならストレスを感じて、もう一人の私が出てきても可笑しくはないが、今は彼が出てくる気配すらしない。名前を教えてくれないか?」
「俺はナリユキ・タテワキ」
「私はミク・アサギ」
「ボクはノアだよ。あ、腕折っちゃってごめんね」
三人の紹介は終わったが――と、ランベリオンはツンとした態度をとっている。まあ洗脳されたもんな。俺も同じ態度とるな。
「ランベリオン・カーネル。申し訳なかった」
「そ……そう素直に謝罪されるとな」
ランベリオンは俺とミクちゃんの顔を見るなり、髪をかきむしりながら話す。
「終わったことだから良い。うぬが苦労をしたのは、クロノスからは聞いているからな」
「恩に切る。謝罪したいのはこの町の人達もだが、アドルフ・ズラタン・ルイゼンバーンにも謝罪しなければならない。彼の部下のリアトという人間をさらったからな」
「まさか傷つけていないよな?」
「ああ。ただ飯はほんの少量でロクに与えていないからな。水もそんなに多くは無い。体力を消耗し切っているはずだ。早く戻らないと」
「成程ね。とりあえずルイゼンバーンさんに連絡だな」
俺は目を瞑りルイゼンバーンさんの顔を思い浮かべた。正直いくら格好いい60代だからと言って、爺のような人間の顔を鮮明に思い浮かべるのはきちい。
《ルイゼンバーンさん。聞こえますか?》
《ん!? ナリユキ殿か!? どこにいる!?》
《念話ですよ。それより、ベリトを倒しましたよ。倒したというか屈服させたというか、仲間にさせたというか》
《仲間!? 話が飛び過ぎて意味が分からん》
あ、ごめんなさい。そりゃそうですよね。
《ベリトは俺が造る国で、俺の部下として働いてもらいます。なんで、受け入れる女性達から反感買うかもしれませんが、きっちり謝罪はさせます》
《――仕方ない。倒したのはナリユキ殿達だからな。私達がとやかく言う筋合いはなかろう。それよりどこにいるんだ?》
《場所――》
「ここはクロックスタウン。いえクロックスタウンです」
「――二重人格のもう一人出た?」
「いえ違います。従うと決めた以上はナリユキ様に忠誠を誓います。これはナリユキ様の寛大なお心に魅了されたので、心底尊敬しているからであります」
「……急にそう喋り方を変えられると背中がむず痒いな」
《私が戦った時の印象とは異なる丁寧語だな。ブラックマーケットで会ったときの声の印象だ。そうか二重人格だったのか》
《と、いうことです。ベリトがリアトっていうルイゼンバーンさんの部下をさらったって聞いたので、とりあえず先にそっち行きますね。ルイゼンバーンさん達はクロックスタウンに向かって来て下さい。リアトさんを連れて帰りますので》
《分かった。何から何まで助かる。他の三人にも私達から後でたっぷり感謝の言葉を述べさせてほしい》
《堅苦しいですね。とりあえず後で合流しましょう》
《ああ》
ルイゼンバーンさんとの念話はこれで終了した。堅苦しいですねと言った時に、笑っていたので、緊張感も解けて何よりだ。
いや~。疲れた。疲れた。
0
お気に入りに追加
345
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
あなたがそう望んだから
まる
ファンタジー
「ちょっとアンタ!アンタよ!!アデライス・オールテア!」
思わず不快さに顔が歪みそうになり、慌てて扇で顔を隠す。
確か彼女は…最近編入してきたという男爵家の庶子の娘だったかしら。
喚き散らす娘が望んだのでその通りにしてあげましたわ。
○○○○○○○○○○
誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。
閲覧、しおり、お気に入りの登録ありがとうございました(*´ω`*)
何となくねっとりじわじわな感じになっていたらいいのにと思ったのですがどうなんでしょうね?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
スライムと異世界冒険〜追い出されたが実は強かった
Miiya
ファンタジー
学校に一人で残ってた時、突然光りだし、目を開けたら、王宮にいた。どうやら異世界召喚されたらしい。けど鑑定結果で俺は『成長』 『テイム』しかなく、弱いと追い出されたが、実はこれが神クラスだった。そんな彼、多田真司が森で出会ったスライムと旅するお話。
*ちょっとネタばれ
水が大好きなスライム、シンジの世話好きなスライム、建築もしてしまうスライム、小さいけど鉱石仕分けたり探索もするスライム、寝るのが大好きな白いスライム等多種多様で個性的なスライム達も登場!!
*11月にHOTランキング一位獲得しました。
*なるべく毎日投稿ですが日によって変わってきますのでご了承ください。一話2000~2500で投稿しています。
*パソコンからの投稿をメインに切り替えました。ですので字体が違ったり点が変わったりしてますがご了承ください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
放置された公爵令嬢が幸せになるまで
こうじ
ファンタジー
アイネス・カンラダは物心ついた時から家族に放置されていた。両親の顔も知らないし兄や妹がいる事は知っているが顔も話した事もない。ずっと離れで暮らし自分の事は自分でやっている。そんな日々を過ごしていた彼女が幸せになる話。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる