73 / 122
73.
しおりを挟む
今日は愛する夫とデートする日なのですけど、何故か良く分からない上に高級宿へと来ておりまして、
如何してなのかなって思っているのですが、本当に良く分からないのです。
デートするのならもっとロマンチックな所へと行くのかなって思っていたのに残念で仕方がありません。
「どうしたんだ? そんな顔をして」
不思議そうな顔をして話しかけてきた夫の言葉に対して返事をする為に彼の目を見てはっきりと言い切ります。
「あの……私たちもしかして、これから子作りの続きをする予定なんですか?」
「ああそうだ。どうせやる予定なんだから問題無いだろう?」
「はいっ!」
素直に従うと優しく押し倒されて
「そう言えば子供の名前を決めておいたんだよ。女の子だったらフローラで男の子だったら
レオっていう名前にしたから宜しく頼むぞ。それと出来ればお前との子が欲しいので避妊の魔法は使わないでくれ」
「分かり……まし……た……あん……そこ弱いんです……やめてください……やめて……
やん……ん…… 駄目です……止めないでください……」
「相変わらず反応が可愛すぎるな。可愛い過ぎる。好きだ。好きでたまらない。
何度見ても飽きないし興奮させられる。こんな可愛い奥さんを持てて俺は幸せ者だな」
いつも通り、愛の言葉を囁かれた瞬間、下半身に痺れる様な衝撃が走り、更には強烈な快感が襲ってきた。
言葉はただの合図に過ぎず、愛の言葉で彼女は屈服してしまうのだ。
まるで隷属の呪いがかけられたかの様に、簡単に思考を捻じ曲げられてしまう。
普段から常に高圧的な態度を取っている彼女が、たった一言、愛のささやきを受けただけで、
従順な奴隷と化していた。
「そうか。俺の事を心の底から愛しているか。そうかそうか。
お前の事を俺も心から愛してやる。
お前の全てを俺に捧げろ。俺に全てを差し出せ」
そう言ってから、彼は彼女に口づけを行う。舌と舌とが絡みあう度に、
頭の芯が溶けていくような感覚に襲われる。
それは、甘い毒のようで、中毒になってしまいそうになる。
やがて、彼は、そのままの状態で、彼女を押し倒す。
それから、しばらくすると、再び、身体が熱を帯び始める。
「あっ……だめです。これ以上、私に、何をするつもり、ですの?」
「ん。まだ、何もしないさ。でも、お前が俺のことを、ちゃんと受け入れてくれるまで、
何度も何度も、何回も何回も、繰り返してやる」
そう言うと、今度は、胸元に手を伸ばし、そのまま、ゆっくりと撫で回す。
最初は、触れるか触れないかといった感じだったが、次第にその手つきは、
はっきりとした意思を持ち始め、徐々に、いやらしい動きになっていく。
突起の周りを指先でなぞり、焦らすように、何度も何度も、 同じ場所を行ったり来たりを繰り返す。
「あ、あ、あ!」
触れられてもいないのに、身体が勝手に動いてしまう。
それでも、彼は、執拗に責め立てる。
「ん。ここも感じるのか。良いことを聞いた。ほらほら」
突起を摘まみ上げ、引っ張ったり、離したりを繰り返しながら弄る。
片方の手はそのままに、もう片方の手で花弁に触れる。
既にそこは洪水のようになっており、ショーツ越しに触れられただけでも感じてしまう。
ゆっくりと、焦らすように指先を動かす。
如何してなのかなって思っているのですが、本当に良く分からないのです。
デートするのならもっとロマンチックな所へと行くのかなって思っていたのに残念で仕方がありません。
「どうしたんだ? そんな顔をして」
不思議そうな顔をして話しかけてきた夫の言葉に対して返事をする為に彼の目を見てはっきりと言い切ります。
「あの……私たちもしかして、これから子作りの続きをする予定なんですか?」
「ああそうだ。どうせやる予定なんだから問題無いだろう?」
「はいっ!」
