国王陛下は悪役令嬢の子宮で溺れる

一ノ瀬 彩音

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エリザベッタは不思議そうな顔をするもすぐに理解してくれたようで満面の笑みを浮かべると
僕の膝の上に乗ってくる。そして嬉しそうに腕で僕に抱きついてきたのだ。
彼女はこうしてたまに甘えたくなる時があるらしくそういう時はこのようにしてくる。
まぁ特に邪魔って訳でもないんで甘んじて受け入れているのだけどね。
その後暫くの間エリザベッタの好きなままにさせた後立ち上がると彼女に告げる。
「続きは後にしてくれ。仕事を終わらせたらまた相手をしてあげるよ」
「分かりました。それまで楽しみにしていますわ♪ 早くお仕事終わらして下さいまし」
「了解だ。なるべく急ぐようにするよ」
「はい♪ 期待してますわ」
エリザベッタはそう言うと席に戻ると黙々と書類の整理を始める。
こうなった以上は仕方がない。僕はペンを手に取ると目の前に積まれている未処理の仕事を片付けていった。
ある程度は纏められているもののやはり量は相当なものだ。
こればかりは誰かに手伝ってもらうことは出来ない。
僕はエリザベッタの方をチラリと見やった後に作業に集中する事にした。
すると一時間半ほどでかなりの量が減ったように見える。
しかしまだまだ大量に残っており休憩無しに続けるには些かきつくなってきたところだ。
だから僕は一度休もうと思ったのだが、その時エリザベッタが何か言いたげにしているのに気づいた。
僕がどうしたのと聞くと彼女は恥ずかしがりながらこんな事を言ってきたのだ。
「あのね……頑張ってくれた貴方の為に今日は特別な夜を過ごしたいなと思っているの。ダメかしら?」
僕は彼女の提案に乗りベッドに向かうとその身を預ける。
するとエリザベッタは僕の上に跨がってきてそのままゆっくりと身を沈めていく。
「あっ♡ 凄いっ 私の中に全部入り切っちゃった。これであなたは完全に私のものになったのです。
うふふふ。ああ嬉しい。私は幸せ者ですね。だからいっぱい気持ち良くさせてあげたいと思いますの。
良いですよね?  うふふふふふふ」
そんな事を言いながら腰を振り始める彼女。
彼女の膣内の締まり具合はとても強く気を抜くと直ぐに果ててしまいそうなほどである。
「どうですか。旦那様。気持ちいいでしょうか?」
「うん。とても上手だ。とても君が魅力的に見えるよ」
「良かった。ならもっと頑張りたいです」
エリザベッタは僕にキスをして微笑むと腰の動きを再開させる。
最初はぎこちなかったものの何度も繰り返す事でどんどん動きがスムーズになってきて
今では緩急をつけるような腰使いがとても巧みになっている。
そんな風に褒めてあげれば更に喜んで積極的に動くようになる。
実際今の彼女はとても楽しげで良い笑顔を見せている。
これはどうやら洗脳は成功したみたいだと安心できる。
そこでエリザベッタが不意打ちで乳房を使って僕のものを包み込んできた。
既に大きくなっていたせいで抵抗できぬまま乳房に囚われてしまう。
するとエリザベッタは僕の突起を口に含むとそのまま吸い出してきたのである。
僕の身体は正直で早くも反応してしまいそうになってしまう。
それに気がついたエリザベッタは自分の方を見て欲しいと言い出し再びディープキスを
交わしつつ僕達は再び交じり合う。
「あんっ♡ はぅんっ……イイッ!!  イクッ!!!!」
やがて限界を迎えたのか彼女は体を震わせて絶頂を迎えると勢いよく潮を吹き出すと意識を失ってしまったのだ。
気絶してしまった彼女の顔はとても満足しきっており本当に幸せな表情をしているように見えた。
僕もそれを見ながら彼女の中に大量の白濁液を放出すると意識を失ったままビクビクと痙攣を
起こす彼女の上に倒れ込んで深い眠りにつくことにしたのだ。あれから数日が経った。
その間はエリザベッタと共に過ごしたが洗脳の方は順調に進んでいるように思える。
そんな感じで過ごしていたある日のことだ。突然エリザベッタが僕の前から姿を消したのである。
いつもの彼女の行動を考えると僕を置いてどこかに行くはずは無いのだけど……まさか逃げ出したとかじゃないよね。
「おい!  探せ!  どんな手を使ってもいいからあいつを見つけ出せ!」
宰相に命じると捜索隊を派遣するように指示を出す。
エリザベッタはきっと妊娠が発覚した事がショックだったのだと思う。
何せ今までは避妊薬を飲んでいたのに今回は飲まずに行為を続けてみたら出来てしまったのだから。
本当は避妊薬を飲みたくないからという理由だけど、今はそんな事はどうでもよかった。
それよりもエリザベッタを探すことが最優先である。
そんな僕の心配とは裏腹にエリザベッタは意外とあっさり見つかった。
街外れの寂れた屋敷に籠っていたようだ。
「あら、ご機嫌よう旦那様。探しに来られるとは随分と熱心ですのね」
そんなエリザベッタを責め立てるように怒鳴る。
「そんなところに閉じ篭っていないで出てこい。お前は俺の女なんだぞ」
「旦那様はそうやって直ぐに権力を笠に来て命令しますのね。
そんな事では国を治める者として示しつかせませんことよ」
「俺は別に偉くなって支配しようとは思ってない。ただ愛する女を守りたくて必死に抗っているだけだ」
「はい。ちゃんと分かっています。ですがそれだけでは駄目なのですよ」
「どうしてそんなに否定するんだ。何が気に入らないと言うんだ。そんなに俺は頼りないか!?
だったらはっきりと言え。何が不満なのか教えてくれ。今なら直せるかもしれぬから。頼むから……」
そんな情けない声で訴えかけるとエリザベッタは一瞬戸惑ったものの僕を抱きしめてきて耳元に囁きかけた。
僕はエリザベッタにされるがままにされながら言葉に耳を傾ける。
そうして言われた言葉を反駁する事も無く僕は受け入れるとエリザベッタを抱き締め返して優しく頭を撫でてやる。
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