素直に従うと優しく押し倒されて
「そう言えば子供の名前を決めておいたんだよ。女の子だったらフローラで男の子だったら
レオっていう名前にしたから宜しく頼むぞ。それと出来ればお前との子が欲しいので避妊の魔法は使わないでくれ」
「分かり……まし……た……あん……そこ弱いんです……やめてください……やめて……
やん……ん…… 駄目です……止めないでください……」
「相変わらず反応が可愛すぎるな。可愛い過ぎる。好きだ。好きでたまらない。
何度見ても飽きないし興奮させられる。こんな可愛い奥さんを持てて俺は幸せ者だな」
いつも通り、愛の言葉を囁かれた瞬間、下半身に痺れる様な衝撃が走り、更には強烈な快感が襲ってきた。
言葉はただの合図に過ぎず、愛の言葉で彼女は屈服してしまうのだ。
まるで隷属の呪いがかけられたかの様に、簡単に思考を捻じ曲げられてしまう。
普段から常に高圧的な態度を取っている彼女が、たった一言、愛のささやきを受けただけで、
従順な奴隷と化していた。
「そうか。俺の事を心の底から愛しているか。そうかそうか。
お前の事を俺も心から愛してやる。
お前の全てを俺に捧げろ。俺に全てを差し出せ」
そう言ってから、彼は彼女に口づけを行う。舌と舌とが絡みあう度に、
頭の芯が溶けていくような感覚に襲われる。
それは、甘い毒のようで、中毒になってしまいそうになる。
やがて、彼は、そのままの状態で、彼女を押し倒す。
それから、しばらくすると、再び、身体が熱を帯び始める。
「あっ……だめです。これ以上、私に、何をするつもり、ですの?」
「ん。まだ、何もしないさ。でも、お前が俺のことを、ちゃんと受け入れてくれるまで、
何度も何度も、何回も何回も、繰り返してやる」
そう言うと、今度は、胸元に手を伸ばし、そのまま、ゆっくりと撫で回す。
最初は、触れるか触れないかといった感じだったが、次第にその手つきは、
はっきりとした意思を持ち始め、徐々に、いやらしい動きになっていく。
突起の周りを指先でなぞり、焦らすように、何度も何度も、 同じ場所を行ったり来たりを繰り返す。
「あ、あ、あ!」
触れられてもいないのに、身体が勝手に動いてしまう。
それでも、彼は、執拗に責め立てる。
「ん。ここも感じるのか。良いことを聞いた。ほらほら」
突起を摘まみ上げ、引っ張ったり、離したりを繰り返しながら弄る。
片方の手はそのままに、もう片方の手で花弁に触れる。
既にそこは洪水のようになっており、ショーツ越しに触れられただけでも感じてしまう。
ゆっくりと、焦らすように指先を動かす。
0
お気に入りに追加
491
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
王子殿下の慕う人
夕香里
恋愛
エレーナ・ルイスは小さい頃から兄のように慕っていた王子殿下が好きだった。
しかし、ある噂と事実を聞いたことで恋心を捨てることにしたエレーナは、断ってきていた他の人との縁談を受けることにするのだが──?
「どうして!? 殿下には好きな人がいるはずなのに!!」
好きな人がいるはずの殿下が距離を縮めてくることに戸惑う彼女と、我慢をやめた王子のお話。
※小説家になろうでも投稿してます
記憶喪失になった嫌われ悪女は心を入れ替える事にした
結城芙由奈@12/27電子書籍配信中
ファンタジー
池で溺れて死にかけた私は意識を取り戻した時、全ての記憶を失っていた。それと同時に自分が周囲の人々から陰で悪女と呼ばれ、嫌われている事を知る。どうせ記憶喪失になったなら今から心を入れ替えて生きていこう。そして私はさらに衝撃の事実を知る事になる―。
【完結】アラサー喪女が転生したら悪役令嬢だった件。断罪からはじまる悪役令嬢は、回避不能なヤンデレ様に溺愛を確約されても困ります!
美杉。節約令嬢、書籍化進行中
恋愛
『ルド様……あなたが愛した人は私ですか? それともこの体のアーシエなのですか?』
そんな風に簡単に聞くことが出来たら、どれだけ良かっただろう。
目が覚めた瞬間、私は今置かれた現状に絶望した。
なにせ牢屋に繋がれた金髪縦ロールの令嬢になっていたのだから。
元々は社畜で喪女。挙句にオタクで、恋をすることもないままの死亡エンドだったようで、この世界に転生をしてきてしあったらしい。
ただまったく転生前のこの令嬢の記憶がなく、ただ状況から断罪シーンと私は推測した。
いきなり生き返って死亡エンドはないでしょう。さすがにこれは神様恨みますとばかりに、私はその場で断罪を行おうとする王太子ルドと対峙する。
なんとしても回避したい。そう思い行動をした私は、なぜか回避するどころか王太子であるルドとのヤンデレルートに突入してしまう。
このままヤンデレルートでの死亡エンドなんて絶対に嫌だ。なんとしても、ヤンデレルートを溺愛ルートへ移行させようと模索する。
悪役令嬢は誰なのか。私は誰なのか。
ルドの溺愛が加速するごとに、彼の愛する人が本当は誰なのかと、だんだん苦しくなっていく――
【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!
桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。
「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。
異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。
初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!
美しい公爵様の、凄まじい独占欲と溺れるほどの愛
らがまふぃん
恋愛
こちらは以前投稿いたしました、 美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛 の続編となっております。前作よりマイルドな作品に仕上がっておりますが、内面のダークさが前作よりはあるのではなかろうかと。こちらのみでも楽しめるとは思いますが、わかりづらいかもしれません。よろしかったら前作をお読みいただいた方が、より楽しんでいただけるかと思いますので、お時間の都合のつく方は、是非。時々予告なく残酷な表現が入りますので、苦手な方はお控えください。 *早速のお気に入り登録、しおり、エールをありがとうございます。とても励みになります。前作もお読みくださっている方々にも、多大なる感謝を! ※R5.7/23本編完結いたしました。たくさんの方々に支えられ、ここまで続けることが出来ました。本当にありがとうございます。ばんがいへんを数話投稿いたしますので、引き続きお付き合いくださるとありがたいです。この作品の前作が、お気に入り登録をしてくださった方が、ありがたいことに200を超えておりました。感謝を込めて、前作の方に一話、近日中にお届けいたします。よろしかったらお付き合いください。 ※R5.8/6ばんがいへん終了いたしました。長い間お付き合いくださり、また、たくさんのお気に入り登録、しおり、エールを、本当にありがとうございました。 ※R5.9/3お気に入り登録200になっていました。本当にありがとうございます(泣)。嬉しかったので、一話書いてみました。 ※R5.10/30らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。 ※R6.1/27美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛(前作) と、こちらの作品の間のお話し 美しく冷酷な公爵令息様の、狂おしい熱情に彩られた愛 始めました。お時間の都合のつく方は、是非ご一読くださると嬉しいです。
*らがまふぃん活動二周年記念として、R6.11/4に一話お届けいたします。少しでも楽しんでいただけますように。
【完結】夢見たものは…
伽羅
恋愛
公爵令嬢であるリリアーナは王太子アロイスが好きだったが、彼は恋愛関係にあった伯爵令嬢ルイーズを選んだ。
アロイスを諦めきれないまま、家の為に何処かに嫁がされるのを覚悟していたが、何故か父親はそれをしなかった。
そんな父親を訝しく思っていたが、アロイスの結婚から三年後、父親がある行動に出た。
「みそっかす銀狐(シルバーフォックス)、家族を探す旅に出る」で出てきたガヴェニャック王国の国王の側妃リリアーナの話を掘り下げてみました。
ハッピーエンドではありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる